奈良県天理市に在る石上神宮(いそのかみじんぐう)…「最古の神社」の一つと考えられる存在であり、大和朝廷で軍事関係部門を司って活躍したという物部氏が“氏神”にしていたと伝わる…
近鉄やJRの天理駅から、石上神宮までは歩けば片道30分弱だ。バス路線も在るが、「1日に数本」なので、然程実用的でもない…そこで「片道30分程度なら許容範囲」と徒歩で訪ねてみることにした。道程の半分程度は、屋根が架かって、車輛の進入が制限されている商店街の中なので、意外に歩き易い。
石上神宮に辿り着いてみれば…古くから祀られている神々の霊力のようなモノを秘めているかのような森が在る場所に境内が開けている感じだ…少し厳かな気分になるのだが…
↓「白っぽいモノ」が足下を蠢いたのに目を奪われ、「面妖な…」と動いたモノを眼で追うと、下記のような様子が…
↑鶏だ!?
↓白いモノばかりではなく、色々な種類の鶏が見受けられた…
↓この鶏は、妙に元気に「コケコッコー」と鳴き声を上げていた…
↓この鶏は、一際身体が大きく、随分勢いよく辺りを動き回っていた…
石上神宮では40年程前に鶏の奉納を受け、爾来概ね計30羽程度の鶏が代を重ねて境内に居るというのだ…「暁に時を告げる」として神聖視されていた一面もある鶏である…関係者や訪れる人達に可愛がられている、石上神宮の人気者であるようだ…
↓これは確か?“烏骨鶏”(うこっけい)という、少し珍しい種類の鶏だった…
古から尊崇を集めている「最古の神社」の一つであるという空間で、大切に可愛がられている鶏達に出逢う…何か面白かった…