ミンヌィエ街:ウラジオストクの路面電車(2018.05.05)

「サハリンスカヤ通」という停留所を出た路面電車は、十数分の運行で逆側の起点になる「ミンヌィエ街」という停留所に着く…

↓とりあえず終点まで乗車して、下りて電車の様子を視た…
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↑画の右側が車輛の先頭…「105」という数字が読めるが、「路面電車105年」と書かれている…

この停留所では、下車時に乗客が16ルーブルの運賃を運転士―女声の比率が高く、少々驚く…―に払って前から下りる…下車する乗客が少なくなると真中の扉が開き、待っていた乗客が乗車するようになる…

↓電車は「ミンヌィエ街」へ向かって来た時と同じ方向にとりあえず進む…
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↓軌道は「U」の文字の型になっていて、電車は車輛番号の「297」が視える後尾を見せるようになって進み続ける…
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↓やがて反対側の起点になる「」サハリンスカヤ通」へ延びる逆方向への軌道に電車は入る…
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↑こちらの側には人が車内に出入りするための扉が無い…「完全に一方通行」で走る仕組みなので、そういうモノは無用な訳だ…

↓電車が遠ざかって行く…
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「サハリンスカヤ通」と「ミンヌィエ街」とは少し雰囲気は違うが、何れも「U」の文字の形の軌道を利用して「一方通行」で電車は走り続けている…途中に“車輛基地”が在って、基地との間に枝の軌道が敷設され、出入にはそれを利用しているようだったが…

↓どんな具合に走るか観察した後、現れた次の電車に乗車して引揚げた…
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↑先程の「297」と同型か然程変わらない製造年次の車輛と想像出来る「295」…酷く年季が入っている…

「ウラジオストクの路面電車」…前回のウラジオストク訪問で“積み残し”のように思っていた代物だが…好天の土曜日に視られて、また乗車出来て好かった!

サハリンスカヤ通:ウラジオストクの路面電車(2018.05.05)

ウラジオストクに「サハリンスカヤ通」という住所が在る…ユジノサハリンスクにも在る通の名称である…

↓その近くでこんなモノが見受けられる…
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↑路面電車だ!!

↓多分、ロシアの鉄道の「1520㎜軌間」なのだと思うが…車輛も大きい…そして年季が入っていた…
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↑この区間…道路と並行するように、「電車専用軌道」のような感じの設えになっている。「踏切」のような道路と交差する箇所―遮断機が在るでも無かったが…―は在るが、本当の「路面の軌道」は無かった…

ウラジオストクでは幾つかの路面電車の運行系統が在ったというが、この<運行系統番号6>以外のモノは廃止されたという…「路面」を動くなら、車輛が溢れるウラジオストクの道路では一寸困るのであろう…

↓ここが「サハリンスカヤ通」という停留所だ…
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↑電車は右側通行…上の画に出ている電車が左に停車中で、「サハリンスカヤ通」から出る。右の電車は「サハリンスカヤ通」に到着したところだ…

右側の電車は車輛の後尾が手前に視えているが、運転台らしきモノが無い…これは、この停留所の先に軌道が少し延びていて“U”の文字のようなコースを辿って逆方向に延びる軌道の上に載る仕組みになっているからだ…各車輛、一方向にしか運転台は無い…こういう方式を、私自身はこのウラジオストクで初めて見た…

↓「サハリンスカヤ通」から電車に乗車してみた…
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↑最初の区間はガラガラに空いていて、何となく座席の様子を写真に収めておいた…本当に「昔の公園等に在った木製ベンチ」のような雰囲気の造作だ…

「電車専用軌道」のような感の設えだったが故に、路面電車が残ったが、様子を視ていると存外に利用されている感だ…運賃は一律で16ルーブルだった…

早朝のポシェツカヤ通:ウラジオストク(2018.05.05)

同じ場所でも時間帯によって様子が大きく異なるというようなことは何ら珍しくないことなのだが…

↓前日の夕刻に、少し離れて視える坂の上までビッシリと車輛が渋滞していたので、こんなに広々と通が空いているのが不思議に思える…
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この通は、4月のウラジオストク訪問と今般の5月の訪問で利用した宿へ駅前辺りから向かう場合の通り道になる。そういう訳で「ウラジオストクで最初に馴染んだエリア」ということになる場所だ…

夕刻のポシェツカヤ通:ウラジオストク(2018.05.04)

車輛が混み合い、道路に渋滞が見受けられるような時間帯にウラジオストクの街に入った…

上り下りが入り乱れ、何やら「地図で見る感じ」と「歩き回る感じ」とに「隔たり」が感じられるのがウラジオストクの特徴の一つだと思うのだが…

↓坂の下から、坂の上まで、渋滞が続いている…思わず見入ってしまった…
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このポシェツカヤ通は、ウラジオストク駅前を通るアレウツカヤ通と並行して「一段高い辺り」に延びている通である…アレウツカヤ通も混み合っていたが…このポシェツカヤ通は、アレウツカヤ通より狭いので、余計に混み合って視える…

ポシェツカヤ通の渋滞は坂の上まで続いているが、上った坂はやがてまた下る…「ウラジオストクらしい」感じの通だ…

レーニン像…駅…<黄金橋>…:早朝(2018.05.05)

気象情報のサイトを視ると、ウラジオストクの日出は6時1分、日没は20時17分ということだった…

「沿海地方の時間」よりも「プラス1時間」の「サハリン州の時間」に慣れていると…「6時台に起床」のつもりで居ると「未だ5時台…」という話しになってしまう…「サハリン時間-2時間」の日本国内よりは「やや好い?」が、ウラジオストクでは「多少早起き…」な感じになり易い…

昨日の「雨上がりの夕空」という感の後、朝から晴天という感である…こういう状況で早起きすれば…散策である…

↓宿から近い、大変に気に入っている景色だ…
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↑レーニン像の背中…鉄道駅の建物…そして奥に朝陽の光を受けた巨大な柱が輝く感の、金角湾を横断する<黄金橋>が視える…

朝早くからこういう光景に出くわすと、酷く気分が昂揚する!

ウラジオストク空港(2018.05.04)

定刻よりも早い感じでウラジオストク空港に着き、飛行機を下りてバスに乗る…バスでターミナルビルの入口へ…そのバスに乗るタイミングで雨が降った…やや勢いも在った…

そういうことも在って、ターミナル内に入ると何となく安堵したが…

↓通路から視えたこういう様子に、少しだけ見入った…
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↑シルバー系の塗装が施された<アエロフロート>の機体…多少濡れている駐機場に大きな翼の裏が映り込んでいる…そして背後の複雑な雲が流れる感じ…

↓少しだけ角度を変えて…
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空港でこういう様子を何となく眺める…悪くない…自身が利用した、或いは利用する飛行機ではないのだが…