阪急の神戸三宮駅の傍…所謂“路面店”という型になった店で、プロ野球の<オリックス・バファローズ>のファンショップが在る。
<オリックス・バファローズ>は、嘗ての<阪急ブレーブス>の流れを汲み、神戸を本拠地としてあの「阪神大震災」の後にも『がんばろうKOBE』のワッペンをユニフォームの袖に着けて善戦を続けて地元を盛り上げていた<オリックス・ブルーウェーブ>が、<大阪近鉄バファローズ>との“合併”を行って登場したチームだ…
阪急時代の縁で、阪急の駅の傍に…そしてブルーウェーブの頃からの縁で神戸の街中にファンショップが設けられていると思ったのだが…「何か面白いグッズでも?」と思い付き、特段に<オリックス・バファローズ>を応援しているのでもない―些か申し訳ない…―のだが、中を覗いてみた…
↓そんなことをして、一寸気に入ったキャップを目に留め、思わず求めてしまった…
↑大きく“H”というマークが入ったキャップだ…やや古風である…
最近のプロ野球では、現在の球団の前身になるチームのモノまで含めて「往年のユニフォーム」を復刻したモノを用意し、選手や監督やコーチが着用して何試合か催行してみたり、その往年のモノを復刻したユニフォームやキャップのレプリカを販売する例が見受けられる。画のキャップは、そうしたモノの一つである。更に、<オリックス・バファローズ>の前身ということになる<阪急ブレーブス>、阪急がスポンサーとなるプロ野球チームが登場して80年を迎えたということで、往年のキャップ等を色々と用意していたようだ…
この大きく“H”というマークが入った、やや古風なキャップは「1964年頃の<阪急ブレーブス>」のモノであるという。
やや古風な雰囲気、シンプルな“H”(加えて、ロシア語の“エヌ=Н”にも通じるというように勝手に思ったが…)が気に入って、神戸で入手してから直ぐに愛用し始めた。稚内で被っていた時には「何のキャップ?」と何人かにお尋ねも頂いた…
変に凝ったデザインのモノよりも、こういう「シンプル・イズ・ベスト」というデザインのキャップが、使い易いかもしれない…個人的には、何となく楽しかった神戸滞在の想い出と共に在るキャップということになるのだが、大事に愛用し続けたい…因みに…ユジノサハリンスクにも持ち込んで愛用している…