“JNR”(国鉄)マークの扇風機=キハ54の車内(2017.01.03)

「目指す稚内は、もう一息…」という感じの幌延…どういう訳か、やや長い停車時間が在る…ホームで身体を伸ばすなどして、「もう直ぐ発車か…」と車内に戻って席に…

↓そんな時、何気なく見上げて、思わず写真を1枚…
Horonobe Station on JAN 03, 2017 (20)
↑「そう言えば…最近、余り視ない?」という感じもする“JNR”(国鉄)マークの扇風機だ…

キハ54は国鉄時代の最末期に登場した車輛だ。故に“JNR”(国鉄)マークの扇風機が着いていた…内装や外装に改造は色々と在るらしいが、この扇風機は延々とそのままになっている…

そう言えば…中国地方で、少し古い電車を見掛け、乗車もしたが…“JNR”(国鉄)マークの扇風機は見当たらず、確りと冷房装置が取り付けられていた…彼の地での「夏の暑さ」を想うと、この扇風機は余りに非力かもしれないが…

逆に言えば…このキハ54が走っている地域は、夏でも“JNR”(国鉄)マークの扇風機で凌ぐことが適うということになるかもしれない…

美瑛駅の駅舎(2017.01.02)

美瑛駅に関しては、到着すると「とりあえず駅前で一息…」と何時も考える…

↓この駅舎の風情が非常に気に入っている…
Biei Station on JAN 02, 2017 (7)
↑「昔ながらの小さな町の駅」という形状で、石造の建物…石は“美瑛軟石”と呼ばれるモノで、古い倉庫もこの石で造られていたようだ…

美瑛駅の建物は、非常に美しいと思う。正直…「歩き回るのに不適当な天候の場合、駅舎を眺めて引揚げることになっても、それはそれで結構…」と思える程だ。「視て満足!!」という駅舎…意外に多くはないかもしれない…

↓こうして冬季に眺めると…軒下に存外に大きな氷柱が多く出来ているのが、何となく気になる…
Biei Station on JAN 02, 2017 (8)
↑時に…「わざわざ飾っているのか?」とさえ思う…が、暖房をする駅舎内と、戸外の低温の故に出来てしまうのが氷柱なのだから、「わざわざ飾っている」訳ではない…

この美しい美瑛の駅舎…時々、何の脈絡も無く様子を思い出す場合が在る…「列車に乗って何処までも…」という「旅への憧れ」を掻き立ててくれるような感じかもしれない…こういうような“存在”…大切にしたいものだ…