持ち帰りの珈琲…(2018.06.11)

↓ウラジオストクの都心部で、「ドリップ方式で淹れている」という珈琲を売っているカフェを見付け、極短い滞在期間中に何度か立寄った…
11-06-2018 Vladivostok vol01 (2)
↑持ち帰りで御願いした珈琲だったが、店内が空いていて、御迷惑ということも無さそうだったので、思わずカップを写真に収めた…

カップにシールが貼り付けられ、7月6日から7月8日で予定されているという、このチェーン店が関与する珈琲の見本市的な催事の告知を行っている…

何れにしても、出先で強く記憶に残るような、「気に入るカフェ」と出くわすのは、嬉しく愉しいことである。

ウラジオストク空港周辺の上空…(2018.06.12)

ウラジオストク空港を早朝に離陸し、未だ「Доброе утро」(ドーブラエ ウートラ)(=Good morning)という挨拶で差支えない間の時間帯にユジノサハリンスク空港へ到着…そんなスケジュールで動いていた…

↓無事にウラジオストク空港を離陸して程無くの様子だ…
12-06-2018 on trip (11)
↑搭乗機が静かに上昇する中、やや多いようにも視える雲の間から朝の光が降り注ぎ、緑が濃くなっている沿海地方の陸地が眼下に覗く…

何か、酷く強く印象に残る光景だ…旅から戻って時間が経つ程に思い出される様子である…

聖パウロ・ルーテル教会:ウラジオストク(2018.06.11)

↓ドイツ、またはドイツ語圏の国々で見受けられる教会を思い浮かべる建物だ…実際、かなり古い話しになってしまっているが、ドイツ語圏の国々を訪ねてこの種の建物を色々と視た記憶は在る…しかしこれを視掛けた場所は、ウラジオストクである…
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↑ウラジオストク都心部の海岸寄りに延びるスヴェトランスカヤ通を西寄りから東寄りへ進み、金角湾を跨ぐ巨大な橋梁<黄金橋>の下を潜って、更に少しばかり進んだ辺りに見受けられる…

↓「明らかにロシア以外の何か…」と思わせるが、ドイツ人建築家が設計して1907年から1909年で建築された教会であるそうだ…
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↑当時はドイツ系の人達も多くウラジオストクに在って活動しており、ルーテル教会の信者も多く、こうした教会の建築に至ったのだという…現在の<GUM百貨店>の建物を建てたドイツ系の会社が、資金の拠出で大いに協力したという…

↓建物の直ぐ脇が坂道で、ケーブルカーの「下側」の乗降場へ続く辺りなのだが、建物の側面や裏の様子が面白い…
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↓坂道を上がった辺りになる、建物の裏側からの眺めだ…
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中にはドイツ語圏の教会に見受けられるようなパイプオルガンも在るらしい…それを使うコンサートの告知が、近隣やウラジオストク都心部等で幾分見受けられた…

教会は1935年に閉鎖された後、建物が色々な用途に用いられ、1997年に至ってルーテル教会に復旧したのだそうだ。この建物は、ドイツでも「海外のドイツ文化遺産」として高く評価されているという…

このドイツ系のルーテル教会は、色々な人達が出入して、各々に活動していたという、「ウラジオストクの歩み」が色濃く反映された存在と言い得る建物だと思う…