日中は「色画用紙のような碧空に、丁寧に沢山の白雲を貼り付けた」というような状況だった…レーニン広場の銅像の背後は面白い感じの空だった…
そのまま穏やかな天候で推移したのだが…
↓夕刻になると、多くの雲は流れ去ったような感じになっていた…
ユジノサハリンスク市行政府本庁舎前のベンチで様子を眺めながら…カメラのレンズをさり気なく交換した…「半歩前…一歩前…」と対象にドンドン迫るかのような、または「居合わせた空間を広く記録」という広角ズームに対し、「注視する辺りを切り抜く」というように画を創る中望遠…随分と考え込んだような、或いは「勢い…」のように選んだ2本のレンズだが、使い分けが存外に面白い…その「面白さ」に多少馴染んで来たというような気もする…
↓レーニン像の背中側に、若干の雲が広がっていた…
↓そのうちに灯りも入った…
同じ場所で、同じような時間帯でも毎日様子が変わる…時間帯が変われば、一日の中でもかなり雰囲気は変わる…そういうような「多分、たった一度しか出くわすことが適わない一瞬」を見詰めて写真に収める…そういう営みが愉しい…