甜菜で砂糖を製造する工場として樺太時代に建設された工場の建物が、ソ連時代は食品関係の工場として利用され、1967年からは製菓工場となって現在に至っているという話しを聞いていた…
↓工場の近くに辿り着くことが出来た…
↑裏側に廻り込んで、何となく雰囲気が判る感じの画が撮れた…
ユジノサハリンスクの東寄りを南北に貫くミール通をかなり北上し、高層住宅の建設が進んでいた辺り、ドリンスカヤ通に入って西寄りへ向かう。何となく道路が入り組んで、何時の間にか通の名の表示がクライニャヤ通となる辺りに工場が視える。工場の辺りは線路に近く、線路の敷設されている箇所は横断不可なので“行き止まり”な感じの場所になる。
↓それでも通に面した辺りに入口が在って、製菓工場の製品の売店になっている。(工場で製造されているモノが中心だが、それ以外のモノも多少在る…)
↑売店を覗こうとしたが、私が入る前にも何人かの先客が出入りしていた。永年愛されている「地元製品」ということなのであろう…
稼働中の工場で、中にずかずかと入って行く訳にも行かない場所だが、何やら「時間が積上げられている」感じがする場所だ…