ジョンキェル岬の灯台:アレクサンドロフスク・サハリンスキー(2017.09.23)

アレクサンドロフスク・サハリンスキーのジョンキェル岬には1864年創建で、2013年に自然災害で壊れてしまった後に再建されたという古い灯台が在る…

当初は視られると聞いた場所を徒歩で目指したが困難であることが判明し、タクシーをお願いした…山の中のような未舗装道路を上り下りしながら、一般車輌では入り悪い感じの小路の脇に至った。その小道を進み、崖の上へ…

↓「多少危なっかしい」と思いながらも眼下の光景を愉しんでいたが…望遠を使おうとP7700も駆使した…
Alexandrovsk-Sakhalinsky on 23-09-2017 (P7700) vol02 (7)

↓何とも名状し悪い、独特な美しさを感じる…
Alexandrovsk-Sakhalinsky on 23-09-2017 (P7700) vol02 (13)

これが視られたという一事によって、「アレクサンドロフスク・サハリンスキーに来て好かった!!」と思う…

ジョンキェル岬の灯台を望む:アレクサンドロフスク・サハリンスキー(2017.09.23)

アレクサンドロフスク・サハリンスキーのジョンキェル岬には1864年創建で、2013年に自然災害で壊れてしまった後に再建されたという古い灯台が在る…これが視たかった!

最初は、<三兄弟の岩>が視える海岸を進んで、流刑囚が掘ったというトンネルに至って、そこを抜けた辺りから上る場所も在ると聞き、海岸を歩いてみたが…海岸が狭隘になっていて、夥しい海藻が打ち上げられている中を進めば、トンネルへ通じる辺りは海水にスッカリ使って歩行可能な場所が途切れてしまっている…辿り着けない…着けたにしても戻りが不安だ…「残念ながら」と引揚げた…

そして「灯台が視える辺り」ということなら、タクシーをチャーターして辿り着くことも適うと判り…ホテルでタクシーをお願いした。やや離れた南隣のドゥエを往復する料金に準じて1000ルーブルということになった。

山の中のような未舗装道路を上り下りしながら、一般車輌では入り悪い感じの小路の脇に至った。その小道を進み、崖の上へ…

↓眼下にこういう光景が拡がる!!
around the Lighthouse, Alexandrovsk-Sakhalinsky 23-09-2017 (8)
↑古い灯台が崖の上に建っている…サハリンの北寄りの西海岸…タタール海峡の海が眼前に…

息を呑むような光景だが…やや風が強い崖の上…少々危なっかしい…

これが視られたということだけでも、アレクサンドロフスク・サハリンスキーに来て本当に好かった!!

廃船…:アレクサンドロフスク・サハリンスキー(2017.09.23)

↓朽ち果てるに任せたような…相当に古く、「錆びの塊」のようになっている廃船が、沿岸部に少々見受けられた…
Alexandrovsk-Sakhalinsky on 23-09-2017 (P7700) (5)
↑P7700の望遠で撮影した…

白い雲が折り重なるように流れる空の下に輝いている海に、何やら「どういう船だったのか?」という廃船…不思議な風景だ…

川がタタール海峡に注ぐ辺り:アレクサンドロフスク・サハリンスキー(2017.09.23)

ユジノサハリンスクからの夜行列車でティモフスコエに着いて、直ぐにバスで移動してアレクサンドロフスク・サハリンスキーに着き、荷物をホテルに置いただけという、「その足」も同然で随分と元気に歩き回った…

訪ねてみたかったアレクサンドロフスク・サハリンスキーの街に在る資料館に寄った後、海の側を目指して歩いた。「街外れ」と言うのか、「近郊」と言うのか…或いは「何も無いような場所」と言うべきか?そんな道を進み、大きな船が停泊しているでもなく、そういう施設が見受けられるでもない港の周辺に至った…

↓少し遠くを視れば、湿地のようになっている場所を背景に街が視えている…美しい!そしてカモメの群れが湿地の辺りで乱舞するように宙を舞う…
Alexandrovsk-Sakhalinsky on 23-09-2017 (P7700) (6)

何か…「遥かなアレクサンドロフスク・サハリンスキーに来てしまった…」という感慨が沸き起こるような光景だった…

アレクサンドロフスク・サハリンスキーで迎えた朝の空…(2017.09.24)

全く初めて足を踏み入れた土地で夜を明かし、朝を迎えると、安堵感と感慨が交じり合ったような、独特な想いが沸き起こる…

前夜は「抗い難い眠気」に抗せずに早めに休んだ…と言って、暗い時間帯でこそあるものの、深夜とは言い難い時間帯まで長く眠って眼を開けた…そして…また眠ってしまった…「スロースタートな日曜日」を決め込んだ…

↓泊まった宿の裏側が東寄りの空だった…
morning at Alexandrovsk-Sakhalinsky on 24-09-2017 (9)
↑初めて足を踏み入れ、初めて明けた朝がこういうように麗しい空であることは、訳もなく嬉しいものだ…