Турка(トゥルカ)(2017.05.15)

↓“トルコ式コーヒー”を淹れる道具だという…
on 15-05-2017 (1)
↑エスプレッソのマシンで使うような「本当に粉!」という感じ、“極細”に挽いた珈琲豆と水を入れて「煮出し」の要領で珈琲を淹れる訳だ…

この道具…「気軽に、手軽に自宅で珈琲を…」ということで、ロシアでは存外にポピュラーな代物らしい…

↓“トルコ式コーヒー”が盛んな地域の道具という風情の在るモノも視掛けるが、こういう「ステンレスで出来た現代的な道具」という設えのモノもたた在る…
on 15-05-2017 (2)
↑こういうモノが「使い易そう…」と、750ルーブルで入手した…

近くにカフェが在って、持ち帰りで珈琲を求めることに何らの不自由もなく、更に深夜や早朝でも一寸先に24時間営業な店も在って、珈琲の1杯位は簡単に求められるのだが…それでも「直ぐに部屋で珈琲を用意出来る」のは悪くない…「早目に眠ってしまい、眼を醒ました深夜の妙な時間」も含めて、このТурка(トゥルカ)は既に確りと活躍中である…

«Архангельская Северная Выдержка»(アルハンゲリスカヤ シェーヴェルナヤ ヴィヂェルジカ)(2017.05.18)

↓美しいラベルが貼り付いたウォッカのボトルである…
on 18-05-2017 (5)
↑気に入って何度も求めている«Смирновъ» (スミルノフ)(※)と然程変わらない、または少し安価というような価格帯である。

ロシア自体が「北の国」ではあるが、「ロシアの中の北」というイメージの地域が在って、アルハンゲリスクというのはその「北」というイメージなようだ。どういう場所なのか、訪ねてみた経過は全く無いが…

その「北」で、選び抜かれた伝統の逸品というような感じ…それがСеверная Выдержка(シェーヴェルナヤ ヴィヂェルジカ)ということであろう。

そしてそのСеверная Выдержка(シェーヴェルナヤ ヴィヂェルジカ)の前、Архангельская(アルハンゲリスカヤ)は、地名のアルハンゲリスクの形容詞形である。ここでは「アルハンゲリスクのウォッカ」という程の意味で用いられていることになる…

↓入念にフィルターで濾過をするという、古くからのロシアの流儀を遵守した製法を謳っているのだが…結局、「カクテルベース」ではなく「生」で呑むべきモノという感じだ!!
on 18-05-2017 (6)
↑連続式蒸留で製造されるウォッカだが…「老舗!」を謳う会社のモノは、何となく「味わい」のようなモノが深いような気がする…

この«Архангельская Северная Выдержка»(アルハンゲリスカヤ シェーヴェルナヤ ヴィヂェルジカ)に関しては、日本国内では視掛けた記憶が無い…アルハンゲリスクで1898年に起こり、1901年に第一号の商品が世に送り出されたという、長い伝統を誇る会社の製品だということだが…一寸「好いモノ」と出逢った気がする…

(※)
>>«Смирновъ» ―敢えて旧書体を用いる<スミルノフ>のウォッカ(2017.05.09)

↓製造している会社のウェブサイト(ロシア語)
>>Алвиз