V.M.ゴロヴニーンの胸像(2017.10.16)

↓同じモノを撮っても、その日の光の状況や、一寸した角度の差異で「見え方」は意外に大きく異なるものだ…それ故に写真を撮ってみることは面白い。
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↑何か何度も視ている以上に「凛々しい」ように見えた…

↓未だ写真が普及しているでもない時代の人物で、幾つかの画が伝えられる人物を、こういう具合に像として立体化する…難しい作業なのだと思う。
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ゴロヴニーンは、世界周航をも成し遂げた海軍士官で、目線の先に「海の彼方」を何時も視ていた人物と想像するが…この胸像の目線の先は、交通量がやや多いサハリンスカヤ通である…

黄昏とレーニン(2017.10.17)

「1967年以来、今2017年で50年」というお話しを耳にする機会が偶々多かったのだが…

「1967年」と言えば「ロシア革命50年」だった訳で…今年は「100年」ということになる…

↓街でこれを視掛けて、不意にその「100年」というのを思い出した…
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↑私は「主要な被写体の背後に雲が拡がって…」というような画を何となく好むが…これに関して或る人が「“不穏な雲”という画が?」と評していた…が、このレーニン像のようなモノは、背後に雲が在るような感じが妙に似合うと思う…

↓滑らかな表面の台座に、空と雲が映り込んでいるのが面白い…
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1917年の革命後、1922年に「ソ連」の体制になり、その体制は1991年末で潰えた…革命がもたらした体制は70年間程の寿命だったことになる…

その体制の「産みの親」のように言われていた人物の巨大な像は、1970年に彼の「生誕100年」を記念して建立されたそうだ…

何時だったか、この脇を小さな少年とその父親らしい親子連れが通り掛かったのを視た。小さな少年は…「お父さん!これ何?」と…「“これ”と言うより“誰”だな…ウラジーミル・レーニンという人だ」と父親…「どうしてその人がここに居るの?」と少年…「どうしてって?この人のことを記念して、ここに像を建てたんだ。他にもこういうように、誰かの像を建てることが在るんだ…」という父親の話しで、親子連れのやり取りは聞こえない程度に、2人は遠ざかった…

↓自身をモデルにした、巨大な像が恐らく本人は全く訪ねたことが無い街に佇み続けていることに関して…彼自身はどう思っているのだろうか?ふと、そんなことを想う…
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この像自体、“文化財”の指定を受けている…そういうことで、「何?」とか「誰?」という人が増えても、巨大な像は街を見詰めて佇み続ける訳だ…

半ば凍る落葉…(2017.10.17)

↓午前7時半を過ぎた辺り…広場を歩いて、足下を視た…
17-10-2017 morning (3)
↑落葉が半ば凍っている…芝生も霜が降ったように見える…

0℃を挟むような気温帯が珍しくなくなろうとしている…

↓紅葉や黄葉も散ってしまった箇所が目立ち始めている…
17-10-2017 morning (1)

輝く…:レーニン通とプルカエフ通の交差するロータリー(2017.10.16)

↓午後10時半を少々過ぎていた頃だったと思う…
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↑「光る巨大な柱」が視える…

↓独特な存在感が在る、あのロータリーの柱がライトに照らし出されている…
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このライト…辺りが暗くなる頃に直ぐ点くのでもない…遅めな時間に点灯している様子だ…偶々近くを遅めに通り掛かって判ったことだ…

低く構える…(2017.10.16)

↓足下からパックがゴールに入ってしまわないように…間近での両チームの競り合いが在った場面で、ゴールキーパーが取る場合が多く見受けられる姿勢…
Ice Hockey 16-10-2017 (40)
↑時々、ゴールキーパーが試合前のウォーミングアップで柔軟体操のような動きを見せるが…身体が柔らかくなければ、巧くゴールキーパーは出来ないのかもしれない…