早朝の暗い稚内駅で待機するキハ54(2017.01.07)

「静か(過ぎる)」な状態が常態化している稚内でも、早朝という時間帯は殊更に静かなように思える…

その「静かな稚内の殊更に静かな時間帯」に、旭川駅へ向かう列車が稚内駅から出発する…

↓時には存外に乗客が多いことも在ろうが…対外は「指折り数える程度」な乗客に留まる…
Wakkanai Station on JAN 07, 2017 (1)

朝5時14分に発車し、名寄で少し長い停車の後は“快速”として旭川に向かい、午前10時28分に到着する…美深以南が少し乗客が増え、名寄以南はなかなかに混み合う列車である…

稚内・旭川間の移動では、特急列車の方が速いのかもしれないが…この普通列車が気に入っている。<青春18きっぷ>が年中売られているなら、年中この列車を利用してしまうかもしれない…

美瑛駅のキハ150(2017.01.02)

↓旭川駅を発った列車が美瑛駅に着いた…
Biei Station on JAN 02, 2017 (1)
↑線路脇に白樺が並んでいる感じな中で停車するキハ150…好きな光景だ…

旭川・美瑛・富良野の区間は無人駅が多く、運転士さんが乗務している進行方向側の扉だけを開閉して乗降する場面が多いが…日中の美瑛駅では後ろの扉も開く…状況客には駅員さんが対応する…

この路線…少し大き目な荷物を手にした、国内外の方々から「北海道旅行中…」という風情の乗客が目立つ区間である。嵩張るモノを旭川駅のコインロッカーに預けて、身軽に乗降していると、旅行者の皆さんの目線では「場所に慣れ切った地元住民」のように視えるのかもしれない。こうやって到着した車輛を眺め易い位置に歩を進めると、後から降りて来たスーツケースを手にした人達が「出口??」というように私の方を注目していた…

↓富良野へ向かう列車は、乗降が落ち着くと直ぐに発車する…
Biei Station on JAN 02, 2017 (3)

↓跨線橋を潜ると、列車はドンドン小さく視えるようになる…
Biei Station on JAN 02, 2017 (4)

こんな頃になると、改札を出ようとする人の列が途切れる。「もう誰も居ないかな?」という風情で、駅員さんが外のホームの様子を伺う様も視られる…そういう様子を視ながら、「どうも…」と私も改札を潜る…

美瑛:<bi-yellcafe>(ビエールカフェ)(2017.01.07)

美瑛を歩き回り、夕刻に参加する観光協会による<青い池・白髭の滝 ライトアップ バスツアー>の受付まで多少間が在った…

「喫茶店でも無いか?」と美瑛駅周辺で探したが…“交流館”となっていて、立ち寄った折には写真展が催されていた場所の地階にカフェが入居していた…

↓非常にムードが在る、地下のカフェへのエントランスだ…
'bi-yell cafe', Biei on JAN 07, 2017 (1)
↑木目調の床で白い壁だが、麦の栽培が盛んな地元の美瑛のイメージで、麦を思わせるオブジェがさり気なく置かれていたりした…

カフェに入ると、「持ち帰り可能」となっているメニューが多いことから、持ち帰るのか、店内で飲食をするのかを尋ねられる。今回は店内で休むことが目的だったのでその旨を伝えると、「空いているお席へ…」と通され、スタッフがオーダーを取りにやって来た…

↓こんなメニューで、少しゆっくりした…
'bi-yell cafe', Biei on JAN 07, 2017 (2)
↑手前の左がカプチーノ…右が地元の店で焼いているパンで、これは豆パンだ…奥はオリジナルの手作りプリンで、月毎に内容を変えているモノだという。今月はヨーグルト風味のモノだという…

カプチーノ…何となく久し振りに頂いた…パンはなかなかに美味かった。地元で焼いていて、焼き上がってから然程時間が経っていないというのも好かったのだろう…そして「ホイップクリームの下に、仄かなヨーグルト味で、とろけるように柔らかい」という按配だったオリジナルプリンも非常に好かった!オリジナルプリンは数量が限定らしい。

↓様子を伺うと…近在にお住いの皆さんの憩いの場になっていたり、私自身を含む来訪者が一息入れる場所にもなっている。私が入った少し後に、外国人の男女も寄っていた…誰でも気軽に寄っている店内は、お洒落な感じの空間だった…
'bi-yell cafe', Biei on JAN 07, 2017 (3)

出先で出くわす、こういうような「一寸休んだ場所」というのも、意外に記憶に留まるものだと思う。美瑛駅の周辺で、午後の中途半端な時間帯に寄り易いような、喫茶店的な場所が偶々見付けられなかった中、この<bi-yellcafe>(ビエールカフェ)は、一寸有難い場所でもあった…

<白髭の滝>―ライトアップ(2017.01.07)

昨年訪ねて愉しかったことから…今年も冬の美瑛を訪ね、観光協会の「バスツアー」で白金地区の“ライトアップ”を視に出掛けたのだったが…

↓この滝…水が落ちている辺りを少し望遠で…
The Shirahige Waterfall of Biei in evening on JAN 07, 2017 (4)
↑一部は湧水が“髭”のように流れ落ち、一部は硬く凍っている…何やら不思議だが、氷点下6度程度と言われた当日の気温に対し、冷たい水は「相対的に温かい」ので、滝壺は「微かな湯気?」というようにも見えた…

「微かな湯気」と言えば…この滝が視える歩行橋が架かっているエリアは坂道になっていて、車道にロードヒーティングが施されている。バスに乗車しようと様子を伺っていて気付き、観光協会の方に尋ねてみたのだったが…

↓少し引いた感じで視ると…寧ろ凍っている箇所の方が多いような気もするが…「それでも水が沸き続ける」という感じが不思議だ…
The Shirahige Waterfall of Biei in evening on JAN 07, 2017 (9)

この場所に関しては…ライトアップの「バスツアー」で訪れただけで、違う時間帯や違う時季の様子は残念ながら視ていない…何時か立寄りたいものだ…