何度か寄っている店でメニューを視て、見付けたのは<Курица карри>(クーリッツァ・カーリ)というモノ…
「карри」(カーリ)は、インド料理の店で視掛ける語であるが「カリー」、或いは「カレー」である。そして「курица」(クーリッツァ)は鶏肉、チキンだ。
ということは<Курица карри>(クーリッツァ・カーリ)というのは「チキンカレー」というように見受けられる…
「チキンカレー」!!「大いに期待!」ということになり、試しに御願いしてみた…
↓待つこと暫しで、こういう料理が出て来た。

↑ユジノサハリンスクの店で多々見受けられる「付け合せのライス」というモノが添えられて出て来たのは、「言われてみれば“カレー”のようだ」という感じな鶏肉の料理である。
「付け合せのライス」というモノが添えられて登場した体裁は、“カレーライス”的なイメージを少し離れた感じになってしまっていると思う。これは「肉料理」と認識すべきだと思う。
料理は少し味の付いた鶏肉を焼いたモノを、若干の野菜が入ったカレー味ベースのソースに絡めたようなモノである。ハッキリと辛いでもない、「欧州辺りで言うカレー風味?」という味わいだ。何となく「昔風でマイルドなカレー」という感じもする。意外と「和食的アレンジ?」という感じがしないでもなかった…不思議だ…
“字面”としては「チキンカレー」だが、内容としては「カレー風味ソースのチキン炒め」という感であろうか。「何か不思議な味わい?」と考えながら突いて、あっという間に平らげてしまった。
この種の意外な感じのモノには、マダマダ出会う余地が在りそうだ。