「日本国内最北の踏切」を過ぎるキハ54(2017.02.04)

何気なく歩いていた…

「カーン!カーン!カーン!…」何やら妙な音が鳴る…「何事?」と一瞬足を停めた…目の前に何やら棒状のモノが…

「アッ!」と気付いて棒状のモノの向こうへ小走りに歩んだ…どうということはない…稚内駅のほんの少し南寄りの踏切を越えて歩こうとしていたのだが…余りに列車の本数も少ないので踏切で遮断機が下りている場面に出くわすことは稀で、車も通っていない時に歩くことが多いので、眼の前に踏み切りが在ることを自覚していなかった…警報音と遮断機という当たり前のモノに戸惑ったという…妙な話しだ…

↓カメラを持ち合わせていたので、現れた列車を撮った…
Wakkanai on FEB 04, 2017 (1)
↑南稚内駅側の待機所から稚内駅を目指していたキハ54だった…

↓半ば駅が視えるような辺りの踏切だ…踏切を越えるとかなり大きく減速し、やがてキハ54が稚内駅に…
Wakkanai on FEB 04, 2017 (2)
↑何度も利用した経過が在るが、このキハ54は稚内駅で乗客を迎え、名寄駅を目指して南下する列車となる…

今日はなかなかの好天…車窓は眩しいことであろう…

夜の稚内港北防波堤ドーム(2017.02.03)

1936年に竣工し、1978年に再建されて現在に至っている稚内港北防波堤ドームだが、往時と現在との最大の相違点は「灯り」ということになるであろう…

↓夕刻の既に日が落ちた後に、降雪も無く、風も微弱な「好条件」(と言っても氷点下7℃程度…)な中で近くへ足を運ぶと、稚内港北防波堤ドームは光に包まれていた…
Wakkanai in night on FEB 03, 2017  (1)

↓屋蓋の下は、別な場所の歩道よりも明るい感じだ…
Wakkanai in night on FEB 03, 2017  (4)
↑屋蓋に覆われていても、風に舞う雪が吹き溜まっている様子が伺える…そして、屋蓋を下でウォーキングや愛犬の散歩をする人も在ることから、存外に「誰かが歩いた痕跡」も視える…

或いはこういう「夜の感じ」も、非常に稚内港北防波堤ドーム「らしい」かもしれない…往時はこういう灯りは無かったようなのだが…