蒸気機関車 9643 (2016.07.19)

↓<札幌ビール園>の敷地の片隅に…「一部の鉄道好き」以外には余り知られていないようなのだが、蒸気機関車が静態保存されている…
'Sapporo Beer Garden' on JUL 19, 2016 (3)

↓北海道では広く活躍した、大正生まれの型である“9600”の一輛だ…
'Sapporo Beer Garden' on JUL 19, 2016 (4)

4丁目のスクランブル交差点辺りで擦れ違う「211」(内回り)と「248」(外回り)(2016.07.20)

札幌を離れて新千歳空港へ移動しようとしていた際…陣取っていた宿に近い資生館小学校前停留所から西4丁目停留所まで、“内回り”の「211」に乗車した…

↓4丁目交差点辺りを歩き始めて、振り返るとこういう光景に出くわした…
Tramcars at Sapporo on JUL 20, 2016 (5)
↑「西4丁目⇔狸小路⇔すすきの」の区間は、広い道路の両端に路面電車の軌道が設けられている。電車の擦れ違いの様子は、一寸ダイナミックだ…

「211」も「248」も“半世紀超”の稼働という、「札幌スタイル」というような独特な外観が好い…

北3条西6丁目―“赤煉瓦”(2016.07.19)

↓札幌駅に近い辺り…有名な“重要文化財”の建物だ…
The Former Hokkaido Local Gov. Bld. on JUL 19, 2016 (5)
↑北海道庁の旧庁舎である…

この庁舎は1888(明治21年)に竣工した建物である。当時としては、なかなかに豪華な煉瓦造の建築だった…

その後、火災で内部が傷み、約2年を要した復旧工事が行われて、永く庁舎として利用された。その際には、中央部の八角形のドーム状の構造物は撤去されていた。

やがて、現在も利用されている北海道庁の庁舎が出来上がり、1968年に「北海道100年」ということになった時、八角形のドームを再建し、創建時の姿を甦らせて保存することになった訳だ…

↓夏季には、手前にプランターのようなモノが据えられ、花が飾られる…
The Former Hokkaido Local Gov. Bld. on JUL 19, 2016 (7)
↑明治時代の雰囲気を伝える、典雅な建物でなかなかに好い…

↓“定時”周辺で仕事を済ませた人や、何やら戸外に出ている人が何となく多く、有名な建物の典雅な貌を愛でる旅行者も存外に多い夕刻にここへ立ち寄った…
The Former Hokkaido Local Gov. Bld. on JUL 19, 2016 (1)
↑夕刻の時間帯は、建物の背後の西寄りの空が色づくのだが…この時季の「ダラダラと途切れない夕刻」という具合の中では、「逆光気味」程度にしか見えない…

この建物…中には資料展示も幾分在って、時間が在る日中に立寄ると一寸面白い…

札幌もドンドン様子が変わっている街だが…こういう典雅な古い建物は大事に活用して頂きたいものだ…