↓アレウツカヤ通の建物の壁である…
↑「港町らしい…」という感の、また航海や探検で至った人達が街を興して行った経過を想起させるような、帆船のグラフィティーが見受けられる…
↓こういうようなモノを眼に留め、足を停めて眺めるというようなことをやるのが意外に好きだ…
↓以前には「反対車線側」から眺めてみたことも在った…
>>帆船のグラフィティー:アレウツカヤ通(2018.04.15)
アレウツカヤ通:坂道…(2018.06.11)
ウラジオストク都心部は、金角湾の海岸に平行するような通が東西に延びる街路―沿海地方政府の大きなビルが視える辺りが西寄りで、<黄金橋>を潜った向こうが東寄り―で、そこに南北に延びる街路となっている通が交差している。地図で視れば「概ね碁盤の目」なのだが、殊に南北に延びる通は「上り、下りが複雑に組み合わさっている」感で、東西に延びる通も海岸を半ば望むようで平坦なスヴェトランスカヤ通を除くと「段々状態の場所で、各々が上り下りを組み合わせている」ように設えられているので、歩き廻ると「何やら地図とは勝手がかなり異なる…」というように思える…
こういうウラジオストクの様子に触れて、かなり以前に立寄った米国のサンフランシスコを思い出した。あそこも、地図を視れば街路は「概ね碁盤の目」でありながら、各々の通がのぼりや下りの組み合わさった状態なので、歩き回る時の勝手が酷く異なったことが記憶に残る…
↓アレウツカヤ通である…坂道の辺りに建物が建っている。建物の低層階が上階よりも狭いかもしれないように視える…ウラジオストクでは、こういうように視える場所が多い…
↑金角湾の東端寄りの辺りを南北に延びる通で、複雑に上りと下りが組み合わさっている…自身は「下り」で歩いていたが、<X100F>のレンズを通して視ている向かい側では、「上り」で歩いている人達の姿が視える…
このアレウツカヤ通は、ウラジオストクでは建都から日が浅い頃からの通らしいが、1923年5月から1992年8月までは<10月25日通>と称していたそうだ…
こういうウラジオストクの様子に触れて、かなり以前に立寄った米国のサンフランシスコを思い出した。あそこも、地図を視れば街路は「概ね碁盤の目」でありながら、各々の通がのぼりや下りの組み合わさった状態なので、歩き回る時の勝手が酷く異なったことが記憶に残る…
↓アレウツカヤ通である…坂道の辺りに建物が建っている。建物の低層階が上階よりも狭いかもしれないように視える…ウラジオストクでは、こういうように視える場所が多い…
↑金角湾の東端寄りの辺りを南北に延びる通で、複雑に上りと下りが組み合わさっている…自身は「下り」で歩いていたが、<X100F>のレンズを通して視ている向かい側では、「上り」で歩いている人達の姿が視える…
このアレウツカヤ通は、ウラジオストクでは建都から日が浅い頃からの通らしいが、1923年5月から1992年8月までは<10月25日通>と称していたそうだ…
<ルースキー橋>:ボートで潜る…(2018.06.10)
ムラヴィヨフ・アムールスキー半島とルースキー島の間の海峡に、巨大な橋梁が架っている。ルースキー島とムラヴィヨフ・アムールスキー半島に在るウラジオストク中心市街とのアクセス向上を目指し、金角湾に架る<黄金橋>と合わせて2012年に登場した<ルースキー橋>だ…
今般、<ウラジオストクの灯台>というボートで近海を巡るツアーに愉しく参加したのだったが、その際に海上から橋を眺め、橋の下をボートで通過するという機会が在った…
↓「真下の側から見上げる」ということで、一層「巨大!」な感じがする…
↓橋を支える巨大な塔とケーブルがなかなかの迫力だ…
「塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造」の「斜張橋(しゃちょうきょう)」という方式の橋で、高さが324mにもなるという2本の塔の間(“支間長”、“スパン”と呼ぶそうだ…)は1104mで、この種の橋梁としては世界一であるとのことだ…橋全体の延長は3100mであるという…
↓ボートで通過して振り返った…拡がるケーブルは、何か「巨大な翼」を連想する…
2017年から出回っている、ロシアの2000ルーブル紙幣には、この橋の画が描かれている…<黄金橋>ではない…
今般、<ウラジオストクの灯台>というボートで近海を巡るツアーに愉しく参加したのだったが、その際に海上から橋を眺め、橋の下をボートで通過するという機会が在った…
↓「真下の側から見上げる」ということで、一層「巨大!」な感じがする…
↓橋を支える巨大な塔とケーブルがなかなかの迫力だ…
「塔から斜めに張ったケーブルを橋桁に直接つなぎ支える構造」の「斜張橋(しゃちょうきょう)」という方式の橋で、高さが324mにもなるという2本の塔の間(“支間長”、“スパン”と呼ぶそうだ…)は1104mで、この種の橋梁としては世界一であるとのことだ…橋全体の延長は3100mであるという…
↓ボートで通過して振り返った…拡がるケーブルは、何か「巨大な翼」を連想する…
2017年から出回っている、ロシアの2000ルーブル紙幣には、この橋の画が描かれている…<黄金橋>ではない…
「運休」の旨…そして…(2018.06.11)
「ТОКИКО КАТО」(2018.06.11)
午前中にスヴェトランスカヤ通を何気なく歩いた時だった…
↓「ロシア語のアルファベットで“日本語”?!」と思わず目を向けた…
↑傘下のグループや、方々からやって来るアーティストの公演を手掛ける<沿海地方フィルアルモニヤ>の本部の前に掲出されていた看板の一つである…
「ТОКИКО КАТО」…日本のシンガーの加藤登紀子である…その名の上に「ИЗ ЯПОНИИ С ЛЮБОВЬЮ」とある。「日本より愛を込めて」ということであろう…
加藤登紀子はサハリンへ飛び、6月21日にユジノサハリンスクで公演を催し、そこからウラジオストクへ移動して6月24日に公演を催すと聞いていた…そのウラジオストク公演の広告だった…
国外で、この種の日本関係の催しに関する告知に出くわすのは、少し面白い…
↓「ロシア語のアルファベットで“日本語”?!」と思わず目を向けた…
↑傘下のグループや、方々からやって来るアーティストの公演を手掛ける<沿海地方フィルアルモニヤ>の本部の前に掲出されていた看板の一つである…
「ТОКИКО КАТО」…日本のシンガーの加藤登紀子である…その名の上に「ИЗ ЯПОНИИ С ЛЮБОВЬЮ」とある。「日本より愛を込めて」ということであろう…
加藤登紀子はサハリンへ飛び、6月21日にユジノサハリンスクで公演を催し、そこからウラジオストクへ移動して6月24日に公演を催すと聞いていた…そのウラジオストク公演の広告だった…
国外で、この種の日本関係の催しに関する告知に出くわすのは、少し面白い…
2階のカフェ:スヴェトランスカヤ通(2018.06.11)
スヴェトランスカヤ通の「下」に鉄道の線路が通っている箇所が在る。線路はウラジオストク駅や港に敷設されているモノに連なるようだ…辺りは<中央広場>や沿海地方政府の大きなビルも視えるような場所だ…
↓線路を通る列車が視えるような辺りの建物だ…何となく気になっていた…4月に気付き、5月も気に懸けていた…
↑外に階段が在って、スヴェトランスカヤ通の歩道から2階へ上がることが出来る。そしてこの2階の扉が、殆ど常時開いている…
扉が常時開いているので「店?」という程度に思っていたのだが…ここはカフェであり、珈琲や茶、それらを愉しむ道具の販売も行っているのだと、初めて入ってみて判った…
↓店内で100ルーブルの珈琲を頂いた…
ユジノサハリンスクでも、ウラジオストクでも、カフェでは「エスプレッソマシン」で珈琲を淹れることが主流と見受けられる。この変に気になる建物の2階の店もそうなのだが、ここでは「ドリップ式」で淹れている珈琲も売っている…
今般、滞在初日に寄って「ドリップ式」を持ち帰りで求めて頂いたが、これが酷く美味かった…そして翌朝に今一度、持ち帰りで頂いて「美味い!」ということになり、また午後の日が傾いたような時間帯にも寄って、今度は店内で頂いてみたのだ…
「出先」で、こういうような「酷く気に入った…」が見付かるのは嬉しいものだ…
↓線路を通る列車が視えるような辺りの建物だ…何となく気になっていた…4月に気付き、5月も気に懸けていた…
↑外に階段が在って、スヴェトランスカヤ通の歩道から2階へ上がることが出来る。そしてこの2階の扉が、殆ど常時開いている…
扉が常時開いているので「店?」という程度に思っていたのだが…ここはカフェであり、珈琲や茶、それらを愉しむ道具の販売も行っているのだと、初めて入ってみて判った…
↓店内で100ルーブルの珈琲を頂いた…
ユジノサハリンスクでも、ウラジオストクでも、カフェでは「エスプレッソマシン」で珈琲を淹れることが主流と見受けられる。この変に気になる建物の2階の店もそうなのだが、ここでは「ドリップ式」で淹れている珈琲も売っている…
今般、滞在初日に寄って「ドリップ式」を持ち帰りで求めて頂いたが、これが酷く美味かった…そして翌朝に今一度、持ち帰りで頂いて「美味い!」ということになり、また午後の日が傾いたような時間帯にも寄って、今度は店内で頂いてみたのだ…
「出先」で、こういうような「酷く気に入った…」が見付かるのは嬉しいものだ…
<ルースキー橋>:バスに乗車して渡る…(2018.06.11)
金角湾が視える高台の辺り、ケーブルカーの上側の乗降場の辺りにバス停が在るが、そこを通る運行系統#15という路線バスは、2本の巨大な橋梁を渡り、ルースキー島と反騰側の市街とを結んでいる…
そんなことを知り、ケーブルカーの上側の乗降場の辺りにバス停を起点にして巨大な橋梁を往復してみた…
金角湾を跨ぐ<黄金橋>に関しては、前日のツアーでボートが発着する船着場を往復する場面で、乗用車で往復している。(これが初めての通行だった…)他方、ルースキー島との往来が出来る<ルースキー橋>は「船上から視た」というだけである…
↓バスの車内で…運転士さんの真後ろ辺り、車の左前方寄りの窓際の席に座ることが出来た。目の前に色々と掲示されていた…
↑右側はこの運行系統の路線図だ…数字の“8”のような、アルファベットの“S”のような線が組み合わさったような、少し不思議な形の路線で、何処かで折り返すでもなく「循環」しているように見える。そして2本の巨大な橋梁も図の中に示されている…
↓“半島”から“島”へ向かう場合は、「大きく膨らむカーブ」を走るので、「バスの窓」でも「橋へ進んで行く」様子が視え易かった…
↑提げていたカメラ<X100F>で素早く撮影してみた画である…
ウラジオストクの巨大な橋梁は、車輛による通行の専用で、脇の歩道を歩くことが出来るのでもない。歩道は、メンテナンスに従事する作業員が専ら使う場所で、一般の歩行は出来ない…(可能なら、多分歩いたと思う…)
こういう具合に、橋を渡ってルースキー島への上陸も果たした。「ウラジオストク市内」と言っても都心部と往来し悪かった、寧ろ「近隣の市」の方が余程往来し易い感であったものが、巨大な橋梁の出現で大きく変わった訳だ…2本の橋を渡る移動を経験してそんなことに思い至り、「或いは建都以来、最大級の変化の時節」かも知れない等と考えた…なかなかに興味深かった…
そんなことを知り、ケーブルカーの上側の乗降場の辺りにバス停を起点にして巨大な橋梁を往復してみた…
金角湾を跨ぐ<黄金橋>に関しては、前日のツアーでボートが発着する船着場を往復する場面で、乗用車で往復している。(これが初めての通行だった…)他方、ルースキー島との往来が出来る<ルースキー橋>は「船上から視た」というだけである…
↓バスの車内で…運転士さんの真後ろ辺り、車の左前方寄りの窓際の席に座ることが出来た。目の前に色々と掲示されていた…
↑右側はこの運行系統の路線図だ…数字の“8”のような、アルファベットの“S”のような線が組み合わさったような、少し不思議な形の路線で、何処かで折り返すでもなく「循環」しているように見える。そして2本の巨大な橋梁も図の中に示されている…
↓“半島”から“島”へ向かう場合は、「大きく膨らむカーブ」を走るので、「バスの窓」でも「橋へ進んで行く」様子が視え易かった…
↑提げていたカメラ<X100F>で素早く撮影してみた画である…
ウラジオストクの巨大な橋梁は、車輛による通行の専用で、脇の歩道を歩くことが出来るのでもない。歩道は、メンテナンスに従事する作業員が専ら使う場所で、一般の歩行は出来ない…(可能なら、多分歩いたと思う…)
こういう具合に、橋を渡ってルースキー島への上陸も果たした。「ウラジオストク市内」と言っても都心部と往来し悪かった、寧ろ「近隣の市」の方が余程往来し易い感であったものが、巨大な橋梁の出現で大きく変わった訳だ…2本の橋を渡る移動を経験してそんなことに思い至り、「或いは建都以来、最大級の変化の時節」かも知れない等と考えた…なかなかに興味深かった…
<大阪近鉄バファローズ>のキャップ(2018.06.12)
↓何となく気に入っているキャップの写真…宿から空港へ向けてタクシーで出る前、荷物を整理していた最中に、写真に撮ってしまった…
↑今般は5月にウラジオストクで求めた、やや生地が厚い“チェルニャーシカ”(ロシア海軍仕様のボーダーシャツ)を着て出掛けて、これを着た状態でボートに乗る等したのだったが…それと合わせて気に入っているキャップの画を…
この<大阪近鉄バファローズ>のキャップ…昔、かの岡本太郎画伯がデザインしたというエンブレムが好く、2月に神戸で見付けて入手して愛用しているモノだ…その後、稚内に送り込み、札幌を経てサハリンへ持ち込み、ウラジオストクにも上陸しているというキャップだ…キャップを売っていた、神戸の<オリックス・バファローズ>のファンショップでも、全く想定しないであろう状況で愛用していることになる…
何れにしても、気に入ったキャップを被って、気に入った場所へフラフラと出掛けてみるのは愉しい…
↑今般は5月にウラジオストクで求めた、やや生地が厚い“チェルニャーシカ”(ロシア海軍仕様のボーダーシャツ)を着て出掛けて、これを着た状態でボートに乗る等したのだったが…それと合わせて気に入っているキャップの画を…
この<大阪近鉄バファローズ>のキャップ…昔、かの岡本太郎画伯がデザインしたというエンブレムが好く、2月に神戸で見付けて入手して愛用しているモノだ…その後、稚内に送り込み、札幌を経てサハリンへ持ち込み、ウラジオストクにも上陸しているというキャップだ…キャップを売っていた、神戸の<オリックス・バファローズ>のファンショップでも、全く想定しないであろう状況で愛用していることになる…
何れにしても、気に入ったキャップを被って、気に入った場所へフラフラと出掛けてみるのは愉しい…