毎日のように飛行機に乗るでもない訳で…飛行機の窓から望む“下界”というモノは興味深い…
と言って、視た場所が何処なのかよく判らない場合の方が多いのだが…だからこそ「あそこ!!」と判るように、多少馴染んだ場所が視えると酷く嬉しいものだ…
↓サハリンのコルサコフ港だ…
↑細長い桟橋が海岸から2本突き出しているのが判る。画の右が「南埠頭」で「稚内・コルサコフ航路」の船も発着する場所だ…左が「北埠頭」でコンテナを積んだ船等が出入りしている…
コルサコフ港に関しては、「北埠頭」の少し陸側の高台から視るか、「南埠頭」の付け根辺りの高台から視るという感じで眺めたことは何回も在る…或いは「眺めに行く」ことさえ在る…他方でこの画のような状況で視たのは、多分初めてだ!
ウラジオストクとユジノサハリンスクとを空路で往復した。その復路に、画のようにコルサコフ港辺りが視えたのだ!
ウラジオストク空港を発ってS7航空のA320は、沿海地方からハバロフスク地方側へ北上しながら日本海の洋上に出た。そしてサハリン島の南西部上空からアニワ湾上空に入り、やや北のユジノサハリンスクに機首を向ける…そんな時に、アニワ湾の少し東に入るコルサコフが視えた…
ウラジオストク・ユジノサハリンスクの航路…初めてだったのだが、好天に恵まれた!
ウラジオストクのケーブルカー(2018.04.14)
ウラジオストクは、陸地が深く切れ込んだ湾が組み合わさったような場所の、丘陵上の複雑な地形の上に築かれた都市だ…坂道が多い…上りも下りも交ざり合って道路が交差していて、何やら「迷い易い…」感でもある…
このウラジオストクが一望出来る高台の辺りまで「ケーブルカーに乗車して上ることが出来る」と聞いていた…
ウラジオストク滞在の初日…「やや遅い昼食の序でに…」と雨交じりな街を夕刻まで歩いたのだったが…「何となく…」で下側の乗降場に行き当たった!!
↓こういう具合に、ケーブルカーが待機していた…
↑何となく「少し懐かしい?」という風情が漂う車輛だ…
このケーブルカーは1962年から運行されているモノとのことだ。既に半世紀を超える歴史を有していることになる。
運転士は居ないが、乗務員は居て、乗務員に運賃を支払うと切符をくれる。片道14ルーブルだった…
↓乗務員に運賃を支払うと、こういう切符をくれる…酷く「味わい深い」感じの切符だと思う…今般、4月14日に往復し、4月15日に片道の利用で、何となく3枚の切符が集まった…こういうモノは、そのうちに紛失してしまうと思い、後から宿で写真に収めておいた…
↑何か「古びた切手?」か何かのような大きさで、ザラザラした「巻紙」に刷られたモノを乗務員が「手で千切って」いる…ミシン目のようなモノが在るでもない…そして、「13ルーブル」の時代に刷られたモノが使われ続けていて、「14ルーブル」とスタンプを押している…(スタンプを押すのが意外に大変そうだ…)
↓軌道は真っ直ぐ上に延びるばかり…真中辺りに「擦違い」のための「複線」の区間が在る…
発車の合図に「ジーン!!」とベルが鳴ると、乗務員が入口扉を閉める…そして静かにケーブルカーが動き始める…下から乗車したが、上からのケーブルカーも同時に発車し、「複線」の場所で擦違う…
↓上に到着!
↑停車している車輛の背後の壁に<黄金橋>が視える画が…比較的近年に少し手を入れていることが伺える…(この日は深い霧や雨で、残念ながら<黄金橋>が高台から視えなかった…)
↓復路は他に乗り合わせた人も無かったので、車内の様子も写真に収めた…
当然ながら、丘陵状の地形に道路が在って、それを廻りながら高台へ上がる術も在るのだが…徒歩で動くには、このケーブルカーは大変に有難い存在だ…
何やら何処かの外国語で話しているグループも視掛けたが、来訪者に利用されているのみならず、地元住民にも親しまれている存在と見受けられる…
このウラジオストクが一望出来る高台の辺りまで「ケーブルカーに乗車して上ることが出来る」と聞いていた…
ウラジオストク滞在の初日…「やや遅い昼食の序でに…」と雨交じりな街を夕刻まで歩いたのだったが…「何となく…」で下側の乗降場に行き当たった!!
↓こういう具合に、ケーブルカーが待機していた…
↑何となく「少し懐かしい?」という風情が漂う車輛だ…
このケーブルカーは1962年から運行されているモノとのことだ。既に半世紀を超える歴史を有していることになる。
運転士は居ないが、乗務員は居て、乗務員に運賃を支払うと切符をくれる。片道14ルーブルだった…
↓乗務員に運賃を支払うと、こういう切符をくれる…酷く「味わい深い」感じの切符だと思う…今般、4月14日に往復し、4月15日に片道の利用で、何となく3枚の切符が集まった…こういうモノは、そのうちに紛失してしまうと思い、後から宿で写真に収めておいた…
↑何か「古びた切手?」か何かのような大きさで、ザラザラした「巻紙」に刷られたモノを乗務員が「手で千切って」いる…ミシン目のようなモノが在るでもない…そして、「13ルーブル」の時代に刷られたモノが使われ続けていて、「14ルーブル」とスタンプを押している…(スタンプを押すのが意外に大変そうだ…)
↓軌道は真っ直ぐ上に延びるばかり…真中辺りに「擦違い」のための「複線」の区間が在る…
発車の合図に「ジーン!!」とベルが鳴ると、乗務員が入口扉を閉める…そして静かにケーブルカーが動き始める…下から乗車したが、上からのケーブルカーも同時に発車し、「複線」の場所で擦違う…
↓上に到着!
↑停車している車輛の背後の壁に<黄金橋>が視える画が…比較的近年に少し手を入れていることが伺える…(この日は深い霧や雨で、残念ながら<黄金橋>が高台から視えなかった…)
↓復路は他に乗り合わせた人も無かったので、車内の様子も写真に収めた…
当然ながら、丘陵状の地形に道路が在って、それを廻りながら高台へ上がる術も在るのだが…徒歩で動くには、このケーブルカーは大変に有難い存在だ…
何やら何処かの外国語で話しているグループも視掛けたが、来訪者に利用されているのみならず、地元住民にも親しまれている存在と見受けられる…
早朝のウラジオストク空港ビル(2018.04.16)
未だ…各方面への“始発”の便を利用するような人達が順次集まるような早朝…ウラジオストク空港へタクシーで到着した…往路のバスは「1時間と少々」だったが、復路のタクシーは「30分程」だった…
辺りは暗く、周辺は霧も深かった…
↓そういう中に忽然と浮かび上がるようなビルだ…
↑外壁は照明が当てられている…同時に館内も明るく、中の情況が広い硝子窓越しに暗闇に浮かんでいるような感だ…
或いは…明るい日中に視るよりも「見栄え」は好いかもしれない…ここへの到着は3回経験している…出発に関して、過去2回は「館内を動いて乗換」だった。このビルの前に街からやって来て、手続をして飛行機に搭乗というのは初めてだ…
この空港…適当な広さで使い易いような気がする…
辺りは暗く、周辺は霧も深かった…
↓そういう中に忽然と浮かび上がるようなビルだ…
↑外壁は照明が当てられている…同時に館内も明るく、中の情況が広い硝子窓越しに暗闇に浮かんでいるような感だ…
或いは…明るい日中に視るよりも「見栄え」は好いかもしれない…ここへの到着は3回経験している…出発に関して、過去2回は「館内を動いて乗換」だった。このビルの前に街からやって来て、手続をして飛行機に搭乗というのは初めてだ…
この空港…適当な広さで使い易いような気がする…