輝くヨールカ:サハリン州政府本庁舎前(2017.12.18)

↓特設ステージも片付けられ、ヨールカが夜空に静かに輝くような感じになった…
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↑通り掛かった人達が、或いは「一寸観てみよう…」と出て来た人達が眺めている様子が見受けられる…

↓通を挟んだバス停の傍からの眺めが気に入った…
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「制作費は?」と野暮な問いが思い浮かぶ程度に華々しいステージをやって点灯したヨールカ…こういう「平素の様子」が、なかなかに典雅な感じで好い…

ヨールカ点灯:サハリン州政府本庁舎前(2017.12.16)

土曜日の夕刻、サハリン州政府本庁舎前に据えられた巨大なヨールカの点灯ということになった。

午後6時という話しなので現場を訪ねてみれば…特設ステージで「壮大なファンタジー」という感じの、歌や踊りが入る華々しい劇が展開していて…「寒さが少しキツく思えるようになって来たから…引揚げようか?」と思い始めたような午後7時10分頃になって、点灯という段取りに…

↓「3!2!1!」とカウントダウン…
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↓「来る好き年を期して!」と灯りが入った…
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実に華々しい催しだった…点灯した様子を視て…安心して、寒さがキツく思えたので引揚げ、途中で熱いスープを頂いてから住まいに戻ったのだった…

<サハリンアートカレッジ>の【クリスマスコンサート】(2017.12.18)

サハリンで、ロシアで「カレッジ」と呼ばれる教育機関は、主に若者の職業教育等を行う、日本の用語で言う「専門学校」に近い感じの存在であるようだ。

色々な分野で「カレッジ」が在るが、「芸術分野」のモノも在る。4年のコースだという。ここで学んで、更に学んだり学位を取得することを目指すのであれば、該当分野の学部を有する大学に入ることになる。

ユジノサハリンスクにも<サハリンアートカレッジ>という「芸術分野」の「専門学校」が在る。ここの音楽を学ぶ学生や関係分野の講師、その他関係者による【クリスマスコンサート】と呼ばれる演奏会が催されている。

この【クリスマスコンサート】の中、「実はメンバーに<サハリンアートカレッジ>の講師が居る…」という、ライヴを観て大変に気に入った<アブソリュート・ジャズ・クインテット>の出演の日が在ると聞き及び、楽しみにしていた。そして、比較的近所でもあるその<サハリンアートカレッジ>にお邪魔した…

↓幾つものグループが、素晴らしい歌や演奏を披露したが、圧巻であったのは<オールスターオーケストラ>である…滅多に視られないような“ビッグバンド”の演奏となった…
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↓そしてボーカルグループまで加わった…
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↑“ビッグバンド”をバックに、リードボーカルとコーラスという豪華なステージだ…

↓勿論、楽しみにしていた<アブソリュート・ジャズ・クインテット>の演奏も確り聴いた。
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↑華やかなカタリーナ・サックスも元気な演奏を披露していた…

↓出演した皆さんがコンサート終了後に記念撮影をしていた…
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↑「好い顔」が溢れている感じだ…

大変に愉しいコンサートで大満足だった…余韻に浸りながら住まいへ引揚げる道すがら、サハリンでの文化活動の「層の厚さ」を想った…

ペリメニ:「黒い」モノ(2017.12.16)

「ロシアの水餃子」と紹介される場合が多いペリメニは、「家庭の味」、「店の味」で色々な流儀のモノが供されるようだ…「オーソドックス?」と思えるモノの他、色々と工夫した「変わった感じ」のモノも見受けられる…

↓こういうモノが在った…黒である…
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↑蟹を含む魚介を使っているようで、皮は黒く染められている…そして赤いイクラが添えられ、見た目が好い…

実は…昼食に立寄り、ペリメニについて「どちらを頼もうか?」と迷って、2種類頼んでしまい…そして2皿平らげた…結果的に「多少、昼食代としては高めな支払」になり、休日のランチを「多少、豪勢に?」という話しに終始した訳だ…

ぺリメニ:スープに入ったオーソドックスな感じのモノ(2017.12.16)

不意に思い立ち…休日のランチを「多少、豪勢に?」と、寧ろ夕食を愉しむ店に立ち寄った…休日は「お得なランチ」が在るでもない…が、“豪勢”と言ってみても「知れている…」かもしれないような範囲である…

↓思い付いて頼んだメニューの一つがこれ!
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↑「ロシアの水餃子」と紹介される場合が多いと思うが、ペリメニである…

ペリメニは、「家庭の味」、「店の味」で色々な流儀のモノが供されるようだ…概して、日本国内で言う「餃子の皮」よりも少し厚い感じの小麦粉の皮で具材を包み、加熱調理する。

画のような、アッサリシタスープに入った感じのペリメニ…寒い時季には最高だ!

<大祖国戦争勝利70年並びにキリスト生誕記念主教座大聖堂>(2017.12.16)

「24時間営業のカフェに朝から寄って、ボリューム感あふれるサンドイッチの朝食を愉しむ」というのは、平日にも休日にもやることである…休日であった土曜日もそういうことをしたのだったが…思い付いて少々散策をしてみた…

↓未だ灯りが入っていない巨大なヨールカの向こうに、大きな大聖堂が視える様子は、なかなかに好い…
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↓大聖堂の輝く丸い屋根“クーポル”に雪が被っている様子が面白い…
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↑更に、そんな様子が濡れた道路面に映り込む…

↓近寄って大聖堂を眺めると、若干の降雪である…
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↑こうして写真に収めると、降る雪も画の中に多少写って面白い…

↓やがて大聖堂を照らしていたライトアップが消灯となった…他方で雪が多少強まった…
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寒さが厳しい地域の独特な様式の建築…“冬景色”が映えると思う…

カプチーノ…(2017.12.16)

↓朝食に出た後、そのまま少し歩き回り、住まいへ引揚げる前にカフェに立寄った…
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↑「持ち帰り」で頂くことが多いカプチーノ…「店内」ということにしてみた…

↓時には、こういうのが非常に好い…
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<復活主教座聖堂>(2017.12.15)

↓12月13日の酷い雪の後、初めてこの教会の辺りを眺めた…
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↑未だ暗い午前8時前だ…教会の手前の庭が「雪原」のような様相である…

↓教会に近付いてみた…
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↑鐘楼に雪が付着し、独特な趣だ…

この種のロシア正教関係の建築は、雪が妙に似合う…

<サハリンロシア民俗楽合唱団>(Сахалинский Русский Народный Хор) 『50年記念公演』(2017.12.14)

稚内では、ロシアの伝統的な楽曲や新旧のポップスを演奏するユジノサハリンスクのグループである<ルースキー・テーレム>を毎年のように招聘して公演を催している。今や<ルースキー・テーレム>は、稚内では「地元の一寸したスター」であり、「憧れの歌のお姉さんがやって来る!」と公演を心待ちにしている子ども達まで見受けられて「ローカルアイドル」という存在感を示している。

その稚内では御馴染な<ルースキー・テーレム>の母体となっているのが、ユジノサハリンスクで永い活動歴を誇る文化団体の<サハリンロシア民俗楽合唱団>(Сахалинский Русский Народный Хор) である。<ルースキー・テーレム>は、大人数な合唱団に対して、「方々に出掛けて演奏活動等を行い易いユニット」として、合唱団の選抜メンバーで編成してみたのが起こりであるらしい…

その<サハリンロシア民俗楽合唱団>(Сахалинский Русский Народный Хор) は、ソ連時代の1967年、音楽教師として各地で活動し、同時に演奏家としても作曲家としても活躍したウラジーミル・ナウモフの肝煎でユジノサハリンスクに起こったグループである。今年は「50年」ということなので、記念公演が彼らの本拠地、ホームグランドとも言えるようなユジノサハリンスク市の施設、<文化センター“ローディナ”>で催された。稚内で馴染みな皆さんも出演するということで、一寸足を運んでみた…

↓総勢20名程度での合唱は、なかなかに迫力が在るもので、一寸圧倒された…
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↑ロシアでは“合唱文化”とでも云うような、「人の声での表現」の好い伝統が在ると思う…

公演は、「ファンタジーの世界」のような古い時代の村落で祭事が催され、近在の人達が集って歌っているというような演出で進行した…

↓マスゲームのような、面白い動きが入る曲も見受けられた…
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↓稚内では御馴染みな、バヤン奏者のアンドレイ・メリニチェンコによる独奏も披露された。
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↑この人の演奏…画になる…そして愉しく聴ける…

↓終盤には、稚内に何度も登場している<ルースキー・テーレム>参加の4人のヴォーカリストが前面に出る曲も在った…
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半世紀にも及ぶ伝統を背景にした活動に触れる機会…非常に好かった!!

「開店準備中」のカフェ(2017.12.14)

↓何か「夜遅くに客足が途絶えたカフェでスタッフが閉店準備をしている」という様子に見えなくもない画だが…午前8時前に「開店準備」という様子である…
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↑比較的頻繁に利用し、主に「持ち帰り」で珈琲を求める…

看板が電飾になっているが…このチェーン店が拡がり始めたような時期に登場している店舗で、少し前まで看板のデザインは異なり、電飾も入っていなかった…

「大雪の痕」が未だ残る街に灯りが漏れている感じ…なかなかに好い…

レーニン広場のヨールカ(2017.12.13)

↓ヨールカは北寄りに相当する画の右側で雪を被っている…夜から降り続き、午後に至って漸くやんだ雪が吹き付けたのであろう…
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↓レーニン像が覗く角度で…
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↑レーニンも酷く雪を被っている…

長く雪が降り続き、足下が酷く悪くなった一日が暮れた…何となく、自身の中に安堵感が漂った…

コムニスチーチェスキー通(2017.12.13)

↓一気に多量の雪なので、多少作業が追い付いてない箇所も見受けられるものの、ユジノサハリンスク都心部では歩道も存外に速く除雪が入っている…
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↑深い雪で、更に雪が降り頻っている中を往くと、「(どうでもいいような)日常の一コマ」以上でも以下でもない「その辺を歩いている」という状況ながら、「厳しい環境に踏み込んだ探検隊」か何かのような、妙な気分になる。

サハリン州郷土博物館(2017.12.13)

雪が上がっていた夕刻に歩き回り…一夜明けてみれば…夜の間に降り続けた雪が深く積もって街を覆っていた…更に、朝から雪は降り止まない…

↓博物館の独特な建物も「埋まってしまった」かのようになっている…
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0℃程度の気温で、湿った雪が降り続いている…

サハリン州郷土博物館(2017.12.12)

↓日中の雪が上がった夕刻、一寸道草してみた…
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↑雪の中でのライトアップが美しい…

↓午後6時台には未だ門が開いていて、建物に近付いて眺めてみることも出来た…
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暗い夜空に浮かび上がる独特な建物…何か「黒い用紙に丁寧に塗料で描き込んだ画」のようである…

「光の噴水」:レーニン広場(2017.12.11)

↓水が凍ってしまうので、北海道内の例と同様、ユジノサハリンスクでも11月以降は噴水が停まっているが…「光の噴水」が設えられていた…
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↑「光の噴水」の向こうに、大きなレーニン像の背中、ヨールカ、そして道路を挟んだ辺りにユジノサハリンスク市行政府本庁舎である…

降雪とレーニン像(2017.12.11)

↓大きなレーニン像がスッポリと隠れるようなヨールカの陰で、像は何時もの様に佇んでいる…
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↑ユジノサハリンスクのイルミネーションは「一気に設置して点灯」でもなく、「順次…」という感じだ…レーニン像の向こうに、さり気なくイルミネーションが増えていた…

雪の中のヨールカ(2017.12.11)

↓この種のモノ…雪が降り頻る中では見栄えが増す…
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↑写真でも撮ってみようという分には、少々苦戦を強いられてしまうが…

更に言えば…「アクシデント」関連で“縦位置”にカメラを持ち悪い面も在るのだが…それでも挑みたくなる…

Двойной Эспрессо(ドヴォイノイ・エスプレッソ)(2017.12.09)

↓時折、無性に欲しくなる飲物…
09-12-2017 my cup of coffee (2)
↑ユジノサハリンスクではロシア語でДвойной Эспрессо(ドヴォイノイ・エスプレッソ)と呼び習わされるのだが…要は「ダブルのエスプレッソ」である…

“シングル”では余りにも少ない感じで…結局“ダブル”を頂いてしまう…

こういうモノにも「お持ち帰り」が在って、専用の小さな容器に入れてくれることも多いのだが…こういうのばかりは、何処かの店内で一息入れながら、小ぶりなカップで頂くのが好い…

百貨店<サハリン>(2017.12.08)

↓夕食を愉しんだ後、少し暫く振りに通り掛かった…
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↑交通量がやや多目な通の交差する辺りで相変わらず忙しそうな風情だが…百貨店の建物の上、<Сахалин>の電飾看板が点いていない…

目立つ電飾看板が一つ欠けても、暗い空に角地の特徴的な建物が浮かび上がっている…

サハリン州郷土博物館(2017.12.10)

久し振りに…未だ門が開いている時間帯に郷土博物館の辺りを通り掛かった…

↓少し近付いて、独特な外観の建物を眺めてみた…
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↑建物手前の庭園部分に、暗くなって灯りが入るとカラフルな色になる枝が据えられていた…

↓一寸違う角度からも眺めてみた…
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未だ、積雪は然程深くはない…こういう感じの「雪と共に在る」雰囲気の建物が、なかなかに好い…

<大祖国戦争勝利70年並びにキリスト生誕記念主教座大聖堂>(2017.12.09)

「そう言えば…少し御無沙汰だった…」と大聖堂の様子を眺めてみたくなった…

↓戸外へ出た際に一寸回り道…午前9時頃の様子だ…
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↑こんな、朝の光で劇的な色を見せる空が背景になる時間帯が、最近は午前9時前後になっている…

何度眺めても好いものだ…

<The Peace>(ザ・ピース)(2017.12.10)

↓新千歳空港の免税店で仕入れて来た代物だ…
10-12-2017 'The Peace' (4)
↑他の煙草の倍以上の値段だったが…街の普通の店でも、他の煙草の倍以上の価格で出回っている代物である…

金属の箱にアルミ箔のような蓋までされて20本の煙草が収まり、その金属の箱が紙製の箱に入ってセロファンが巻かれている。そういう状態のモノがカートンに収まっている…

1カートンの200本までの煙草は、免税品で普通に持ち込むことが可能だが…ユジノサハリンスク空港で税関吏が保安検査に使うような装置を駆使して荷物を検めた際、「これは何?!」ということになったようだ。「何ですか?」と尋ねられたので、「日本で一番高い煙草で、金属の箱に入っている」と説明した…2人の税関吏が居て、1人は「なるほど、そうですか…」と判ってくれたようだったが、もう1人は不思議そうに包みを視ていた…

↓こういうモノは、保安検査に使う装置のようなモノで視ると…何やら「拙いモノ」に視えてしまうかもしれない…
10-12-2017 'The Peace' (2)

↓登場して日が浅かった頃に「話しのタネ」という具合に嗜んでみたことが在ったが…随分と久し振りに一寸愉しんでいる…
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準備中のヨールカ:パベーダ広場ロータリー(2017.12.09)

一寸出る用事が在ったので、また天候も悪くなかったことから、早めに出発して道草し大聖堂が視えるパベーダ広場の辺りを通り掛かったが…

↓こんな様子を眼に留めた…
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↑雪解けの辺りから秋まで、華麗な花壇が設えられている箇所に、大きなヨールカが据えられた…

何れにしても灯りは消える午前9時頃ではあるのだが…この大きなヨールカ…周辺に段ボールが積上げられ、何やらの作業をしている人達も見受けられる…未だ準備中だ…

順次準備が整えられて、大きなヨールカが点灯して街を彩って行く…現在は「お楽しみはもう直ぐ!」という雰囲気だ…既に灯りが入っているヨールカも見受けられるが、未だこういう「準備中…」の方が少し多い感だ…

<日本国総領事杯 ユジノサハリンスク市剣道大会>(2017.12.09)

ユジノサハリンスク市内で、日本の武道である剣道に取組んでいる人達が在る。

以前、稚内でその剣道に取組む児童生徒と指導者のグループを御迎えした経過が在る。稚内の剣道連盟が「60年記念行事を行う」という最中で、剣道を始めたばかりの児童が多く含まれたユジノサハリンスクのグループには得難い経験であったと思う。真直ぐで真面目な指導者の指導の成果か、何処へ行っても元気に「こんにちは!」と挨拶をしてくれる感心な子ども達のグループで、“本当の初心者”なりに稽古や試合に奮戦していた様子や、市内見学の様子が思い出される…

その時の子ども達も出場する剣道の試合が在ると偶々聞いた。ユジノサハリンスクで剣道に取組むグループを御迎えした際の指導者…現在でも活動を続けていらっしゃるのだが、偶々御会いし「試合が直ぐに…」と聞いた訳だ…

その試合というのが<日本国総領事杯 ユジノサハリンスク市剣道大会>である。「少年の部」と「成人の部」とで各々順位を競って試合を行った。駐ユジノサハリンスク日本国総領事も、優勝杯のプレゼンターを務めるということで、来賓として会場に姿を見せていた。

↓「少年の部」から試合は始まった…
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↓竹刀を手に対峙し、タイミングを見て打ち合う…正しく「剣道の試合」である…
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稚内で子ども達を迎えたのは2014年の夏だった…3年以上経つ…

あの当時、最年少の子ども達は小学校低学年相当で、身体も小さかった。「大切な道具を大事に抱えて来た」という具合に、剣道の防具が入った大きなバッグを小さな身体で必死に抱えて稚内港に現れた感じが忘れ難い…大事なモノとは言え、重い荷物を抱えての到着で少々草臥れた他方、始めたばかりの剣道が起こったという国に初めて上陸出来たという嬉しさ、更に滞在への期待に輝いていた感じだった…

その時の子ども達が、普通に「剣道の試合」をやっていた…それぞれの得意な動きで一本を奪おうと、対戦相手に向き合っていた。何か非常に強い感慨に包まれた…

↓画の奥、防具の面を被った姿が画で正面から視える選手が「少年の部」での優勝だ…
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↓そのまま「成人の部」の試合も観た…
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↑こちらは身体が大きな選手達で、子ども達よりも動きが速く、声も大きいので迫力が在る…

↓長く剣道に携わっていたような、「観戦の眼」が在る方の目線では、必ずしもレベルが高くないのかもしれないが…素人目では一寸面白かった…
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ユジノサハリンスクで剣道に取組む皆さん…試合会場で技を競うことに留まらないモノを得ようとしているようでもある…長く続けて頂きたいと同時に、もっと普及もして頂きたいものだ…

サハリン州郷土博物館(2017.12.08)

↓氷点下二桁気温の早朝…
08-12-2017 morning (2)
↑積雪は未だ然程深くはないが…空気まで凍っているかのような感じもする…

何に使用する場所かは判らないが、入口の右側、1階の辺りは早朝に視ると灯りが点いていることが多い…“早朝”とは言っても午前7時半を過ぎたような辺りだ…

暗い時間帯が長い時季である…