京都・嵐山:天龍寺の曹源池庭園(そうげんちていえん)(2016.11.29)

“紅葉シーズン”というようなことで、物凄い人出であった嵐山界隈だが…名刹天龍寺も多くの来訪者で溢れていた…

天龍寺の曹源池庭園(そうげんちていえん)…天龍寺を開いたという夢窓国師が築かせた庭を起源とするモノであるという…夢窓国師が活躍した時代と言えば、概ね700年も昔のことだ…拝観券を求めて入ってみた…

↓曹源池を囲むように、或いは池の中に色々と配して在って、境内の建物の中等から僧達が眺めて色々と考えを巡らせる…というようなことで築かれた庭園なのであろうと思いながら、池の辺りを歩き回った…
Tenryu-ji Temple at Arashiyama, Kyoto on NOV 29, 2016 (3)
↑池には大きな鯉の群れが悠然と泳ぎ回っていた…

↓相当に永い間、大切に護られて来たであろう樹木や、手間を掛けて頻繁に整えているであろう砂地等、こういう庭では「全般の雰囲気」に加えて「ディーテール」にも強く惹かれる…
Tenryu-ji Temple at Arashiyama, Kyoto on NOV 29, 2016 (6)

私自身を含む拝観者を受容れる遥か以前から、数え切れない程に多くの人達が眺めたであろう庭園…そんなモノに触れられたことが、少し嬉しかった…
posted by Charlie at 03:00Comment(0)京都府

竹原:竹鶴夫妻の像(2016.11.23)

広島県竹原市には“町並み保存地区”が在り、地区内を散策するのはなかなかに愉しい…

↓竹原の“町並み保存地区”に、こんな銅像が在った。殆ど人物の実寸大と思える像だった…
Takehara on NOV 23, 2016 (11)
↑これはこの竹原出身の竹鶴政孝翁とリタ夫人の像である…

竹鶴翁は、北海道の余市に在る<ニッカウヰスキー>を起こしたことで知られているが、この竹原で醸造業を営んでいた一家の生まれである。

大阪の学校で醸造に関することを学び、大阪の会社で働いていた時、当時は余り詳しく知られていなかった「本格的なウィスキー造り」を学ぶ機会を得てスコットランドに渡った。スコットランドでリタ夫人とも巡り合い、共に帰国する…

その後、現在も続くサントリーの山崎蒸留所を起こす仕事に携わり、10年程経たところで「スコットランドにより近い環境でウィスキー造りに勤しむ」という夢を追い求め、北海道の余市に自身の蒸留所を起こした。ウィスキーは最初の製品を送り出すまでに年月を要することから、竹鶴翁は余市で収穫されるリンゴを使ったジュースを製造販売しながらその年月を繋ぐことを構想し、<大日本果汁>という社名を掲げた。この“日”と“果”を取って「ニッカ」という略称が登場し、それがウィスキーのブランド名になって行くのだ…

北海道ではなかなかに有名な竹鶴翁に、御自身の故郷で出会うことが出来たのは、少し嬉しかった。しかも、深く愛し合っていたという、リタ夫人と一緒の姿である。リタ夫人は竹鶴翁よりも先に他界してしまったが、竹鶴翁は「自分がリタに無用な苦労を掛けてしまったから先に逝ってしまった」と随分深く悲しんでいたと伝えられているそうだ…
posted by Charlie at 02:00Comment(0)広島県

未だ暗い西明石駅(2016.11.22)

「神戸市内 >> 福岡市内」の乗車券を手に、神戸の元町駅を早朝に出発した。日出が遅いこの時季…最初の乗換となった西明石駅も、早朝と言うよりも「夜の残滓」という空気感が色濃かった…

↓西明石駅には、一寸昔風な跨線橋が在って、ホームからホームの移動は階段を上がって橋を渡る。その際にこういう具合に、停車中の列車が綺麗に視える。意外に好きな光景だ…
Nishi-Akashi Station on NOV 22, 2016 (1)
↑左側が神戸から乗って来た列車で、早速大阪府の北寄りに位置する高槻市駅を目指して折り返すために乗客を迎え始めている…右側の列車は…正直、よく知らない行先のようだった…

私自身はここから画の右側へ更に進み、別のホームに下りて更に西を目指して進み続けた…

何か、朝のこういう暗めな時間帯には「これから始まる忙しい朝の予兆」といでも言うような、名状し悪い空気感が漂うものだ…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)兵庫県

倉敷駅に到着する115系電車(2016.11.22)

↓倉敷でこの列車に乗り、福山へ移動した…
Kurashiki Station on NOV 22, 2016 (6)
↑今般、山陽本線を東から西へ移動する中で、幾つかの形式の車輛に乗車したが…この「一部は内装も改めてある115系電車」が、何となく「山陽本線の“代表選手”」のようなイメージを抱く…

以前は、何種類か塗装のパターンが在ったように思うが…今般は画のような“単色塗装”のモノが多かったように思う…

近年は広島地区に新しい車輛が登場しているから、そう遠くない将来に、この115系電車を視る機会も少なくなるのかもしれない…そう思うと、何となくこの車輛に愛着のようなものが湧く…

posted by Charlie at 20:57Comment(0)岡山県

『往年の堺筋』―<大阪くらしの今昔館>(2016.12.01)

<大阪くらしの今昔館>では、『天保年間の大坂』の極一部を切り取って“実寸大”に再現した展示が最も人気が高いが…それだけではない。近代以降の、住宅地や町並み等に関しても、作り込んだ模型等を駆使して、判り易く、同時に詳しく解説しており、非常に興味深い。

↓それらの中で気に入った展示がこれ…
The Osaka Museum of Housing and Living on DEC 01, 2016 (7)
↑堺筋に路面電車が行き交っている感じが気に入った…因みに、<大阪くらしの今昔館>の最寄駅である天神橋筋六丁目駅が在る路線の名前が“堺筋線”だ…

↓上から視ると、こういう感じにジオラマが造り込まれている…
The Osaka Museum of Housing and Living on DEC 01, 2016 (5)

<大阪くらしの今昔館>の展示を一通り観て、「期待以上に面白い」と余韻に浸っていれば…入場の際にスタッフの方が言っていた「校外学習の小学生の団体」が賑やかに現れた…「潮時…」と退館したのだが、ここは再訪したい気がする場所だ…
posted by Charlie at 04:43Comment(0)大阪府

近鉄天理駅に停車中の8600系電車(2016.11.30)

近鉄の天理駅は路線の起点・終点なので“頭端式”(行き止まり)で軌道が並び、列車に乗降するためのホームが並んでいる…

↓乗客が出入りしている部分に屋根が掛けられ、車輛が停車する辺りには屋根が無い。その隙間から強めな光が射し込み、何か独特な「光と影」が生じていた…
Tenri Station (Kintetsu) on NOV 30, 2016 (2)
↑発着案内を視て、停車中の列車を利用すると大和西大寺駅へ出られると判った…

↓「普通 大和西大寺」と行先が掲出されている…この辺りでよく見掛けた車輛だ…
Tenri Station (Kintetsu) on NOV 30, 2016 (3)
↑この車輛は「8600系電車」といって、1973年から1979年に21編成が製造されたモノの1つだそうだ…これが製造された時代、「新造当初から冷房設備を備える」というのは、少し目新しいことであったようだ…

こういう私鉄の路線の起点・終点になる駅で、地上に在る駅は「独特な雰囲気」が感じられる…
posted by Charlie at 01:00Comment(0)奈良県

<C56 160>―<京都鉄道博物館>(2016.11.28)

↓車庫から出した状態で、扇形機関庫周囲に敷かれた特徴的な様子の軌道上で、射し込む晩秋の陽光に鈍い輝きを見せている蒸気機関車…
Kyoto Railway Museum on NOV 28, 2016 vol01 (29)
↑<京都鉄道博物館>に在る、動態保存の、実際に走行することが出来る蒸気機関車の1輛である<C56 160>だ。

何か「酷く懐かしい」という想いでこれを眺めていた…

<C56 160>は現在でも各地でイベント列車の客車を牽引している。最近は滋賀県内での<SL北びわこ>での出番が多い様子だが、<SLやまぐち>の出番も在るらしい…

私自身が小学5年生か6年生の頃だったと思う。蒸気機関車が一線を退いて暫く経ったというような時代だったが、<SLやまぐち>の運行が始まり、他にも各地で「蒸気機関車が客車を牽引」というイベント列車が運転されるようになった。

そんな頃…この<C56 160>が北海道に運ばれて来て、札幌・小樽間で客車を牽引した。当然、乗客も集めた。2人分の乗車券の入手が叶い、私は弟と2人で出掛けて札幌・小樽間で<C56 160>が牽引した列車に乗車し、そこから普通列車を乗り継いで最寄りの新札幌駅に引揚げた…そんなことが在ったのだ。

そういう「少年の日の想い出」の中に登場する蒸気機関車と再会出来たことを喜んだ…

↓向きが変わって、光の当り方が変わると見え方も変わる…
Kyoto Railway Museum on NOV 28, 2016 vol01 (30)

<C56形>は1935(昭和10)年から1939(昭和14)年に160輛製造されている。国鉄の前身である鉄道省向けの他、樺太向けの4輛と民間向けの1輛も在るという。

<C56形>は、タンク式である小型の<C12形>を基礎に、テンダーを備えて長距離の運転が叶うようにしたという蒸気機関車である。方々で広く活躍出来たのだが、「小型軽量でありながら長距離運転が可能」という特性が注目され、1941(昭和16)年11月頃に160輛在った中の90輛がタイやビルマに送り出された。戦時の輸送で活躍したが、激しい戦いの中で多くの機関車が失われている。一部、使用に耐える状態で残った機関車は、タイ国鉄が戦後長く運用していたという…

こうして考えると…機関車のようなモノにも“物語”が在ることに思い至る…そしてこうした機関車は、私自身の想い出のように、人々の“物語”の中でも輝いている…
posted by Charlie at 07:32Comment(0)京都府

『天保年間の大坂』―<大阪くらしの今昔館>(2016.12.01)

「住まいの歴史と文化」をテーマにした博物館…こういうように聞くと、例えば様々な時代の住宅の様式を紹介するとか、人々が日常的に使っていた道具を紹介するとか、町並みの変遷を紹介するというような展示でもある、ハッキリ行って「地味」な学習の場という雰囲気を想起する…

勝手にそんなことを想いながら、「住まいの歴史と文化」をテーマにした博物館であるという<大阪くらしの今昔館>を訪ねてみた…

地下鉄の天神橋筋六丁目駅から地上への出口の一つとなっているビルに、その<大阪くらしの今昔館>が入っている。それが判って、建物に足を踏み入れた…

1階のエレベーター辺りに<大阪くらしの今昔館>のスタッフと見受けられる方が居たので、見学希望である旨を伝えると、「御手数だが、地下一階のエレベーターに乗る場所で並んで頂いている」との話し…そして地下一階に行けば…なかなかの行列…

行列を差配しているスタッフの皆さん…ハングルやら中国語やらを操っている…英語も日本語も飛び交う…何か外国人旅行者等に非常に人気が高い様子が伺える…

そして行列に加わって、入場することになった際、スタッフの方が「後刻、小学生の団体が校外学習で来るので御了承願う」というような話しもしている。勝手に、やや「地味」な感じで、大阪の街の変遷を学ぶような雰囲気を思い描いていたが…多数の外国人旅行客が溢れて、子ども達の校外学習…「どういう所なのか?」と不思議に思えて来た…

↓“順路”の誘導に従って最初に入った辺りで眼前に拡がった光景である…
The Osaka Museum of Housing and Living on DEC 01, 2016
↑江戸時代の街だ!私の感覚では…“火付盗賊改”の追跡をかわそうとする盗賊団の一味が蠢いているとか…トランペットが印象的なBGMが流れて、悪人を襲撃しようとする“仕事人”がじっと息を潜めているとか…そういう時代劇の場面を思わず思い浮かべてしまう…

画の右上を視れば、ビルの中の広いフロアを使って、街並みを作り込んだことが判ってしまうが、何となく視る分には「江戸時代の街に迷い込んだ」ような気にさえなってしまう…

やがて…「大阪市がビルの9階に、天保年間言いますから、1830年代の大坂の町をこしらえはった…」と大阪の噺家によるナレーション―何とも言えない、口上のリズム感が気に入ってしまった…その場に佇んで、数回繰り返して聴いた…―が聞こえる…“天下の台所”と言われていたような、近世、江戸時代の様子を紹介する、それも“実寸大”に設えた町並みの一部を使ってというのが、ここの目玉展示な訳だ…

↓表も裏も、手を抜かずに丁寧に再現している…
The Osaka Museum of Housing and Living on DEC 01, 2016
↑「映画のセットのようだ」とも思うが、映画では「写らない場所は何もしていない…」こともあるらしいから、これは或いは「映画のセット“以上”」である。建物の内部も、本当に「らしい」感じに設えられ、当時の日用品を模したモノが確り配置されている…

↓挙句の果てに、「屋根の上の猫達」まで作り込んでいる…
The Osaka Museum of Housing and Living on DEC 01, 2016 (2)
↑因みに、この場所に本物の生きている猫を放すと、狭いところにドンドン入り込んでしまって、ややこしいことになりそうだ…その位「リアル」な感じに町並みが設えられている…

こういう作り込んだ「天保年間の大坂」だが…この中を「着物に着替えて歩き回る」ということをやっている…「天保年間を疑似体験」という訳だ…これが外国人旅行者に大人気であるようで、天保年間も既に多くの人口を擁していた大坂と同じように、展示の中には大勢の着物の来訪者が溢れていた…

<大阪くらしの今昔館>は住宅や町並みの変遷を学ぶことが出来る場だが、同時に「昔の日本??」を疑似体験出来る、或る種の“テーマパーク”でもあると思った。そしてここは「市立の文化施設、学習施設」なので、入場料は非常に手頃なものである…着いた時に一寸驚いた行列の理由が判った気がする…

交通至便、愉しくて料金が手頃…意外に好い場所だ…
posted by Charlie at 01:00Comment(0)大阪府

淡路駅で待機中の阪急7300系電車(2016.11.28)

大阪市営地下鉄の堺筋線は、阪急の千里線と直通運転している。千里線は京都本線の支線で、淡路で乗り換えて京都本線の列車を利用すると京都市内の河原町駅までの区間に行くことが出来る…

↓大阪市営地下鉄の堺筋線にも阪急の車輛が走っているが、朝早くにそれに乗って、淡路に着く頃には「京都河原町方面は御乗換えです」の案内が在り、下車した手前に画のように列車が待機している…
Awaji Station on NOV 28, 2016
↑朝早くの時間帯は、少し後の優等列車に追い抜かれることなく、淡々と普通列車が走って河原町までの軌道を進む…停車している車輛は、1982年から1987年に製造されたという7300系電車だ。神戸線や宝塚線で用いられる、やや製造が先行していた7000系と並行して製造されていた京都線仕様の車輛とのことだ…

4月にも機会が在ったが、11月にも阪急の千里線と直通運転の地下鉄に乗車し、淡路駅で乗り換えて阪急の列車で京都に入るという機会が在った…そういう訳で「多少、馴染み…」になったので、この阪急京都線の列車や駅に親近感を抱いた訳だが…気になったのは「淡路駅は何処の市町村なのか?」という些末なことだった…調べると、大阪市東淀川区に在る駅だった…阪急京都線は、この淡路の先、大阪市東淀川区を走り続け、大阪府北部の各市を抜け、京都府に入って長岡京市、向日市を経て京都市内に入って行く…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)大阪府

京都・梅小路公園:<市電カフェ>(2016.11.28)

京都駅からやや西寄りに進んだ辺りに梅小路公園が在る。<京都水族館>や<京都鉄道博物館>という人気施設と連接している「街の公園」で、散策路や庭園風な広場が整備されている。

↓その梅小路公園の一隅に、何やら路面電車が並んでいる場所が在る…
Tramcars at Umekoji Park, Kyoto on NOV 28, 2016 (2)
↑正面に見えている2輛の奥にも電車が在る…

京都では「全国初」という型で路面電車が登場し、京都市営交通による“市電”が永く街を縦横に走り回っていたが、「時代の波」の故に退場してしまって久しい…その市電が公園内に並べられている…

画の右側は、市電を含めた鉄道グッズの店だ。左側は<市電カフェ>という店である。カフェなら、一息入れるのに好適であると考え、中に入ってみた…

↓<市電カフェ>の店内である…車輛に木製の内装が使用されていた時代のモノの雰囲気である…知っている範囲の車輛では…昭和3年製造という阪堺の161形を想い起す感じだ…
Tramcars at Umekoji Park, Kyoto on NOV 28, 2016 (3)
↑右側は座席を取り払ってスタンドのカウンターになっている。左側は座席が残り、小ぶりな丸テーブルが据えられている。スツールも幾分在った。奥の運転台は飲物や料理を提供するためのスペースになっていてスタッフが居る。画に写っていない、背後の運転台側は冷暖房器具が据え付けられていた…

↓素敵な内装を視て楽しんだ後…伏見の日本酒メーカーが手掛けたという<京都麦酒>というビールを頂いた…
Tramcars at Umekoji Park, Kyoto on NOV 28, 2016 (5)

京都の市電は、京都から退いた後に一部車輛が広島電鉄に譲られ、現在でもそれらは広島で「京都の名所に因む愛称」を与えられて活躍を続けているが…こうして京都で、綺麗な型で再利用されている京都市電に出逢えるのは一寸愉しい…
posted by Charlie at 11:10Comment(0)京都府

京都・嵐山:天龍寺辺りの竹林(2016.11.29)

「植物を観る」ということに高い関心が在るでもないのだが…それでも出先で、地元には無い種類の植物が在る風景を視ることは愉しいと思う…

↓こういう竹林…地元の北海道では、多分無いモノだ…
Tenryu-ji Temple at Arashiyama, Kyoto on NOV 29, 2016 (12)
↑思わず注目してしまう…

↓伸びている竹と笹で暗い影が出来ている所に、そうしたモノの“隙間”から光が漏れ、「独特な雰囲気」が醸し出される…
Tenryu-ji Temple at Arashiyama, Kyoto on NOV 29, 2016 (13)

こういう「見慣れない空間」に出くわすことが非常に愉しく、何時も「また何処かへ…」と考えてしまう…
posted by Charlie at 03:00Comment(0)京都府

早朝の太宰府天満宮(2016.11.26)

“有名観光地”という範疇に入る場所…或いはそういう範疇を外れる場所でも同じことかもしれないが、「早朝に散策をする」というのは、なかなかに好いように思う。

今般、博多駅に辿り着き、予定に従って関西方面へ引揚げる段取りとして「翌日の夕方にフェリーで移動」ということになった時、博多駅から然程の距離でも―20分前後で到達出来る…最初から快速なら15分だ…―ないJR二日市駅近くに宿を取ることになった時、「そう言えば太宰府天満宮…」と思い出した訳だ…

↓「始発の電車」という程でもない時間帯に移動して、午前7時前に太宰府天満宮に着くと、既に開門しているが、未だ灯りが残っている…
Dazaifu Tenmangu Shrine in morning on NOV 26, 2016 (1)
↑或いは「こんな時季ならでは」かもしれない…

↓境内を進んで行くが…何か「貸切」に近いような按配である…
Dazaifu Tenmangu Shrine in morning on NOV 26, 2016 (4)

↓大勢の参拝者、来訪者が居ない光景…何か非常に厳かな気分になる…
Dazaifu Tenmangu Shrine in morning on NOV 26, 2016 (6)

↓太宰府天満宮の境内には、大きな樟も見受けられた…
Dazaifu Tenmangu Shrine in morning on NOV 26, 2016 (9)

実はこの太宰府天満宮に立寄ったのは2回目だ…前回は雨天だった…今般は晴天だった…ここも機会が在れば、何度でも寄ってみたい雰囲気が在る…
posted by Charlie at 03:00Comment(0)福岡県

神戸のポートライナー:後方展望(2016.12.02)

北海道への“帰国”に向け、神戸空港へ移動する際、ポートライナーに乗車した。そして「間も無く離れる…」ということになる神戸の街や港がよく視える、列車の最後尾に陣取った…

↓三宮駅を出て暫くは、「ビルの谷間」というような場所に軌道が設けられている…
Kobe Port Liner on DEC 02, 2016 (3)
↑好天だったこの日は、光と影の対比が鮮やかに思えた…

↓やがてビルの群れが少し遠めになる…
Kobe Port Liner on DEC 02, 2016 (5)

↓橋を越え、港の中のような光景が拡がって来る…
Kobe Port Liner on DEC 02, 2016 (6)

↓カーブやストレートと、軌道は複雑な線を描きながら神戸空港の側へ延びている…
Kobe Port Liner on DEC 02, 2016 (8)

↓去り際に、神戸の街から「また寄ってや…」と見送りでも受けたような気分になる青空が拡がっていた…
Kobe Port Liner on DEC 02, 2016 (10)

こういう様子を視ながら、何か非常に「名残惜しい…」という気分になると同時に…「きっと、またここへ…」というようなことを考えていた…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)兵庫県

新千歳空港の駐機場(2016.12.02)

新千歳空港に到着し、ターミナルの到着エリアに出るための通路へ入った辺り…

↓こういう具合に、乗って来た飛行機の姿が視える場所が在る。陽が落ちてしまった後の時間帯の場合、滑走路で点いている各種の誘導灯や信号灯が「暗い銀河に輝く星々」というようにも見えて、何時も美しいと思う…暗い中でも、荷物の積み下ろしやメンテナンスの必要な作業を行う人や車輛が動き回っている様子も伺える…こういう輸送手段は、有難いことに、実に多くの人達に支えられている訳だ…
New Chitose AP on DEC 02, 2016 (3)
↑この飛行機を下りて直ぐ辺りの場所で、何となく足を停めて、こうやって写真を撮ってみるようなことが時々在る…

今般は神戸を出発した。神戸から日本海側へ抜けながら北上して、こうして無事に新千歳空港に下りた…安堵感を感じ、運んでくれた飛行機に感謝という気持ちも湧き起こるが…またこういう飛行機で、何処かへ出掛けたいという気持ちが、早速に湧き起こってしまう場合も多い…

それにしても…こうやって新千歳空港に着いてから後の一週間…妙に「速い」感じだった…

大阪・桜川:夜の<桜堂>(2016.11.30)

↓滞在した宿の近くで「何でも構わないから手軽に食事を…」と歩いていて行き当たり、気に入ったので滞在中に三度も寄った店の辺り…(<桜堂>の「ネギ牛すじカレー」が素晴らしかった!!)
Sakuragawa, Osaka in evening on NOV 30, 2016 (1)
↑店舗前の自販機を利用しようとしている人がシルエットになって、周囲の電飾看板の灯りに浮かんでいる雰囲気が、何となく好い…
posted by Charlie at 21:02Comment(0)大阪府

若干のレイアウト変更…

ブログのレイアウトを若干変更した。

中央に記事を載せる“3列組”の型は変えていない…

左側のカレンダーの下に「最近の記事」を載せることにした。「最近の記事」は、表示される記事件数を増やしたのだ。

右側には、写真撮影地(原則的に都道府県)を基準として記事を分類した「カテゴリ」、関係のキーワードで記事に付けたタグ(付けていない記事も在る…)で分類する「タグクラウド」、各記事に掲載された写真の一部が表示される「ブログ村パーツ」、月毎の掲載記事が見られるようになっている「アーカイブ」、閲覧された記事を示す「人気記事」というようなモノを入れた。

11月下旬以来、「出先の写真」を使った記事を順次掲載している。写真や話題が少し豊富になった<大阪府>のカテゴリの記事件数が、これまで少し記事が多かった<サハリン州><北海道/札幌>の件数を超えた…

また「カテゴリ」に、<岡山県><山口県>を新設した。今般、両県に立寄って写真を撮る機会が在ったからに他ならない。山口県岩国市内で撮影した画の記事「ライトアップされた錦帯橋」が殊更に気に入っている…

時にはこうしたレイアウト変更も行うかもしれないが、原則的には淡々とモノクロ写真を使った記事を公開し続けることになる…

大阪城天守閣(2016.12.01)

大阪に入った日に、<大阪歴史博物館>の窓から大阪城天守閣の姿を視たことが切っ掛けで、「久し振りに間近な辺りで視たい…」と思うようになった…

地下鉄の1日乗車券を手に大阪市内を巡っていた中、午後に至って大坂城へ足を向けた…多少、日が傾いているような時間帯に現地に到着である…

↓こういう「真正面」に大阪城天守閣が視えるような位置に立った頃…天守閣の入場券は発売が終了で、開館時間の終盤に入った人達が出て行くのを待つだけという状態になっていた…
Osaka Castle on DEC 01, 2016 (7)

↓この大きな天守閣…何となく“斜光”の中で仰ぎ見るような按配が似合うような気がしている…
Osaka Castle on DEC 01, 2016 (4)

この日は、この大阪城天守閣を眺めている間に日没時間帯に入り、薄暗くなる中で大阪城公園内を歩いて、大阪ビジネスパーク駅から地下鉄に乗車して宿へ引揚げた…
posted by Charlie at 06:53Comment(0)大阪府

『建設中の大阪城天守閣』と現在の大阪城天守閣(2016.11.27)

神戸港に上陸して大阪に辿り着いた日…戸外を歩き回り悪い、やや強めな雨だった…少し考えて<大阪歴史博物館>を訪ねてみた…

<大阪歴史博物館>は、“難波宮”の古代、“天下の台所”の近世、“大大阪”の近代というような柱建てで、大阪の街の推移等を学ぶことが出来る場で、なかなかに興味深かった。中での写真撮影等は、特段に制限は見受けられなかった…

その<大阪歴史博物館>で一寸注目してしまったのは…

↓こんな写真である…
Osaka Museum of History on NOV 27, 2016 (21)
↑大きな建物の骨組み…周辺の足場…建築工事?大勢の関係者も居る…

これは、現在御馴染な大阪城天守閣を1931(昭和6)年に建てている場面だ…“知識”としては承知していたが、こうやって「現場写真」を視るのは、何やら新鮮だ…

<大阪歴史博物館>はビルの上層階を展示スペースとし、最初に上階に上って、順次下りながら展示を見学するようになっている。その階段通路辺りの窓から、大坂城天守閣が視える…

↓こういう具合に視えるのだ
Osaka Museum of History on NOV 27, 2016 (4)

<大阪歴史博物館>では、御馴染の現在の大阪城天守閣と、それを建てていた時の様子を一度に視ることが出来る…ということになる…

雨を気にせずに愉しい展示が観られる博物館…なかなかに好いものだ…
posted by Charlie at 06:49Comment(0)大阪府

奈良:<大仏バーガー>(2016.11.30)

近鉄奈良駅を出て直ぐ辺りに<ひがしむき商店街>という場所が在って、食事を摂ったり、珈琲を愉しめるような飲食店や、土産にもなりそうなモノを色々と売っている店が集まっている場所が在る。

この<ひがしむき商店街>に、近年何度か立寄った奈良で、少し気に入ったカフェが在る…

↓フロアの一隅が仕切られていて、こういう雰囲気の、灰皿も在って居心地の好い一画が設けられている店だ…
at a cafe near Nara Station on NOV 30, 2016 (1)

旅に出ると、後から振り返って少々呆れる程度に歩く性分なので、出先に「居心地の好い一画も在るカフェ」というのは大変に有難いのだが…この店に関しては「奈良に寄ったら…出来ればアレ!」という、一寸気に入っているメニューが在る…

↓それがこの<大仏バーガー>だ。ボリュームが在って美味い!
at a cafe near Nara Station on NOV 30, 2016 (2)
↑「奈良に在る凄く大きなモノ」ということで“大仏”と命名したのであろうが、中身は奈良県内の養豚場から来ているというポークのハンバーグと季節の野菜である。やや和風に寄った味のソースが掛かっていて、肉や野菜がなかなかに合う…ベーコンや蕩けているチーズも非常に好い!

実はこれと初めて出くわしたのは昨年の10月で…今年4月は売切れで再会を果たせず…今般は漸く再会が叶った!
posted by Charlie at 06:43Comment(0)奈良県

小倉駅の「メーテルと鉄郎」(2016.11.26)

↓小倉駅の新幹線口(北口)のベンチにメーテルが腰掛けている…そして脇に鉄郎も佇む…
my favourite at Kokura Station on NOV 26, 2016
↑漫画、アニメの『銀河鉄道999』の劇中人物を模った像である…

『銀河鉄道999』は“列車”と呼ばれ、線路のような決められた軌道を航行する宇宙船で人々が宇宙の星々を巡る旅をしているという世界の物語だ…鉄郎はメーテルと共に、<999>という“列車”で宇宙を旅することになる…

そういう作品のキャラクターが鉄道駅に!!何か酷く気が利いていると思う。様々な場所を巡っている鉄郎とメーテルは、小倉駅にも立ち寄っているのか?何かで小倉駅に寄るような機会が在ると、このベンチを視たくなる…

ところで…ここに彼らが居るのは、作者の松本零士が北九州市の出身で、近くに彼の名を冠した漫画図書館が在るからだと聞いたが…その漫画図書館に立寄ったことは無い…
posted by Charlie at 04:00Comment(0)福岡県

竹原駅の105系電車(2016.11.23)

“呉線”というのは、広島県の三原駅と海田市駅との間を、呉を経て結ぶ路線である。呉駅以西を行き交う列車は、海田市駅の少し先に在る、地域の中核的な駅となっている広島駅に乗り入れている列車ばかりだ…

呉線の西寄りな側は、「広島都市圏」に完全に入っている感じで、列車運行本数は多いが…

↓東寄りな側になる竹原駅辺りでは、多少運行本数が少なめな時間帯も見受けられる…
Takehara Station on NOV 23, 2016 (3)
↑実は西へ向かおうと駅に辿り着き、列車が出たばかりの時間帯で、次まで1時間以上待つ羽目になった…急ぐ旅でもなく、近隣に喫茶店を見付けて一息入れていたのだった…

↓気を取り直して、列車が出る時間帯に竹原駅へ…何か味わいの在る、2輛運行の電車が現れた…
Takehara Station on NOV 23, 2016 (4)
↑広駅へ向かう列車だ。広は、何となく呉線の東側と西側とが分けられる境界のように見えた駅だが…

↓乗車した車輛は105系電車だ。
Takehara Station on NOV 23, 2016 (5)
↑国鉄時代の1981年に登場した車輛で、直流電化区間に対応した電車である。JR東日本とJR西日本が継承しているが、JR東日本では既に運用していない。現在ではJR西日本の各区間で活躍しているものが見られるばかりなのだという。

この105系は、1980年頃の時点で、地方の電化区間では1950年代に初登場したような旧型車が多く残っていたことを受けて、それらを更新する目的で開発製造されたものであるという。が、こちらも現在では「一寸…古い…」という感じに既になって来ている…

「広島都市圏」では、新しい車輛も登場し始めている他方、こういう「一寸、古い…」もマダマダ見受けられた。どちらも、それぞれに好いと思う…

posted by Charlie at 03:00Comment(0)広島県

今津駅(2016.11.29)

阪神と阪急の路線は、大阪(梅田)と神戸(三宮)とを結んで、各々に東西に延びている。南北に、存外に隙間が在る…

西宮市内に今津駅が在るのだが、この辺りは阪神と阪急との南北の隙間がやや狭い…恐らくそういう事情だったのだと思うが、今津駅には南北に両社の駅を結ぶ阪急の今津線というモノも在る…

↓阪神の列車で、西宮から今津へ到着…
Imazu Station on NOV 29, 2016 (3)
↑“乗換”の駅では、快速や急行のような優等列車が停車しそうなものだが…今津駅では、そういう優等列車の停車は見掛けなかった…「今津へ行きたいが…」と普通列車(各駅停車)を待つ感じだった…

↓阪神の駅のホームから外が見える…
Imazu Station on NOV 29, 2016 (4)
↑東西に延びている阪神の軌道に対して“直角”な向きで軌道が敷設されている阪急の今津線の駅が見える…

↓阪神の改札を出て、通路を一寸進んで、阪急の改札を潜ると、阪急の車輛が乗客を待ち受けていた…
Imazu Station (Hankyu) on NOV 29, 2016
↑ツートンカラーの阪神の車輛に対し、阪急は単色の車輛…双方の雰囲気はかなり異なる…

阪急の今津線は、「今津 <<>> 阪神国道 <<>> 西宮北口」と「僅かに三駅」の路線なのだ…4輛編成の電車が2編成見受けられ、一定の間隔で今津・西宮北口間を往来しているようだった…

西宮北口駅まで行けば、何か「西宮市内での阪急の拠点駅」という感じで、列車が発着するホームも多く、優等列車も停車していて、多くの乗客が集まっていた。対して…今津駅は静かだ…

実は、この西宮市内の静かな駅同士で結ばれる阪神と阪急に関しては「両社の路線に乗り放題」という1日乗車券が在って、一寸面白そうなので利用してみたのだった…そんな中で、この今津駅に出くわした…
posted by Charlie at 01:00Comment(0)兵庫県

西鉄二日市駅に揃った各列車(2016.11.26)

福岡県内…福岡市のやや南西に筑紫野市が在り、古くからの温泉も在る二日市が在る。この二日市は、福岡からも然程遠くないのだが、有名な太宰府天満宮に近い…

二日市の宿に滞在し、迎えた早朝…「一寸、朝の散策…」と太宰府天満宮を訪ねてしまった…

滞在した宿はJR二日市駅に近かった。この駅から数分歩くと、西鉄の紫駅に至る。紫駅から、西鉄二日市駅に一駅で、そこからは太宰府駅へ向かうと太宰府天満宮は直ぐ傍だ。

↓そうやって太宰府天満宮を訪ねて引揚げる途次…通勤通学の乗客が増え始めて来るような時間帯に、西鉄二日市駅で見掛けた光景…
Nishitetsu Futsukaici Station in morning on NOV 26, 2016 (8)
↑左側は西鉄福岡(天神)・大牟田間の特急で、沿線の柳川をイメージしたラッピングが施されている。真中は以前から各種の列車に用いられている車輛…右側には各種の列車に用いられている新しい車輛…何か「西鉄の広告か?」というような風でさえある…

極々短い西鉄の列車への乗車だったが…何となく愉しかった。乗車の際には、手持ちの<ICOCA>を利用可能だった…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)福岡県

通天閣の“真下”(2016.12.01)

↓通天閣の真下を通ると…何やらチカチカと華々しい色の気配を感じて見上げてみた…
'SHINSEKAI' area, Osaka on DEC 01, 2016 (4)
↑なかなかに見事な画が描かれている…

暫し見入ってしまったが…この画の詳しいことがよく判らない…とは言え、こういう画は「何か好いなぁ…」とでも思いながら眺めていれば好いのだろうが…
posted by Charlie at 17:59Comment(0)大阪府

行基の像を戴く噴水(2016.11.30)

↓地下に在る近鉄奈良駅から地上に上り、<ひがしむき商店街>に向かう辺りに銅像を頂く噴水が在る…
Nara on NOV 30, 2016 (1)
↑銅像は…僧侶である…奈良に着いていきなり「妙に“奈良”らしい…」と思ってしまう…

この僧侶は行基(668年―749年)である。実在した人物である…

行基は民衆に広く仏教の教えを説き、仏教の大衆化傾向を嫌った朝廷から弾圧を受けたこともあるというが、大衆の指導者となって寺院建立や開墾等、数多の建設事業を指導した。民衆の中で活動して敬愛された人物として知られる。晩年は“大僧正”となって、「最高位の僧侶」として処遇され、聖武天皇に招聘を受けて大仏造立を指導したという…

近鉄奈良駅に着くと、こういう偉い御坊様が迎えてくれることになる…ここは何時も人通りが絶えない感じだが…と言って「奈良駅の“行基”の所で!」と待ち合わせをしている風な人は余り見掛けない…尤も「イマドキの流儀」というのは、「今、○○駅に着いたよ!何処?」と「とりあえず携帯電話」であって、「○日X時に△△」と約束するのは流行らないのかもしれないが…
posted by Charlie at 17:49Comment(0)奈良県

春日大社の手水場(2016.11.30)

奈良公園の鹿は春日大社との関連で永く大切にされているものであるというが…

↓春日大社の境内に入って行く辺りに大きな鹿の像が在る…
Kasuga Taisya Shrine, Nara on NOV 30, 2016  (1)
↑手水場だ…手や口を洗うための水が、鹿が咥えている枝のようなモノから出ている…

春日大社のこの辺りには何度か寄ったような記憶が在るが…不覚にもこれまで気付かず、今般初めて気付いたのだった…
posted by Charlie at 06:54Comment(0)奈良県

通天閣の上からの眺望(2016.12.01)

通天閣は「展望塔」である。頂上部に設けられた展望室にエレベータで上って、眺望を愉しむ場所だ…

改めて妙なことを言い出しているような感だが…思えば随分以前に展望室に上った記憶は在るものの、永く上からの眺望を愉しんだ経過が無かった…今般、大阪市営地下鉄の1日乗車券を利用して動き回ったが、この券は「提示すると施設入場料の割引」というようなサービスも在る。通天閣もその対象だ。ということで…やや「セコい」かもしれないが、その割引とやらが背中を押してくれた型となり、通天閣に上ってみた…

↓大きなフグ等、華々しい看板越しに通天閣を見上げる側を見下ろしている…
views from 'TSUTENKAKU' tower on DEC 01, 2016 (7)
↑4月に利用したことも在る<ワールドスパ>が真正面に在る…通の行き当たった場所が<ワールドスパ>の建物の階段と通路で、そこを抜けると反対側の通に出られる…

↓こちらは<通天閣本通商店街>の側を見下ろした感じだ。商店街の部分は、タイル張りの路面になっているのが判る。
views from 'TSUTENKAKU' tower on DEC 01, 2016 (10)
↑タイル張りが途切れるような、<通天閣本通商店街>の文字が配された、通を横切るアーチ型看板の下辺りが、地下鉄恵美須町駅の出入口だ…

↓天王寺公園の方角だ…
views from 'TSUTENKAKU' tower on DEC 01, 2016 (1)
↑天王寺動物園の様子が眼下に伺え、公園内に在る美術館の立派な建物も見えるのだが、圧倒的な存在感を放つのは<あべのハルカス>である…

↓画でも<あべのハルカス>の足下に見えている天王寺駅の周辺等で見上げるのとは、少し違った感じがする<あべのハルカス>だ…
views from 'TSUTENKAKU' tower on DEC 01, 2016 (4)
↑見上げる?確かに多少見上げてはいるが、寧ろ対面している感じだ…

↓こちらは大阪城の天守閣が在る方角だが…大坂城はビルの陰でやや判り難い…
views from 'TSUTENKAKU' tower on DEC 01, 2016 (16)

↓本当の足下を見ると、こういう按配に見えて「やや気持ち悪い…」場合もあるのかもしれない…
views from 'TSUTENKAKU' tower on DEC 01, 2016 (5)

少なくとも、<あべのハルカス>は以前にここへ上がった時には無かった…何年かに一度でも、こういう高い所の眺望を愉しむと、街の移ろいが判って興味深いかもしれない…
posted by Charlie at 04:00Comment(0)大阪府

阪急の梅田駅(2016.11.27)

フェリー<やまと>が瀬戸内海の航海を終えて神戸に着いた後、下船後に出るバスで阪急の御影駅に向かい、阪急の列車に乗車した…隣の岡本駅で特急に乗換え、西宮北口駅で最初に乗っていた普通列車を追い越し、列車は梅田駅に到着した…

↓列車の後尾側に乗車していたが…到着するとこういう様子が視られる…
Umeda Station (Hankyu) on NOV 27, 2016 (1)
↑新旧交じっても、基本的に同一色が基調の各車輛による列車が整然と9本の軌道に並ぶ…

何度か視ている光景だが…阪急の路線網の“ハブ”となる駅の感じ…何時も「典雅な外観…」と感心してしまう…
posted by Charlie at 01:00Comment(0)大阪府

門司港駅に停車中の817系電車3000番台(2016.11.26)

↓門司港駅で乗客を迎えて待機中の博多行普通列車である…何か「ピカピカな新車!」という雰囲気の列車で、少し見入ってしまった…
Moji-ko Station on NOV 26, 2016 (8)
↑モノクロ写真が妙に似合う感じな車輛だが、正面が黒系で、側面が真っ白という配色である…モノクロの配色なのだ…3輛ユニットのモノを2つ組み合わせて6輛編成の列車となっている…

これは817系3000番台という車輛である。817系は2001年から活躍―21世紀の車輛だ!!―しているシリーズであるが、3000番台は鹿児島本線で古くなっていた車輛を置き換えるため、更に混雑対応としてロングシート方式を採用した車輛で2012年から登場している。或る意味で最新の車輛だ…

この817系3000番台は、他の形式の3輛ユニットと連結した型でも運用されているようだが、今般出くわしたのは817系3000番台のユニットを2つ連結した状態で、何か非常に美しかった…

この車輛に関して、これまでは福岡県内等で見掛けるだけだったが、今回はこれに乗車する機会を設けることが出来た…それが好かった他方…九州各所を巡ることを諦めたことから、何となく気に入っている2輛運行の817系に乗車する機会は設けられなかった…そちらは是非、機会が在れば“次”に…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)福岡県

奈良:猿沢池と興福寺五重塔(2016.11.30)

↓興福寺に近い猿沢池の畔…眺めが何となく気に入って、暫く辺りを歩いたり、座ることの出来る場所で休みながら過ごしていた…
Kofuku-ji Temple and the area on NOV 30, 2016 (3)
↑興福寺の五重塔が少し高台になる場所に在って、静かな池の水面に映り込む様子が好かった…

↓水面を注視すると…こういう具合に五重塔が逆様になって揺らいでいる…
Kofuku-ji Temple and the area on NOV 30, 2016 (4)

実はこの辺りも、何度も通過しているが、こうやってゆったりと景色を眺めたのは初めてだ…今般の旅では「通り過ぎてしまっていたモノを改めて発見」という場面が多かったかもしれない…だからこそ、「時には…」と何処かへ出てみたくなる…
posted by Charlie at 00:00Comment(0)奈良県