防波堤:ネベリスク(2018.07.27)

ネベリスクで「直下型地震」が発生し、街の建物等が大きく損なわれたのが2007年だった…

港の脇の海岸部では…地面が隆起し、地形が少々変わった…その隆起した場所が<ノーヴァヤ・ゼムリャ>…「新しい地面」と呼び習わされている…

↓その<ノーヴァヤ・ゼムリャ>の端辺りだ…
Nevelsk on 27-07-2018 (53)
↑古くからの、港域を半ば囲うようになっていた防波堤の一部が、「地面の隆起」という状況の御陰で、少し不思議な感じになっている…遠くから視ると「離岸堤」のようにも見える…

↓「古くからの防波堤の一部が残っている」というより…「海中から構造物が海面上に急浮上した」というように見えなくもない…
Nevelsk on 27-07-2018 (54)

極端に遠浅な不思議な地形の海になっている…この「離岸堤」のようにも見える古い防波堤の最も海寄りな側…主に春なのだが、トドが集まっている様子が見受けられる場所でもある…

<ノーヴァヤ・ゼムリャ>から望む海(2017.07.27)

<ノーヴァヤ・ゼムリャ>の端側…複雑な形に「海底地形」が剥き出しになっていて、非常に面倒な形状の「半ば地面で半ば水面」という状態になっている…

↓慎重な足取りで、その複雑な地形の場所を歩き回って海を望んだ…
Nevelsk on 27-07-2018 (56)
↑奥に大きな船が視え、「間違いなく海」とは判るのだが…何か非常に不思議な光景だ…

天候が好くなり、俄かに気温が上昇し、海水温との温度差の故か海霧に包まれていた様子だった…夕刻に入ろうという中で気温が多少下がり、海霧が晴れて来たような中だった…独特な空気感が漂っていた…