レーニン通の側からサハリンスカヤ通に入り、西寄りから東寄りへ進んでみた…
↓久し振りにクルーゼンシュテルンの胸像が在る辺りに立寄った…
↓胸像は、こういう具合に広場に据えられている…
↓こうして眺めると、なかなかに凛々しい像だ…
クルーゼンシュテルンは、1803年から1806年の期間で、ロシアとしては初めて記録に残る世界周航を達成している。そして、その際に通過した日本海に関して"MER DU JAPON" と記録し、諸国に“日本海”の名を紹介した人物と考えられる…
彼はロシアが日本へ派遣した使節であったレザノフが乗っていた船の指揮を執っていた。レザノフは、長崎での幕府との交渉が巧く行かなかった後、カムチャッカへ向かっているようだが…その途中に日本海を北上して稚内辺りを通り過ぎているようだ…
時々視ると、そういう「19世紀の稚内?」というようなことを不意に想起する胸像だ…