稚内港と鴛泊港(利尻島)や香深港(礼文島)とを結ぶフェリーは、早朝に稚内港を発って、着いた島から折り返してというのを繰り返しながら運航されている…
早朝の時間帯に稚内のフェリーターミナルが設けられている中央埠頭が視える辺りを通り掛かると、出航するフェリーが視える…
↓海に近い辺りへ入ろうとすれば、雪が堆く深くなっている場所も在るので、入り易い辺りでカメラのズームレンズを望遠にして撮影してみた…
↓この時季、フェリーは高くなり始める朝陽が視える方向に向かって、細かく船首の向きを変えながら稚内港を出て島を目指す航路に乗って行く…
このフェリーが出航する様子…眺めるのが存外に好きだ…
“増結”で6輛編成の<スーパー宗谷 2号>(2017.02.25)
↓通常は4輛で運行の<スーパー宗谷 2号>だが、2輛増結で6輛で運行される場合が在る。現在の稚内駅のホーム…多分、この6輛の列車を「最も長めな編成の列車」と想定してデザインしたのだと思う。6輛運行の時は、少し窮屈な感じで停車している…
↑前照灯が灯り、いよいよ出発だ!
↓列車が進み始めた…
↑「6輛」は見栄えが好い!
↓雪を巻き上げて、南下を始める…
この<スーパー宗谷 2号>…もう少しで運行形態や時間帯が変わり、列車愛称も変わる…それでも…2000年に宗谷線の優等列車が“特急”ということになった時、このキハ261系ディーゼルカーが初めて登場している…この車輛に関しては「稚内へ向かうあの列車」という愛着も在る…近年は、何やら内部設備の不具合が見受けられたり、車輛メンテナンスの都合で“代車”が現れる場合も目立つように思うが…少しでも長く活躍して欲しいものだ…
↑前照灯が灯り、いよいよ出発だ!
↓列車が進み始めた…
↑「6輛」は見栄えが好い!
↓雪を巻き上げて、南下を始める…
この<スーパー宗谷 2号>…もう少しで運行形態や時間帯が変わり、列車愛称も変わる…それでも…2000年に宗谷線の優等列車が“特急”ということになった時、このキハ261系ディーゼルカーが初めて登場している…この車輛に関しては「稚内へ向かうあの列車」という愛着も在る…近年は、何やら内部設備の不具合が見受けられたり、車輛メンテナンスの都合で“代車”が現れる場合も目立つように思うが…少しでも長く活躍して欲しいものだ…
奈良:興福寺南円堂(2016.11.30)
↓独特な形状の屋根が記憶に残り、時々思い出す…
↑近鉄奈良駅に近い、興福寺の一隅を占める建物で、南円堂というそうだ…
813(弘仁4)年にオリジナルの南円堂が建ったそうだが、想像に難くないように、興福寺の境内の建物は戦や火災で何度も損なわれ、再建が為された経過が色々と在って、この南円堂もそうした例に漏れない。
現在の南円堂は1741(寛保元)年に、4回目と伝えられる再建で建てられたものだという。「1210(承元4)年頃の再建」と伝えられる北円堂に非常に好く似ていて、1741(寛保元)年頃には既に“古風”だったその建築様式等をかなり参照している様子だ…“八角堂”と呼ばれる様式の建物だというが、視ていて飽きない面白い型の建物のように思う…
こういう古い建物を愛でながら、ゆったりというのか、欲張って方々を訪ねたがって慌ただしくなってしまう場合もあるが、とりあえず「余計な事を考えずに過ごす」という時間が妙に恋しい昨今である…
↑近鉄奈良駅に近い、興福寺の一隅を占める建物で、南円堂というそうだ…
813(弘仁4)年にオリジナルの南円堂が建ったそうだが、想像に難くないように、興福寺の境内の建物は戦や火災で何度も損なわれ、再建が為された経過が色々と在って、この南円堂もそうした例に漏れない。
現在の南円堂は1741(寛保元)年に、4回目と伝えられる再建で建てられたものだという。「1210(承元4)年頃の再建」と伝えられる北円堂に非常に好く似ていて、1741(寛保元)年頃には既に“古風”だったその建築様式等をかなり参照している様子だ…“八角堂”と呼ばれる様式の建物だというが、視ていて飽きない面白い型の建物のように思う…
こういう古い建物を愛でながら、ゆったりというのか、欲張って方々を訪ねたがって慌ただしくなってしまう場合もあるが、とりあえず「余計な事を考えずに過ごす」という時間が妙に恋しい昨今である…
光る海と雲と稚内港北防波堤ドームの屋蓋(2017.02.26)
稚内駅から離れようとする<サロベツ>(2017.02.23)
走り去るラッセル車(2017.02.25)
稚内駅に到着した<サロベツ>(2017.02.23)
走行中のラッセル車(2017.02.25)
北の鉄路を往くラッセル車(2017.02.25)
「“何時もの店”に架かって来た電話」で前夜に御誘いを頂き、勇知方面へ朝から出てみた…
「あの線路がよく視えそうな高台へ…」ということになり、御誘いの声を掛けて頂いた方が用意して在った「現代版かんじき」のような“スノーシュー”をブーツの上から着用…往路は「某が先陣を承る…」と先頭を切って、“ループ線”の要領で針路を拓き、やや急峻にも見えた丘の上に上がった…辺りには、キツネの足跡…キツネしか上がらないような場所に、一行は陣取った…
天候は短い周期で切り替わる…よく晴れた感じから降雪、また晴れてという感じだ。そして雪が降る地点も、雪雲が風に流されているのか、少しずつ遷っている様子だ…
↓遠くの踏切の音が聞こえ…一行は思わず「来た!」と声を漏らす…雪原では目立つラッセル車が姿を見せた…
↑画の右側上方に、少し前まで海岸線や海が見えていたが、雪雲と降雪に覆われて見えなくなってしまっている…
↓雪を除けながら突き進む感じを、高い位置から見下ろす…
「御近所の同好の士」というようなことで連れ立って出掛け、雪の丘に侵入し、「北の鉄路を護るラッセル車」を鳥瞰する…
「あの線路がよく視えそうな高台へ…」ということになり、御誘いの声を掛けて頂いた方が用意して在った「現代版かんじき」のような“スノーシュー”をブーツの上から着用…往路は「某が先陣を承る…」と先頭を切って、“ループ線”の要領で針路を拓き、やや急峻にも見えた丘の上に上がった…辺りには、キツネの足跡…キツネしか上がらないような場所に、一行は陣取った…
天候は短い周期で切り替わる…よく晴れた感じから降雪、また晴れてという感じだ。そして雪が降る地点も、雪雲が風に流されているのか、少しずつ遷っている様子だ…
↓遠くの踏切の音が聞こえ…一行は思わず「来た!」と声を漏らす…雪原では目立つラッセル車が姿を見せた…
↑画の右側上方に、少し前まで海岸線や海が見えていたが、雪雲と降雪に覆われて見えなくなってしまっている…
↓雪を除けながら突き進む感じを、高い位置から見下ろす…
「御近所の同好の士」というようなことで連れ立って出掛け、雪の丘に侵入し、「北の鉄路を護るラッセル車」を鳥瞰する…
夕べの稚内港北防波堤ドーム(2017.02.23)
大きな氷柱(つらら)―抜海駅(2017.02.19)
公衆電話ボックス(2017.02.18)
「日本国内最北の踏切」を過ぎるキハ54(2017.02.18)
過日、ぼんやりと歩いていて、踏切に入った辺りで警報音が鳴り出し、多少慌てたということが在った。
大都市圏に「開かずの踏切」と評判が悪い箇所が見受けられるようだが、稚内の踏切は通過する列車の本数が限られているので「開きっ放しの踏切」で、歩き回る分には“存在”を殆ど意識しない…そこで過日は慌てたのだった。
↓この日は踏切に差し掛かる少し前に警報音が聞こえ、ゆったりとやって来る列車を眺めた…稚内駅側へ北上中だ…
↑個人的には「地元の列車」というように最も強く感じる「キハ54の1輛運行」が登場した…
↓列車は踏切を通り過ぎる辺りから、少し極端に視える程度に減速し、ゆったりと稚内駅のホームに入って行く…
これは南稚内駅側の基地で待機して準備を整えた後に稚内駅入りし、そのまま名寄行の列車になる。何度か乗車した経過も在る列車だ…
「もう少し運行頻度が高まってくれれば…」と何時も思うのだが…昨年はこれの登場頻度が減った…今年は変わらないようだが…最近は、稚内駅周辺で列車を視る都度に「何時か、こうした車輛に会えなくなる??」という想いが募ってしまう…
大都市圏に「開かずの踏切」と評判が悪い箇所が見受けられるようだが、稚内の踏切は通過する列車の本数が限られているので「開きっ放しの踏切」で、歩き回る分には“存在”を殆ど意識しない…そこで過日は慌てたのだった。
↓この日は踏切に差し掛かる少し前に警報音が聞こえ、ゆったりとやって来る列車を眺めた…稚内駅側へ北上中だ…
↑個人的には「地元の列車」というように最も強く感じる「キハ54の1輛運行」が登場した…
↓列車は踏切を通り過ぎる辺りから、少し極端に視える程度に減速し、ゆったりと稚内駅のホームに入って行く…
これは南稚内駅側の基地で待機して準備を整えた後に稚内駅入りし、そのまま名寄行の列車になる。何度か乗車した経過も在る列車だ…
「もう少し運行頻度が高まってくれれば…」と何時も思うのだが…昨年はこれの登場頻度が減った…今年は変わらないようだが…最近は、稚内駅周辺で列車を視る都度に「何時か、こうした車輛に会えなくなる??」という想いが募ってしまう…
稚内駅に到着した<サロベツ>(2017.02.20)
↓3輛編成のキハ183系ディーゼルカーが稚内駅に到着し、乗客が順次下車した…
↑列車の後尾側は、走行時に跳ね上げる粉雪が付着している。付着の按配を視ると、沿線は然程積雪が多くもなかったことが窺える…
稚内駅傍の倉庫の脇に在った、よく視れば「存外に高い…」感じだった、小さな丘のように堆くなった雪の上に上って、「少し見下ろす」位置で到着した<サロベツ>を眺めた…
↓少し気を付けながら「冬季限定特設展望台」的な堆い雪から下りて、稚内駅に着いた<サロベツ>を眺めた…
↓少し列車に近い辺りに寄り、横から眺めた…
こんなことをしていた間に…車輛は待機所へゆっくりを引揚げた…
陽が落ちてしまってから、戸外で列車を眺めながら写真を撮り、「一寸寒い…」感じになって来たので、足早に駅辺りを立ち去って、“何時もの店”に寄って夕食を愉しんだ…
↑列車の後尾側は、走行時に跳ね上げる粉雪が付着している。付着の按配を視ると、沿線は然程積雪が多くもなかったことが窺える…
稚内駅傍の倉庫の脇に在った、よく視れば「存外に高い…」感じだった、小さな丘のように堆くなった雪の上に上って、「少し見下ろす」位置で到着した<サロベツ>を眺めた…
↓少し気を付けながら「冬季限定特設展望台」的な堆い雪から下りて、稚内駅に着いた<サロベツ>を眺めた…
↓少し列車に近い辺りに寄り、横から眺めた…
こんなことをしていた間に…車輛は待機所へゆっくりを引揚げた…
陽が落ちてしまってから、戸外で列車を眺めながら写真を撮り、「一寸寒い…」感じになって来たので、足早に駅辺りを立ち去って、“何時もの店”に寄って夕食を愉しんだ…
稚内駅に到着する<サロベツ>(2017.02.20)
夕刻、デジタルカメラを手に戸外へ出た…
稚内駅傍の倉庫の辺りに在る、雪が堆くなった辺り…「冬季限定特設」という按配の小さな丘のようになっている箇所に上がった…
氷点下5℃程度の気温で、風がやや冷たい中…待つこと暫し…踏切の警告音が聞こえた…
↓札幌から北上して来た、特急<サロベツ>が現れた…
↑キハ183系で運行されている列車だ…
↓減速して稚内駅の行き止まり式ホームに列車が滑り込む…
↓3輛での運行で、後尾の車輛は形状が一寸違う…先頭側の車輛よりも製造年次が古いモノだ…
来る3月のダイヤ改正で、稚内を発着する特急列車はキハ261系の4輛編成を基本にするらしく、この少し年季が入ったキハ183系は登場頻度が減るという噂だ…何やら「車輛が足りない」と意味不明な話しが在るので、どうなるか判らないが…
そういう話しは、話しとして…「凍てつく夕べに、稚内に到着するキハ183系ディーゼルカー」というのは画になる…
稚内駅傍の倉庫の辺りに在る、雪が堆くなった辺り…「冬季限定特設」という按配の小さな丘のようになっている箇所に上がった…
氷点下5℃程度の気温で、風がやや冷たい中…待つこと暫し…踏切の警告音が聞こえた…
↓札幌から北上して来た、特急<サロベツ>が現れた…
↑キハ183系で運行されている列車だ…
↓減速して稚内駅の行き止まり式ホームに列車が滑り込む…
↓3輛での運行で、後尾の車輛は形状が一寸違う…先頭側の車輛よりも製造年次が古いモノだ…
来る3月のダイヤ改正で、稚内を発着する特急列車はキハ261系の4輛編成を基本にするらしく、この少し年季が入ったキハ183系は登場頻度が減るという噂だ…何やら「車輛が足りない」と意味不明な話しが在るので、どうなるか判らないが…
そういう話しは、話しとして…「凍てつく夕べに、稚内に到着するキハ183系ディーゼルカー」というのは画になる…
旭川:<高砂明治酒蔵>(2017.01.08)
↓複数の酒造会社が立地する旭川に在って、旭川駅辺りから徒歩で訪ねることも容易な場所に、高砂酒造の<高砂明治酒蔵>が在る…
↑積雪期には、辺りに雪も相当に積もって、独特な雰囲気を醸し出す…
↓「旭川の地酒」と在るのが視えるが、こういう景観を視ると、正しく「雪深い旭川から銘酒が送り出される」というような感じがする…
<高砂酒造>は、現在の会社の前身となる酒造場が1899(明治32)年に起こっている。堅調に醸造を重ね、創業から10年を経た頃、「本格的な酒蔵」を建設し、より良質な酒を造ることを目指して行くことになった。その建物が、<明治酒蔵>と名付けられて現存している訳だ…
↓酒蔵のシンボルとでも呼ぶべき杉玉も飾られている…
↑<高砂酒造>の人気銘柄は<国士無双>という。正直…<高砂酒造>という正しい会社名の以前に、<国士無双>の名を記憶してしまった位だ…
↓なかなかに趣が在る建物で、凄く気に入っている…
この時は「久し振りに!」と思い立って、この古い酒蔵に立寄ってみたのだった…
↑積雪期には、辺りに雪も相当に積もって、独特な雰囲気を醸し出す…
↓「旭川の地酒」と在るのが視えるが、こういう景観を視ると、正しく「雪深い旭川から銘酒が送り出される」というような感じがする…
<高砂酒造>は、現在の会社の前身となる酒造場が1899(明治32)年に起こっている。堅調に醸造を重ね、創業から10年を経た頃、「本格的な酒蔵」を建設し、より良質な酒を造ることを目指して行くことになった。その建物が、<明治酒蔵>と名付けられて現存している訳だ…
↓酒蔵のシンボルとでも呼ぶべき杉玉も飾られている…
↑<高砂酒造>の人気銘柄は<国士無双>という。正直…<高砂酒造>という正しい会社名の以前に、<国士無双>の名を記憶してしまった位だ…
↓なかなかに趣が在る建物で、凄く気に入っている…
この時は「久し振りに!」と思い立って、この古い酒蔵に立寄ってみたのだった…
稚内港北防波堤ドーム―「積雪期の雨」が上った後の早朝(2017.02.17)
↓早朝の、未だ灯りが残る時間帯に稚内港北防波堤ドームの辺りへ足を運んでみた…
↑手前側の道路面は湿ったアスファルトが覗くが、柱廊状の稚内港北防波堤ドームの前は「様々な状態の積雪+氷+水溜り+アスファルトが覗く箇所」という「ややこしい状態」になっている。「積雪期の雨」の後ならではな感じだ…
稚内港北防波堤ドームの手前は、少し車輛の通行が多いかもしれないが、辺りの歩道は歩行者の数が然程でもなく、比較的厚めな積雪が見受けられたが、今朝はその積雪が変なバランスで「半ばシャーベット」という柔かい状態となり、足を踏み出すと「存外な深さの非常に柔い雪の中に足が嵌り込んでしまう」ということもあった。加えて、雪に「潤沢に過ぎる」程度に含まれた雨水が、踏み込んだ拍子に跳ねて膝の辺り等に冷たい水が掛かるという場面まで在った…
天候が「下り坂」と囁かれているが、とりあえず道路面は「ややこしい状態」である。戸外に出る際は要注意だ…
↑手前側の道路面は湿ったアスファルトが覗くが、柱廊状の稚内港北防波堤ドームの前は「様々な状態の積雪+氷+水溜り+アスファルトが覗く箇所」という「ややこしい状態」になっている。「積雪期の雨」の後ならではな感じだ…
稚内港北防波堤ドームの手前は、少し車輛の通行が多いかもしれないが、辺りの歩道は歩行者の数が然程でもなく、比較的厚めな積雪が見受けられたが、今朝はその積雪が変なバランスで「半ばシャーベット」という柔かい状態となり、足を踏み出すと「存外な深さの非常に柔い雪の中に足が嵌り込んでしまう」ということもあった。加えて、雪に「潤沢に過ぎる」程度に含まれた雨水が、踏み込んだ拍子に跳ねて膝の辺り等に冷たい水が掛かるという場面まで在った…
天候が「下り坂」と囁かれているが、とりあえず道路面は「ややこしい状態」である。戸外に出る際は要注意だ…
走行中のラッセル車(2017.02.19)
<スーパー宗谷 2号>の出発(2017.02.19)
朝…稚内駅の周辺へ…
駅の直ぐ傍の倉庫脇に、雪が堆くなっている箇所が在る。小さな丘のようになっているのだが、肥薩線の旅で乗車した「勾配を越えるループ線」の原理で廻り込むようにそこを上がり、「やや高い、稚内駅構内と辺りの軌道を少し見下ろす位置」を確保した。
↓降雪も交じる中、列車が動き始めた…
↓駅の直ぐ手前の踏切の辺りに、直ぐに差し掛かる…
↓踏切を過ぎると少し速度が上がる…
↑降雪と、列車走行時に舞い上がる雪煙で、列車の姿が霞む…名寄や旭川を経て札幌へ…長い旅が始まる…
この<スーパー宗谷>…来る3月のダイヤ改正で、列車名が<宗谷>に変わる…“スーパー”というのは、「従前からの列車」に対して、新しい車輛の登場等で「従前より速く目的地に着く」ということで列車の愛称に冠せられていたモノだ。<スーパー宗谷>は、登場以前の急行よりも速い、新しい車輛の特急で「一味違う」として“スーパー”を冠したのであろう…「“スーパー”ではない」モノが無いので、“スーパー”は「要らない?」と個人的には思わないでもなかったが…本当に<宗谷>となる…
そういう「変な感慨」も交えながら眺めたが…4輛編成の列車が雪交じりの中で出発する場面は美しいと思う…そして辺りの雪が積もった上に上がっての画…「冬ならでは」というものである…
駅の直ぐ傍の倉庫脇に、雪が堆くなっている箇所が在る。小さな丘のようになっているのだが、肥薩線の旅で乗車した「勾配を越えるループ線」の原理で廻り込むようにそこを上がり、「やや高い、稚内駅構内と辺りの軌道を少し見下ろす位置」を確保した。
↓降雪も交じる中、列車が動き始めた…
↓駅の直ぐ手前の踏切の辺りに、直ぐに差し掛かる…
↓踏切を過ぎると少し速度が上がる…
↑降雪と、列車走行時に舞い上がる雪煙で、列車の姿が霞む…名寄や旭川を経て札幌へ…長い旅が始まる…
この<スーパー宗谷>…来る3月のダイヤ改正で、列車名が<宗谷>に変わる…“スーパー”というのは、「従前からの列車」に対して、新しい車輛の登場等で「従前より速く目的地に着く」ということで列車の愛称に冠せられていたモノだ。<スーパー宗谷>は、登場以前の急行よりも速い、新しい車輛の特急で「一味違う」として“スーパー”を冠したのであろう…「“スーパー”ではない」モノが無いので、“スーパー”は「要らない?」と個人的には思わないでもなかったが…本当に<宗谷>となる…
そういう「変な感慨」も交えながら眺めたが…4輛編成の列車が雪交じりの中で出発する場面は美しいと思う…そして辺りの雪が積もった上に上がっての画…「冬ならでは」というものである…
暁の雲の下を行くフェリー(2017.02.15)
公衆電話ボックス(2017.02.17)
「2000年代の初め頃まで」の様子を思い出すと、「公衆電話が減っている」ということに思い当る。
「そう言えば、この辺りに…」と思っていた場所に公衆電話が無くなっているということが繰り返され、そのうち「何処に在ったのか」が思い出せなくなってしまう。他所に出る時にしても、何となく記憶していた場所に公衆電話が見当たらず、「必要!」と思う場合には戸惑ってしまうことさえ在る。
こういうことだから、最近は「公衆電話が…」と気に掛ける機会が激減してしまった。個人的には携帯電話は全然使わないが、不慣れな場所へ行く場合に便利な地図等が直ぐに入手出来るような場合も多いので「電話を架けて行き方を尋ねてみる」ということも「年に1回以下?」という感であり、モノを注文して求めようというような場合にも電話で発注先に話すような必然性が低く、「電話を使った通話」という機会自体がかなり減ってしまっているような気がしている。
そうした、日頃から「電話を意識しない」ような状態である訳だが…今朝、多少驚いた…
↓真新しい公衆電話ボックスが近所に登場したのだ…
↑「何時の間に??」と驚いた。偶々辺りを歩いて気付いたのだ…
稚内駅から稚内港北防波堤ドームへ向かう辺りの歩道上に、新しい感じのボックスを視掛けた時、「何時からこんなモノが?」と思った。以前から、それなりの頻度で歩くエリアだが、古くから公衆電話ボックスが在ったという記憶が無い…聞けば…設置されたのは「極最近」であるらしい…
もしかすると…何時の間にか「公衆電話が見当たらない…」感じになってしまっていて、「それも如何なものか?」ということになって、新たに設置される傾向が出ているのかもしれない…少し興味深い…
「そう言えば、この辺りに…」と思っていた場所に公衆電話が無くなっているということが繰り返され、そのうち「何処に在ったのか」が思い出せなくなってしまう。他所に出る時にしても、何となく記憶していた場所に公衆電話が見当たらず、「必要!」と思う場合には戸惑ってしまうことさえ在る。
こういうことだから、最近は「公衆電話が…」と気に掛ける機会が激減してしまった。個人的には携帯電話は全然使わないが、不慣れな場所へ行く場合に便利な地図等が直ぐに入手出来るような場合も多いので「電話を架けて行き方を尋ねてみる」ということも「年に1回以下?」という感であり、モノを注文して求めようというような場合にも電話で発注先に話すような必然性が低く、「電話を使った通話」という機会自体がかなり減ってしまっているような気がしている。
そうした、日頃から「電話を意識しない」ような状態である訳だが…今朝、多少驚いた…
↓真新しい公衆電話ボックスが近所に登場したのだ…
↑「何時の間に??」と驚いた。偶々辺りを歩いて気付いたのだ…
稚内駅から稚内港北防波堤ドームへ向かう辺りの歩道上に、新しい感じのボックスを視掛けた時、「何時からこんなモノが?」と思った。以前から、それなりの頻度で歩くエリアだが、古くから公衆電話ボックスが在ったという記憶が無い…聞けば…設置されたのは「極最近」であるらしい…
もしかすると…何時の間にか「公衆電話が見当たらない…」感じになってしまっていて、「それも如何なものか?」ということになって、新たに設置される傾向が出ているのかもしれない…少し興味深い…
<けあらし(気嵐)>こと<蒸気霧>(2017.02.15)
風が微弱で、氷点下2℃程度の低温ではあっても、然程「キツい」感じでもない明るい朝…
↓海岸から宗谷方向を望んだ…宗谷に林立している風力発電の大きな風車の独特な型が視えている…
↑明るくなって来た海の上に、「雲?」のようなモノが蠢いて拡がっている…
この「雲?」のように海上に拡がっているモノは、海面から立ち上る水蒸気が、陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧である。気象現象を指す用語としては<蒸気霧>と呼ぶそうだが、地元では<けあらし(気嵐)>と呼んでいる…
海水表面と外気の温度差が少し大き目になると、この現象が見受けられるようだ。個人的には、間近に視る場合よりも、海岸に佇んで少し向こうで発生している様子を視ることの方が多いような気がしている。少し不思議に視える光景だ…
↓海岸から宗谷方向を望んだ…宗谷に林立している風力発電の大きな風車の独特な型が視えている…
↑明るくなって来た海の上に、「雲?」のようなモノが蠢いて拡がっている…
この「雲?」のように海上に拡がっているモノは、海面から立ち上る水蒸気が、陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧である。気象現象を指す用語としては<蒸気霧>と呼ぶそうだが、地元では<けあらし(気嵐)>と呼んでいる…
海水表面と外気の温度差が少し大き目になると、この現象が見受けられるようだ。個人的には、間近に視る場合よりも、海岸に佇んで少し向こうで発生している様子を視ることの方が多いような気がしている。少し不思議に視える光景だ…
暁の光を受けて稚内港を発つフェリー(2017.02.15)
<ポートサービスセンター>(2017.02.04)
↓稚内港の中央埠頭辺りに建っている、<ポートサービスセンター>である。
↑館内に外光を取り込む大きな窓に、空と雲と朝の光が跳ね返っているのが判る…
この<ポートサービスセンター>は1995(平成7)年にオープンしている。各地を転々と移動しているイカ漁船の乗員のような人の利便を考えて構想されており、広々とした休憩室、御手洗、コインシャワー、コインランドリー、会議室が館内に設置されている。夏季には旅行者が立寄って利用している場面も多く見受けられる。少数派かもしれないが、私自身のような近隣住民も利用可能だ…
2013(平成25)年には、プレジャーボートで稚内に寄港する人達の利便を意図した『海の駅』というものに、少し先の<稚内副港市場>と合わせて指定されている…そういうことも手伝って、近年は春から秋に「ヨットで日本一周の最中」というような方を辺りで見掛ける場合も在る。
既にオープンから20年を経ているが、館内は精力的にメンテナンスをしているスタッフの皆さんの御蔭で、オープン当初と余り変わらないイメージに保たれている。
近所のなかなかに気に入っている場所である…
↑館内に外光を取り込む大きな窓に、空と雲と朝の光が跳ね返っているのが判る…
この<ポートサービスセンター>は1995(平成7)年にオープンしている。各地を転々と移動しているイカ漁船の乗員のような人の利便を考えて構想されており、広々とした休憩室、御手洗、コインシャワー、コインランドリー、会議室が館内に設置されている。夏季には旅行者が立寄って利用している場面も多く見受けられる。少数派かもしれないが、私自身のような近隣住民も利用可能だ…
2013(平成25)年には、プレジャーボートで稚内に寄港する人達の利便を意図した『海の駅』というものに、少し先の<稚内副港市場>と合わせて指定されている…そういうことも手伝って、近年は春から秋に「ヨットで日本一周の最中」というような方を辺りで見掛ける場合も在る。
既にオープンから20年を経ているが、館内は精力的にメンテナンスをしているスタッフの皆さんの御蔭で、オープン当初と余り変わらないイメージに保たれている。
近所のなかなかに気に入っている場所である…
<博多あまおう>(2017.02.12)
鳥の群れ…(2017.02.11)
鹿児島の<しろくま>をイメージしたTシャツ(2017.02.11)
休日の朝…「冬用の温かいアンダーウェアの上に、長袖Tシャツ位の服装が好さそうな…」と思い立った…
↓そしてこんなモノを引っ張り出した…未だ新しい…
↑鹿児島の名物かき氷<しろくま>をイメージしたイラストが可愛らしい…
これはUTme!というサービスで入手出来るモノだ。自身でデザインしたモノをプリント出来る他、方々のユーザーがデザインしたモノを入手することも出来る。
↓この鹿児島のユーザーによるデザインの中、この<しろくま>が酷く気に入ったので入手してみたのだった。
>>UTme! : LoveKagonma
“Kagonma”(かごんま)というのは、地元の方言で言う“鹿児島”のことである…
こんもりと盛ったかき氷に練乳をたっぷり掛けて、フルーツを飾るというのが<しろくま>というモノだ。
↓Tシャツのイラストは、こんもりと盛られたかき氷のように丸く太った、動物のシロクマがかき氷を頂くようなスプーンを手にしているのが面白い。
上記の鹿児島のユーザーによるデザインの中には、幾つも面白いモノが在る。
昨日辺り、あの鹿児島でも雪が降って、少し積もり、桜島の山頂から半ば辺りが白くなっている様子も伝わっていた。そんなニュースを見て、最近入手して在ったこの鹿児島の<しろくま>をイメージしたTシャツを思い出した訳だ…
↓そしてこんなモノを引っ張り出した…未だ新しい…
↑鹿児島の名物かき氷<しろくま>をイメージしたイラストが可愛らしい…
これはUTme!というサービスで入手出来るモノだ。自身でデザインしたモノをプリント出来る他、方々のユーザーがデザインしたモノを入手することも出来る。
↓この鹿児島のユーザーによるデザインの中、この<しろくま>が酷く気に入ったので入手してみたのだった。
>>UTme! : LoveKagonma
“Kagonma”(かごんま)というのは、地元の方言で言う“鹿児島”のことである…
こんもりと盛ったかき氷に練乳をたっぷり掛けて、フルーツを飾るというのが<しろくま>というモノだ。
↓Tシャツのイラストは、こんもりと盛られたかき氷のように丸く太った、動物のシロクマがかき氷を頂くようなスプーンを手にしているのが面白い。
上記の鹿児島のユーザーによるデザインの中には、幾つも面白いモノが在る。
昨日辺り、あの鹿児島でも雪が降って、少し積もり、桜島の山頂から半ば辺りが白くなっている様子も伝わっていた。そんなニュースを見て、最近入手して在ったこの鹿児島の<しろくま>をイメージしたTシャツを思い出した訳だ…
稚内港北防波堤ドーム(2017.02.10)
風が微弱な状況が昨日から続き、寒さが「キツイ」感じでもない。幸いだ…方々で、殊に雪と縁が薄いような地域で降雪が見受けられたというようなニュースに触れた一日であったが…
↓今朝は稚内港北防波堤ドーム辺りに足を運んだ…
↑「灯りが残る時間帯」が終わってしまうのがやや早めになったが…それでも未だ「遅めな冬の朝」というイメージは然程変わらない…
↓海側へ廻り込んでみる…積雪は然程多くない…
↑今朝は低い辺りまで雲が垂れ、他方で「カーテンの裾から灯り」という風情で朝陽の光が漏れていた…
何か今季は「酷く沢山…」というような降雪を免れている感の稚内だ…この何日間かも、多量の降雪が無いことから、辺りの雪の“嵩”が小さくなって来ているように思える…
こういう感じで、静かに春へ向かって行くのか?“冬将軍”の“逆襲”とか「最後の総攻撃」というような、妙な展開は在るのか?多少気にはなる…気にして、どうなるのでもないが…
↓今朝は稚内港北防波堤ドーム辺りに足を運んだ…
↑「灯りが残る時間帯」が終わってしまうのがやや早めになったが…それでも未だ「遅めな冬の朝」というイメージは然程変わらない…
↓海側へ廻り込んでみる…積雪は然程多くない…
↑今朝は低い辺りまで雲が垂れ、他方で「カーテンの裾から灯り」という風情で朝陽の光が漏れていた…
何か今季は「酷く沢山…」というような降雪を免れている感の稚内だ…この何日間かも、多量の降雪が無いことから、辺りの雪の“嵩”が小さくなって来ているように思える…
こういう感じで、静かに春へ向かって行くのか?“冬将軍”の“逆襲”とか「最後の総攻撃」というような、妙な展開は在るのか?多少気にはなる…気にして、どうなるのでもないが…
古びたサイロ(2017.02.05)
<AIZAWA since 1922>(2017.02.04)
↓稚内駅の直ぐ近くだ…
↑近所の店で改装が行われ、国道に面した出入口のイメージが少し変わった…
↓食料品等を扱うスーパーマーケット方式の店だ。1990年代にデパートだった建物の1階部分を店舗にするようになった頃から、現在の方式になった。それ以前は、何か懐かしいような感じの対面販売な市場的な店だった…
暫く休店して改装を行い、新装成って営業が始まったと聞いて、この入口を視た時、「since 1922」が気になった。
1922年と言えば、稚内市内に鉄道駅が登場したような頃であり、樺太との間を往来する稚泊航路はこの翌年から運航を始めている…そういう時代に起こったという店である…
こういうような、少し古い経過が在るような商店、飲食店は一部に在るようだが…どういう人が、どういう経過で創業したのだろうか?そういうような情報は特段に出ていないのだが、何となく興味が在る…
↑近所の店で改装が行われ、国道に面した出入口のイメージが少し変わった…
↓食料品等を扱うスーパーマーケット方式の店だ。1990年代にデパートだった建物の1階部分を店舗にするようになった頃から、現在の方式になった。それ以前は、何か懐かしいような感じの対面販売な市場的な店だった…
暫く休店して改装を行い、新装成って営業が始まったと聞いて、この入口を視た時、「since 1922」が気になった。
1922年と言えば、稚内市内に鉄道駅が登場したような頃であり、樺太との間を往来する稚泊航路はこの翌年から運航を始めている…そういう時代に起こったという店である…
こういうような、少し古い経過が在るような商店、飲食店は一部に在るようだが…どういう人が、どういう経過で創業したのだろうか?そういうような情報は特段に出ていないのだが、何となく興味が在る…