午後7時過ぎのユジノサハリンスク市街を鳥瞰(2018.02.17)

スキー場内のカフェで、気に入っているバンドの演奏という情報を得て…開始予定という午後7時半頃に現場入りを目指し、ゴンドラの券を求めて目指すカフェが在るエリアに入った…

↓街の様子を眺めた…
17-02-2018 evening (5)
↑輝く街の美しさと同時に…「意外に明るい空」に気付く…

↓こんな看板が据えられている傍から街を眺めた…
17-02-2018 evening (1)

<Absolute Jazz Quartet> のライヴ(2018.02.17)

気に入っているバンド<Absolute Jazz Quartet>が、スキー場の中に在るカフェで演奏を行うと聞き、足を運んだ…

そのカフェというのは…入口側から視てかなり奥行きが在る場所で、奥側に場所を設けてバンド演奏を行うというようになっている。カフェはカフェテリア方式な店で、基本的にはスキー場の利用者が休憩して飲物や料理を愉しむという場所になっているが、この場所を目指してやって来るというのも在りだ。車で上がることが出来る場所に在るが、車を停める場所は…思い当たらない…他方でロープウェーも、このカフェを利用する旨を申し出れば120ルーブルで往復可能だ。スキー場の麓まで行って、このロープウェー利用の型で現場を訪ねた…

中では既に別なグループが演奏中であったのだが、それが程無く終了し、<Absolute Jazz Quartet>の準備が始まった…

とりあえず空いている場所に陣取って演奏を愉しめば善い訳だが…何となく求めた珈琲のカップを手に辺りを伺うと…バンドが演奏する場所の眼前のテーブルの席が空いていた…目の前に遮蔽する何かが在るでもない場所に陣取った…

↓やがて演奏が徐に始まった…
AJQ on 17-02-2018 (4)
↑ベース、ドラムスにリードギターとサイドギターという編成だ…一時は5人で“Quintet”を名乗ったが…また4人で“Quartet”となった。そして編成が少し変わった…

↓息が合ったメンバーの演奏は時間が経つに連れて熱を帯び、動きが大きなドラムスは「一寸待て…」と着ていたセーターを脱いでの熱演となった…
AJQ on 17-02-2018 (20)

↓時間にして1時間余りだったと思うが、夢中で聴いた…
AJQ on 17-02-2018 (41)

↓場内での彼らの演奏の雰囲気が判る動画を撮ることが出来た…<X100F>の他、<P7700>もバッグに入れて在って、それを変に揺れないようにテーブル上に置いて撮った画だ…実は演奏に参加したメンバーに一寸観て頂くという経過が在った画であるが…映像は非常に良質と評価して頂いた。「変にぶれない」というだけに配意したのだったが、それが「観易い画」になる訳だ…他方、音の録音状態はもう一歩かもしれないが…

↑このブログとしては例外的な「動画リンク掲載」だが、現場の感じをお伝えしたく、試行した…

非常に愉しい一時だったが…やや驚いたのは「スキー場内の施設」であるカフェが、「街中で営業している店」と「同じような」感じで「週末にバンド演奏」というようなことをしているということである…“街中”というような場所からゴンドラで上がるという、「シティーライフ」の延長線上に在る感じなスキー場というのが面白い…

演奏を愉しんだ余韻で多少景色を眺めて、ゴンドラで下りてから街を歩いて住まいの方向へ歩いたが…街では「スノーボードをやって来ました…」という風な、スキーウェア姿でボードを抱えて帰宅中という風な人達を存外に視掛けた…或いは、この時季の「ユジノサハリンスクらしい」感じかもしれない…

黎明:アニワの海岸で望んだ日出(2018.02.17)

休日となった土曜日の早朝…6時台に思い立って戸外に出て、鉄道駅辺りの市外線のバス乗場へ…バスに乗ってアニワを目指した…

アニワの終点・起点となる<アフトスタンツィヤ>の1つ手前で下車し、海岸へと歩く…一部の箇所では街灯が暗く、足下が好くないので上着のポケットから小さな懐中電灯を取り出して使用した…

海岸辺りに辿り着いたが…海の直ぐ傍までは進み悪い…浜は深めな雪に埋まっている…その「雪原」の様相の向こう…「浪が揺れる」筈であるアニワ湾の海面が判るのだが…「静止」している…アニワ湾の岸寄りな広い部分が凍ってしまっているようだ…

↓凍る海面の向こうに、サハリン島の南東部に相当する陸地が視え、コルサコフ周辺と推察し得る灯りが少し視える…
Анива 17-02-2018 (2)

浜に踏み込む手前の路傍に、遮蔽物が見え難い場所を見付け、そこを立ち位置にして様子を視ていた…

↓雲が不思議な動きを展開していた中、遠くの灯りが目立ち悪くなって来た…
Анива 17-02-2018 (6)

↓明るくなるに連れて雲が多くなって来た…
Анива 17-02-2018 (8)

↓空の一部の輝きが強くなって来た…
Анива 17-02-2018 (11)

↓朝陽が上った!
Анива 17-02-2018 (14)

↓少しだけ立ち位置から動いて、射し込む朝陽の光を…
Анива 17-02-2018 (18)

ここまで小一時間…多分、氷点下20℃に近いような感じ…かなり冷えた…両手の指の動きがやや悪くなってしまった…直ぐに<アフトスタンツィヤ>に足早に向かい、待合室で多少温まり、有料(10ルーブル)の御手洗を拝借し、ユジノサハリンスクへ向かうバスで引揚げた…

酷い寒さの他方…鮮烈な光景に出逢った…

A.S.プーシキン像(2018.02.16)

朝食を愉しんでいて、不意に思った…

近所のプーシキン像に関して、朝の未だ暗い時間帯等の写真を撮った経過が無かった…

「思い立ったら!」と朝食後に一寸プーシキン像の辺りへ…

↓多少の雪も被りながら、プーシキンは静かに何時もの位置に座っていた…
16-02-2018 morning (9)
↑銅像を据えた緑地の街灯との組合せ…何か非常に好い雰囲気だ!気温は…氷点下23℃…

サハリンで「誕生日?」と話題になり、「かのプーシキンと同じ日付らしい…」とでも言えば、9割程度の確率で「6月6日?!」という話しになる。プーシキンはそういう程度にロシアでは親しまれて有名な詩人である…

“赤”を敢えてモノクロで…(2018.02.16)

↓「何時も」の朝食の雰囲気…サンドイッチと飲料がトレーに載っている…
16-02-2018 morning (3)
↑陣取ったベンチの向かい側には、とりあえず脱いだ戸外用の上着や帽子を置いている…

愛用の<X100F>の“フィルムシミュレーション”は「ACROS/G」としてみた…

モノクロ写真の撮影では、色が入ったフィルターを敢えて使う場合が在るというが、<X100F>搭載の“フィルムシミュレーション”には「Y」(イエロー)、「R」(レッド)、「G」(グリーン)と、「カラーフィルターを使用している感じ」を選択することも出来るようになっている。

「赤いカップ」の存在感が強まるのではないかと…「G」を試行した…

↓こちらは「G」ではない。カラーフィルターを使わない「スタンダード」というモノ…
16-02-2018 morning (6)

両者の差異?私が愛用しているノートパソコンのモニターでは「微妙?」な感じだ…

時には「こういう楽しみ方」も好いかもしれない…

上空にジェット機:レーニン広場(2018.02.15)

夕刻に何気なくレーニン広場を眺めた…

上空にレシプロ機が飛行する様子を眺めてしまったのだが…それから何分と経たないタイミングだった…また少々大き目で独特な音が…

↓今度はジェット機が現れた…
15-02-2018 evening (6)
↑これも飛行機の機首が向いているのは、ユジノサハリンスク空港の方向だ…

恐らく「降下中」で空港が近いが故に、時間帯にもよるのだろうが、或る程度頻繁に飛行機が視えるのであろう…

上空にレシプロ機:レーニン広場(2018.02.15)

ユジノサハリンスクのレーニン広場周辺は交通量が少ない訳でもなく、賑やかなのだが…それでも上空に航空機が現れれば、存外に音が聞こえる…

↓或いは「音も聞こえるであろう…」というような場所を航空機が飛行しているということかもしれない…
15-02-2018 evening (2)
↑上空の飛行機の機首が向いているのは、ユジノサハリンスク空港の方角だ…

恐らく…12月に搭乗した経過が在るレシプロ機だと思う…

↓こちらに機体が判り易い画が在る…
>>新千歳空港のオーロラ航空機(2017.12.04)

こういうような「距離感」で上空の航空機が視える…これは、この画の辺りから概ね10㎞と近めな辺りに空港が在るという「ユジノサハリンスクらしい」感じな眺めかもしれない…

敢えてモノクロで撮った“赤”…(2018.02.15)

↓ユジノサハリンスクのファストフード店で朝食を愉しんだ際に撮った…
15-02-2018 morning ACROS (1)
↑ヴォリュームが在るサンドイッチを頂き、頂きながら飲んでいた飲物の余りを飲みながら一息入れていた…

「余りにも馴染み」なロゴが使われたカップだが…ロゴの脇には確りロシア語で“登録商標”を意味する語が刷り込まれていた…

画で言えば左上には「0,8л」と「0.8リットル」を意味する字が在って“線”も引かれている。これは「“線”まで飲料を入れると0.8リットル」ということで…欧州諸国で見受けられるような流儀だ…

日本の「ファストフード店の冷たい飲料」と言えば、「氷を入れてから飲物を注ぐ」イメージだが…ユジノサハリンスクでは氷は入れていない例が圧倒的多数…この店でも氷は入らず、画のカップではたっぷりと「0.8リットル」の飲料が入っている…

こういう「一寸面白い?」が幾つか在って、思わず写真を撮ったが…“赤”のイメージが強いモノを、敢えてモノクロで撮るというのも面白い…

「キムチ豚」…(2018.02.14)

↓「キムチと豚の炒め物」というように呼ばれているモノだが…所謂「豚キムチ」である…が、どうしたものか寧ろ「キムチ豚」と聞こえる言い方になってしまっている…
14-02-2018 (3)
↑御近所の店のランチタイムは、2種類か3種類から適宜選んで組合わせる「日替わりランチ」である。「豚キムチ」ならぬ「キムチ豚」が在れば、大概はお願いする…

この店の豚肉は、何か「角煮にでも使う?」ような、ゴロっとした形で小さ目なモノを使っている。「豚キムチ」でこういうゴロっとした肉を使う例が、余り思い浮かばない…

こういう、「一寸した」感じな中に「意外に好い」モノが多く見付かるというものだ…

「流氷」の上を走るスノーモビール:スタロドゥプスコエ(2018.02.10)

↓スノーモビールが橇を牽引し、その上に何人かが乗り込んでいる…
Стародубское 10-02-2018 (2)
↑と思えば、脇の方で人々が三々五々に歩き回っている…

これは…流氷の密度が高まり、圧し固まって形成された「海上の氷原」で繰り広げられていた様子である…こんな状態の「流氷」は、自身としては初めて視た…

「海上」を「歩行」する人々?!:スタロドゥプスコエの流氷(2018.02.10)

「氷上の釣り」がサハリンでは「大変にポピュラー」で「老若男女が愉しむ」とは聞いていた…が、ドリンスクからスタロドゥプスコエへ向かうバスの混雑や、着いてみたスタロドゥプスコエでの駐車されている車の多さには圧倒された…

↓そういう状況下、見渡す限りに「氷原」のようになったオホーツク海を眺めた…
Стародубское 10-02-2018 (16)
↑手前の畝のようになった箇所は、「氷が圧し上げられ」た痕跡なのだろう…その向こうは、何処までが浜で、何処からが海なのかが判らない…「水平線」として視える筈な辺りまで「氷原」だ…そこに「人影」である…

非常に多くの人達が、三々五々、道具を抱えて、または橇に載せて曳きながら氷上をドンドン進んでいる…

何か「非常に不思議」な光景に出くわした感だ…

<大祖国戦争勝利70年並びにキリスト生誕記念主教座大聖堂>(2018.02.09)

↓朝8時頃の様子だ…
09-02-2018 morning (5)
↑普段よりやや早めに朝食を愉しんで時間が在ったので…思い付いて歩き、こんな様子を一寸眺めてから、バスで移動した…

「朝8時の空」が微妙に明るい…この場所は、ユジノサハリンスクの街の東寄りでもある…気温は氷点下20℃に近いが…風が微弱で、然程辛くはない…

画の右側の上空…月も視える朝だった…

海!?:スタロドゥプスコエの流氷(2018.02.10)

ユジノサハリンスクから北東のドリンスクへ向かい、ドリンスクからオホーツク海岸のスタロドゥプスコエへ…夥しい数の人達が、「氷に穴を開けて行う釣り」を愉しもうと集まっている様に少々驚いた…

↓異様な様子だ…
Стародубское 10-02-2018 (57)
↑遠くから手前の朽ち果てた廃船が見えた時には、何なのかよく判らなかった…これが在る場所は…海であろう…

真っ白な大氷原に、朽ち果てた廃船が打ち捨てられている…というような様子だ…「水平線」に相当するような辺りまで、悉く氷に閉ざされている…

「凍る海面?」:スタロドゥプスコエの流氷(2018.02.10)

ユジノサハリンスクから北東のドリンスクへ向かい、ドリンスクからオホーツク海岸のスタロドゥプスコエへ向かった…

↓異様な光景だ…
Стародубское 10-02-2018 (54)
↑本来は「水平線」として視えるような辺りまで、全て氷に埋め尽くされ、「埋立地」または「干拓地」のような様相だ…

海を漂う流氷の量が多くなり、密度が濃くなって、湾のような地形のスタロドゥプスコエ辺りで流動性が損なわれ、確り固まってしまい、そこに積雪が加わっている…

「雪原」というモノが在るが…そういうモノは、大概は近隣の建物や、山地や丘陵、森林が視野に入る…が、ここでは「野球場が何個出来る?!」というようなことを連想する広い範囲、何も遮るモノが無いような状態で、「水平線」という位に離れている辺りまで一面に氷なのだ…

少し驚いた…以前に紋別を訪ねて眺めた流氷は、「海の上を漂って集まっている」という風情で、“アルキメディアン・スクリュー”なるモノを装備して氷を切り拓くように進む<ガリンコII>号で海上を遊覧航行したものだ…ここでは…徒歩、またはスノーモビールで「本来は海上」である場所を移動可能である…

私自身は「本来は海上」である場所を歩き回ることがやや不安で、然程遠くまで行かずに眺めたが…夥しい数の人達が、沖側に進んで行って「氷に穴を開けて行う釣り」を愉しんでいる…

ロシアのコイン(2018.02.09)

↓愛用の小銭入れが妙に重く、ファスナーの一部が中途半端に開いてしまい、ポケットの中にコインが落ちてしまっている場合が在るようになった…
монеты 09-02-2018 (2)
↑テーブルに小銭を出してみれば…こんなに!!

ルーブルのコインは、存外に使う…が、一寸困るのはコペイカ…「100コペイカ=1ルーブル」であるが、日常の“現金払い”な中では“四捨五入”のような曖昧な扱いになる代物だ…単純に外国為替レートで、通貨が実際に流通している国や地域の中での“価値”は推し量り悪いのだが、1ルーブルは最近のレートで2円程度である…様々な支払いは、殆どが「XXルーブル」で「XXコペイカ」というのは…近所のスーパーで求める“量り売り”な惣菜に関して在るという程度のように思う…

そんな次第で、スーパーの釣銭でコペイカのコインが貯まるが、コペイカを敢えて支払いに用いる場合は殆ど無い…だから、小銭入れの中でコペイカのコインが「無駄に場所を占める」というような具合になる…

↓左にルーブル、右にコペイカと分けてみた…
монеты 09-02-2018 (3)
↑コペイカが妙に多い…

結局、コペイカだけを別途に容器にでも入れて置いておくことにして、小銭入れを軽くした…

氷点下20℃の緑地<旭川広場>(2018.02.08)

↓ユジノサハリンスクと旭川との友好都市交流に因んで<旭川広場>と名付けられている緑地の様子だ…
08-02-2018 morning (2)
↑花や木々が美しい、近隣住民等の憩いの場ではあるが、現在は深い雪である。そして雪を「切り拓く」ように、通路部分は除雪が施されている。

↓雪の無い季節にも見受けられるように、緑地内を単純に通り抜ける人達も散見するが、愛犬の散歩をしている人達も見受けられる…
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↑犬の飼い主さん同士は、特段に親しいのでもないと見受けられ、何となく佇んでいるが…犬同士は、挨拶を交わしているのか、出くわしたことを悦び合っているのか、じゃれ合っていた…

この時の気温…氷点下20℃程度だった…が、午前8時前で空に“ナイトブルー”が交じるようになっている。ゆっくりと季節が進んでいるとは思う…

<ピヤシリくんせい卵 SMOKED EGG>(2018.02.07)

↓頂いた土産の包みを、居合わせたロシア人の同僚と一緒に開けてみれば、こういうモノが出て来た…
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↑名寄市内で製造されているモノ…名寄市内で販売されている他、稚内に在る「本店が名寄」という店等にも在るようだ…

私自身は視たことが在るモノだが…居合わせたロシア人の同僚は全く初めて視るらしく、眼を見開いて驚いていた。

「これは何?卵…普通な鶏の卵な訳ですか?こんなモノは初めて…」と本気で驚き、「一寸、試食をしてみよう…」ということになった。同僚は「一寸…どういうように食べるのか?」と、私がゆで卵を頂くのと全く同じ要領で頂いてみる様子を視て、「なるほど…」と自身でも試す。「これ…美味しい!」とロシア人の同僚にも好評だった…

私は、これを持ち帰って、<じゃがいも焼酎>を飲んだ時の肴にした。ロシア人の同僚は、持ち帰って自宅で一寸頂いた他、週末までキープしておいて「友人に見せる」というようなことを言っていた…サハリンでは「卵を燻製にして…」というようなモノが知られているでもない。同僚の友人も、きっと驚くであろう…

名寄の一寸した土産品を、ユジノサハリンスクで頂いた顛末である…

<じゃがいも焼酎 北海道 清里>(2018.02.07)

↓少し前に、用務を抱えてサハリン入りした友人から頂いていた土産である…これを一寸開けてみることにした…
souvenir 06-02-2018 (3)
↑新千歳空港の免税店で売られているのだという…北海道の清里町で製造されている「じゃがいも焼酎」であるという…

じゃがいもと麦麹で造る本格焼酎だ。スッキリとした、「淡白なウィスキー」というような味がするように思った…樽に貯蔵したという代物は、本当に「ウィスキー風」だった…

50mlの小さなビンが3本…ビンのままでは飲み悪いので、グラスに注いで頂くのが好い…

<じゃがいも焼酎 北海道 清里>は、「本格焼酎」で「芋」だが、各地でサツマイモを使って造っているモノとは一味違う…好きに悪しきに語られる「材料由来の“クセ”」のようなモノが然程感じられない。「ピュアなスピリット」という雰囲気が色濃いように思った。

「存外に佳いモノ」に出くわせたような気がする…

市外路線のバス乗場(2018.02.05)

ユジノサハリンスクから、近隣の他地区(他市)を訪ねる場合…鉄道沿線であっても、旅客列車の本数が極端に少なく、非常に利用し悪い。他方で、市外路線のバスに関しては、高い頻度で運行されている路線も見受けられ、それなりに人気が高いように見受けられる。

↓鉄道駅の傍に、バス乗場が在る…
05-02-2018 (3)
↑右側からコルサコフ行、ドリンスク行、アニワ行と、市外路線のバスとしては最も運行頻度が高いと見受けられる各運行系統の車輛が集まっている。如何にも「この場所らしい」感じだ…

この画は午後7時頃の様子だが…空の感じが存外に明るい…季節が着実に進んでいることも感じさせてくれる画になった…

「吹いている」感じのレーニン広場(2018.02.05)

何時の間にか、稚内では「シーズン最低クラスな気温」である「氷点下10℃程度」を「マイルド」と考えるようになっている昨今…そんな気温帯の朝で、降雪は弱めだったが…冷たい風が少々強めだった…

弱い降雪で、低温の粒子が細かい雪…ここに強めな風が吹き抜けると、「積雪が風に舞う」感じになり、なかなかに厄介だ…そして「マイルド」と考えるようになっている気温も、「かなり低い体感温度」ということになる…

↓そうした状況下、時折立止りながら歩む…立止ると、折り好くレーニン広場が視えた…
05-02-2018 morning (4)
↑舞い上がっている雪に、灯りが霞んでいるような感じ…レーニン像は「巨大な人影」という趣だ…

明るくなって、降雪は止んで晴れたが…時々冷たい風が吹き抜ける感じは継続している…

<Дружба Народов>(民族の友好)(2018.02.03)

↓コルサコフ地区行政府の直ぐ横である…
03-02-2018 Korsakov (7)
↑やや手が込んだベンチが据えられている…

ベンチは<Дружба Народов>(ドゥルージバ・ナローダフ)と名付けられている。「民族の友好」という意味だ…様々な国や地域の人達が、一つのベンチに仲良く腰を下ろすような平和な世界…そんなアイディアらしい…地元の児童生徒のアイディアを受けて製作されたそうだ…

冷えた休日の朝…コルサコフの街を歩いた中で出くわした…

コルサコフ:冷えた朝(2018.02.03)

↓冷え冷えとした空気が、画の左側から放たれる朝陽の光に彩られている感だ…
03-02-2018 Port of Korsakov (11)
↑冷えた空気を彩る光が射し込み、複雑な影が出来ている…そんな中で、雪と氷で覆われている丘陵状の地形に拡がる市街と、多くの船が停泊中の、港内の氷が厚めな感の場所が浮かび上がる感だ…

冷えた海、冷えた空、冷えた空気…それらの、敢えてモノクロの画を撮っても感じられるような彩り…長時間粘るにはキツい状態の高台だが…ここからの冬季の眺め!素晴らしい!!

コルサコフ港南埠頭(2018.02.03)

コルサコフ港を一望する高台の朝…氷点下15℃近い中、やや強めな冷たい風が、特に遮るモノも無い高台をなかなかの勢いで吹き抜ける…「風が微弱な状態での更に低い気温」よりもキツいことは免れ悪かった…

↓南埠頭の様子を視た…
03-02-2018 Port of Korsakov (5)
↑1920年代に整備された細長い桟橋に林立するクレーンが、半ば凍ったような海面に映り込んでいる…防波堤の内側の、色々な船が停泊している辺りは、氷がやや厚いように見受けられる…

冷え冷えとした空気感な中の光景…何とも言い難い風情だ…

コルサコフ港北埠頭(2018.02.03)

休日である土曜日の朝…

例によって、24時間営業のカフェでボリュームの在るサンドイッチの朝食を愉しんだ…未だ暗い感じの時間帯だったが…ふと思い立って鉄道駅の前のバス乗り場へ足を運び、コルサコフへ向かった…

バスがユジノサハリンスクから南下する間に、夜が明けて明るい感じになった。コルサコフでは、「摂政宮殿下が行啓の折り…」という故事が伝わる、港を一望できる高台へ向かった…道路の除雪は施されており、路面がやや硬く凍ってはいたが、何とか目指す高台に辿り着いた…

↓眼前に拡がった、北埠頭の光景である…
03-02-2018 Port of Korsakov (3)
↑浪静かな港の辺りで、海面が凍っているか、半ば凍っている…サハリンに入る物資の大きな部分を占めているらしい、ウラジオストクからのコンテナを積んだ船が北埠頭に停泊中だ…彼方の、サハリン島南西部の山地に至るまで、朝陽の光に浮かび上がり西天の彼方に去ろうとしている朝の白い月も視える…

何度も視ている場所ではあるが…こういう「雰囲気」は初めてだ!

感動を覚えた他方…氷点下15℃近い中、やや強めな冷たい風が、特に遮るモノも無い高台をなかなかの勢いで吹き抜ける…「風が微弱な状態での更に低い気温」よりもキツいことは免れ悪かった…

ユジノサハリンスク市行政府本庁舎(2018.02.02)

↓関係者や来訪者が多く見受けられる時間帯には遠い午前8時頃…氷点下20℃台に突入していた朝である…何かの関係者らしい1人の人影が視えるばかりで静かだ…
02-02-2018 morning (9)
↑ライトアップのランプの光に外壁が映える…中も綺麗だが、実は新しくもない建物を改装しながら大切に使っている…

屋根の上には、ロシア国旗、サハリン州の旗、ユジノサハリンスク市の旗の3本が立っている…

静かな朝に通り掛かった時の、この庁舎の眺め…気に入っている…

西天に輝く十六夜の月とレーニン広場(2018.02.02)

↓「月光を受けて佇むレーニン」という感である…
02-02-2018 morning (7)
↑「十六夜の月が西の空へ去ろうとしている」ような、よく冷えた早朝の様子だ…多少、雪も舞うが、気になる程でもない…

先週の雪は、精力的な除雪や排雪で嵩を減らしている。道路面は半ば剥き出しで薄い雪を被っているが…何やら一部が凍っているようにも見える…気温は氷点下20℃台の早朝である…