流氷とコルサコフ港北埠頭(2018.02.19)

↓夕刻、コルサコフ港を望む高台へ…
Корсаков 19-02-2018 (1)
↑沈み行く夕陽の光に浮かび上がる港は、海面が広く氷に覆われ、氷の隙間に覗く海水が光を跳ね返している…

↓埠頭に停泊中であるコンテナを積んだやや大きな貨物船は、この程度の氷の中でも航行するようだが…小さ目な船は難しいであろう…
Корсаков 19-02-2018 (7)
↑僅かな時間で光の感じは随分と変わるのが、この時間帯の面白さである…

↓「春を待つ…」という風情か…
Корсаков 19-02-2018 (8)

コルサコフ港の流氷は、「大小様々な氷が浮かんで集まる」という「流氷らしい」モノが感じられる眺めだった…

LNG船:プリゴロドノエ(2018.02.19)

プリゴロドノエには、サハリン島の北東部の海で産出する天然ガスや石油がパイプラインで送り込まれている。天然ガスはプラントでLNG化し、石油はタンカーに積み込む。

↓左にLNG船が視える…真中辺りに、洋上に設けられた石油積出の施設が小さく視える…右側には巨大なタンカーが港に出入りする際にサポートする大型タグボートが視えている…
Пригородное 19-02-2018 (6)

流氷に覆われてしまっているが…大型のタンカーは、然程影響を受けずに動いている様子だ…少し離れている場所からさり気なく眺めて撮っている画で、大きさが判り悪いかもしれないが、LNG船は全長が200mとか250mという巨大なモノなのだ…余程酷い氷でもなければ、巨大な船の重さで氷を砕いてしまうような感じで進むことが出来るのであろう…

因みに、このプリゴロドノエのLNG工場から積出されるLNGの8割近くは日本の需要家に向けたモノだという。年間で800万トン近くにもなるらしいが、それは「日本のLNG需要の1割程度」となるという。ということは、ここのLNGが入っている都市ガスで、ガスコンロに火を点けて「炎が10本出る時、1本はサハリンからのLNG」ということになるのだろうか…

色々な意味で興味尽きない眺めだ…