<Курица карри>(クーリッツァ・カーリ)(2018.01.08)

一度立ち寄って、「気に入ったから」と再訪する飲食店については、「最初に寄った時に気に入った料理」を立寄る都度に頼んで、勝手に「あの店はアレ」ということにしてしまうという傾向が自身には在るかもしれない…他方「何時も頼むモノ以外にどのような…」と何となくゆっくりとメニューを視るということも、時には試してみる…

何度か寄っている店でメニューを視て、見付けたのは<Курица карри>(クーリッツァ・カーリ)というモノ…

「карри」(カーリ)は、インド料理の店で視掛ける語であるが「カリー」、或いは「カレー」である。そして「курица」(クーリッツァ)は鶏肉、チキンだ。

ということは<Курица карри>(クーリッツァ・カーリ)というのは「チキンカレー」というように見受けられる…

「チキンカレー」!!「大いに期待!」ということになり、試しに御願いしてみた…

↓待つこと暫しで、こういう料理が出て来た。
08-01-2018 (9)
↑ユジノサハリンスクの店で多々見受けられる「付け合せのライス」というモノが添えられて出て来たのは、「言われてみれば“カレー”のようだ」という感じな鶏肉の料理である。

「付け合せのライス」というモノが添えられて登場した体裁は、“カレーライス”的なイメージを少し離れた感じになってしまっていると思う。これは「肉料理」と認識すべきだと思う。

料理は少し味の付いた鶏肉を焼いたモノを、若干の野菜が入ったカレー味ベースのソースに絡めたようなモノである。ハッキリと辛いでもない、「欧州辺りで言うカレー風味?」という味わいだ。何となく「昔風でマイルドなカレー」という感じもする。意外と「和食的アレンジ?」という感じがしないでもなかった…不思議だ…

“字面”としては「チキンカレー」だが、内容としては「カレー風味ソースのチキン炒め」という感であろうか。「何か不思議な味わい?」と考えながら突いて、あっという間に平らげてしまった。

この種の意外な感じのモノには、マダマダ出会う余地が在りそうだ。