「北海道庁旧本庁舎」(赤レンガ)(2017.04.16)

夕刻に待ち合わせをしようとして、場所を「例えば“赤レンガ”の正門の辺りに…」と持ち出すと、「そうしましょう!」とスッキリと話しが纏まった。

そういう次第で、多少のゆとりを持って現場に辿り着き、「観光客 その1」というような風体で、“赤レンガ”を眺めてみた…

↓道路に面した正門の辺りから、門柱の脇から覗いた感じ…クラシックなデザインの街灯との組合せが非常に好い…
Former Hokkaido Local Gov. Building on APR 16, 2017 (12)

この建物は1881(明治21)年に竣工したそうだ。正面中央の“八角塔”が撤去されてしまったり、火災と火災からの復旧工事等も在った。1968(昭和43)年、前年にこの場所が「開拓使札幌本庁本庁舎跡および旧北海道庁本庁舎」として国の史跡に指定され、更に“明治100年”で“北海道100年”でもあるので、竣工時の姿に復元されて現在に至っている…

↓夕刻、建物の正面とは反対側、西寄りから光が射し、何か古い建物の形状が浮かび上がる気がする…
Former Hokkaido Local Gov. Building on APR 16, 2017 (2)
↑「明治時代の煉瓦造建築」で、ここのように一定以上の規模のモノは、意外に少ないような気がするのだが、思わず見入ってしまう…

未だ旅行者等が相対的に少ない時季ながら、存外に多くの人達が行き交っていた…

札幌は私自身にとって「縁深い街」と呼んで差し支えないと思うのだが、この「北海道庁旧本庁舎」(赤レンガ)を何となく気に掛けて、時々機会を設けて写真を撮ってみるなどするようになったのは、比較的近年であるように思う。とりあえず、この建物は非常に気に入っている。

蟹…(2017.04.16)

「北海道」とでも聞けば…「蟹!!」という連想は一部に在るらしいが…

北海道内に住んでいて、それ程頻繁に蟹を頂いている訳でもないことに直ぐ思い至る…稚内辺りでは、“蟹船”と通称されていた「よく海を越えてここまで…」と感心するような小さな船が港に溢れていた時期も在ったが、最近はそういうモノも珍しくなってしまっている…

そういう状態でも、「北海道」と聞けば「蟹!!」という連想は残っているのであろうか?

↓宿の近所で最も目立った屋外の看板だ…巨大なタラバガニだ…
Sapporo Citycentre in night on APR 16, 2017 (4)
↑建物の入口の上に掲げて在るので、大きさがやや判り難いが、“四畳半”とか“六畳”の部屋には収めることが難しい程度の大きさのように思った…

こういう看板だが…「北海道の…」というよりも「大阪の流儀の大看板」というようにも思える…

札幌時計台(2017.04.16)

「愉しい夕べ」を過ごし、「大通駅まで…」と少し歩いたが…思わず「あれ!!一寸、写真を撮りましょう…」と立ち止まって、持っていたバッグからデジカメを取り出した…

↓この時計台の辺りだけ、「時間の流れが停まっている?」という感じであるのが、「妙?」な感じだと思っていたが、近年は寧ろ「面白い…」と感じるようになった…
Sapporo Citycentre in night on APR 16, 2017 (1)
↑札幌を訪れた人で、「時計台の写真を撮る」という方が、「最も多く撮っている?」ように見受けられる画角の画になったと思う…