岩見沢駅の“輓馬”(ばんば)(2017.01.02)

早朝の普通列車で札幌市内から旭川を目指して移動すると、岩見沢駅で数分間停車する…ホームに出て身体を伸ばすなどしてみる…

↓何となく、こういう様子を眼に留める…
Iwamizawa Station on JAN 02, 2017 (5)
↑橇を引っ張る大きな馬の像がホームに在る…

この馬…“輓馬”(ばんば)である。脇に人が居るので大きさが判るが、概ね実寸大だ。大柄な馬はこの像より更に大きいように思う…

北海道には<ばんえい競馬>―「ばんえい」は、漢字であれば「輓曳」という字である…―というモノが在る。現在は帯広が唯一の開催地だが、嘗ては春夏秋冬で北海道内4箇所を巡って開催されていた。岩見沢もそうした開催地の一つであった経過が在る。

岩見沢辺りは、炭鉱が栄えていた地域で産出する石炭を運ぶ列車の通り道で「鉄道の街」という歴史も在るのだが、農業が盛んな空知地方の街でもあって、「農耕馬で畑を起こす」とか「馬橇でモノを運ぶ」という営みも盛んだった地域だ。

そういう、色々な事を想起させるモニュメント…ここに永く置いて欲しいものだ…

「西から東」の軌道から「南から北」の軌道へ交差点のカーブで擦れ違いながら進む「A1202」(2016.12.29)

↓午前中に交じっていた雪が上がり、美しい感じになった西側の空と山並みを背景に、「A1202」が進んでいる…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (66)

↓「A1202」は、「南から北」の軌道に通じるカーブに進入する…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (67)

↓歩道橋に半ば覆われたカーブの辺りで、「東から西」の軌道へカーブを進んでいる電車と擦れ違う…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (68)
↑こういう擦れ違いの場面…多く視掛けるような気もするが、実は「存外に少ない?」ようにも感じる…

↓そして「A1202」は北上する軌道へ進入する…
Tramcars at Sapporo on DEC 29, 2016 (69)

こういう様子を眺めるのが、何となく気に入っている…

>>この他、12月29日撮影の札幌の路面電車…

旭川駅:到着したキハ40(2017.01.02)

列車で目的地の駅に到着すると、乗って来た車輛を眺めて一息入れてみたくなる…

↓こういう年季が入った車輛の場合、眺めていると「御苦労様…ありがとう…」という気分も沸き起こる…
Asahikawa Station on JAN 02, 2017 (1)
↑徐々に少なくなっているらしいが、他方で存外に視掛けるディーゼルカーのキハ40である…

札幌・旭川間は電化区間で、専らというように電車ばかり視掛けるのだが…早朝6時頃に札幌を出て、午前9時前に旭川に着く普通列車は、どういう訳かこのキハ40で運行されている。加えて2輛での運行が通例である…こうした“少数派”な感じが、妙に好い…

約259kmを走破して旭川駅に到着したキハ54(2017.01.07)

↓キハ54の後尾側…雪の付着…なかなかに分厚くなっている…この日は降っていたとか、大雪の後ということでもないので、何となくこういう感じだが…
Asahikawa Station on JAN 07, 2017 (1)
↑「御苦労様…」という気分で眺め、一寸一息入れてみたくなる感じだ…

稚内駅から旭川駅までの約259㎞だが、「259㎞」とはどういう距離か?

東京・長野間の新幹線は222.4kmだそうだ…

東京・福島間の新幹線は272.8kmだそうだ…

東京・浜松間の新幹線は257.1kmだそうだ…

新大阪・福山間の新幹線は238.6kmだそうだ…

博多・川内間の新幹線は242.8kmだそうだ…