ネベリスク地区内の景勝地として、名前が上ることが少なくなく、何度もその名を耳にしたクズネツォフ岬…実際に視たことは無かった…
↓これがそのクズネツォフ岬である…
↑上陸したカモイの浜のやや北に位置していたのだった…
↓岬の上の方には、古びた灯台も視えた…
↑険しい崖なので、船で辿り着いた浜の側から上に上がるのはやや難しく、上がることはしなかったのだが…
↓多少岬に近付いてみると、遠くからは見え難い、少し不思議な型の岩も視えた…
↓こんな雰囲気!何か、酷く気に入った…
砂浜で、所在なく過ごすというような時間…そんな時間を、今般のツアー参加以前で持ったのは、どれ位以前のことだったか?或いは以前には唯の一度も無かったのかもしれない…
例えば「もうサハリンへ行く必要は無い!」とでも言いがかりを付けられて、実際に行かないということになっても、或いは悔いは無いかもしれない。とにかくも好い時間だった。場合によって…9月の好天な日に、機会が在れば「再挑戦」ということをしてしまわないとも限らない…
サハリン南西海岸を疾駆したボート:『サハリンの涯へ』ツアー(2017.08.19)
「この場所の名前は?」と問えば、船長は「カモイ」と応えた。「旧いアイヌの言葉で“カムイ”という、確か“神”を意味する言葉が在って、ロシア語では転訛してしまってカモイとなった訳だ…辺りは、古くはアイヌの村だったらしいが、樺太時代にも村が在った。今となってはその跡地だという場所に、石の基礎が視られるばかりなんだが…」と船長は言葉を継ぐ…
そんなカモイの浜は、サハリンの南西海岸を「サハリンの涯」たるクリリオン岬へ南下する途中の、クズネツォフ岬の脇に在る。同じツアーに参加した女性が「サハリンにも未だこんな所!」とか「私達だけ!」と率直に感嘆を漏らしていた…そんな場所だ…クリリオン岬を海上から眺め、再び北上して上陸した場所だ…
↓カモイの浜に、ボートが停泊している。
↑船長が操縦席に陣取り、その脇の席に1人―私に割り当てられた場所…―、後部に4人と「6人で満員」の小舟だ…
「6人で満員」の小舟だが、「40ノットは出るさ…」と船長が言う高速艇である。小型高速艇に特有な「多少撥ねる」ような動きも見せながら進んだ…或いは“海釣り”では、この種の小型高速艇がよくとうじょうするのかもしれないのだが、私自身はこの種の船には「全く初めて」乗船した。気分は「“007”か何かのアクション映画」という具合だった…そして、クリリオン岬に向かって行く中で、何やらの無線交信の声が聞こえて「国境の海域を疾駆…」という状態が感じられ、興味深かった…
船長によると…嘗てこの種のボートは90万ルーブル台で入手出来た様子だが、最近は200万ルーブル位だという。これは“為替変動”によるものだ…このボートは、嘗て北海道の紋別で購われたモノとも聞いた…
こんな船で輝く海を駆け巡りながら視た光景…忘れ難い経験になった…
そんなカモイの浜は、サハリンの南西海岸を「サハリンの涯」たるクリリオン岬へ南下する途中の、クズネツォフ岬の脇に在る。同じツアーに参加した女性が「サハリンにも未だこんな所!」とか「私達だけ!」と率直に感嘆を漏らしていた…そんな場所だ…クリリオン岬を海上から眺め、再び北上して上陸した場所だ…
↓カモイの浜に、ボートが停泊している。
↑船長が操縦席に陣取り、その脇の席に1人―私に割り当てられた場所…―、後部に4人と「6人で満員」の小舟だ…
「6人で満員」の小舟だが、「40ノットは出るさ…」と船長が言う高速艇である。小型高速艇に特有な「多少撥ねる」ような動きも見せながら進んだ…或いは“海釣り”では、この種の小型高速艇がよくとうじょうするのかもしれないのだが、私自身はこの種の船には「全く初めて」乗船した。気分は「“007”か何かのアクション映画」という具合だった…そして、クリリオン岬に向かって行く中で、何やらの無線交信の声が聞こえて「国境の海域を疾駆…」という状態が感じられ、興味深かった…
船長によると…嘗てこの種のボートは90万ルーブル台で入手出来た様子だが、最近は200万ルーブル位だという。これは“為替変動”によるものだ…このボートは、嘗て北海道の紋別で購われたモノとも聞いた…
こんな船で輝く海を駆け巡りながら視た光景…忘れ難い経験になった…