更に西を目指す<のぞみ>:新大阪駅(2018.05.20)

成田空港に上陸後、ターミナル地下の鉄道駅窓口で切符を求め、<成田エクスプレス>で品川駅に出て、東海道・山陽新幹線の列車である<のぞみ>に乗車した…

↓定刻の運行で新大阪駅に到着し、下車してホームに佇み、発車する列車を見送った…
Shin-Osaka Station on 19-05-2018 (1)
↑乗車していたのは「博多行」の列車だった…日が落ちて、少し暗くなり始めた中、列車は更に西を目指す…

東京から新大阪まではJR東海の乗務員が乗務していたが、その中の一人がホームに立って発車する列車を見送っていた。この先はJR西日本の乗務員が乗務する…

機会が在れば…新大阪より更に先の区間も乗車してみたい…以前に九州を訪ねた時等に乗車したことがある区間ではあるのだが…
posted by Charlie at 17:05Comment(0)大阪府

早朝の難波…(2018.05.20)

結局、普段から「(日本時間)プラス2時間」で暮らしている関係上、加えて出先で気分が昂揚していることも手伝って、滞在していた桜川の宿で早朝4時台に起き出してしまった…

こういう時は…「早朝から散策」というのが好い…桜川駅辺りからなんば駅までの「1駅間」は歩くことも叶うような距離だ。15分程度と思われる…

↓なんば駅周辺に「近付いた?」と思える辺りの光景…
Osaka in early morning on 20-05-2018 (3)
↑日曜日の始発列車が動く前のような時間帯…行き交う車輛の数は少ない…何となく「渋い…」ルックスのタクシーが目立つばかりだ…

大阪圏に「全く初めて」足を踏み入れたのは…高校生の頃の修学旅行だった…初めて乗った飛行機で大阪空港に着いて、用意のバスに乗るべく級友達と空港のビルの前に出て、何気なく待機中のタクシーの一群に目を向けた…黒系の車輛ばかりだった…札幌辺りはタクシーは白系の車輛が多いので「地域間の好みの違い?」と強く記憶に残った…そういうのは、最近に至っても変わっていない感だ…

↓色々な建物が集まる辺りを「少しだけ外れる」というのか、「隙間」というのか、限られているように見受けられる区域に高架の道路が色々と見受けられ、独特なムードを醸し出している…
Osaka in early morning on 20-05-2018 (2)

こういう感じ…意外に好きだ…
posted by Charlie at 16:45Comment(0)大阪府

旧三井家下鴨別邸:京都(2018.05.21)

京都へ足を延ばし、著名な場所である割には立ち寄った経過が無い下賀茂神社を訪ねてみることとした…

阪急の列車を乗り継いで河原町駅に至り、祇園四条駅で京阪の列車に乗って出町柳駅に出た…出町柳駅の近くに、川が2本合流する地点、その北側の大きな中州のようになった区域が在って、その辺りが下賀茂神社である…

その中州のようになっている辺りに足を踏み入れて程なく…「何となく面白そう!」というモノを眼に留め…拝観料400円というお話しなので、一寸入ってみた…

↓「近代の和風建築」として価値が高い建物ということで、文化財になっている建物…<旧三井家下鴨別邸>である…
Old Mitsui Familly's Villa at Kyoto on 21-05-2018 (5)

この施設…国有財産で、京都市が管理ということになっているモノであるとのことだが、一般公開を行う日には「地元のおっちゃん」がガイドを務めていて、入場して直ぐの辺りに在る部屋で「建物のあらまし」を語って聞かせてくれる。これがなかなかに好かった!

三井家は、かの財閥の創業家であって、幾つかの分家も在るような大きな一族であったが、その本家筋の人がこの別邸を現在地に建てている。

「建てた」と言っても、メインの建物は「移築」である。「木屋町別邸」と呼ばれていた、川や山が見える望楼を備えた明治時代の邸宅が在って、それを移築した。移築に際して、手前に“玄関棟”と呼ばれる部分を建てている。大正時代のことだ。そしてこの場所には、明治時代より以前、既に幕末期には在ったと見受けられる茶室の建物が在る。幕末、明治、大正の建築が集まっている訳だ…

この建物は、催事で一族が京都に集まる場合の休憩所として利用されていたのだそうだ…「三井家の御屋敷」には違いないが、具体的に一族の誰かが常時住んでいたということでもなかったのだという…

三井家の手を離れた建物等は国有財産になる。建物が裁判所の官舎として使われていた時期も在ったのだという…そういうことだったが、「なかなかに貴重な建物」ということで文化財指定がなされ、2015年頃から一般公開をしているという。そういう意味で「見学出来る場所」としては未だ新しい。“玄関棟”と主な建物の1階、そして趣が在る庭が公開されている…

↓建物の中から庭の側を望んでみた…
Old Mitsui Familly's Villa at Kyoto on 21-05-2018 (4)

↓庭の側から、庭と建物とを望んでみた…
Old Mitsui Familly's Villa at Kyoto on 21-05-2018 (9)
↑自身の感覚では「殆ど夏…??」という陽射しの創る陰影が面白い…

未だ知名度は然程でもないかもしれないが…訪ね易い場所に在る、なかなかに趣深い場所である。
posted by Charlie at 11:46Comment(0)京都府

“国境”の標石:<稚内市樺太記念館>(2018.05.26)

前日の金曜日に開館したばかりというミュージアム…土曜日に、極々近くへ行く序に立ち寄った…

↓こういうモノが展示されていた…
'Wakkanai Karafuto Museum' on 26-05-2018 (1)
↑1905年の条約で確定された国境の辺りに据えられた標石である…設置する作業に時間を要している関係上、石には「1906年」と刻まれているが…

↓反対側はこういう具合になっている…
'Wakkanai Karafuto Museum' on 26-05-2018 (2)

ロシア、日本の両国の紋章が刻まれていて、石が据えられた辺りから先が「各々の領域であることを確認する」としている訳だ…

「樺太」をメインテーマとする資料館…<稚内副港市場>という、稚内駅からも遠くない施設内で通年開館だ…なかなかに好い…