↓何となく、こういう様子を眼に留める…

↑橇を引っ張る大きな馬の像がホームに在る…
この馬…“輓馬”(ばんば)である。脇に人が居るので大きさが判るが、概ね実寸大だ。大柄な馬はこの像より更に大きいように思う…
北海道には<ばんえい競馬>―「ばんえい」は、漢字であれば「輓曳」という字である…―というモノが在る。現在は帯広が唯一の開催地だが、嘗ては春夏秋冬で北海道内4箇所を巡って開催されていた。岩見沢もそうした開催地の一つであった経過が在る。
岩見沢辺りは、炭鉱が栄えていた地域で産出する石炭を運ぶ列車の通り道で「鉄道の街」という歴史も在るのだが、農業が盛んな空知地方の街でもあって、「農耕馬で畑を起こす」とか「馬橇でモノを運ぶ」という営みも盛んだった地域だ。
そういう、色々な事を想起させるモニュメント…ここに永く置いて欲しいものだ…