稚内港と鴛泊港(利尻島)や香深港(礼文島)とを結ぶフェリーは、早朝に稚内港を発って、着いた島から折り返してというのを繰り返しながら運航されている…
早朝の時間帯に稚内のフェリーターミナルが設けられている中央埠頭が視える辺りを通り掛かると、出航するフェリーが視える…
↓海に近い辺りへ入ろうとすれば、雪が堆く深くなっている場所も在るので、入り易い辺りでカメラのズームレンズを望遠にして撮影してみた…
↓この時季、フェリーは高くなり始める朝陽が視える方向に向かって、細かく船首の向きを変えながら稚内港を出て島を目指す航路に乗って行く…
このフェリーが出航する様子…眺めるのが存外に好きだ…
“増結”で6輛編成の<スーパー宗谷 2号>(2017.02.25)
↓通常は4輛で運行の<スーパー宗谷 2号>だが、2輛増結で6輛で運行される場合が在る。現在の稚内駅のホーム…多分、この6輛の列車を「最も長めな編成の列車」と想定してデザインしたのだと思う。6輛運行の時は、少し窮屈な感じで停車している…
↑前照灯が灯り、いよいよ出発だ!
↓列車が進み始めた…
↑「6輛」は見栄えが好い!
↓雪を巻き上げて、南下を始める…
この<スーパー宗谷 2号>…もう少しで運行形態や時間帯が変わり、列車愛称も変わる…それでも…2000年に宗谷線の優等列車が“特急”ということになった時、このキハ261系ディーゼルカーが初めて登場している…この車輛に関しては「稚内へ向かうあの列車」という愛着も在る…近年は、何やら内部設備の不具合が見受けられたり、車輛メンテナンスの都合で“代車”が現れる場合も目立つように思うが…少しでも長く活躍して欲しいものだ…
↑前照灯が灯り、いよいよ出発だ!
↓列車が進み始めた…
↑「6輛」は見栄えが好い!
↓雪を巻き上げて、南下を始める…
この<スーパー宗谷 2号>…もう少しで運行形態や時間帯が変わり、列車愛称も変わる…それでも…2000年に宗谷線の優等列車が“特急”ということになった時、このキハ261系ディーゼルカーが初めて登場している…この車輛に関しては「稚内へ向かうあの列車」という愛着も在る…近年は、何やら内部設備の不具合が見受けられたり、車輛メンテナンスの都合で“代車”が現れる場合も目立つように思うが…少しでも長く活躍して欲しいものだ…
奈良:興福寺南円堂(2016.11.30)
↓独特な形状の屋根が記憶に残り、時々思い出す…
↑近鉄奈良駅に近い、興福寺の一隅を占める建物で、南円堂というそうだ…
813(弘仁4)年にオリジナルの南円堂が建ったそうだが、想像に難くないように、興福寺の境内の建物は戦や火災で何度も損なわれ、再建が為された経過が色々と在って、この南円堂もそうした例に漏れない。
現在の南円堂は1741(寛保元)年に、4回目と伝えられる再建で建てられたものだという。「1210(承元4)年頃の再建」と伝えられる北円堂に非常に好く似ていて、1741(寛保元)年頃には既に“古風”だったその建築様式等をかなり参照している様子だ…“八角堂”と呼ばれる様式の建物だというが、視ていて飽きない面白い型の建物のように思う…
こういう古い建物を愛でながら、ゆったりというのか、欲張って方々を訪ねたがって慌ただしくなってしまう場合もあるが、とりあえず「余計な事を考えずに過ごす」という時間が妙に恋しい昨今である…
↑近鉄奈良駅に近い、興福寺の一隅を占める建物で、南円堂というそうだ…
813(弘仁4)年にオリジナルの南円堂が建ったそうだが、想像に難くないように、興福寺の境内の建物は戦や火災で何度も損なわれ、再建が為された経過が色々と在って、この南円堂もそうした例に漏れない。
現在の南円堂は1741(寛保元)年に、4回目と伝えられる再建で建てられたものだという。「1210(承元4)年頃の再建」と伝えられる北円堂に非常に好く似ていて、1741(寛保元)年頃には既に“古風”だったその建築様式等をかなり参照している様子だ…“八角堂”と呼ばれる様式の建物だというが、視ていて飽きない面白い型の建物のように思う…
こういう古い建物を愛でながら、ゆったりというのか、欲張って方々を訪ねたがって慌ただしくなってしまう場合もあるが、とりあえず「余計な事を考えずに過ごす」という時間が妙に恋しい昨今である…