↓(西)本願寺から然程遠くない静かなエリアなのだが、趣の在る古い建物も見受けられる場所だ…

↑こういう窓から、大きな歓声が漏れ聞こえる、幕末期辺りの賑わいを何となく想像してしまう…
↓この建物は<角屋>という店だったのだという…

↑残念ながら常時開いているでもない様子だが、中は“博物館”にもなっているらしい…
かの新選組がその勇名を高めて行く過程に在った、言わば“初期”の頃…蛮行を繰り返したとされる局長筆頭格の芹沢鴨は、この<角屋>でしたたかに呑み、屯所に引揚げた。そして、寝入ったところで襲撃を受けて斬殺されたと伝えられる…事件は、芹沢を排しようとする後に新選組の中心的な人物となる近藤勇や土方歳三らが、新撰組を後見する京都守護職の会津松平家の黙認、示唆の下に起こした暗殺だったと言われている…
京都の島原…幕末期の様々な挿話を想い起す雰囲気が在る場所だ…何となく気に入っている…