何度も通り掛かって、様子を視ていて、「何か気になる…」と思っていて、他方で「間近に寄って眺める」ということをした経過が無いモノ…存外にそういうモノは色々と在るように思う…
そんなモノの一つが、実はコルサコフに在った…「列車に乗ってみよう…」という思い付きでコルサコフを訪ねることとした際、念頭に在ったのはその「気になる…」他方で「間近に寄って眺めていない」というモノを視ることであった…
↓こういう顔の描かれた大きな壁が在る…レーニンの顔だ…
↑コルサコフ港からユジノサハリンスクへ向けて移動する際に通る道筋から視える…場所としては「コルサコフ駅」から近い…
↓港のエリアに、こういうような壁が築かれている…色々と画が描き込まれた感じだ…
↑“1870”と“1980”という数字が両端に少し目立つが…これは「レーニン生誕110年」に寄せて造られたモノで在ることが伺える…
↓1905年頃の議会制度が登場して行く頃の経過をイメージした画…
↓1917年の革命をイメージした画…
↓内戦を経て、1922年にソ連が成立する状況をイメージした画…
↓第二次大戦を戦い抜き、戦後は産業を復興させ、宇宙飛行士も登場するようになって行ったという経過をイメージした画…
こういうように、なかなかに凝ったモノなのだが…
↓然程顧みられるでもなく、特に綺麗に整備されている感じでもない場所に、何となく佇んでいる…
この“壁”自体、もう直ぐ40年になろうかというような代物だ…近くで視れば、多少の傷みも見受けられる…
この種の「中途半端に古いモノ」が何となく面白い…
バス停とATM(2017.08.13)
↓ユジノサハリンスク市内では、「何となく、よく視掛ける感じ」な光景の様に思う…バスが停車するバス停を反対側の歩道から視た感じであるのだが…
↑バス停の辺りに、風雨を避けてバスを待つための屋根が設置されているのだが、その端の方に「СБЕРБАНК」という文字ロゴが覗いている…
文字ロゴの「СБЕРБАНК」(ズベルバンク)というのは、ロシア最大の銀行のモノである。正式には「ロシア連邦貯蓄銀行」と言うそうだが、「ズベルバンク」の通称で知られている。1841年創業であるという。日本史で言えば“天保年間”に起こったということだ…現代へ連なる金融機関というようなモノの草創期からの伝統を受継いでいるという存在かもしれない。色々な料金等の支払と言えば、とりあえず「ズベルバンク」の窓口というイメージが強い…方々のお店にデビットカード、クレジットカードの端末が在るのを視掛けるが、さり気なく「ズベルバンク」の文字ロゴが貼って在る場合も多い…
かなり大きな存在感の「ズベルバンク」だが…バス停の屋根に広告を掲出しているという訳ではない…勿論、広告にもなっているかもしれないが、あの文字ロゴの下に硝子張りのブースが設けられ、「ズベルバンク」のATMが設置されているのだ…勿論、全てのバス停ではないのだが、かなり方々でこの「スポンサード・バイ・ズベルバンク」という“屋根”が見受けられ、そこにATMが在る…そして<24>という看板も掲出され、一日中、時間を問わずにATMを利用可能なようになっている…
ロシアのATM…日本の銀行等で視掛けるタイプよりも軽量な機器のように見える…が、出金の他に振込等の色々な利用の仕方が可能なようだ。そしてこれらは日本国内で発行されている“国際”対応なクレジットカード、デビットカードにも対応し、現金を引出すことが出来る…
ユジノサハリンスク市内で「ATM…」(“バンコマート”と言う…)と言えば、各銀行や商業施設の建物の中等にも在るが、何となく「バス停の脇に在る…」というイメージも強くなっているように見受けられる…
それにしても…日本の銀行等で視掛けるATMには、「数百万円の現金」を入れていると聞いたことが在ったが…ユジノサハリンスク市内のATMにしても、それなりの現金を入れている筈で…銀行の営業拠点等と然程関係無く、「方々のバス停にATM」ということになると?「街中に凄い金…」という感じになる…何か不思議に思える…
こういう例のように、何となく「独自に“発展”して“拡がる”様々なサービス」というモノが、ユジノサハリンスク辺りでは色々と在るようだ…
↑バス停の辺りに、風雨を避けてバスを待つための屋根が設置されているのだが、その端の方に「СБЕРБАНК」という文字ロゴが覗いている…
文字ロゴの「СБЕРБАНК」(ズベルバンク)というのは、ロシア最大の銀行のモノである。正式には「ロシア連邦貯蓄銀行」と言うそうだが、「ズベルバンク」の通称で知られている。1841年創業であるという。日本史で言えば“天保年間”に起こったということだ…現代へ連なる金融機関というようなモノの草創期からの伝統を受継いでいるという存在かもしれない。色々な料金等の支払と言えば、とりあえず「ズベルバンク」の窓口というイメージが強い…方々のお店にデビットカード、クレジットカードの端末が在るのを視掛けるが、さり気なく「ズベルバンク」の文字ロゴが貼って在る場合も多い…
かなり大きな存在感の「ズベルバンク」だが…バス停の屋根に広告を掲出しているという訳ではない…勿論、広告にもなっているかもしれないが、あの文字ロゴの下に硝子張りのブースが設けられ、「ズベルバンク」のATMが設置されているのだ…勿論、全てのバス停ではないのだが、かなり方々でこの「スポンサード・バイ・ズベルバンク」という“屋根”が見受けられ、そこにATMが在る…そして<24>という看板も掲出され、一日中、時間を問わずにATMを利用可能なようになっている…
ロシアのATM…日本の銀行等で視掛けるタイプよりも軽量な機器のように見える…が、出金の他に振込等の色々な利用の仕方が可能なようだ。そしてこれらは日本国内で発行されている“国際”対応なクレジットカード、デビットカードにも対応し、現金を引出すことが出来る…
ユジノサハリンスク市内で「ATM…」(“バンコマート”と言う…)と言えば、各銀行や商業施設の建物の中等にも在るが、何となく「バス停の脇に在る…」というイメージも強くなっているように見受けられる…
それにしても…日本の銀行等で視掛けるATMには、「数百万円の現金」を入れていると聞いたことが在ったが…ユジノサハリンスク市内のATMにしても、それなりの現金を入れている筈で…銀行の営業拠点等と然程関係無く、「方々のバス停にATM」ということになると?「街中に凄い金…」という感じになる…何か不思議に思える…
こういう例のように、何となく「独自に“発展”して“拡がる”様々なサービス」というモノが、ユジノサハリンスク辺りでは色々と在るようだ…