アントン・チェーホフ:<チェーホフセンター>館内(2018.03.30)

<チェーホフセンター>に新作劇を観に出掛けたのだった…

観ていた劇は、幕間を挟んで前半と後半という感じで上演された。その幕間に館内を少し歩き回ってみた…

↓2階に上がるとこういうモノが在った…
30-03-2018 at theatre (2)
↑劇作家として知られるチェーホフ…サハリンでは『サハリン島』を綴るための取材で、実際にサハリンにやって来たということで、「地元に所縁の作家」とも考えられている…そして、劇場の名の由来にもなっている…

↓立体感が強い、なかなかに面白い作風のチェーホフ像だと思った…
30-03-2018 at theatre (1)

こういうようなモノを眺めること…意外に好きだ…

新作劇『犬の心臓』(Собачье Сердце)のパンフレットとチケット(2018.03.30)

↓劇場で芝居を愉しみ、夕食を摂って帰宅…持ち帰ったパンフレットとチケットの半券を広げて、何となく写真に収めてみた…折り畳み式の、凝った美術のパンフレットだ…チケットは1400ルーブルだった…
from the theatre on 30-03-2018 (1)
↑3月24・25日に初めての公演が催されたばかりの「新作!」な芝居である…非常に愉しく観た!

<チェーホフセンター>での新作劇だが…通常な型で、ホールに観客が入ってステージで劇が演じられるのではなく…ステージのホール寄り辺りに、階段状に椅子を配した100席余りと見受けられた特設席を設ける方式の上演だった…随分以前にも、こういうような「ステージ上に少数の客席を設えて上演」というやり方を見た記憶が在るが、今般はかなり久し振りにこの方式の上演を観た…

何やら「前売り券?無い…」という感じで、「当日に窓口で…」というような話しになり、当日に足を運んで券を入手ということになった…席の指定は無く、“自由席”という次第…運好く最前列の端に陣取った。端の席でも、普段の大きなホール程に幅が在るでもないスペースなので、非常に好かった!演者が語気を荒げて話すような場面では「唾が多少散るのが視えるような…」という距離感だった…

『犬の心臓』(Собачье Сердце)は、ブルガーコフの小説である…これをベースに脚本を起こしての演劇化である…小説の粗筋に依拠しながら、独特の「大人向けな芝居」として、なかなか独特なパフォーマンスがステージ上で展開していた…「+18」と「18歳以上の鑑賞」という指定になっている芝居だ…

ブルガーコフの作品の中、『犬の心臓』(Собачье Сердце)は比較的よく知られている作品であると見受けられる…1920年代のモスクワを舞台とする小説なのだが、何処か「SF!」という設定が入り、同時に当時の世相を反映して、少なからぬ皮肉も込められたような、独特な雰囲気が在る作品だ。ブルガーコフは、医学部に学んだ経過が在り、そのためか「科学」を作中に容れた、現代で言う「SF!」な作品が幾分在るようだ…

フィリップ・プレオブラジェンスキー教授は、犬に手術を施して実験を行う…その結果、犬が人間のようになって行くのだが…教授が犬に着けた“シャリク”という名を転訛して、「人間化」してしまった犬は“シャリコフ”という、何となくロシア語に在りそうな姓を名乗り、教授を苛立たせる粗野な言動を見せるようになって行く。そして…という物語だ。

新作劇…限られたスペースで、抽象的な見せ方で小説を原案とする世界観を判り易く、同時に「やや意表を突く見せ方」で魅せてくれた…何か非常に「現代的な見せ方」と、感心していた…何か「怪物染みた存在」になって行く“シャリコフ”だが、何処か「哀愁…」も在る…

<チェーホフセンター>で芝居を愉しむ週末の夕べ…非常に好い!!

<大阪近鉄バファローズ>のキャップ(2018.02.24)

↓こういうキャップを入手してしまった…
goods from the trip on 24-02-2018 (4)
↑“合併”という事情で姿を消してしまったプロ野球チームのキャップである…

永く<近鉄バファローズ>として知られ、<大阪近鉄バファローズ>を名乗った期間は短い…近鉄の“バファロー”のマークは、少し歴史が在るらしい…

想い起すと…小学生の頃、<近鉄バファローズ>に関して然程知らなかった他方、「マークが好い!」と“バファロー”のマークが入ったキャップを愛用していた時期が在った…

<大阪近鉄バファローズ>を名乗った頃に、この“バファロー”のマークが入ったキャップを敢えて入手しようとはしなかったが…“合併”という事情でチームが姿を消してしまって、グッズが入手し悪くなって暫らく経つと「あのキャップ…何となく好いなぁ…」と酷く気になっていたのだ…

阪急の神戸三宮駅の傍に、プロ野球の<オリックス・バファローズ>のファンショップが在って、球団の歴史としては“傍系”という位置になってしまうらしいものの、<大阪近鉄バファローズ>関係のグッズも販売されていた。そこでこの画のキャップを見付けた!

思わずこのキャップを入手し、神戸から稚内へ持ち帰り、その後はユジノサハリンスクにも持ち込んだ…これも、何となく楽しかった神戸滞在の想い出と共に在るキャップということになるのだが、大事に愛用し続けたい…

<いきなりステーキ>:新札幌(2018.02.25)

神戸空港から新千歳空港へ飛び、列車で新札幌駅へ移動…

↓「多少遅めの昼食を…」と確り頂いてしまった…
25-02-2018 Sapporo (1)
↑肉の種類を伝え、「xxxグラム」と申し出るとスタッフが肉を切り出し、量って確認してから焼く仕組みの店だ…「300グラム…」と申し出たが…量ると「350グラム以上」だった…「そのままで好い!!」と焼いて頂いた…

時にはこういうモノも好い…

<やまびこ>の出発:東京駅(2018.02.22)

東京駅の新幹線に乗車するホームは、東海道新幹線と東北・上越・北陸の各新幹線で入口が分れている…

今般、新大阪駅へ向かおうと東海道新幹線のホームに入ったのだが…直ぐ間近に東北・上越・北陸の各新幹線の列車も視えた…

↓未だ「新しい!」という感じもするE5系による<やまびこ>が静かに発車していた…
Tokyo Station on 22-02-2018 (2)
↑この列車は仙台へ向かう…

11月に乗車した型の車輛なので、何となく懐かしい感じがして、少し見入ってしまっていた…

“モーニングセット”:京都の小さな喫茶店にて…(2018.02.24)

↓朝、少し早い時間帯から営業している喫茶店で供されている場合が多く見受けられる“モーニングセット”…そういうモノの「典型例」のような代物に出くわし、美味しく愉しく頂いた…
Kyoto on 24-02-2018 (1)
↑京都の地元に居る人達の間では、「パン食」が存外にポピュラーなようで、「美味いパン屋」には事欠かないらしいが、この喫茶店で供されたトーストも好かった…

「京都にロシア正教の教会が在る」と聞いていて、滞在した神戸三宮を朝早くに出発し、阪急電車を乗り継いで京都河原町に至り、京都市内を地下鉄で移動してこの教会を探して歩き回った。

一応、地図をプリントしたモノを参考に持参はしたのだったが、目指す教会が巧く見付けられなかった…目指す場所が見付からないと、少々心細くなり、「そう言えば…前日は“遅過ぎる昼食”を摂って、以降は然程食べていない…」と不意に思い出し、酷い空腹感も込み上げ「ほんの少ししか歩いていないのに草臥れた…」ような気分になる。

そんな場面で、「古くから営業していて、近所の人や、近隣に用事で出入りする人が寄るような雰囲気」の小さな喫茶店を見付けた。そこで<モーニングセット>を頂きながら、持っていた地図を示して店主氏や居合わせた方とお話ししてみると…目指した教会を迂回して、通り過ぎてしまっていた…そして、その喫茶店の辺りから目指す教会への道筋も判った…

「古くから営業していて、近所の人や、近隣に用事で出入りする人が寄るような雰囲気」の小さな喫茶店に一寸立寄って、店主氏や居合わせた方と一寸お話ししてみるというのも悪くない。店主氏は「40年位になるか…」としていたが、永くやっている店には「独特な好い空気」というモノが流れるのかもしれない。少し温かい気分にもなった…或いは…「40年位前」と言えば、モノクロ写真も未だ多かったかもしれないような時代のように思うが、写真の“モーニングセット”も、そんな頃から然程変わっていないのかもしれない…

20世紀冒頭に登場したというなかなかに立派な<京都ハリストス正教会>の建物を視たというのも非常に好かったが…そこへ至る道筋で偶々出くわした、「古くから街角に在る小さな喫茶店」の風情、頂いた“モーニングセット”が「酷く懐かしい」という感…時間が経つに連れて大きく膨らむ感だ…

<クラブサンドイッチ>(2018.03.28)

↓夕食に立寄った店で…「何となく好さそう…」とメニューの“サンドイッチ”という欄から選んで頼んだモノがこれだった…
28-03-2018 dinner (4)

然程規模が大きくもないのだが、諸外国からユジノサハリンスクへやって来て滞在する場合に利用している例が多く見受けられるホテルの館内に在る店だ…欧米諸国で出ているようなメニューが多々在る感でもある…

↓「3枚のパンに具材を挟むサンドイッチ」を<クラブサンドイッチ>と呼ぶらしい…
28-03-2018 dinner (3)
↑なるほど、3枚のパンが使われている…

これ!なかなかにヴォリュームが在って、好かった!!

“小銭入れ”(2018.03.27)

↓口がかなり大きく開き、出し入れが非常に楽な小銭入れ…
27-03-2018 my one...
↑札入れと一体化しており、支払の際に非常に使い易く、「妙に釣銭の小銭が溜まる」ということも少なくなった…

大阪の業者で製造販売しているモノだが…「サハリンに持ち出して、ロシアの紙幣や硬貨を入れて使用」という具合には想定されていないことであろう…

開運「金の財布」



<御池桜>:京都(2018.02.24)

↓2月24日に立寄った京都で、非常に強く記憶に残ったモノがこれだ…
Kyoto on 24-02-2018 (11)
↑“モノクロ”での撮影は極少数に留まったのだったが…未だ暖房を利用している所が多かったような時季、路傍の1本の桜の木が花を咲かせていたのだ!この木に出くわして、思わず足を停めた…

「未だ寒い…」中で花を咲かせる可憐な桜…近隣の人々に愛されているようで、辺りの地名に因んで<御池桜>と名付けられたようだ…華々しく咲き誇る桜も好いが…「健気で可憐…」というこの木のような桜も愛おしいものだ…

京都でこの<御池桜>に出会って、少し時間が経った…方々から桜の便りが舞い込むような時季になった…他方で、ユジノサハリンスクで花の時季になるのは未だかなり先だ…今日は多少温かくはなっているが…この<御池桜>のように、健気に花を咲かせる木に出くわしてみたいような気分になる…

<スパゲッティ・ボロネーゼ>(2018.03.26)

何となくスパゲッティを頂いてみたくなった…

↓日本国内で言う<ミートソース>に通じるモノ…と思って<ボロネーゼ>を…
26-03-2018 evening (6)
↑この<ボロネーゼ>…肉のヴォリュームがなかなかである!或いは…「パスタの分量と同じような量?」と思える程度に肉が入っていた…

時にはこういうのも好い…

黄昏…(2018.03.26)

↓「雲が殆ど無い…」状態の空…日が暮れて光加減がドンドン変わり、寧ろ灯りが目立つようになり始める頃合いだ…
26-03-2018 evening (13)

こういう時間帯は「鮮やかな色の変化」が面白いのだが…「光の強弱」を「切り抜く」かのようなモノクロの画を撮ってみるのも面白い…

ビアグラス…(2018.03.26)

↓夕食に寄った店で…
26-03-2018 evening (2)
↑ボトルのビールとグラスをスタッフが持って来て、目の前でボトル1本の中身をグラスに巧く注ぎ、グラスを置いてボトルは持って行った…

ビールの「独特な透明感」の向こうに、未だ客が少なめなレストランの店内、或いは奥の方に設えられたカウンターの感じが微妙にボケる…何か「写真らしい!!」感の画になったような気がする…

霧の朝…(2018.03.27)

↓「灯りが残る他方で明るくなり掛けている」という時間帯だ…
27-03-2018 morning (2)
↑残る灯りが滲む…深い霧に包まれている状況だ…

未だ暗い深夜の時点で霧は発生していたように見受けられる…そして早朝も霧が深い状況…“夜霧”と呼ぶべきか?“朝霧”と呼ぶべきか?

前日は「雨」が交じる程度のプラス気温…深夜から早朝は「氷点下一桁前半」という程度の気温…気温と水温との温度差で霧も発生し易いのであろう…

全般にぼんやりして光が滲んでいる中にも“色”は在るのだが…“モノクロ”の画が「様子を視た時の心象」に何となく適合するような気がする…

V.M.ゴロヴニーンの胸像(2018.03.25)

↓久し振りに…サハリンスカヤ通に在る胸像を眺めた…
25-03-2018 (30)

この胸像が切っ掛けで興味を覚え、ゴロヴニーンの一件に関わった高田屋嘉兵衛に興味を覚え、淡路島の五色に在る<高田屋嘉兵衛顕彰館>を訪ねてみたのだった…

午後5時半過ぎの様子だが、明るい時間帯が長くなっている…

足下の街並み…(2018.03.25)

↓歩いていて…思わず足を停めた…
25-03-2018 (11)
↑歩道の脇のやや厚い残雪が融雪水を堰き止めている…見事に水溜りだ…このまま進むと…足下が酷く濡れてしまう…

画の右下寄りの方向が横断歩道なので、反対の車線に渡って、更に進むことにした…

日中には、プラス6℃程度まで気温は上がった…融雪がかなり進んでいる…

朝霧…(2018.03.25)

↓朝8時台の様子だ…
25-03-2018 (2)
↑晴れた朝が、瞬時に薄暗い感じに…素早く朝霧が発生した…

↓少し経って霧は晴れ、日中は晴天でプラスの気温になって行った…
25-03-2018 (5)

霧は…朝夕に気温と水温との温度差が少し開くと生じる…冬季は気温も水温も低いので発生し悪い…この時季に至って、気温と水温との差が生じる状況になったという意味なのだろう…季節は動いている…

2年余りを経た児島ジーンズ KOJIMA GENES 18oz セルビッチ カウボーイ ストレートデニム(2018.03.22)

↓2015年12月に入手のジーンズだ…左側の膝上になる辺りの少し上…よく折れ曲がって擦れる辺りが綻びてしまった…
my jeans 22-03-2018 (4)
↑ユジノサハリンスクから、ウラジオストク、東京、関西、札幌を経て稚内へ…そして稚内から引き揚げて来る場面で着用していた代物だ…稚内で綻びに気付くことになった…

↓比較のため、2017年6月入手の同じモデルを上に重ねてみた…
my jeans 22-03-2018 (6)
↑随分と雰囲気が異なる…

少し使い込んだ感じのジーンズ…モノクロの画が面白い…久し振りにジーンズの画を撮ってみた…

↓綻びてしまうと…やや使い悪い面も出て来るのだが…それでもマダマダ使える…
my jeans 22-03-2018 (1)
↑ジーンズはタフなのが好い…そういう雰囲気が滲み出るモノクロ画だ…

↓日本国内製をサハリンに持ち込んで愛用しているという具合になっている…

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<阪急ブレーブス>(1964)のキャップ(2018.02.24)

阪急の神戸三宮駅の傍…所謂“路面店”という型になった店で、プロ野球の<オリックス・バファローズ>のファンショップが在る。

<オリックス・バファローズ>は、嘗ての<阪急ブレーブス>の流れを汲み、神戸を本拠地としてあの「阪神大震災」の後にも『がんばろうKOBE』のワッペンをユニフォームの袖に着けて善戦を続けて地元を盛り上げていた<オリックス・ブルーウェーブ>が、<大阪近鉄バファローズ>との“合併”を行って登場したチームだ…

阪急時代の縁で、阪急の駅の傍に…そしてブルーウェーブの頃からの縁で神戸の街中にファンショップが設けられていると思ったのだが…「何か面白いグッズでも?」と思い付き、特段に<オリックス・バファローズ>を応援しているのでもない―些か申し訳ない…―のだが、中を覗いてみた…

↓そんなことをして、一寸気に入ったキャップを目に留め、思わず求めてしまった…
goods from the trip on 24-02-2018 (3)
↑大きく“H”というマークが入ったキャップだ…やや古風である…

最近のプロ野球では、現在の球団の前身になるチームのモノまで含めて「往年のユニフォーム」を復刻したモノを用意し、選手や監督やコーチが着用して何試合か催行してみたり、その往年のモノを復刻したユニフォームやキャップのレプリカを販売する例が見受けられる。画のキャップは、そうしたモノの一つである。更に、<オリックス・バファローズ>の前身ということになる<阪急ブレーブス>、阪急がスポンサーとなるプロ野球チームが登場して80年を迎えたということで、往年のキャップ等を色々と用意していたようだ…

この大きく“H”というマークが入った、やや古風なキャップは「1964年頃の<阪急ブレーブス>」のモノであるという。

やや古風な雰囲気、シンプルな“H”(加えて、ロシア語の“エヌ=Н”にも通じるというように勝手に思ったが…)が気に入って、神戸で入手してから直ぐに愛用し始めた。稚内で被っていた時には「何のキャップ?」と何人かにお尋ねも頂いた…

変に凝ったデザインのモノよりも、こういう「シンプル・イズ・ベスト」というデザインのキャップが、使い易いかもしれない…個人的には、何となく楽しかった神戸滞在の想い出と共に在るキャップということになるのだが、大事に愛用し続けたい…因みに…ユジノサハリンスクにも持ち込んで愛用している…

映画『瀬戸内少年野球団』のモニュメント:淡路島・五色(2018.02.23)

ユジノサハリンスクを発った朝に氷点下20℃程度だったことから、日中は「10℃を挟む」ような関西の気温は心地好かった。そして滞在中は概して好天であったことも嬉しかった…

三ノ宮駅傍のターミナルからバスに乗車し、明石海峡大橋を越えて淡路島に至り、<高田屋嘉兵衛顕彰館>が在る、島の西岸部に在る五色の公園に至った…

↓目指す<高田屋嘉兵衛顕彰館>の開館まで間が在ったので園内を少し歩いてみたが、早速にこういうモノに出くわした…
Goshiki on Awaji Island on 23-02-2018 (4)
↑かなり古い時代の少年野球という趣きだ…

↓脇の方に、群像のどれが誰なのかを説明したプレートも用意されていた…
Goshiki on Awaji Island on 23-02-2018 (3)

これは『瀬戸内少年野球団』という映画のモニュメントだ。映画の劇中人物達、“主役”の女性教諭と野球チームに参加する子ども達をイメージしている…

『瀬戸内少年野球団』という映画…札幌都心の映画館に足を運んで、存外に映画を観た想い出が在る高校生の頃に観た記憶が在る作品だ…

戦後の或る日…“戦争未亡人”ということになる女性教諭が在って、進駐軍が町にやって来て、世の中が大きく動こうという中、中等学校野球の選手として活躍した亡き夫のこと等を思い出し、「揺れ動く時代の下であろうと、定めたルールで力を尽くして試合をする“野球”を通して、子ども達に何かを感じてもらい、揺れる時代を強く生きて欲しい」と野球チームを結成することにした…そんなチームに関わった子ども達や周囲の大人達の物語である…

ぼんやりと…映画は「瀬戸内海の何処か、小さな町が舞台であった」と記憶していたのだが…映画の原案となった小説を綴った、寧ろ作詞家として高名な阿久悠は淡路島の出身で、五色の中学校を卒業しているのだということで、あの『瀬戸内少年野球団』は1937年生まれである彼が小学生であった頃のことをモデルにしている、淡路島が舞台の物語だった訳だ…

何となく想い出に残る映画と、偶然に「再会」するような型になった…こういうことも含めて、淡路島は訪ねてみて善かった!

三条駅で待機中の電車(2018.02.24)

↓比較的近年に外装を改めている様子で、京阪の車輛は新旧を問わず概して綺麗な外観だ…
Kyoto on 24-02-2018 (16)
↑画では切れている右側のホームから特急が先発した後、特急が停車しない駅にも停車しながら淀屋橋を目指す準急だ…

この列車で伏見稲荷駅に向かったのだった…

三条駅(2018.02.24)

↓京阪の三条駅に寄ると眼に留まる…
Kyoto on 24-02-2018 (13)
↑『時代祭』をイメージしたイラストが壁面に在る…

↓この画は平安時代をイメージしたモノであろう…
Kyoto on 24-02-2018 (14)
↑平安時代から明治維新の頃までのイメージのイラストが、何時でも『時代祭』のパレードを壁面上で展開している訳だ…

そう言えば、嘗ては京阪の特急車輛にこの『時代祭』のイラストが入ったモノが在ったような記憶も在る…

変わった形の容器に収まった“普通”なビール…(2018.03.18)

↓何となく気に入ってしまった代物…
18-03-2018 (16)
↑容量が1リットルであるという容器…ペットボトルだ…

↓中身は“普通”な、やや黄色味を帯びたタイプのビールだ…軽くサッパリしているように思う…
18-03-2018 (18)

Жигулевское(ジグリョフスカヤ)と称している。これは嘗てВенское(ヴェンスカヤ)…「ウィーン風」と呼ばれていて、1930年代に「ブルジョア的!!」と改名する動きが発生し、或る工場で採用したЖигулевское(ジグリョフスカヤ)という呼称が、この種の明るい色の軽いビールの呼称として広く普及したのだという…ロシアや旧ソ連諸国で、現在でもこのЖигулевское(ジグリョフスカヤ)という呼称がそのまま残っている事例が多々あるらしい…見付けて来たビールも、その「呼称がそのまま残っている」という代物の一つであろう…

他のモノと併せて、近所のスーパーで求めるこのビール…1本153ルーブルだった…何か…「清涼飲料水」的な気分で、夕刻に頂いてしまう…

祇園四条駅(2018.02.24)

↓伏見方面で愉しく過ごした後、京都の都心側へ、京阪の特急で引揚げた。特急用の車輛は何種類か在るが、画のモノは少し新しいような気がする…
Kyoto on 24-02-2018 (37)
↑列車の後尾側に乗車し、下車後に列車が出発する様子を見送った。乗務員室で確認の声を出している様子が何となく車内に聞こえるような感じ…少し元気な女性の車掌さんが張り切って乗務していた…

祇園四条駅…1915年に京阪が三条に軌道を伸ばした時に「四條駅」として登場したのが起こりであるという。その後の関西の鉄道が再編成された時期を経て、1949年以降は京阪の駅で、1963年から「四条駅」と旧字体を止めている。1988年に地下化されて現在のような様子となっている。2008年に「祇園四条駅」と改称したのだという。

初めて京阪の列車を利用した時と呼称が変わっていることに気付いて、多少驚いたことが在ったのだったが…聞けば「観光エリア」を駅名に冠して駅のイメージアップを目指した他、京阪の“丸太町”、“四条”、“五条”の各駅に関しては、約1㎞西側に概ね並行している京都市地下鉄にも「同名の駅」が在ることから、それぞれ<神宮丸太町>、<祇園四条>、<清水五条>と改名して区別し易いようにしたのだという。なるほど、こういうのは他所から行く人達には紛らわしいかもしれない…私も「他所から行く人達」の1人だが、「京阪!」とか「地下鉄!」というように鉄道路線を軸に訪れた先の様子を把握しようとする方なので、「違う場所の同一駅名」に然程思いを至らせなかった…

↓何となく様子を視ていたが、乗降が意外に多い祇園四条駅だ…
Kyoto on 24-02-2018 (39)

因みにこの祇園四条駅から地上に出て、橋を渡った辺りに阪急の河原町駅への入口が在る。今般は、阪急や京阪というような私鉄の列車を盛んに利用した…

特急<ライラック>の入線:札幌駅(2018.02.27)

↓列車の到着の旨、注意喚起の放送が入って、走行音が聞こえる方を向けば列車の灯りが見えた…
Sapporo Station on 27-02-2018 (6)

↓停車位置が近付き、車輛は少し大きく視える他方で速度が落ちている…
Sapporo Station on 27-02-2018 (7)

↓やがてゆったりと停車する…
Sapporo Station on 27-02-2018 (8)
↑列車の先頭は<回送>という表示になっている…

↓乗車しようと近付くと、先頭の表示は<ライラック>と列車愛称に切り替わった…
Sapporo Station on 27-02-2018 (9)

何か…「最近の札幌駅」という風情を感じる光景だった…昼の淡い光の中に列車がゆっくりと現れた感じも好かった…

札幌駅→新札幌駅:正面展望(2018.02.26)

札幌駅から新札幌駅へ移動する場合…<快速エアポート>の本数が多く、速い…9分の乗車時間である…

新札幌は最初の停車駅でもあるのだが、ホームの進行方向の側―東寄り―には“喫煙コーナー”が設えられていて、「やや列車に間が在る?」とその辺りに陣取り、列車が入って来た辺りで先頭側にひょいと乗車する…

↓そうすると、こんな正面展望が見える場所に陣取るようになる場合が多い…
26-02-2018 Sapporo (9)
↑札幌駅から発車した直ぐ後には、札幌駅の多数のホームに列車が出入する関係で、軌道が複雑に配置されていて一寸面白い…

↓快速や各駅停車の列車と擦違う場面も少なくない…
26-02-2018 Sapporo (10)
↑札幌近郊で、快速や各駅停車は“電車”が多数派だ…

↓特急列車と擦違う場合も在る…
26-02-2018 Sapporo (11)
↑非電化区間が多々在る北海道内各地と札幌とを往来する特急列車は、ディーゼルカーばかりだ…

↓眼前の橋を越えると新札幌駅は直ぐだ…
26-02-2018 Sapporo (13)

↓高架線上に配された対向式ホームが視えて来た…
26-02-2018 Sapporo (14)

↓駅構内に差し掛かって列車は減速する…
26-02-2018 Sapporo (16)
↑新千歳空港方面の列車でも、札幌方面の列車でも、新札幌駅での乗降は何時も「左側」になる…

見慣れているような…他方で、何となく懐かしさを覚えるような…そんな光景である…

札幌駅(2018.03.14)

前日夜に夜行バスで稚内を発って早朝の札幌に入った。一息入れた後、街へ一寸出てみた…

↓列車で札幌駅に着いた…
Sapporo on 14-03-2018 (14)
↑右側の、新札幌駅から札幌駅まで乗車した、<回送>になっている721系電車は、何時の間にか少し年季が入った感じになっているが…左側のホームに視えている各列車は、少し新しい感じがする車輛だ…

札幌辺りでは、次第に「多少の年季が…」という車輛は視掛ける機会が少なくなっているかもしれない…他方で、何やら車輛の不具合や、予備車輛を巧く用意出来ないというような話題が少し頻繁に聞こえる場合も在るのだが…