一勝地駅に停車中の<SL人吉>(2015.10.23)

私は、興味の在る列車に関しては「走る勇姿を眺めたい」というのと「乗車したい」というのを同時に思ってしまう方なのだが…これを両立させるのは難しい…

しかし…<SL人吉>は各停車駅での停車がやや長い…そうなると「乗車したい」という想いを叶えると同時に、停車中ではあっても「勇姿を眺めたい」の想いも叶う。

↓「人吉までもう一息…」という辺りの一勝地駅で列車は少し停車する…
'SL HITOYOSHI' at Isshochi Station on OCT 23, 2015 (3)
↑蒸気機関車の場合、駅で停車中であっても、蒸気や煙が出て「メカが呼吸している?」という感じが面白い…

最近、カラーのHDR画を整理して“フォトブック”を作成する機会が在り、何冊か作ったが、中に京都鉄道博物館で撮った蒸気機関車の画が多く含まれるモノが在った。そういうモノを視ていると…この<SL人吉>が酷く懐かしく思えたのである…そんな時のためにも…時々思い出して眺められるような写真を撮っておくことは、存外に大切なような気がする…
posted by Charlie at 06:29Comment(0)熊本県

札幌駅:721系電車と733系電車(2017.01.01)

「最近の札幌駅の感じ」とでも言われると…

↓こういう感じを思い浮かべる…少し前まで、何となく落ち着かない感じがしたが、最近は「札幌辺りに居る…」と感じて落ち着けるようになって来た光景だ…
Sapporo Station on JAN 01, 2016 (1)
↑右が721系電車で、左が733系電車…札幌近郊を走る列車の多くが、こういう車輛で運行されるようになっている…

721系は3つの扉の中に仕切り壁が在って、そこに扉が設けられ、何やら車内が「2つの部屋を組み合わせた」かのような具合になっていて、座席はクロスシートだ…

733系は仕切りや段差が無い車内でロングシート…少し長く停車するような場面で「扉横のボタンを押して開閉」ということになる場合も在る。少し新しい車輛だ…この733系電車…“ヘッドマーク”というのでもないが、<北海道新幹線>の広告を掲出している…

札幌近郊は、この733系のような新しい車輛が現れるが…北海道内のもっとローカルな感じの路線では、多少年季の入った「国鉄時代以来」が多い…

美瑛:雪原に点在する木々(2017.01.07)

美瑛のような場所を歩き回ってみると、特段に知られているという程でもないような場所で、思いも掛けずに「こういう感じ…好いなぁ…」という風景に出逢えることが在る。そういう場合に、一人で勝手に歩き回っている分には、不意に足を停めて景色を眺めてみたり、写真を撮ってみることが出来る…そういうのが、近年は妙に気に入っている…

↓これは「ぐるりと廻る」ようにという感じで<マイルドセブンの丘>を目指して歩いていた場面で出会った様子だ…
at Biei on JAN 07, 2017 (7)
↑今季の美瑛は「積雪がやや少ない?」という観方も在るらしい。少し目立つ2本の木の足下辺りに、極低い木等も見えているので、雪が少ない傾向が覗えるかもしれない…

この日の個性的な感じがした空と雪原が拡がる下で、こうやって佇む木は、何やら惹かれるような趣が在ると思う…

夜の美瑛駅に到着するキハ150(2017.01.07)

夜…美瑛駅では駅員さんによる乗客の扱いが終り、列車の発着時には随意にホームに出入りするようになる。“ワンマン”の列車運行で、切符や料金の扱いは列車の乗務員だ…

↓富良野側から旭川側へ北上中のキハ150が美瑛駅に近付く…
Biei Station on JAN 07, 2017 (18)

「19時50分」の旭川行…キハ150の2輛運行だった…(私自身も含めて)<青い池・白ひげの滝 ライトアップ バスツアー>に参加した人達や各地からの来訪者、更に地元の人達と、列車を待つ人達は存外に多かった…

↓暗く冷えた大地を割り裂くようにキハ150の灯りが往く感じ…跨線橋の辺りで眺めていた…
Biei Station on JAN 07, 2017 (19)

↓静かに減速し、停車する…
Biei Station on JAN 07, 2017 (20)

こんな様子を眺めて、小走りに跨線橋を下り、列車に乗車する…扉は1つだけ開くので、少し並んで乗車した…そしてこの列車で旭川に向かった…

美瑛:<マイルドセブンの丘>(2017.01.07)

美瑛を訪ねる時には、「列車で旭川から美瑛に出て、駅から歩き回る」というパターンが殆どだ。

少し以前に、夏季に訪れる機会が設けられた際には、駅前の店で自転車をレンタルし、自転車で走り回ったのが非常に愉しかった記憶も在るのだが…近年は専ら冬季に訪れているので、駅前の観光協会による案内所で地図を頂き、それを頼りに何となく歩き回っている…冬季でも、地元の人達や来訪者が車で行き交う主な道は除雪が施されているので、歩き回る分には然程の不自由も無い。幸いである…

この「冬季に歩き回る」パターンも回数を少し重ねると…何となく「得意のコース」というのか、何度も立寄る場所というのが現れるようになる…

↓<マイルドセブンの丘>に至った…
The MILDSEVEN Hill of Biei on JAN 07, 2017 (6)
↑1月2日には、美瑛駅から真っ直ぐここを目指して往復したが…1月7日にはもう少し北寄りな辺りを巡って「ぐるりと廻る」ようにここへ至り、最も簡便で近い経路で美瑛駅周辺へ向かったのだった…

↓この日は「背後の空」が少し「個性的?」に見えた…
The MILDSEVEN Hill of Biei on JAN 07, 2017 (10)
↑雲が少し多めなようで、実は然程厚くもなく、雲間に太陽が覗いて時々強めな光が漏れている…

↓<マイルドセブンの丘>については、離れて行くか近付いて行く場面の、「多少距離が…」という眺めも気に入っている。
The MILDSEVEN Hill of Biei on JAN 07, 2017 (11)

「同じ場所へ何度も?そして写真も?」ということにもなるのかもしれないが…「視る都度に様子が異なる」というのが、こんな場所の魅力だと思う。

岩見沢駅の“輓馬”(ばんば)(2017.01.02)

早朝の普通列車で札幌市内から旭川を目指して移動すると、岩見沢駅で数分間停車する…ホームに出て身体を伸ばすなどしてみる…

↓何となく、こういう様子を眼に留める…
Iwamizawa Station on JAN 02, 2017 (5)
↑橇を引っ張る大きな馬の像がホームに在る…

この馬…“輓馬”(ばんば)である。脇に人が居るので大きさが判るが、概ね実寸大だ。大柄な馬はこの像より更に大きいように思う…

北海道には<ばんえい競馬>―「ばんえい」は、漢字であれば「輓曳」という字である…―というモノが在る。現在は帯広が唯一の開催地だが、嘗ては春夏秋冬で北海道内4箇所を巡って開催されていた。岩見沢もそうした開催地の一つであった経過が在る。

岩見沢辺りは、炭鉱が栄えていた地域で産出する石炭を運ぶ列車の通り道で「鉄道の街」という歴史も在るのだが、農業が盛んな空知地方の街でもあって、「農耕馬で畑を起こす」とか「馬橇でモノを運ぶ」という営みも盛んだった地域だ。

そういう、色々な事を想起させるモニュメント…ここに永く置いて欲しいものだ…

「西から東」の軌道から「南から北」の軌道へ交差点のカーブで擦れ違いながら進む「A1202」(2016.12.29)

↓午前中に交じっていた雪が上がり、美しい感じになった西側の空と山並みを背景に、「A1202」が進んでいる…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (66)

↓「A1202」は、「南から北」の軌道に通じるカーブに進入する…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (67)

↓歩道橋に半ば覆われたカーブの辺りで、「東から西」の軌道へカーブを進んでいる電車と擦れ違う…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (68)
↑こういう擦れ違いの場面…多く視掛けるような気もするが、実は「存外に少ない?」ようにも感じる…

↓そして「A1202」は北上する軌道へ進入する…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (69)

こういう様子を眺めるのが、何となく気に入っている…

>>この他、12月29日撮影の札幌の路面電車…

旭川駅:到着したキハ40(2017.01.02)

列車で目的地の駅に到着すると、乗って来た車輛を眺めて一息入れてみたくなる…

↓こういう年季が入った車輛の場合、眺めていると「御苦労様…ありがとう…」という気分も沸き起こる…
Asahikawa Station on JAN 02, 2017 (1)
↑徐々に少なくなっているらしいが、他方で存外に視掛けるディーゼルカーのキハ40である…

札幌・旭川間は電化区間で、専らというように電車ばかり視掛けるのだが…早朝6時頃に札幌を出て、午前9時前に旭川に着く普通列車は、どういう訳かこのキハ40で運行されている。加えて2輛での運行が通例である…こうした“少数派”な感じが、妙に好い…

約259kmを走破して旭川駅に到着したキハ54(2017.01.07)

↓キハ54の後尾側…雪の付着…なかなかに分厚くなっている…この日は降っていたとか、大雪の後ということでもないので、何となくこういう感じだが…
Asahikawa Station on JAN 07, 2017 (1)
↑「御苦労様…」という気分で眺め、一寸一息入れてみたくなる感じだ…

稚内駅から旭川駅までの約259㎞だが、「259㎞」とはどういう距離か?

東京・長野間の新幹線は222.4kmだそうだ…

東京・福島間の新幹線は272.8kmだそうだ…

東京・浜松間の新幹線は257.1kmだそうだ…

新大阪・福山間の新幹線は238.6kmだそうだ…

博多・川内間の新幹線は242.8kmだそうだ…

早朝の暗い稚内駅で待機するキハ54(2017.01.07)

「静か(過ぎる)」な状態が常態化している稚内でも、早朝という時間帯は殊更に静かなように思える…

その「静かな稚内の殊更に静かな時間帯」に、旭川駅へ向かう列車が稚内駅から出発する…

↓時には存外に乗客が多いことも在ろうが…対外は「指折り数える程度」な乗客に留まる…
Wakkanai Station on JAN 07, 2017 (1)

朝5時14分に発車し、名寄で少し長い停車の後は“快速”として旭川に向かい、午前10時28分に到着する…美深以南が少し乗客が増え、名寄以南はなかなかに混み合う列車である…

稚内・旭川間の移動では、特急列車の方が速いのかもしれないが…この普通列車が気に入っている。<青春18きっぷ>が年中売られているなら、年中この列車を利用してしまうかもしれない…

美瑛駅のキハ150(2017.01.02)

↓旭川駅を発った列車が美瑛駅に着いた…
Biei Station on JAN 02, 2017 (1)
↑線路脇に白樺が並んでいる感じな中で停車するキハ150…好きな光景だ…

旭川・美瑛・富良野の区間は無人駅が多く、運転士さんが乗務している進行方向側の扉だけを開閉して乗降する場面が多いが…日中の美瑛駅では後ろの扉も開く…状況客には駅員さんが対応する…

この路線…少し大き目な荷物を手にした、国内外の方々から「北海道旅行中…」という風情の乗客が目立つ区間である。嵩張るモノを旭川駅のコインロッカーに預けて、身軽に乗降していると、旅行者の皆さんの目線では「場所に慣れ切った地元住民」のように視えるのかもしれない。こうやって到着した車輛を眺め易い位置に歩を進めると、後から降りて来たスーツケースを手にした人達が「出口??」というように私の方を注目していた…

↓富良野へ向かう列車は、乗降が落ち着くと直ぐに発車する…
Biei Station on JAN 02, 2017 (3)

↓跨線橋を潜ると、列車はドンドン小さく視えるようになる…
Biei Station on JAN 02, 2017 (4)

こんな頃になると、改札を出ようとする人の列が途切れる。「もう誰も居ないかな?」という風情で、駅員さんが外のホームの様子を伺う様も視られる…そういう様子を視ながら、「どうも…」と私も改札を潜る…

美瑛:<bi-yellcafe>(ビエールカフェ)(2017.01.07)

美瑛を歩き回り、夕刻に参加する観光協会による<青い池・白髭の滝 ライトアップ バスツアー>の受付まで多少間が在った…

「喫茶店でも無いか?」と美瑛駅周辺で探したが…“交流館”となっていて、立ち寄った折には写真展が催されていた場所の地階にカフェが入居していた…

↓非常にムードが在る、地下のカフェへのエントランスだ…
'bi-yell cafe', Biei on JAN 07, 2017 (1)
↑木目調の床で白い壁だが、麦の栽培が盛んな地元の美瑛のイメージで、麦を思わせるオブジェがさり気なく置かれていたりした…

カフェに入ると、「持ち帰り可能」となっているメニューが多いことから、持ち帰るのか、店内で飲食をするのかを尋ねられる。今回は店内で休むことが目的だったのでその旨を伝えると、「空いているお席へ…」と通され、スタッフがオーダーを取りにやって来た…

↓こんなメニューで、少しゆっくりした…
'bi-yell cafe', Biei on JAN 07, 2017 (2)
↑手前の左がカプチーノ…右が地元の店で焼いているパンで、これは豆パンだ…奥はオリジナルの手作りプリンで、月毎に内容を変えているモノだという。今月はヨーグルト風味のモノだという…

カプチーノ…何となく久し振りに頂いた…パンはなかなかに美味かった。地元で焼いていて、焼き上がってから然程時間が経っていないというのも好かったのだろう…そして「ホイップクリームの下に、仄かなヨーグルト味で、とろけるように柔らかい」という按配だったオリジナルプリンも非常に好かった!オリジナルプリンは数量が限定らしい。

↓様子を伺うと…近在にお住いの皆さんの憩いの場になっていたり、私自身を含む来訪者が一息入れる場所にもなっている。私が入った少し後に、外国人の男女も寄っていた…誰でも気軽に寄っている店内は、お洒落な感じの空間だった…
'bi-yell cafe', Biei on JAN 07, 2017 (3)

出先で出くわす、こういうような「一寸休んだ場所」というのも、意外に記憶に留まるものだと思う。美瑛駅の周辺で、午後の中途半端な時間帯に寄り易いような、喫茶店的な場所が偶々見付けられなかった中、この<bi-yellcafe>(ビエールカフェ)は、一寸有難い場所でもあった…

<白髭の滝>―ライトアップ(2017.01.07)

昨年訪ねて愉しかったことから…今年も冬の美瑛を訪ね、観光協会の「バスツアー」で白金地区の“ライトアップ”を視に出掛けたのだったが…

↓この滝…水が落ちている辺りを少し望遠で…
The Shirahige Waterfall of Biei in evening on JAN 07, 2017 (4)
↑一部は湧水が“髭”のように流れ落ち、一部は硬く凍っている…何やら不思議だが、氷点下6度程度と言われた当日の気温に対し、冷たい水は「相対的に温かい」ので、滝壺は「微かな湯気?」というようにも見えた…

「微かな湯気」と言えば…この滝が視える歩行橋が架かっているエリアは坂道になっていて、車道にロードヒーティングが施されている。バスに乗車しようと様子を伺っていて気付き、観光協会の方に尋ねてみたのだったが…

↓少し引いた感じで視ると…寧ろ凍っている箇所の方が多いような気もするが…「それでも水が沸き続ける」という感じが不思議だ…
The Shirahige Waterfall of Biei in evening on JAN 07, 2017 (9)

この場所に関しては…ライトアップの「バスツアー」で訪れただけで、違う時間帯や違う時季の様子は残念ながら視ていない…何時か立寄りたいものだ…

“JNR”(国鉄)マークの扇風機=キハ54の車内(2017.01.03)

「目指す稚内は、もう一息…」という感じの幌延…どういう訳か、やや長い停車時間が在る…ホームで身体を伸ばすなどして、「もう直ぐ発車か…」と車内に戻って席に…

↓そんな時、何気なく見上げて、思わず写真を1枚…
Horonobe Station on JAN 03, 2017 (20)
↑「そう言えば…最近、余り視ない?」という感じもする“JNR”(国鉄)マークの扇風機だ…

キハ54は国鉄時代の最末期に登場した車輛だ。故に“JNR”(国鉄)マークの扇風機が着いていた…内装や外装に改造は色々と在るらしいが、この扇風機は延々とそのままになっている…

そう言えば…中国地方で、少し古い電車を見掛け、乗車もしたが…“JNR”(国鉄)マークの扇風機は見当たらず、確りと冷房装置が取り付けられていた…彼の地での「夏の暑さ」を想うと、この扇風機は余りに非力かもしれないが…

逆に言えば…このキハ54が走っている地域は、夏でも“JNR”(国鉄)マークの扇風機で凌ぐことが適うということになるかもしれない…

美瑛駅の駅舎(2017.01.02)

美瑛駅に関しては、到着すると「とりあえず駅前で一息…」と何時も考える…

↓この駅舎の風情が非常に気に入っている…
Biei Station on JAN 02, 2017 (7)
↑「昔ながらの小さな町の駅」という形状で、石造の建物…石は“美瑛軟石”と呼ばれるモノで、古い倉庫もこの石で造られていたようだ…

美瑛駅の建物は、非常に美しいと思う。正直…「歩き回るのに不適当な天候の場合、駅舎を眺めて引揚げることになっても、それはそれで結構…」と思える程だ。「視て満足!!」という駅舎…意外に多くはないかもしれない…

↓こうして冬季に眺めると…軒下に存外に大きな氷柱が多く出来ているのが、何となく気になる…
Biei Station on JAN 02, 2017 (8)
↑時に…「わざわざ飾っているのか?」とさえ思う…が、暖房をする駅舎内と、戸外の低温の故に出来てしまうのが氷柱なのだから、「わざわざ飾っている」訳ではない…

この美しい美瑛の駅舎…時々、何の脈絡も無く様子を思い出す場合が在る…「列車に乗って何処までも…」という「旅への憧れ」を掻き立ててくれるような感じかもしれない…こういうような“存在”…大切にしたいものだ…

蒼天に浮かぶ山並みと旭橋(2017.01.08)

旭川で過ごした日の午後…旭橋を眺めに行ってみた…

石狩川に架かる1932年竣工の鉄橋である旭橋…今日はその石狩川の彼方に、雪を被った大雪の山々が、蒼天に浮かぶ幻のように見えた!!

「橋と大雪の山々」を視るには…旭橋から少し離れ、南西寄りの新橋の側へ向かうのが好い…そこで…半ば雪原のような河川敷を、既に歩いた人達の足跡を頼りに、普段の街で履くような履物であることも顧みずに、強引に踏破してその方向に進んだ…

↓「素敵だ…」と思った…暫し見入っていた…
Asahibashi-Bridge, Asahikawa on JAN 08, 2017 (9)
↑午後は旭橋が“順光”ということになる角度から視ていることになる…

この「橋と大雪の山々」…或いは“定番”的な画なのかもしれないが…こういう具合に「遠景が綺麗に視える条件で辺りに行く」というタイミングに何時でも合う訳でもなく、実は余り視ていない光景なのだ…

↓もっと旭橋に近い位置でも視たが…画の左側上空に、月も姿を現していた…
Asahibashi-Bridge, Asahikawa on JAN 08, 2017 (3)
↑近い位置では遠くの山並みは視悪いのだ…

結局、気に入っている旭橋の光景を、「余り覚えが無い…」程度の好い状態で眺められたのは…大変な幸運だった!!

<青い池>―冬季のライトアップ(2017.01.07)

美瑛の<青い池>…非常に人気が高いのだが…冬季には池の水が凍り、凍った上に積雪という感じになる。その冬季の<青い池>に関して、2年程前からライトアップが行われている…

↓敢えてモノクロで撮ってみた画だ…
The Blue Pond of Biei in evening on JAN 07, 2017 (3)
↑観光協会で、このライトアップされた<青い池>を訪ねる、「手頃な料金で、一人から手軽に参加可能」というツアーを実施していて、これに参加して現場を訪ねた…到着すると、一行を歓迎してくれるかのように雪が降り始めた…

↓光の当て方はランダムに切り替わる…見え方は色々である…
The Blue Pond of Biei in evening on JAN 07, 2017 (4)

この<青い池>…水が溜まって池が形成され、水浸しになった木が枯れてしまったことで、森の中に偶然に忽然と現れたモノである…視る都度に「新感覚の枯山水?」とか「前衛芸術?」と思ってしまう…そして、視る都度に異なる表情を見せてくれる…

<とんとろチャーシュー(塩)>(2017.01.07)

早朝に稚内を発ち、夜まで美瑛で活動し、休日期間中に滞在する旭川の宿に入った…

早朝の出発前に<どん兵衛>(関西)を頂き、旭川に着いてからフードコートで米飯と肉のメニューを頂き、美瑛のカフェでパンやプリンを頂いたが…何やら酷く空腹だった…

とりあえず食事に出たが…何となく遠くへ出るのが煩わしく感じ、「その辺で…」と思えば、ラーメン店が…入ってみた…

↓店のおばさんが「“とんとろ”が一番人気です」と言うので、勧めに従ってみた…
in night at Asahikawa on JAN 07, 2017 (2)
↑手の込んだチャーシューが、なかなかのボリューム!そして「古き善き」に近い塩味のスープ…縮れ方が少ない感じの麺だったが、それともスープがマッチした…

↓店舗自体は新しい感じだが、店の歴史は古そうな感じもする…
in night at Asahikawa on JAN 07, 2017 (1)

「多少勝手知った(つもりの)他所」で、色々と「新しい立ち寄り先」を拓くのも悪くない…

旭川駅:キハ150とキハ40(2017.01.07)

旭川に着いて一息入れてから、美瑛を目指そうと、美瑛・富良野方面への列車が発着している1番・2番ホームに上がった…

↓右側の2番ホームに富良野方面からのキハ150が到着している…
Asahikawa Station on JAN 07, 2017 (6)
↑左側の3番ホームは、名寄へ向かう列車で、乗客を迎えているのだが、キハ40だ…

旭川駅は、札幌方面とを往来する電車も発着しているが、各方面とを往来するディーゼルカーも色々と視られる駅だ…

美瑛駅:前照灯の光が目立ち始め、小雪が舞う中で出発するキハ150(2017.01.07)

美瑛駅の少しだけ北寄りの辺りに、駅の利用と無関係に“歩道橋”として誰でも入ることが出来る跨線橋が在る…美瑛を動き回り、駅近くに至ってここに入った時に、列車の発着時間に合致すると、なかなかに素敵な様子が視られる…

↓陽が傾き、沈んでしまうような時間帯に列車が姿を見せた…
Biei Station on JAN 07, 2017 (10)

↓小雪が舞っている様子が、前照灯に浮かび上がっている…
Biei Station on JAN 07, 2017 (11)
↑車輛はこの美瑛・旭川の路線で御馴染みのキハ150である…

↓乗降が住んで、列車は旭川方面を目指して走り始めた…
Biei Station on JAN 07, 2017 (12)

美瑛・旭川間は、朝から夜まで、概ね1時間に1本という按配で列車が走っているのだが、時間帯毎に「趣深い感じ」が視られる…最近は「美瑛を訪ねること」が少し愉しいのだが、こういう列車の様子が視られるのも、「愉しい理由」の一つである…

旭川駅:785系電車とキハ54(2017.01.03)

↓“早朝”と言うより“深夜”のような雰囲気である旭川駅だ…785系電車1本が静かに待機中だ…
Asahikawa Station in early morning on JAN 03, 2017 (6)
↑この785系電車…順次乗客を迎えている、札幌へ向かう特急列車だ…

↓やがて稚内まで北上するキハ54が、名寄で切り離すキハ40を2輛従えるように3輛編成で登場した…
Asahikawa Station in early morning on JAN 03, 2017 (9)
↑普段は、画で言えば右寄り、785系電車の後尾よりも下がった位置にキハ54の先頭が見える。2輛で現れるからだ…こうやって、785系電車とキハ54とが綺麗に揃う様子は、少し珍しいような気がする…

この「早朝に旭川を出て、昼に稚内へ着く」という普通列車が少し気に入っているのだが…今年は乗車機会が何回在るだろうか…

新札幌駅:キハ261系の特急<スーパーとかち>が到着(2017.01.01)

札幌駅から空港の在る千歳市方面へ向かう道すがら、札幌市の隣りの北広島市へ向かって行く辺りに新札幌駅が在る。

千歳線が現在の経路になって、新札幌駅が設置され、周辺の発展と共に順次停車する列車も増えたが、この駅に特急列車も停車するようになって久しくなった…

↓帯広から札幌を目指す<スーパーとかち>が姿を見せた。
Shin-Sapporo Station on JAN 01, 2016 (2)
↑特急列車用のディーゼルカー、キハ261系で運行されている。キハ261系は、稚内・札幌間の特急列車で初めて導入された型だ。帯広・札幌間に投入されているのは、少し新しいバージョンだ…

↓新札幌・札幌間を乗車しようとしている人は滅多に見掛けないが、新札幌で下車する人は存外に見掛ける…
Shin-Sapporo Station on JAN 01, 2016 (3)
↑列車の終着、札幌へ向けて「最後の区間」へ出て行く…

帯広方面に関しては、台風に関連する水害で不通区間が発生し、通常の帯広・札幌の列車が運行し悪い時期が続いた。12月22日、「年末年始多客期」に何とか間に合うように復旧したこの列車だが…12月23日から翌日は大雪でダイヤが酷く乱れ、巧く運行が出来なかった…翌週以降は落ち着いていて、この日も定刻で快走していた…

美瑛:<四季の橋>(2017.01.02)

美瑛駅から富良野方向に向かった辺りに、少し大きな橋が視えて、何時も気になっていたので近くに寄ってみた…

↓こういう具合の橋だ…
Biei on JAN 02, 2017 (2)
↑これは<四季の橋>と名付けられている…

大きな橋なのだが…わざわざ一部を白く塗っているのでもない…雪が付着しているのだ…

↓橋の向こうには、こういう具合に丘陵が視える…
Biei on JAN 02, 2017 (3)
↑或いは「美瑛」と聞いた場合に何となく思い浮かべるイメージに近いかもしれない…

「南から北」の軌道へ進入した「A1202」(2016.12.29)

札幌の路面電車沿線に関しては、「勝手に設定」の「眺めて写真を撮るポイント」を幾分設けている。「勝手に設定」と言っても、「ここ…好い感じ!」と覚えていて、そこに足を運んでみるというだけなのだが…

幌南小学校前停留所の南側に在る歩道橋は、そういうポイントに数えられる場所だったが、「北側に在る歩道橋」については、これまで偶々上がってみることはなかった…今般…「そろそろ、すすきの停留所に向かって、地下鉄で“居候所”に引揚げ…」という前に上がってみた…

↓「西から東」の軌道を進んで来た「A1202」がカーブを曲がって進入して来る様子が綺麗に見えた…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (84)
↑日が落ちたような、暗くなり始めの時間帯だ…前照灯の灯りがやや目立つ…A1200の場合、ランプの種類が他車種と違うのか、「明らかに特徴が在る色」なので近付くと判り易い…他方、一部の自動車と光の色が似ていて、紛らわしい場合も無いでもないのだが…

↓幌南小学校前停留所に「A1202」が滑り込む…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (86)

↓そして北側へ進んで行く…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (87)

>>この他、12月29日撮影の札幌の路面電車…


早朝の厚別駅(2017.01.02)

厚別駅は、札幌市内の東寄り、隣の江別市への道筋に在る。函館本線の古くから在る駅だ…

↓休日であるが故に、早朝の静けさは際立つ感じである…
Atsubetsu Station in Sapporo on JAN 02, 2017 (1)

↓私自身も含めた、若干の乗客が待つ中、ディーゼルカーのキハ40の2輛編成が登場した…
Atsubetsu Station in Sapporo on JAN 02, 2017 (3)
↑ゆっくりと旭川まで向かう普通列車だ…平日は、岩見沢までの区間が存外に混む列車でもある…この日は然程でもなかったが…

厚別駅は思い出も多い駅だが、こうして今でも利用している…

“K-2SO”(『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』より)のフィギュア(2017.01.05)

↓特徴的なシルエットが非常に好い!!
my 'K-2SO' on JAN 05, 2017 (2)
↑年末に非常に気に入った映画『ローグワン/スターウォーズ・ストーリー』―稚内で“吹替”、札幌で“字幕”と2回観た!!―に登場するキャラクターである“K-2SO”のフィギュアである…札幌の店で視掛けて、思わず“衝動買い”である…

作中の“K-2SO”は帝国軍が使っていたロボットだった―帝国軍が使っている同型機も作中で登場している…―が、帝国軍に抗う反乱同盟軍に奪取されてプログラミングし直されたという設定…主人公達の“相方”となって奮戦する…機密データの奪取を目論んで帝国軍の施設に潜入した主人公達を必死にサポートしていた。思わず「頑張れ“K”!!」と手に汗を握ってしまった…

こういう気に入ったキャラクター…小さなフィギュアだが、拙宅に「居る」というのが妙に嬉しい…

旭川駅:キハ150の到着(2017.01.02)

「2番ホームに列車が到着します」の放送が、広い構内に響いた…やがて、唸るディーゼルエンジンの音と、車輪が軌道上を回る音が…

↓屋根の向こうの光に浮かび上がるように、キハ150が現れた…
Asahikawa Station on JAN 02, 2017 (11)

↓減速して停車位置へ…
Asahikawa Station on JAN 02, 2017 (12)

旭川駅に在って、キハ150は専ら「旭川・美瑛・富良野」の区間で活躍しており、他地域の同型と少し違う塗装になっていて「非常に地域らしい」感じがする…最近、酷く気に入っている…

↓左側が2番ホーム…到着したばかりの列車…
Asahikawa Station on JAN 02, 2017 (13)
↑右側は1番ホームで、富良野へ向かう待機中の列車だ…この時は、右側の列車に乗車して美瑛へ向かった…

音威子府駅:南下中の<スーパー宗谷 2号>(2017.01.03)

旭川からの早朝の普通列車で稚内へ向けて北上すると、途中の音威子府駅で少し長めに停車する…

↓この列車の到着を待つ訳だ…
Otoineppu Station on JAN 03, 2017 (4)
↑稚内では「朝の特急」などと呼び習わす<スーパー宗谷 2号>…稚内から音威子府、旭川、更に札幌まで行く…この日は“増結”の6輛で運行中だった…

来る3月のダイヤ改正で、「稚内・札幌」の3往復の特急列車は、1往復に減便となる…そして2往復の「稚内・旭川」の特急列車が運行され、旭川以遠は乗り継ぐことになる…個人的に思うのは…乗り継ぎでも何でも構わないが、もう少し列車本数が増えると有難いが…

旭川駅:冬の早朝のホーム(2017.01.03)

稚内へ北上する普通列車に乗車しようと、早朝の旭川駅へ向かい、ホームに出ていた…

↓何気なく眺めて…一寸見入ってしまった…
Asahikawa Station in early morning on JAN 03, 2017 (8)
↑何やらのアート作品か?何かの演劇の舞台の装置か?凄く引き込まれるモノが在るように思った…「駅のホームの端側」という以上でも以下でもない場所なのだが…

こういう具合に、その辺のどうでもいいようなモノが、妙に美しく視える場合…それに気付くと、何やら酷く嬉しいものだ…