美瑛:<マイルドセブンの丘>(2017.01.02)

内陸部である美瑛では、冬季には「氷点下二桁気温」も在る…そこで「酷く寒いかもしれない…」と少し「構えて」現地に入るが…この日は氷点下1℃程度で「マイルドな寒さ」と思った…

↓その“マイルド”からの連想でもないが…<マイルドセブンの丘>と美瑛駅との間を往復歩いた…
Biei on JAN 02, 2017 (20)
↑この画はモノクロだが…冬季の美瑛では、カラーで写真を撮っても「紛らわしい…」感じがしてしまうことが在る…

然程、劇的でもない感じだが…こういう「若干曇りで…」という感じは、或いは「最も頻繁に出くわす」ような感じな気もする…

↓同じ<マイルドセブンの丘>を撮ったのだが…撮影ポイントは「少しだけ距離を取った」場所になる…
Biei on JAN 02, 2017 (23)
↑少し動いただけで趣が変わる…こういう感じも、美瑛に「写真好き」が集まる理由なのかもしれない…

<保命酒>(ほうめいしゅ)の看板(2016.11.22)

福山からバスで移動…片道30分弱な辺りに鞆の浦が在る…

鞆の浦は瀬戸内海で展開された海上輸送の中、干満差が大き目な海域で“潮待ち”を行い、帆走するのに都合が好い風を待つ“風待ち”を行い、更に物資の補給等も行う場となっていた。現代風に言えば“重要港湾”というようなことになるであろうか…

江戸時代には福山の城主が知行地の一部として管轄していたようだが、この地に少し個性的な銘酒が受け継がれている…

↓これは永くこの鞆の浦で受け継がれていた銘酒を扱う店の、伝統を受継ぐ看板である…<保命酒>(ほうめいしゅ)という銘酒である…
Tomo-no-ura area on NOV 22, 2016 (13)
↑この看板を最初に造った業者は、この<保命酒>の製造販売から撤退し、その際に事業を続ける同業者に看板を譲ったらしい。譲り受けた業者がこれを店内に飾っていて、そこに立寄った際、記念に看板の写真を撮った…

<保命酒>は、米で醸造する酒に各種の薬草を加えた“リキュール”のようなモノだ。概ね日本酒のような14度程度の度数であるのが伝統的な代物だ…

幕末期、“黒船”のペリー提督を饗応するようなことになった際、鞆の浦を知行地の一部とした幕府の老中であった阿部正弘は、地元の銘酒を取寄せて饗応の席で用いたという。地元の銘酒というのが<保命酒>に他ならない…

この相当に古くから伝わるらしい、凄く精巧な龍の彫刻の入った看板を飾っていた店で<保命酒>の小瓶(300ml)を求めて福山の宿に持ち帰り、「かのペリー提督も親しんだ味??」と試飲して、ゆっくりと小瓶を開けてしまったのは、暫く経ってみれば非常に愉しい想い出である…

↓焦点が甘いが…<保命酒>の小瓶は、こういう代物だ…
I enjoyed traditional liquer from Tomo-no-ura at Hotel room on NOV 22, 2016
posted by Charlie at 02:00Comment(0)広島県

<サキソフォン吹きと猫>(2017.01.02)

↓旭川に寄ると…「会いたい…」と思うのがこれ…
Asahikawa in evening on JAN 02, 2017 (3)

↓「見守りながら演奏を聴く」という風情の猫も好い…
Asahikawa in evening on JAN 02, 2017 (2)

12月には荒天で移動計画の変更を余儀なくされ、会い損なった…何か大きな安堵感が拡がっている…

旭川駅:北上中の特急<スーパー宗谷 1号>(2017.01.02)

↓旭川駅のホームで、到着して、間も無く出発しようとしている特急列車を視掛けた…
Asahikawa Station on JAN 02, 2017 (8)
↑旭川に用事が在って出る際、よく復路に用いる特急<スーパー宗谷 1号>だ…

通常の4輛に2輛を増結した型で運行されていた…見慣れているモノも、普段は視ない位置関係で視てみると、なかなかに興味深い…

福山城(2016.11.22)

福山の城が在った辺りというのは、明治期以降に色々に利用されていて、例えば鉄道が通っている辺りも嘗ては城の敷地だった場所なのだという…

そういうことらしいが、福山駅の辺りを列車で通り過ぎると、車窓に天守閣が視える…

↓列車の車窓で何度か視たような記憶が在る福山城の天守閣…初めて間近に仰ぎ視る機会が在った…
Fukuyama Castle on NOV 22, 2016 (5)

↓天守閣の建物は、昭和20年までは江戸時代に使われていた“オリジナル”な建物が残っていたらしいが…戦災で損なわれてしまい、戦後に再建したモノが現在見られる天守閣であるという…
Fukuyama Castle on NOV 22, 2016 (3)
↑この種の建造物で「昭和20年まで古い建物が残っていて、戦災で損なわれ、戦後に再建」というようなパターン…存外に多いような気がしている…

この福山城だが…幕末の“黒船”の頃に幕府の老中として活躍した阿部正弘が城主だった経過が在る…
posted by Charlie at 01:00Comment(0)広島県

<ダブル チキン南蛮定食>(2017.01.01)

映画を愉しみたい…」と札幌駅辺りに出た…1月1日は入場券が割引になる日でもある…

札幌駅辺りに到着後、最初にその映画の入場券を入手し、界隈を歩き回ったが…折り好く“ランチ営業”を始める直前の店を眼に留めた…以前にも立ち寄った経過が在る店だった…

↓これにライスとみそ汁が付く定食を頂いた…
my lunch in Sapporo Station area on JAN 01, 2016 (2)
↑チキン南蛮の定食だが、これは“ダブル”と称して、鶏肉が多目だ…

チキン南蛮は宮崎県発祥と言われる料理で、鶏の揚げ物にマヨネーズと言うのか、タルタルソースと言うのか、独特な工夫をしたソースを掛けたモノだ…こういう料理…好きだ!!残念ながら…宮崎県内でチキン南蛮を頂く機会を設け損なっているのだが…

立寄った店は…九州各地の流儀の料理を出す居酒屋で、札幌駅の巨大な建物の、西の端辺りに入っている。「九州の流儀の料理」と言っても、スタンダードとも、少し変わったとも言える感じで特殊な感じはしない。手頃に食事が楽しめる場所だが、何時の間にか内装を少し改めていた。以前より居心地が好い感じになっていた…

鶏肉料理は好きで、或いは「鶏を供養した方が…?」と思える程度に、頻繁に、多量に鶏は頂く…「2017年最初のランチ」は、そんな鶏肉料理だった…

308gのヒレステーキ(2016.12.31)

滞在中の“居候所”に在るテレビは、何やらよく判らないチャンネルが多々在るケーブルテレビが入っていて…民放制作のテレビドラマで『警視庁機動捜査隊 216』というシリーズが纏めて流れていて…何気なく観始めると存外に面白い刑事モノで、所謂“2時間サスペンス”というような枠で放映されていたらしい3話分をゆったりと愉しんでしまった…そんなことをしていた間に…2016年は何時の間にか過去になり、眼前に2017年が現れていた…

そういう具合に、漫然と大晦日を過ごしたが…

↓これが「2016年最後のランチ」だった…
lunch on DEC 31, 2016
↑最初にカウンターで肉の種類とグラム数を申し出て、「多少グラム数が前後します」という話しを聞きながら、店員さんが肉をカットして、それを焼いて頂くという仕組みの店…値段は「1g=8.5円」というような按配で設定されている。故に「308g」というのも在りなのだ…

確り食べて元気に過ごす…これは永遠に追い求めるテーマだ…