夕刻と夜との“境界”:レーニン広場(2017.10.31)

↓午後7時頃…レーニン広場が視えるユジノサハリンスク市行政府本庁舎の辺りで足を停めた…暫し見入った…
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↑「モノクロの画ならでは」だが、「ナイトブルーに染まろうとする空に描かれるグラデーション」がくっきりとモノトーンで記録された…

↓こういう様子に「どうでもいいような日常」の中で出逢えるということを寿ぐのだが…こういう様子を記録して、記録した画を視る愉しみを産み出す“ツール”を手に出来ていることが非常に幸いだ…
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殆ど“初冬”という状態になっている中、こうした「出逢って嬉しい」という光景を眼にする機会は寧ろ増えている感が…或いは“ツール”を手にして以来、意識がそういう様子に向き易くなっているのかもしれない…

月と百貨店<サハリン>(2017.10.31)

↓「忙しいサハリンスカヤ通とレーニン通との交差点を見詰める老舗百貨店か…」と交差点の辺りの歩道で足を停めた…
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↑行き交う車輛を見詰めるような建物の頭上に月が輝いている…

輝く月に向かって、何時か友人に聞いた伝承のように、「お金を振って、お金が増えるように祈る」ということをしてみたい気がしないでもなかったが、“天下の往来”のど真ん中では憚られる…

ユジノサハリンスク市内、或いは近郊の各地とを結んでいるバスには色々な型の車輛が用いられているのだが、折り好く大き目なタイプと小さ目なタイプとが交差点を競い合うかのように通過した。画の右端から更に進んだ辺り、交差点からサハリンスカヤ通を少し入った箇所にバス停が在り、方々へ向かう路線のバスが発着していて、何時も乗客で賑わっている…