コルサコフ港南埠頭(2018.09.22)

後になって…「気儘な休日らしい…」と苦笑いしてしまったのだが…朝食前に一寸辺りの様子を眺めようと戸外に出て、天候が好いので、朝食は「後刻に早めの昼食を兼用ということにでも…」ということにしてしまって、バスに乗ってコルサコフへ出掛けてしまった…

↓コルサコフでは気に入っている場所である高台に上がり、港の眺望を楽しんだ…この南埠頭が見える側は市街の一部も見えて面白い…
22-09-2018 Korsakov (1)
↑場所自体が、1925年の「摂政宮行啓の折に御立寄り」という挿話が在るのだという。摂政宮(=皇太子時代の昭和天皇)も眺めたという1920年代に整備の桟橋が現在も使用されていて、この場所から画の右半ばに見えている…

この桟橋は、現在でも稚内・コルサコフ航路の船が発着している。この前日…9月22日の“稚内発”の便の運航を海上荒天で見合わせた<ペンギン32>がコルサコフに引揚げて来たのだというが…画の真ん中辺りの繋留可能な一画に<ペンギン32>の姿が見えている…

↓この時は、碧空に拡がって流れる白雲が鮮烈な感じであった…
22-09-2018 Korsakov (2)

入手して日が浅い“広角ズーム”で、この種の眺望を撮るのはなかなか面白い…入手して日が浅いレンズで、何となく新鮮であるということも在るかもしれないが…

旧 北海道拓殖銀行大泊支店:コルサコフ(2018.09.22)

↓建物に覆いを掛けていた状態が少し続いていたが、それが外されていた…
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↓工事中の建物の脇に在る歩道で見受けられる、トタンで屋根を造る歩行者通路が…
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↑この古い建物…修復の工事に着手している様子だ…

↓碧空に白雲が流れているような様子の中…何となく見栄えが好かった…
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「貴重な文化財」という側面も在るような建物ながら…長く利用されず、何となく「朽ちるに任せた廃墟」という風でもあった…そういう状態から、完成後の用途等は確定していないらしいが、修復が行われることとなった。出来上がるのがとりあえず楽しみだ…

I.P.ファルフトディーノフ胸像(2018.09.20)

↓久し振りにこの胸像を眺めた…
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↑サハリン州政府の旧庁舎脇に整備されている緑地に据えられている像だ…

↓サハリン州知事として活躍し、在任中に航空事故で他界してしまったイーゴリ・パーヴロヴィチ・ファルフトディーノフの胸像だ…
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胸像そのものは、2003年の事故の後、2004年に登場したようだ…何時の間にか随分と年月を経てしまった…