坂道に並ぶ建物:オケアンスキー通(2018.06.11)

↓ここもまた「坂道の街」という「ウラジオストクらしい」ような雰囲気が色濃く感じられる場所だ…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (15)
↑右側に並ぶ少し古い建物…同じような建物が「段々」に並んでいるのである…

建物は、何かの小さな会社のオフィスや店として利用されているように見受けられた…「どの位の年月を経ている?」と、少し見入ってしまうような、「褪せた感じの煉瓦」で外壁が築かれていた…

欧州諸国では「旧い建物の外観を活かす」という傾向が強いように思うのだが、そういうことを想起させるこのウラジオストクの様子を視ると、「ここもまた“欧州”?」という感を抱く…

序でながら…坂を上がるオートバイが写っているが、ウラジオストクではオートバイも存外に多いような気がした…

オケアンスキー通(2018.06.11)

↓「坂道の街」という「ウラジオストクらしい」ような雰囲気が色濃く感じられる場所だと思う。
11-06-2018 Vladivostok vol02 (11)
↑坂道を上って、振り返って撮った画だが…「坂道と坂道とが交差」という、少し複雑な感じになっている…

坂を下りた辺りに、<中央広場>に立つ記念碑の、旗を手にした赤軍兵士の背中が視え、記念碑の向こうに海が覗く…

このオケアンスキー通は、街の北側へ長く延びている通で、何時も車輛通行量が多い感じだが、休日なので「やや静か?」という具合に思えた…

<PRO100БУРГЕР>(2018.06.12)

ハンバーガーの店で、メニュー表に<PRO100БУРГЕР>の文字を見付けた…

<PRO100БУРГЕР>は何と読む?

後半の「БУРГЕР」(ブルゲル)は「バーガー」のロシア語だ…先頭の「PRO」はロシア語では「ПРО」である…中の「100」?これはロシア語の文字で書くと「СТО」になる…

これらを組み合わせれば…「ПРОСТО БУРГЕР」(プロスタ ブルゲル)で、「普通なハンバーガー」という程の意味合いだ…

↓<PRO100БУРГЕР>は「ПРОСТО БУРГЕР」(プロスタ ブルゲル)で正しかった…頼めば、こういうモノが出て来る…
12-06-2018 (12)

↓脇に小さ目なピクルスが添えられる…ハンバーグとチーズに若干の野菜…オーソドックスな感じに纏まったハンバーガーである…
12-06-2018 (13)

当初は、言葉遊びの<PRO100БУРГЕР>という標記に戸惑ったが…これは美味いので、確りと「ПРОСТО БУРГЕР」(プロスタ ブルゲル)と記憶に留めた…

レーニン広場:クール(過ぎる)朝…(2018.06.15)

↓朝の街を歩く際、空の蒼が覗いている…これも「暫らく振りだ…」と思った…
15-06-2018 morning (1)
↑雲がやや多い他方、明るい部分が覗く空である…

広場の緑も濃くなっていることは画でも判るが…気温は5℃程度…広場のレーニン像はコート姿だが、多少は“防寒”を意識した上着が必要な感である…

古くからの郵便局舎:スヴェトランスカヤ通(2018.06.10)

昼食を摂りに出た足で、ウラジオストク都心を少し散策した…

↓午後の光線が、装飾的な壁面に独特な陰影を創り出している…思わず、足を停めて眺めてしまった…
10-06-2018 Vladivostok vol01 (28)
↑スヴェトランスカヤ通の、エレオノラ・プレイの像の傍だ…或いは、彼女がウラジオストクに在った時代―1894年から1930年まで―には既に在ったかもしれないと思わせる建物だ…

現在、郵便のセンターになる局はウラジオストク駅の前に在るようだが、古くはこの建物がメインであったのだと想像する。現在は郵便を送るための受付を行う窓口等が入っている様子だ…

海岸部の平坦な感じになっているスヴェトランスカヤ通には、こういう「少し長い歴史」を思わせる建物が並んでいる…

アレウツカヤ通とスヴェトランスカヤ通との交差点(2018.06.11)

「時には…」とウィスキーやカクテルのグラスを傾け、少しばかり馴染んだアレウツカヤ通をゆったりと歩き、「宿に引揚げる前に、軽く夜食を頂いて…」と考えながら、スヴェトランスカヤ通との交差点に至った…

↓大変に気に入っている眺めでもある…少し暗くなり始めたような、未だ灯りが入らない頃の風情である…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (43)
↑「休日の夜」で、やや交通量は少ないかもしれないが…「何時でも静か過ぎる…」という感の稚内のような場所を思えば、「充分に賑やか」という程度に感じる…

恐らく…建都から日が浅い頃には、(当時と呼称が異なるかもしれないが)「南北に延びるアレウツカヤ通に対して、東西に延びるスヴェトランスカヤ通」という感じで街路が整備され、順次色々な通が登場して行ったのであろう…「街の歩み」と共に在るような通が交差している場所だ…

前日に参加したツアーの時、船着場から<中央広場>へツアー会社の方の車で移動した。その時、「スヴェトランスカヤ通には“100年を超える経過”を有するような建物ばかりが並んでいる」としていた。趣きが在る、旧い建物が多く見受けられるスヴェトランスカヤ通だが、「近年の街の様子に大きなインパクトをもたらしている」と見受けられる巨大な<黄金橋>の一部が視えているのも面白い…これが加わることで、「ウラジオストクが歩んで来た経過と未来とが同居している」という不思議な空気感が生まれているようにも視える…

何度でも佇んでみたいような地点だ…

バサルギナ岬周辺の岩礁(2018.06.10)

<ウラジオストクの灯台>というツアーに参加し、ボートでウラジオストク近海を巡る中、バサルギナ岬灯台の辺りに至った…

↓辺りに不思議な形の岩礁が在った…
10-06-2018 Vladivostok vol02 (42)
↑特段にハッキリと名前が在るでもないようだ…ガイドも「そう言えば…名前は聞いたことが…」ということで、海域内の目印になりそうなモノにより明るいと見受けられる船長に訊ねたが、船長も「そう言えば名前は聞かない…」ということだった…

そんな「名も無き」という岩礁だが、多くの海鳥が群がり、独特な風情が在り、ボートに乗り合わせた一同が各々に写真に収めていた…

西寄りな空を背景にしている岩礁だが、海鳥達のシルエットが無数に岩礁の上に視えている…これも「忘れ難い風景」である…

<黄金橋>(2018.06.11)

金角湾を跨ぐ巨大な橋梁である<黄金橋>は、「ウラジオストクの新しいシンボル」のようになっていて、そのイラストや写真が採用されている土産物も多く視掛ける…

この巨大な橋梁に関しては、初めてウラジオストクに上陸した時、深い霧の故に「あんなに大きなモノが…視えない…?!」という“怪異”な経験もしたことから、「ウラジオストクでは、とりあえず視なければならない…」と勝手に思っている一面が在る…

↓そういうことで…宿の朝食を頂いた後に、<黄金橋>が視える高台に足を運んだ…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (17)
↑今般は「ケーブルカーが定期整備のために運休中」という状況に当たったので…ケーブルカーの脇に在る、少し古びた急峻な階段を歩いて高台に上がったのだった…それ故に、この景観を嬉しく眺めた…

↓少しだけ角度をずらして眺めてみると…左側のやや背が高い建築群の向こうに<ルースキー橋>の高い塔が聳え立っている様子も視える…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (19)

今般、こうしたウラジオストクの巨大な橋梁に関して、興味深く眺めるに留まらず、実際にバスや乗用車で渡ってみる機会も在った…

それにしても…この金角湾の<黄金橋>が視える高台に関しては、団体旅行の人達を乗せたバスが切れ間なく近くに発着していて、少しだけ驚く程度に多数の来訪者が見受けられた…この高台…「ウラジオストクを訪れる人達の“必須”な場所」という感になっているかもしれない…

エレオノラ・プレイの像(2018.06.11)

↓初めてのウラジオストクで眼に留め、関係の情報を色々調べて、少し馴染みになったエレオノラ・プレイの像である…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (3)

ウラジオストクに関しては「軍事や政治の歴史」ということで話題になり、その種の史料研究も行われている他方…「市井の人達の普通な暮らし」に話題が及ぶような、「(外国人であるというような独特な位置に在ったかもしれないが)“一般人”が綴ったモノ」も幾つか伝えられ、“後世”ということになる現代では「貴重な史料」ということになる…

エレオノラ・プレイは、そういう「市井の人達の普通な暮らし」に話題が及ぶような、現代では「貴重な史料」ということになる書簡を多く残している人物だ…

今般、ボートで近海を巡るツアーに参加した中で、ツアー会社の人達とも言葉を交わした。そういう中でも、伝えられている「市井の人達の普通な暮らし」に話題が及ぶようなモノは大切にすべきであるというようなことに話題が及んだ…「“一般人”が綴ったモノ」に見受けられる「昔日の街」を想いながら、地域の色々な文物に触れることは愉しいかもしれない…

↓エレオノラ・プレイがウラジオストクに住み始めた1890年代は、鉄道の建設も進んで「発展が著しい」という雰囲気も在ったと思われる時代だ…対して現在は、2本の「街の歴史の中では画期的」な巨大橋梁が登場し、「街が改造されつつある?」というような時代だ…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (4)
↑「発展が著しい」という雰囲気から、「20世紀の激動」とでも呼ぶべき時期を潜り抜けた彼女の眼に、「今日の街」はどのように映じているであろうか…

こういうエレオノラ・プレイの像だが、辺りにベンチが在るので、一息入れている人、更に犬も見受けられた…そして、ここで記念写真を撮っている旅行者も散見する…スヴェトランスカヤ通に在って、“目印”のようになる像かもしれない…

ウラジオストク市行政府本庁舎(2018.06.11)

<中央広場>が視えるような辺りからオケアンスキー通の坂道をゆっくり上がる…北寄りへ進む具合になる…

↓何やら酷く大きな飾りが高い位置に入った建物が視えて来る…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (13)
↑「何の飾り?」と思えば、虎のマークは“ウラジオストク市章”である…

↓ここはウラジオストク市行政府の本庁舎だ…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (14)
↑複雑な形状に「坂道と坂道が交差」という地点に用地を設えてビルを建てている…「坂の多い街」ではよく見受けられる感じかもしれない…

ウラジオストク市は60万人余りの人口を擁する沿海地方最大の都市である…市行政府の仕事も多岐に亘っていて、恐らく行政府関係のオフィスも色々な場所に在るのだろうが、とりあえずここが本庁舎だ…

酷く大袈裟に視える<中央広場>の脇の沿海地方政府庁舎に比して、少し小ぶりな感じもする…休日なので、「車輛の通行が切れる」感じの瞬間が写真に収まったが、このオケアンスキー通は常時交通量が多い場所であるように見受けられる…

旧い集合住宅の屋上:アレウツカヤ通(2018.06.11)

ウラジオストクの駅前の道路がアレウツカヤ通ということになる。そこから、方角としては北寄りに相当する側へ歩を進める…

↓古くからの経過が在りそうな建物が視える…1950年代前半位に流行ったような様式か?独特な重厚感が在る…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (1)
↑建物は、坂道を眼の前に、一段高く平坦な場所を設えて、そこに建っている…

↓屋上に、何やら彫像の人物が立っている…
11-06-2018 Vladivostok vol02 (2)
↑近寄ることも叶わないので、どういう人物の像なのかが判り悪いのだが…

集合住宅であるというこの建物だ…「色々な曰くが?」と思わせる、独特な雰囲気が漂う建物だ…