屋蓋(おくがい)の下―夕べの稚内港北防波堤ドーム(2016.05.03)

稚内港北防波堤ドーム…現在視られるモノは、1970年代に再建されたモノということになる…

1930年代の創建時と、1970年代の再建時との最大の差異…

↓それは「灯りの有無」である…こうやって屋蓋の中が灯りで照らされている感じを視るのは、なかなかに好い…
Wakkanai in evening on MAY 03, 2016 (2)
↑現在のモノは、こうして灯りに浮かび上がるようになっているが、嘗てはこういう灯りは据えられていなかったのだ…

<新世界>の猫(2016.04.08)

大阪から神戸空港に出て北海道へ“帰国”の朝…滞在中に馴染んで親しんだ、通天閣の足下辺りということになる<新世界>界隈を散策した…

滞在していた宿の部屋でも、何やら「猫の声?」というものを聞く場面が在ったが…辺りには密かに猫達が存外に居た…

↓「おっちゃん!モデル料は高いで…何?!勝手に撮るんか?!ほな、あっち向いとこ…」という風情の、何となく可愛らしい猫…
'Shinsekai' area, Osaka in early morning on APR 08, 2016 (2)
posted by Charlie at 09:53Comment(0)大阪府

桜が咲いていた祇園白川(2016.04.06)

阪急の河原町駅から京阪の祇園四条駅の出入口へ通じる側へ出ると、“祇園”と呼ばれている界隈が近い…“祇園”と聞けば、京都に縁が深いでもない立場では、何となく「少し古風な建物が連なるような区画が在って、何となく艶めいたような雰囲気」を想像する…

↓祇園白川の辺りに至った…
Gion-Shirakawa, Kyoto on APR 06, 2016 (2)
↑少し古そうな建物が小さな川の辺りに並んでいて、桜が見事に咲いていた…

↓遠くに飛行機雲も見えるが…何か「京都の祇園」とでも聞いた場合に思い浮かべるような雰囲気だ…
Gion-Shirakawa, Kyoto on APR 06, 2016 (3)

この日…私自身の他にも、写真を撮っている人が朝から存外に多かった…
posted by Charlie at 07:48Comment(0)京都府

石橋記念公園の西田橋と桜島(2014.12.18)

城下町の鹿児島…天保年間に5本の石造アーチ橋を架け、橋は1990年代まで実際に利用されていた経過が在る。

150年間も利用された堅牢な石造アーチ橋であったが、河川の状況も大きく変わった中、水害で橋が損傷してしまった。5本の中の2本は流失という憂き目に遭ってしまった…

そうしたことから、貴重な石造アーチ橋を護って後世に伝えたいと、市内の石橋記念公園に3本の石造アーチ橋を移築するということになったのだそうだ…

↓その貴重な石造アーチ橋の一つ、西田橋である。背後に、「少し珍しい12月の雪」を被っている桜島が見える。何か「銭湯の壁画」を思わせないでもない…
Kagoshima on DEC 18, 2014 (10)
↑画の左側に門が設けられている。これは1990年代まで実際に道路で利用されていた際には撤去されていたモノで、この公園に橋を移築した際に再現した江戸時代に在ったモノである…

↓門から橋を眺めてみる…
Kagoshima on DEC 18, 2014 (9)
↑往時と場所は変わっているが、門から橋を覗いた時の型は変わらないことであろう…

この西田橋は、鶴丸城(鹿児島城)から城下町を経て各地域へ繋がる街道への道筋に相当する箇所に架っていたのだという。参勤交代で往来する島津侯の行列、将軍に輿入れした篤姫、島津斉彬侯の密命を帯びて方々を訪ねた西郷隆盛と、様々な史上の人物達が行き交った橋でも在る…

この場所…鹿児島市内の「一寸気に入っている場所」でもある…