流れ去った雲…:夕刻のレーニン広場(2018.09.18)

日中は「色画用紙のような碧空に、丁寧に沢山の白雲を貼り付けた」というような状況だった…レーニン広場の銅像の背後は面白い感じの空だった…

そのまま穏やかな天候で推移したのだが…

↓夕刻になると、多くの雲は流れ去ったような感じになっていた…
18-09-2018 in evening (38)

ユジノサハリンスク市行政府本庁舎前のベンチで様子を眺めながら…カメラのレンズをさり気なく交換した…「半歩前…一歩前…」と対象にドンドン迫るかのような、または「居合わせた空間を広く記録」という広角ズームに対し、「注視する辺りを切り抜く」というように画を創る中望遠…随分と考え込んだような、或いは「勢い…」のように選んだ2本のレンズだが、使い分けが存外に面白い…その「面白さ」に多少馴染んで来たというような気もする…

↓レーニン像の背中側に、若干の雲が広がっていた…
18-09-2018 in evening (42)

↓そのうちに灯りも入った…
18-09-2018 in evening (50)

同じ場所で、同じような時間帯でも毎日様子が変わる…時間帯が変われば、一日の中でもかなり雰囲気は変わる…そういうような「多分、たった一度しか出くわすことが適わない一瞬」を見詰めて写真に収める…そういう営みが愉しい…

白雲:レーニン広場(2018.09.18)

↓レーニン像の足下に寄って見上げてみた…
18-09-2018 afternoon (7)
↑「15mm相当画角」の面白さ!碧空に、器用に散らしたような白雲が面白い拡がりを見せている…

↓眺めていた短い間に、雲は刻々と流れていた…
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↓若干、ズームで画角を換えてみた…
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“秋”の空気感な中、「夏の残滓?」のような強めな光線…独特な雰囲気が在る…

サハリン州立美術館=旧 北海道拓殖銀行豊原支店(2018.09.14)

↓「やや写真を撮り悪い?」という感も否めない場所の建物だが…新たに入手した“広角ズーム”が好い按配に活躍してくれた…
14-09-2018 in evening (1)

往時、ここが銀行の支店であった頃にはこの“大通”(=現在の“レーニン通”)に面した側が出入口であったと考えられるのだが…現在、美術館の出入口は裏側である…

↓「角」を巧く活かして「曲面」を採り入れた、美しいデザインの建物だ…
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何時も何気なく通り過ぎているのだが…カメラを手に、「見過ごしがちな美しさを見出す」というようなことをしてみるのが非常に愉しい…