<PRO100БУРГЕР>(2018.06.12)

ハンバーガーの店で、メニュー表に<PRO100БУРГЕР>の文字を見付けた…

<PRO100БУРГЕР>は何と読む?

後半の「БУРГЕР」(ブルゲル)は「バーガー」のロシア語だ…先頭の「PRO」はロシア語では「ПРО」である…中の「100」?これはロシア語の文字で書くと「СТО」になる…

これらを組み合わせれば…「ПРОСТО БУРГЕР」(プロスタ ブルゲル)で、「普通なハンバーガー」という程の意味合いだ…

↓<PRO100БУРГЕР>は「ПРОСТО БУРГЕР」(プロスタ ブルゲル)で正しかった…頼めば、こういうモノが出て来る…
12-06-2018 (12)

↓脇に小さ目なピクルスが添えられる…ハンバーグとチーズに若干の野菜…オーソドックスな感じに纏まったハンバーガーである…
12-06-2018 (13)

当初は、言葉遊びの<PRO100БУРГЕР>という標記に戸惑ったが…これは美味いので、確りと「ПРОСТО БУРГЕР」(プロスタ ブルゲル)と記憶に留めた…

レーニン広場:クール(過ぎる)朝…(2018.06.15)

↓朝の街を歩く際、空の蒼が覗いている…これも「暫らく振りだ…」と思った…
15-06-2018 morning (1)
↑雲がやや多い他方、明るい部分が覗く空である…

広場の緑も濃くなっていることは画でも判るが…気温は5℃程度…広場のレーニン像はコート姿だが、多少は“防寒”を意識した上着が必要な感である…

古くからの郵便局舎:スヴェトランスカヤ通(2018.06.10)

昼食を摂りに出た足で、ウラジオストク都心を少し散策した…

↓午後の光線が、装飾的な壁面に独特な陰影を創り出している…思わず、足を停めて眺めてしまった…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (28)
↑スヴェトランスカヤ通の、エレオノラ・プレイの像の傍だ…或いは、彼女がウラジオストクに在った時代―1894年から1930年まで―には既に在ったかもしれないと思わせる建物だ…

現在、郵便のセンターになる局はウラジオストク駅の前に在るようだが、古くはこの建物がメインであったのだと想像する。現在は郵便を送るための受付を行う窓口等が入っている様子だ…

海岸部の平坦な感じになっているスヴェトランスカヤ通には、こういう「少し長い歴史」を思わせる建物が並んでいる…

アレウツカヤ通とスヴェトランスカヤ通との交差点(2018.06.11)

「時には…」とウィスキーやカクテルのグラスを傾け、少しばかり馴染んだアレウツカヤ通をゆったりと歩き、「宿に引揚げる前に、軽く夜食を頂いて…」と考えながら、スヴェトランスカヤ通との交差点に至った…

↓大変に気に入っている眺めでもある…少し暗くなり始めたような、未だ灯りが入らない頃の風情である…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (43)
↑「休日の夜」で、やや交通量は少ないかもしれないが…「何時でも静か過ぎる…」という感の稚内のような場所を思えば、「充分に賑やか」という程度に感じる…

恐らく…建都から日が浅い頃には、(当時と呼称が異なるかもしれないが)「南北に延びるアレウツカヤ通に対して、東西に延びるスヴェトランスカヤ通」という感じで街路が整備され、順次色々な通が登場して行ったのであろう…「街の歩み」と共に在るような通が交差している場所だ…

前日に参加したツアーの時、船着場から<中央広場>へツアー会社の方の車で移動した。その時、「スヴェトランスカヤ通には“100年を超える経過”を有するような建物ばかりが並んでいる」としていた。趣きが在る、旧い建物が多く見受けられるスヴェトランスカヤ通だが、「近年の街の様子に大きなインパクトをもたらしている」と見受けられる巨大な<黄金橋>の一部が視えているのも面白い…これが加わることで、「ウラジオストクが歩んで来た経過と未来とが同居している」という不思議な空気感が生まれているようにも視える…

何度でも佇んでみたいような地点だ…

バサルギナ岬周辺の岩礁(2018.06.10)

<ウラジオストクの灯台>というツアーに参加し、ボートでウラジオストク近海を巡る中、バサルギナ岬灯台の辺りに至った…

↓辺りに不思議な形の岩礁が在った…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (42)
↑特段にハッキリと名前が在るでもないようだ…ガイドも「そう言えば…名前は聞いたことが…」ということで、海域内の目印になりそうなモノにより明るいと見受けられる船長に訊ねたが、船長も「そう言えば名前は聞かない…」ということだった…

そんな「名も無き」という岩礁だが、多くの海鳥が群がり、独特な風情が在り、ボートに乗り合わせた一同が各々に写真に収めていた…

西寄りな空を背景にしている岩礁だが、海鳥達のシルエットが無数に岩礁の上に視えている…これも「忘れ難い風景」である…

<黄金橋>(2018.06.11)

金角湾を跨ぐ巨大な橋梁である<黄金橋>は、「ウラジオストクの新しいシンボル」のようになっていて、そのイラストや写真が採用されている土産物も多く視掛ける…

この巨大な橋梁に関しては、初めてウラジオストクに上陸した時、深い霧の故に「あんなに大きなモノが…視えない…?!」という“怪異”な経験もしたことから、「ウラジオストクでは、とりあえず視なければならない…」と勝手に思っている一面が在る…

↓そういうことで…宿の朝食を頂いた後に、<黄金橋>が視える高台に足を運んだ…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (17)
↑今般は「ケーブルカーが定期整備のために運休中」という状況に当たったので…ケーブルカーの脇に在る、少し古びた急峻な階段を歩いて高台に上がったのだった…それ故に、この景観を嬉しく眺めた…

↓少しだけ角度をずらして眺めてみると…左側のやや背が高い建築群の向こうに<ルースキー橋>の高い塔が聳え立っている様子も視える…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (19)

今般、こうしたウラジオストクの巨大な橋梁に関して、興味深く眺めるに留まらず、実際にバスや乗用車で渡ってみる機会も在った…

それにしても…この金角湾の<黄金橋>が視える高台に関しては、団体旅行の人達を乗せたバスが切れ間なく近くに発着していて、少しだけ驚く程度に多数の来訪者が見受けられた…この高台…「ウラジオストクを訪れる人達の“必須”な場所」という感になっているかもしれない…

エレオノラ・プレイの像(2018.06.11)

↓初めてのウラジオストクで眼に留め、関係の情報を色々調べて、少し馴染みになったエレオノラ・プレイの像である…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (3)

ウラジオストクに関しては「軍事や政治の歴史」ということで話題になり、その種の史料研究も行われている他方…「市井の人達の普通な暮らし」に話題が及ぶような、「(外国人であるというような独特な位置に在ったかもしれないが)“一般人”が綴ったモノ」も幾つか伝えられ、“後世”ということになる現代では「貴重な史料」ということになる…

エレオノラ・プレイは、そういう「市井の人達の普通な暮らし」に話題が及ぶような、現代では「貴重な史料」ということになる書簡を多く残している人物だ…

今般、ボートで近海を巡るツアーに参加した中で、ツアー会社の人達とも言葉を交わした。そういう中でも、伝えられている「市井の人達の普通な暮らし」に話題が及ぶようなモノは大切にすべきであるというようなことに話題が及んだ…「“一般人”が綴ったモノ」に見受けられる「昔日の街」を想いながら、地域の色々な文物に触れることは愉しいかもしれない…

↓エレオノラ・プレイがウラジオストクに住み始めた1890年代は、鉄道の建設も進んで「発展が著しい」という雰囲気も在ったと思われる時代だ…対して現在は、2本の「街の歴史の中では画期的」な巨大橋梁が登場し、「街が改造されつつある?」というような時代だ…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (4)
↑「発展が著しい」という雰囲気から、「20世紀の激動」とでも呼ぶべき時期を潜り抜けた彼女の眼に、「今日の街」はどのように映じているであろうか…

こういうエレオノラ・プレイの像だが、辺りにベンチが在るので、一息入れている人、更に犬も見受けられた…そして、ここで記念写真を撮っている旅行者も散見する…スヴェトランスカヤ通に在って、“目印”のようになる像かもしれない…

ウラジオストク市行政府本庁舎(2018.06.11)

<中央広場>が視えるような辺りからオケアンスキー通の坂道をゆっくり上がる…北寄りへ進む具合になる…

↓何やら酷く大きな飾りが高い位置に入った建物が視えて来る…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (13)
↑「何の飾り?」と思えば、虎のマークは“ウラジオストク市章”である…

↓ここはウラジオストク市行政府の本庁舎だ…
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↑複雑な形状に「坂道と坂道が交差」という地点に用地を設えてビルを建てている…「坂の多い街」ではよく見受けられる感じかもしれない…

ウラジオストク市は60万人余りの人口を擁する沿海地方最大の都市である…市行政府の仕事も多岐に亘っていて、恐らく行政府関係のオフィスも色々な場所に在るのだろうが、とりあえずここが本庁舎だ…

酷く大袈裟に視える<中央広場>の脇の沿海地方政府庁舎に比して、少し小ぶりな感じもする…休日なので、「車輛の通行が切れる」感じの瞬間が写真に収まったが、このオケアンスキー通は常時交通量が多い場所であるように見受けられる…

旧い集合住宅の屋上:アレウツカヤ通(2018.06.11)

ウラジオストクの駅前の道路がアレウツカヤ通ということになる。そこから、方角としては北寄りに相当する側へ歩を進める…

↓古くからの経過が在りそうな建物が視える…1950年代前半位に流行ったような様式か?独特な重厚感が在る…
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↑建物は、坂道を眼の前に、一段高く平坦な場所を設えて、そこに建っている…

↓屋上に、何やら彫像の人物が立っている…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (2)
↑近寄ることも叶わないので、どういう人物の像なのかが判り悪いのだが…

集合住宅であるというこの建物だ…「色々な曰くが?」と思わせる、独特な雰囲気が漂う建物だ…

帆船のグラフィティー:アレウツカヤ通(2018.06.11)

↓アレウツカヤ通の建物の壁である…
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↑「港町らしい…」という感の、また航海や探検で至った人達が街を興して行った経過を想起させるような、帆船のグラフィティーが見受けられる…

↓こういうようなモノを眼に留め、足を停めて眺めるというようなことをやるのが意外に好きだ…
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↓以前には「反対車線側」から眺めてみたことも在った…
>>帆船のグラフィティー:アレウツカヤ通(2018.04.15)

アレウツカヤ通:坂道…(2018.06.11)

ウラジオストク都心部は、金角湾の海岸に平行するような通が東西に延びる街路―沿海地方政府の大きなビルが視える辺りが西寄りで、<黄金橋>を潜った向こうが東寄り―で、そこに南北に延びる街路となっている通が交差している。地図で視れば「概ね碁盤の目」なのだが、殊に南北に延びる通は「上り、下りが複雑に組み合わさっている」感で、東西に延びる通も海岸を半ば望むようで平坦なスヴェトランスカヤ通を除くと「段々状態の場所で、各々が上り下りを組み合わせている」ように設えられているので、歩き廻ると「何やら地図とは勝手がかなり異なる…」というように思える…

こういうウラジオストクの様子に触れて、かなり以前に立寄った米国のサンフランシスコを思い出した。あそこも、地図を視れば街路は「概ね碁盤の目」でありながら、各々の通がのぼりや下りの組み合わさった状態なので、歩き回る時の勝手が酷く異なったことが記憶に残る…

↓アレウツカヤ通である…坂道の辺りに建物が建っている。建物の低層階が上階よりも狭いかもしれないように視える…ウラジオストクでは、こういうように視える場所が多い…
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↑金角湾の東端寄りの辺りを南北に延びる通で、複雑に上りと下りが組み合わさっている…自身は「下り」で歩いていたが、<X100F>のレンズを通して視ている向かい側では、「上り」で歩いている人達の姿が視える…

このアレウツカヤ通は、ウラジオストクでは建都から日が浅い頃からの通らしいが、1923年5月から1992年8月までは<10月25日通>と称していたそうだ…

<ルースキー橋>:ボートで潜る…(2018.06.10)

ムラヴィヨフ・アムールスキー半島とルースキー島の間の海峡に、巨大な橋梁が架っている。ルースキー島とムラヴィヨフ・アムールスキー半島に在るウラジオストク中心市街とのアクセス向上を目指し、金角湾に架る<黄金橋>と合わせて2012年に登場した<ルースキー橋>だ…

今般、<ウラジオストクの灯台>というボートで近海を巡るツアーに愉しく参加したのだったが、その際に海上から橋を眺め、橋の下をボートで通過するという機会が在った…

↓「真下の側から見上げる」ということで、一層「巨大!」な感じがする…
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↓橋を支える巨大な塔とケーブルがなかなかの迫力だ…
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「塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造」の「斜張橋(しゃちょうきょう)」という方式の橋で、高さが324mにもなるという2本の塔の間(“支間長”、“スパン”と呼ぶそうだ…)は1104mで、この種の橋梁としては世界一であるとのことだ…橋全体の延長は3100mであるという…

↓ボートで通過して振り返った…拡がるケーブルは、何か「巨大な翼」を連想する…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (24)

2017年から出回っている、ロシアの2000ルーブル紙幣には、この橋の画が描かれている…<黄金橋>ではない…

「運休」の旨…そして…(2018.06.11)

ウラジオストクでは、高台の展望台へ向かうケーブルカーが運行されている。4月、5月に乗車した経過が在り、一寸乗場に行ってみた…

↓入口が閉まっていて、硝子張の部分からこんな掲示物が覗く…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (38)
↑「事情によりケーブルカーは運休」とのことである…

↓6月1日から7月1日が、年一回の定期メンテナンスとのことだ…
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↓ケーブルカーの脇に、こういう階段が在るので、途中で一息入れながら、一寸上がってみた…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (14)
↑下りる際には、別な道路を通ったが…この階段は急峻だ…

こうして運休に出くわすと、永く活躍しているケーブルカーの「有難さ」を実感する…

「ТОКИКО КАТО」(2018.06.11)

午前中にスヴェトランスカヤ通を何気なく歩いた時だった…

↓「ロシア語のアルファベットで“日本語”?!」と思わず目を向けた…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (1)
↑傘下のグループや、方々からやって来るアーティストの公演を手掛ける<沿海地方フィルアルモニヤ>の本部の前に掲出されていた看板の一つである…

「ТОКИКО КАТО」…日本のシンガーの加藤登紀子である…その名の上に「ИЗ ЯПОНИИ С ЛЮБОВЬЮ」とある。「日本より愛を込めて」ということであろう…

加藤登紀子はサハリンへ飛び、6月21日にユジノサハリンスクで公演を催し、そこからウラジオストクへ移動して6月24日に公演を催すと聞いていた…そのウラジオストク公演の広告だった…

国外で、この種の日本関係の催しに関する告知に出くわすのは、少し面白い…

2階のカフェ:スヴェトランスカヤ通(2018.06.11)

スヴェトランスカヤ通の「下」に鉄道の線路が通っている箇所が在る。線路はウラジオストク駅や港に敷設されているモノに連なるようだ…辺りは<中央広場>や沿海地方政府の大きなビルも視えるような場所だ…

↓線路を通る列車が視えるような辺りの建物だ…何となく気になっていた…4月に気付き、5月も気に懸けていた…
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↑外に階段が在って、スヴェトランスカヤ通の歩道から2階へ上がることが出来る。そしてこの2階の扉が、殆ど常時開いている…

扉が常時開いているので「店?」という程度に思っていたのだが…ここはカフェであり、珈琲や茶、それらを愉しむ道具の販売も行っているのだと、初めて入ってみて判った…

↓店内で100ルーブルの珈琲を頂いた…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (4)

ユジノサハリンスクでも、ウラジオストクでも、カフェでは「エスプレッソマシン」で珈琲を淹れることが主流と見受けられる。この変に気になる建物の2階の店もそうなのだが、ここでは「ドリップ式」で淹れている珈琲も売っている…

今般、滞在初日に寄って「ドリップ式」を持ち帰りで求めて頂いたが、これが酷く美味かった…そして翌朝に今一度、持ち帰りで頂いて「美味い!」ということになり、また午後の日が傾いたような時間帯にも寄って、今度は店内で頂いてみたのだ…

「出先」で、こういうような「酷く気に入った…」が見付かるのは嬉しいものだ…

<ルースキー橋>:バスに乗車して渡る…(2018.06.11)

金角湾が視える高台の辺り、ケーブルカーの上側の乗降場の辺りにバス停が在るが、そこを通る運行系統#15という路線バスは、2本の巨大な橋梁を渡り、ルースキー島と反騰側の市街とを結んでいる…

そんなことを知り、ケーブルカーの上側の乗降場の辺りにバス停を起点にして巨大な橋梁を往復してみた…

金角湾を跨ぐ<黄金橋>に関しては、前日のツアーでボートが発着する船着場を往復する場面で、乗用車で往復している。(これが初めての通行だった…)他方、ルースキー島との往来が出来る<ルースキー橋>は「船上から視た」というだけである…

↓バスの車内で…運転士さんの真後ろ辺り、車の左前方寄りの窓際の席に座ることが出来た。目の前に色々と掲示されていた…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (20)
↑右側はこの運行系統の路線図だ…数字の“8”のような、アルファベットの“S”のような線が組み合わさったような、少し不思議な形の路線で、何処かで折り返すでもなく「循環」しているように見える。そして2本の巨大な橋梁も図の中に示されている…

↓“半島”から“島”へ向かう場合は、「大きく膨らむカーブ」を走るので、「バスの窓」でも「橋へ進んで行く」様子が視え易かった…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (22)
↑提げていたカメラ<X100F>で素早く撮影してみた画である…

ウラジオストクの巨大な橋梁は、車輛による通行の専用で、脇の歩道を歩くことが出来るのでもない。歩道は、メンテナンスに従事する作業員が専ら使う場所で、一般の歩行は出来ない…(可能なら、多分歩いたと思う…)

こういう具合に、橋を渡ってルースキー島への上陸も果たした。「ウラジオストク市内」と言っても都心部と往来し悪かった、寧ろ「近隣の市」の方が余程往来し易い感であったものが、巨大な橋梁の出現で大きく変わった訳だ…2本の橋を渡る移動を経験してそんなことに思い至り、「或いは建都以来、最大級の変化の時節」かも知れない等と考えた…なかなかに興味深かった…

<大阪近鉄バファローズ>のキャップ(2018.06.12)

↓何となく気に入っているキャップの写真…宿から空港へ向けてタクシーで出る前、荷物を整理していた最中に、写真に撮ってしまった…
12-06-2018 on trip (1)
↑今般は5月にウラジオストクで求めた、やや生地が厚い“チェルニャーシカ”(ロシア海軍仕様のボーダーシャツ)を着て出掛けて、これを着た状態でボートに乗る等したのだったが…それと合わせて気に入っているキャップの画を…

この<大阪近鉄バファローズ>のキャップ…昔、かの岡本太郎画伯がデザインしたというエンブレムが好く、2月に神戸で見付けて入手して愛用しているモノだ…その後、稚内に送り込み、札幌を経てサハリンへ持ち込み、ウラジオストクにも上陸しているというキャップだ…キャップを売っていた、神戸の<オリックス・バファローズ>のファンショップでも、全く想定しないであろう状況で愛用していることになる…

何れにしても、気に入ったキャップを被って、気に入った場所へフラフラと出掛けてみるのは愉しい…

<ルースキー橋>:海上から望む…(2018.06.10)

<ウラジオストクの灯台>というボートで近海を巡るツアーの中、バサルギナ岬灯台を少し離れた辺りに停船し、巨大な橋梁の後背で空が西日に染まる様を眺めた…

↓画の右側…ムラヴィヨフ・アムールスキー半島の向こう側の海に日が沈んで行く様が「強い輝き」で判る…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (55)
↑適度に散った雲が、空を劇的に見せている…

↓やがて夕陽の輝きが視え悪くなったが、空は静かに暮れて行く…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (58)

当初は「最少催行人員が集まっておらず…」という状況だったツアーが催行され、なかなかの好天、「空の具合」という観点では非常に好い「適度に雲が散っている」状況の下で海上を巡ることになった…「忘れ難い絶景」に触れることとなった…思い付いて出掛けてみて好かった!!

フローティングドック…(2018.06.10)

ボートでウラジオストク近海を巡る<ウラジオストクの灯台>というツアーに参加し、案内された船着場から乗船した。

船が動き始め「出発!!」という感じで速度を上げて船着場から進み出た…

↓直ぐ近くにこういうモノが見えた…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (7)
↑大きな港であるウラジオストクでは、造船、船舶修理・メンテナンスも盛んで、こういうフローティングドックも方々に視える…

速度を上げようとするボートの上から一瞥して写真を撮っただけだが…ドックに入っているのは海軍の小さ目な艦艇のようにも見えた…

このフローティングドックは、ドックが水中に沈み、船を入渠させた上で排水を行って浮上し、乾ドック同様に作業が可能な設備である。過日、神戸港でも同種のモノを視た経過が在ったが、方々で活躍しているモノである。こうした「働く設備」というようなモノは、視掛けると何となく愉しい…

ペリメニ…(2018.06.11)

ロシアでは特段に珍しい訳でもないが…ウラジオストクでのランチに“ペリメニ”を頂いた…

↓これは中に「刻んだキノコ」が入っていて、特段に肉は入っていない“変わり種”である…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (59)

↓こちらは立寄った店で<お祖母さんのレシピ>と呼ばれていて、肉とガーリックが入っている、「よりオーソドックス」な感じがするモノである…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (60)

↓「小麦粉を使って…」というイメージの飾りが施された、少し洒落た店内でペリメニを頂いた…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (52)

5月にも立ち寄った場所であったが…気に入った場所を再訪する、そして気に入った味をまた楽しむというのは好い…

МЕСТО ДЛЯ КУРЕНИЯ =喫煙所(2018.06.10)

↓GUM百貨店の敷地内、表の通から建物の側に入った“中庭”の一隅に見付けた…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (27)
↑「МЕСТО ДЛЯ КУРЕНИЯ」(ミェスタ ドリャ クリェーニヤ)は「喫煙のための場所」という意味だ…

好天に恵まれた気持ち好い状態でウラジオストクに到着し、夕刻の予定まで時間も少し在って、昼食後に散策していて立寄った場所だ…

この種の、「さり気なく掲出されている看板」というようなモノを眺めるのが意外に好きだ…

<С-56>(S-56)(2018.06.10)

初めてウラジオストクを訪ねた際、興味津々で訪ねてみたのが、海岸の緑地に展示されている「本物の潜水艦」だった…

今般、その潜水艦も在る辺りを歩いてみた…

↓輝く空の下に潜水艦…何やら不思議な感じもする光景だ…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (37)

この<С-56>(S-56)のような、第2次大戦期の潜水艦は、殆ど常時海底に在る近年の潜水艦とは異なり、潜航するのは作戦行動や攻撃を避ける行動の場面で、寧ろ殆どは「浮上状態」だった訳で、こういう強い陽射しを受ける場面も多かった筈だ…が、それでも「“潜水艦”と青空」というのは、少し不思議だ…

建設中の大聖堂…(2018.06.10)

↓ウラジオストクの<中央広場>の辺りだ…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (39)
↑「多分、教会…大聖堂…」という工事は、4月も5月も行われていたが、今回は「巨大な屋根」が建物の足下に現れていたので注目した…

↓かなり背が高いクレーンが据えられて、時々動いている様子が見受けられた…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (42)
↑時々、かなり高い場所に作業員が動いている影も見えた…

古い大聖堂の再建なのか、新たに建てるのか、また何という呼称なのかはよく判らなかった…が、<中央広場>の辺りで「新たなランドマーク」になって行きそうな建物だ…

古くからの建物も、新しい建物も混在するウラジオストクだが…この大聖堂のような「古くからの様式のモノを新たに建てる」という事例も色々と見受けられる…面白い!

ヤコヴ・セミョーノフ胸像(2018.06.10)

6月のウラジオストク…4月の“初上陸”と同じような時間帯に現地に入り、既に“別邸”という気分で逗留の同じ宿に荷物を置いて、街を歩き始めた…

↓建都の最初期から住み始めたとされる企業家のセミョーノフの胸像だ…「(民間人として)最初の住民」とされている人物だ…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (9)
↑4月とは「光」が異なり、何となく面白いので様子を見入ってしまった…

建都から永い時間を経て発展したウラジオストクだが…近年は巨大な橋梁で「人やモノの往来」も変わり始め、「新たな都市開発の局面」に入っているような雰囲気も在る…変わるモノも変わらぬモノも在る街を、「最初の住民」は静かに見詰め続けている…

レーニン像…駅…橋梁…(2018.06.10)

ウラジオストクで“上陸地”として定番化しているのは、空港からのバスが到着し、「別邸」と勝手に呼びたくなる感の宿にも近いレーニン像の在る辺りだ…

↓“上陸”する都度に何度も眺め、何度も写真を撮っている場所ではあるが…見入ってしまって、また写真を撮った…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (5)
↑木々の葉が増えている…そして光線が眩しい…「6月」である…「時季としては肌寒い?」というような話しにはなっていたらしいが…

腕を上げて何かを指し示しながら演説をしている風なレーニンの像を背中から視て、向こうに鉄道駅と、金角湾を跨ぐ巨大な橋梁の一部が視える光景…大変に気に入っている…

バサルギナ岬灯台:海上から望む…(2018.06.10)

<ウラジオストクの灯台>というツアーに参加し、ボートでウラジオストク近海を巡る機会が在った…

↓バサルギナ岬灯台である…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (40)
↑岬の脇に在る岩礁の上に灯台が築かれ、岩礁は岬と細い吊橋で結ばれている…

ボートで近付き、海鳥が多い岩礁に忽然と現れる灯台…1937年に竣工したそうだ…戦時は敵の艦船や航空機を警戒するような役目も負った場所らしい…

↓「風浪が創った」と感じられるような地形の場所だが…比較的穏やかな条件で、海や空は西からの光線に輝いていた…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (37)

バサルギナ岬灯台はスクリプリョフ島灯台と連携で運用される。バサルギナ岬灯台は緑ランプ、スクリプリョフ島灯台は赤ランプで、2つの灯台を結ぶ線が「ウラジオストク港域内の出入口に相当する線」という感になっている…

↓少し遠ざかった…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (43)

灯台を眺めながらウラジオストク辺りをボートで巡る…好い経験だった!!

スクリプリョフ島灯台:海上から望む…(2018.06.10)

<ウラジオストクの灯台>というツアーに参加し、ボートでウラジオストク近海を巡る機会が在った…

↓スクリプリョフ島灯台だ…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (30)
↑ウラジオストク港の域内へ通じる辺りの小さな島に灯台が設けられている…

この島には軍隊が駐留した経過が在り、古びた兵舎が残るが、現在は使用されていない。現在は灯台を管理する人達が灯台に住むだけであるという…

スクリプリョフ島灯台は、直線で結んだような位置関係に在るバサルギナ岬灯台と連携して運用され、ウラジオストク港の出入口の安全を護る役目を担っている…19世紀以来の経過が在る灯台だという…

この日は…薄い雲が拡がる蒼い空の下、輝く海に新緑が眩しい岩の島が浮き、古めかしい灯台が島に乗っている様子が視えた…ボート上の陣取っていた辺りから、やや視悪かったことと、揺れた関係で撮った写真はやや少なめだった…

この場所に関しては…ボートを出して海上からでも眺める他、アクセスは無い…貴重な機会となった…

トカレフスキー灯台:海上から望む…(2018.06.10)

<ウラジオストクの灯台>というツアーに参加し、ボートでウラジオストク近海を巡る機会が在った…

↓トカレフスキー灯台である…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (11)

↓現在地辺りに1876年に灯台が築かれ、現行のモノは1910年に完成したモノであるのだという…灯台の高さは11.9mであるという…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (9)

岸から歩いてここを訪ねている皆さんや、海でのアクティヴィティーの中で立ち寄っている皆さんが多く見受けられた…灯台の背後が西寄りな空で、光の感じが面白い…

古くから「ウラジオストクの港の入口辺りに鎮座する灯台」ということで、「ウラジオストクのシンボルの一つ」のような感でもある…

↓何か、「眺めを満喫!」という感だ…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (15)

岸からの眺めは、色々な画を見たような気がするのだが…海上から望んだ様子は余り記憶が無い…そういう意味で、好い感じの画も撮れて善かった…

壁掛け時計(2018.06.07)

↓最近よく寄る、ハンバーガーの美味い店で視掛けた時計である…
07-06-2018 dinner (1)
↑「ここが空いていて、1人で陣取るには好さそうな感じだ…」と席に着こうとした時、何となく眼に留めた…

「昔風?」なようでいて「近未来的?」な、「保守的なデザイン?」なようでいて「前衛アート的なデザイン?」という具合で、なかなかに素敵だと思った。

こういう「メカが仕込まれた、金属的な感じ」のモノが「煉瓦風な壁に」という、異なる質感が交じり合ったような感は、<X100F>の描写力が活きるような状況だと思う…

ЛИМОН-ЛАЙМ(リモンライム)(2018.06.06)

↓ハンバーガーの店で売られているソフトドリンク…コルク栓のボトルに入ったモノをグラスに注いで頂くようになっている…
06-06-2018 in evening (1)
↑「ソフトなレモン風味」というドリンクで、一度頂いて気に入ってしまい、既に何度か頂いているモノだ…

ボトルの独特な形状や、中身の入ったグラスの感じと、ボケた背景…気に入った画だ…