旭橋:雪交じりな早朝…(2018.11.30)

稚内へ北上する朝…6時に出る普通列車ではなく、敢えて9時に出る特急列車を選んだ…訳が在る…

↓日出が午前6時40分頃という今の時季…天候に恵まれれば空が染まる時間帯に、こういう画を撮りたかったのだ…
30-11-2018 Asahikawa in early morning (5)
↑画の右寄りが東寄りな方角である…

前夜は…食事を摂って直ぐに休んだ…そして早起き…また少し休んで、再度起き出し…漸く「程好い頃合いか…」という時間帯になった…

降ったり止んだりで少々積もった雪を踏み締め、氷点下3℃程度で凍り付いた箇所も見受けられた中で細心の注意を払いながら<昭和通>を進む…そして未だ交通量が少ない旭橋の辺りに至ったのだ…カメラを扱う前に手が悴むので、手袋は確り着用して歩いた…そして<ヴォストーク65>(サハリンのバスケットボールチーム)のロゴが入ったニットキャップも確り着用である…

↓明るくなって行く中だったが、未だ「消灯」ではなかった…
30-11-2018 Asahikawa in early morning (6)
↑照明で明るい箇所を凝視すると、雪が舞っているのが少し判る…

今般巡った山陽地域や九州では…こういう画のような状況は「考え悪い」に尽きる…「国内」ながらも「異国?」のような遠い地域を巡り、「馴染み切った」ような雰囲気の場所に還って来て「しまった…」という訳だ…

或いは…こういう画を撮るべく、敢えて旭川に泊まるようにしたという側面も在る…

「焼酎の維新は、薩摩から。」:鹿児島中央駅前(2018.11.27)

↓鹿児島中央駅前東口の広場からも視えるが…商業ビルの壁に掲出された酒造会社の看板だ…
Kagoshima on 26-11-2018 (12)
↑ダイナミックな筆致で、西郷隆盛と大久保利通をモデルとしたと思われる2人の人物の画…そして「焼酎の維新は、薩摩から。」とのキャッチフレーズ…

以前…この場所の看板は少し様子が違った…新しいモノに替った訳だ…看板で宣伝している<黒白波>という銘柄の焼酎…気に入っているモノでもある…

↓因みに、以前はこういう看板だった…
>>「だいやめで、きばいやんせ。―さつま白波」の広告看板(2014.12.17)

黒豚蒸籠蒸し:<かごっまふるさと屋台村>(2018.11.27)

鹿児島を訪ねたなら…殊に鹿児島中央駅の近隣に滞在するなら…<かごっまふるさと屋台村>への立寄りは「外せない!!」と考える…2012年に開業した屋台村だが、鹿児島を訪れると、間違いなく立ち寄っている…

<かごっまふるさと屋台村>は、鹿児島県内の産品を利用した料理や銘酒を供することを中心とした小さな店が集まっていて、地元の人達から来訪者まで、市内、県内、県外、更に国外からの色々な人達が集まって気軽に楽しめるという場所だ…

今般…別府を発って、幾つもの県境を越え―大分県内を北上し、福岡県を東西に縦断して、佐賀県の東部を経て熊本県を南下して鹿児島県に入った…―て鹿児島に辿り着いて宿に入った後、一寸足を運んでみた…

鹿児島中央駅前…東口の広場から路面電車の軌道も敷設された広い道路を望んで進む…路面電車の高見橋停留所が視えるような辺りに差し掛かると<かごっまふるさと屋台村>である…

<かごっまふるさと屋台村>では…「料理を少々頂いて銘酒を一杯…」という具合に、何軒かを梯子するというようなスタイルが愉しい…そういうことを想いながら、とりあえず方々の焼酎を愉しみながらおでんを摘まむ1軒目の店へ…

↓こういう具合で…メニューに在った「黒豚」というモノが出て来た…
Kagoshima on 26-11-2018 (18)
↑「蒸籠で蒸すので、他のモノより一寸時間が要ります」ということだったが、“時間”という程に待つのでもない…

↓枕崎の鰹節で作るというおでんの出汁を使って、キャベツと黒豚のスライス肉を蒸す…これが酷く美味い!!
Kagoshima on 26-11-2018 (19)
↑脇の小鉢に用意した、おでんの出汁に柚子胡椒を入れて、キャベツと肉を点けて頂くのだ…

鹿児島に2泊したのだったが…初日に酷く美味かったので、第2日にも立ち寄って「昨日のアレが!!」と再度頂いてしまったのだ…

実は写真好きらしいお店の方に「フィルムのカメラ?!」と尋ねられた<X-Pro2>でこの料理の写真を撮ってしまったが…写真を眺めて、「鰹節の出汁で蒸した豚肉…」を懐かしむようになって行くことであろう…

眼鏡橋(2018.11.28)

長崎…路面電車が大活躍な街…「1日乗車券」を手に、気儘に街を巡るのが愉しい…少々御無沙汰していたが、早朝から新幹線と在来線の列車を乗り継いで鹿児島から長崎に至り、「1日乗車券」を入手して動き回った…

↓諏訪神社を訪ねた後、「運行系統4番の電車で真直ぐ…」と思い至り、訪ねてみた眼鏡橋だ…
28-11-2018 Nagasaki vol01 (26)
↑とりあえず「超有名…」な場所で、雨混じりな平日でも存外に来訪者が多かった…

雨で湿って「足元が…滑る?」と思いながら、狭い川辺にゆっくりと下りて、川を渡ることが出来るように置かれた“飛び石”の上を慎重に歩き「水面レベルで橋を望む」ということをしてみた…川面に雨が落ちているのも少し判る画になったが…好条件とは言い難い状況ながら、水面に橋が映り込んで、呼び名の由来のように「眼鏡」の形になっている…

確か17世紀の橋である…江戸時代を通じて様々な動きが在った長崎の街に在り続け、その後も明治・大正・昭和の近代、平成の現在も在り続けている橋だ…長崎に所縁の史上の人物達の多くが視ている、または実際にこの橋を渡っているということになるだろうか…そういうことを想い起すと、この場所を訪ねるのは益々面白い…
posted by Charlie at 01:34Comment(0)長崎県

御神木:鹿児島神宮(2018.11.27)

「大隅国一之宮 国分正八幡 鹿児島神宮」…隼人駅から15分程度も歩けば辿り着く古い社である…「海幸山幸」の神話の「山幸」を祀っているそうだ…

鹿児島神宮は相当に古い神社で、延喜年間(10世紀冒頭)には“大社”に列せられて「大隅国一之宮」と称されていて、建久年間(12世紀末)の後鳥羽天皇の御代には多くの社領を得ており、江戸時代末期にも千石を領していたという…

↓その境内に植えられている「御神木」である…
27-11-2018 Kagoshima Jingu (7)
↑余りにも大きい!!只管に見上げてしまった…

建久年間(12世紀末)の植樹と云われ、推定樹齢は800年を超える!?

人間は100歳で「大変な長寿…」ということになる…私事だが、2人の祖母は長命で、他界した際には何れも97歳で、葬儀に集まった人達は「大変に長生きをされて…大往生…」と口々に言っていた…この御神木は、そういう次元の長命の8倍もの時間、この境内に在る訳で…今でも勿論「活きて」いるのだ…途方もないことだと思った…

御神木が植樹されたような頃…12世紀末…鎌倉幕府が成立したような時代で、13世紀に入って体制が固まり、以降は室町時代、戦国期、江戸時代、明治・大正・昭和となって平成の御代に至っている訳だが…御神木はそういう時間を活き続けている…

この巨大な御神木を、「エキゾチック!」と感じながら見上げていた自身に、ここを立ち去って隼人駅へ向かって歩いていた時に気付いた…そして、こういう御神木を擁する神社の境内…何か「自然の力」が渦を巻いているような雰囲気が漂う…こんな場所を訪ねると、そういう「力」を少しだけ分けて頂けるような…気もする…

<612>と<603>:鹿児島駅前電停(2018.11.27)

鹿児島市内では路面電車が活躍している…「1日乗車券」(600円)を手に、路面電車で市内を動き回るのが好い…

鹿児島の「玄関」という様相の鹿児島中央駅に対して、街のやや東寄りな辺りに鹿児島駅が在る…鹿児島駅の前に、路面電車の起点・終点となる三叉の軌道に屋根を被せた電停が設けられている…その鹿児島駅前電停の辺りで、路面電車を眺めて写真を撮るのが一寸愉しい…

↓夕刻に一寸街に出て…鹿児島駅前電停に行ってみた…
27-11-2018 Kgaoshima vol03 (35)
↑灯りに浮かぶ、年季が入った電車の風情が好い…

↓逆方向からも視てみた…
27-11-2018 Kgaoshima vol03 (36)
↑こちらが後尾になり、電車は乗客を乗せて順次出発する…

この「600形」という車輛…1959年に初登場したモノだという…もう直ぐ“還暦”だが、マダマダ鹿児島の街を元気に行き交っている…

<3003>:長崎駅前の路面電車…(2018.11.28)

長崎駅に辿り着けば…とりあえず眼前の大きな歩道橋に眼が向いて、何となく歩道橋に上がってみる…

↓歩道橋は路面電車の「跨線橋」のような様相を呈している…
28-11-2018 Nagasaki vol01 (2)
↑丁度、長崎電気軌道の低床型電車が現れたところだった…3000形だ…

全く初めて長崎駅に着いた時…この歩道橋の辺りの様子に少し驚き、「路面電車が大活躍する街…」と感心したものだった…

↓<3003>は先行する電車を追うように、静かに発車した…
28-11-2018 Nagasaki vol01 (4)

↓反対側の軌道に、古くから活躍している車輛が現れた…
28-11-2018 Nagasaki vol01 (5)
↑最も新しい部類の車輛と、半世紀も活躍しているような旧い車輛…同じ軌道で動き続けているというのが、路面電車を眺める愉しさの一つのように思う…

歩道橋を上がる前…辿り着いた長崎駅の観光案内所で、「1日乗車券」(500円…)を確り求めていた…その券を手に、歩道橋から乗り場に下り、長崎市内を巡ってみた…
posted by Charlie at 03:08Comment(0)長崎県

桜島:夕景(2018.11.27)

鹿児島に滞在したからには…「桜島が在る風景」を愉しみたい…

鹿児島に着いた日には雨…翌日は…雨は免れたが、やや雲が多い…

↓それでも夕刻にはこういう様子を視ることが適った!
27-11-2018 Kgaoshima vol03 (5)
↑最近…噴煙が少々盛んに上がっているということらしい…

雲と噴煙が、残照の光でやや独特な色を見せていた…

何か…「きっと、また会おう!」と桜島との暫しの別れを惜しむかのような…そういう気分になった…

こういう様子を…全く同じ様子はもう二度とは視られないと思うが…また視に!!До свидания!!(ダ スヴィダーニヤ)

時空に架かる橋…:錦帯橋(2018.11.25)

↓大きく弧を描いて、真ん中が盛り上がった橋が組み合わさる…「五橋」と呼ばれる場合も在るらしい錦帯橋…
Iwakuni on 25-11-2018 (23)
↑日が高くなり始めたような時間帯に現地に至った…「光り輝くような世界へ架けられた橋」というようなことを思い浮かべた…

現在の場所の辺りに1673年に初めて橋が架かり、洪水で流失してしまったので1674年に再建された…それが「錦帯橋」として知られるようになり、1950年まで276年間も威容を保った…1953年に再建され、2002年と2004年に劣化した部分を修復している…

古式な木造の橋梁が、何世代にも渡って受け継がれている…時空を超えて川の両岸を結び続けている錦帯橋だ…

↓少し引くと、「連なるアーチ」という感じが判り易い…
Iwakuni on 25-11-2018 (27)

↓朝早くの風情が好かった…
Iwakuni on 25-11-2018 (15)

↓去り際に…逆側から眺めた…少し日が高くなった…
Iwakuni on 25-11-2018 (29)

岩国駅・錦帯橋間のバスは、整理券を手に乗車すると…運転席脇の料金表に出る料金が最初の120円から細かく上がる…片道300円だった…

この錦帯橋が何となく頭に浮かび、「視に行くなら…広島辺りに陣取って…」と考え、ウラジオストクから成田に着いた直後に広島を目指したのだった…

<トワイライトエクスプレス瑞風>:広島駅(2018.11.25)

「始発」と目される列車で岩国駅を目指そうと…駅前の“指定休憩所”を引揚げて広島駅に入った…

IC乗車券の<ICOCA>を利用して改札口を潜り、目指すホームへ向かえば、ホームに車輛が視えた…「既に列車が待機中?」と思いながら近寄ったが…何か見知った山陽線の普通列車で運用されている車輛と様子が違う…

↓停車中であったのはコレだった…
Hiroshima Station in early morning on 25-11-2018 (1)
↑遠い国の車輛を思わせる個性的なデザイン…<トワイライトエクスプレス瑞風>だ…

JR九州で“クルーズトレイン”というモノを成功させ、それに触発を受けるようにJR東日本やJR西日本も同種のモノの運行を始めた…<トワイライトエクスプレス瑞風>はJR西日本のモノだ…京都・大阪を起点に山陽・山陰を走り回る“クルーズトレイン”である…

2015年に計画が発表され、2017年から運行を始めている<トワイライトエクスプレス瑞風>…何処の線区にも入り込める―非電化区間を含む…―ようにディーゼルカー―「JR西日本87系」と呼ばれるようだ…―となっていて、マダマダ真新しい感じだ…

↓「団体列車が発車します」のアナウンスが流れ、静かな日曜日早朝の広島駅を<トワイライトエクスプレス瑞風>は出発した…
Hiroshima Station in early morning on 25-11-2018 (4)

この種の列車…「駅で眺めるだけ…」に留まってしまっているが…「何時か乗車したい!!」というような気になる…

列車名の「瑞風」とは「瑞々しい風」のことで、「吉兆を現す風」という意味を併せ持つとされているらしいが…これを視られて「地域に歓迎されている!!」という嬉しい気分になった…
posted by Charlie at 03:47Comment(0)広島県

到着した広島駅から…更に西の終点を目指す<のぞみ>…(2018.11.24)

列車の後尾側…14号車の15号車寄りに乗車していた…下車後に列車の後尾側へ廻り込んだ…

↓品川から広島まで運んでくれた列車に敬意と感謝を込めて、静かに見送った…
Hiroshima on 24-11-2018 (3)

途中の新大阪まではJR東海の乗務員と系列の車内販売…終点の博多まではJR西日本の乗務員と系列の車内販売だ…乗務員に関しては、人は交替していても、制服が違っているというだけだが…車内販売は扱い品が変わる…違う会社で手掛けているので当然かもしれないが…
posted by Charlie at 03:35Comment(0)広島県

成田空港に到着したS7航空のA320(2018.11.24)

ボーディングブリッジを通り抜け、成田空港の第2ターミナルの中へ…

↓乗せて頂いた飛行機が到着し、色々な関係者が慌ただしく働いている様子が視える…
24-11-2018 'S7 565' (43)

↓一寸好きな光景である…
24-11-2018 'S7 565' (44)

通常…ウラジオストクからユジノサハリンスクに着いたA320がウラジオストクに折り返す…それから?或いはウラジオストクから成田を往復するのかもしれない…何か、全く同じ飛行機に2回乗った…というような気がする…「だから?」という話しだが…

飛行機は忙しく動き回るものだ…或いは成田からウラジオストクへ引揚げた後も、何処かとの間を往復するのかもしれない…
posted by Charlie at 03:04Comment(0)千葉県

眼下の新東京国際空港(2018.11.24)

ユジノサハリンスクから日本海を越えてウラジオストクへ…ウラジオストクから再び日本海を越え、本州を雲の上で縦断…機内では「着陸態勢」の案内…

↓眼下に空港の様子が視えた…
24-11-2018 'S7 565' (40)
↑何となく面白い…

↓高度がドンドン下がる中、この様子に見入っていた…
24-11-2018 'S7 565' (41)

やがてS7航空のA320は着陸した…そして随分と長く地上を移動し、第2ターミナルビルに到着である…

こんな様子を巧く写真に収められたのは初めてかもしれない…というより…これまで「ウラジオストク→成田」の便を利用した機会では、専ら“F”の座席だったが、今回は初めて“A”の座席だったのだ…
posted by Charlie at 03:03Comment(0)千葉県

サハリン州郷土博物館:雪化粧…(2018.11.21)

「一寸降った…」と判り易い程度に雪が降って、それが少しながら積もった…ユジノサハリンスクでは今季初であったと思う…

降った雪は、朝の気温が氷点下5度以下だったので、いきなり「厳冬期クォリティー」な粉雪…日中の陽射しを受けて、積雪表面がやや融けてはいたものの、気温が「0℃を超えない」という状況…

↓こんな中、博物館の辺りを通り掛かった…
21 НОЯ 2018 (1)
↑敷地内の地面や色々な箇所に薄く雪が付着している…

↓正面側へ廻り込んだ…
21 НОЯ 2018 (5)

↓開門中の時間帯であったので、少し建物に近寄った…
21 НОЯ 2018 (10)

↓積雪の重みなどから木を護る“冬囲い”も見受けられる…
21 НОЯ 2018 (13)

「積雪期の最初期」というのは“雪化粧”という按配で、少し見栄えが艶やかな気がする…

「囚われた」??:レーニン広場(2018.11.23)

↓レーニン像が、妙な鳥籠のようなモノに押し込まれてしまったように見えて…一寸笑ってしまった…
23-11-2018 evening (3)
↑レーニン像の直ぐ手前で…大きなヨールカ―ロシア流のクリスマスツリーのようなモノ―を設置する工事が進んでいて、その骨組みが高い層まで組み上がって来たのである…位置関係で、レーニン像が籠に押し込められているように見えてしまったのだ…

雪も降って、1日の最高気温も低めになっている中、年末年始を彩るモノの設置工事…俄かに「歳末ムード」まで漂い始めた…

アレウツカヤ通の<KFC>…(2018.11.05)

<レトロミュージアム>を見学し、路線バスを乗り継いでセミョーノフスカヤ広場に至った。そこまで行けば、直ぐにアレウツカヤ通で、買物等をしながら宿に引揚げるに程好い感だった。他方…早朝に高台に上って、立寄ったカフェで軽食を摂り、更にミュージアムへ出掛けてと動き回り続けていたので、空腹を禁じ得なかった…

アレウツカヤ通を歩き始め…眼に留まったのは<KFC>…日本国内にもチェーン展開している、かの「ケンタッキーフライドチキン」である…過去のウラジオストク訪問で辺りを通り掛かり、開店準備で内装工事中らしい様子や、既に開店しているらしい様子を視掛けてはいた…が、入ったことは無い…

↓そういう訳で立ち寄ってみて食事を摂った…
05-11-2018 vol01 (121)
↑ファストフードのメニューが供される際にモノが収まっている紙箱に、目に馴染んだ感じでもある<KFC>の創業者をモデルにしたというイラストのマークが「ロシア語の文字」と並んでいるというのが変に新鮮だった…珈琲の砂糖は「KFC САХАР」と、文字ロゴに並んでロシア語で「砂糖(サーハル)」と在る…

店に入るとカウンターが在って、食べ物や飲み物を頼み、精算時に番号札が渡され、カウンター辺りのモニターに番号が出ると準備が出来て、店内のテーブルに持って行って頂くか持ち帰りが出来るようになっている。ウラジオストクやユジノサハリンスクのファストフード系な店や、日本国内の同種の店でも見受けられるような方式だ…

↓開けてみればこういう具合…
05-11-2018 vol01 (126)
↑“ブルゲル”(バーガー)は黒パンを使ったモノで、フライドチキンが入っている…なかなかに好かった…手前の“ホットドッグ”はチキンソーセージを使った軽い感じ…フライドチキンは、日本国内で頂くよりも香辛料が弱めだった…「普通なホットコーヒー」のつもりで珈琲を御願いしたが…店員さんに「Какой?(カコイ)」(どのコーヒー?)と尋ねられた。ウラジオストクの<KFC>も、アメリカーノ(普通な珈琲)、カプチーノ、ラッテ、エスプレッソを選んで指定するようになっていた…

↓コレが殊更に好かった…少し懐かしくなっている…
05-11-2018 vol01 (123)

異国の出先で…こういうようなモノを一寸試してみるのも、時には悪くない…

歩道橋…:ミール通(2018.11.18)

↓暗くなった空の下、街灯に浮かび上がる幹線道路の上に、「光り輝くチューブ」が跨いでいるような…何か不思議な景観だ…
18NOV2018 evening (2)
↑歩道橋に、雨風や雪を避ける屋根が架けられ、何か「チューブ」のような感じになる。そして屋根の下が照明で照らされるので、暗い空の下に「光り輝くチューブ」が道路を跨いでいるような具合になるのだ…

何やら面白く、出くわすと足を停めたくなる場合が在る光景だ…

M.S.コルサコフ胸像(2018.11.17)

高台で冷たく強い風に当たり、「多少キツい…」とコルサコフの街に下りた…

街中は高台より風が弱いものの、気温が余り上がらない感じは然程変わらない…

↓街の名の由来となったというコルサコフ総督の胸像前を通り掛かった…
17-11-2018 at Korsakov (24)

↓背後の空…好く晴れて明るく、白い雲が流れているが…何か冷たい空気が溢れているような…気がした…
17-11-2018 at Korsakov (22)

未だ積雪は無いが…空気感は積雪期と然程変わらないような気もした…

<王子製紙豊原工場>の「製薬塔」遺構(2018.11.18)

用事が在る場所へ辿り着いたは善いが…やや時間が在って辺りを少し歩き回る…時々在ることだ…

↓そんな訳で久し振りにこれの近くへ足を運んでみた…
18-11-2018 evening (9)

↓多少廻り込んで、今までに見たことが無い角度からも眺めてみた…
18-11-2018 evening (15)

↓往時は辺りで最も背が高い構造物であったことだろうと想像しながら眺めた…
18-11-2018 evening (20)
↑或いは、「これ以上暗くなると歩き悪い?」と思えるギリギリなタイミングでこれを眺めることが叶った…

↓“表通り”というイメージのミール通から、この遺構が覗く場所も在る…
18-11-2018 evening (23)

「近付いて上る訳にも行かない…」という、「“遺構”としての不思議な存在感」というのが、実に独特である…

夜の残滓…:<チェーホフセンター>(2018.11.14)

朝、明るくなる時間帯が如実に遅めになっている昨今…

↓もう少しで午前8時になろうかというような時間帯の様子である…
14-11-2018 (18)
↑劇場の<チェーホフセンター>は「夜」な状態のままである…他方、東寄りに相当する画の左側は、空が些か明るく、雲が少し染まっている…

↓正面に廻り込んでも、硝子張りな面に、通を挟んだ「夜」な状態のサハリン州政府本庁舎の建物が映り込む…
14-11-2018 (15)

或いは…「早朝の風景が妙に好い…」のがこの時季かもしれない…

グラスを組み合わせて…(2018.11.05)

ウラジオストクでは駅の近所に宿を取ることが専らで、駅前でもあるアレウツカヤ通は、街の中と宿とを往来する場合に頻繁に通る…

そのアレウツカヤ通で、初めてウラジオストクを訪ねた際に立寄って気に入った店が在り、ウラジオストクを訪れる都度に立寄っている…

↓気になっていた店内のデコレーションを写真に収めてみた…
05-11-2018 Vladivostok vol02 (56)
↑高い天井に提げられた照明の周囲を、グラスを組み合わせて造った球体状のモノで囲んでしまっている…

このグラスを組み合わせて造った球体…何処かで既製品が売られているというのでもないと思う…何か、「造形作家の作品」のようで、何時も面白いと思って見上げる…奥のミラーボールに、この独特なモノが一寸映り込んでいるのも面白い…

ミラーボールの辺りが、かなり背の高い棚になっていて、色々なボトルが載っている。これに関しては、時々必要が在ると、店員さんがよじ登ってボトルを取り出している様子が視られる…

完全に暮れた直後…:<黄金橋>を望む夕刻…(2018.11.05)

↓橋がよく視える高台から街へ下りる途中…何となく橋の感じがよく視える場所が在る…そこで足を停めた…
05-11-2018 Vladivostok vol02 (52)
↑すっかりと暗くなった中、巨大な柱がぼんやりと視える様な感になり、他方で路面は輝きを増す感である…

「雪の朝」には想像し悪かったような様子を夕刻から夜に視ることとなった…「<黄金橋>を眺める」というだけのために、何となくウラジオストクへ行ってみるというのも…悪くはないように思う…

輝く橋梁…:<黄金橋>を望む夕刻…(2018.11.05)

↓日没後の「明るさ」が残る空に対し、街や港は少しずつ暗い感じへ…そうなると橋や周辺の道路は街頭に浮かび上がる…更に街の灯りも目立ち始める…
05-11-2018 Vladivostok vol02 (44)
↑暗くなる中でカメラのシャッター速度もやや遅めになって、走行する車輛が「流れる」というような感じで記録される…

暗めな海に、輝く橋梁が浮かぶ…そんな具合に視える光景だ…

日没へ…:<黄金橋>を望む夕刻…(2018.11.05)

↓時計を視ながら…日没の時刻を待ち、その時刻が少し過ぎた…次第に灯りが目立ち始める…
05-11-2018 Vladivostok vol02 (31)
↑朝は「雪!」だった…昼までに降雪は気にならなくなり、その後に若干積もった雪は融けてしまった…

静かな湾内を時々船が行き交う…橋を行き交う車輛も途切れない…やや寒かったが…何時まで視ていても飽きないような感じだ…

<Слава>(スラーヴァ)の腕時計(2018.11.10)

↓“3”の辺りに「曜日+日付」のカレンダーが埋め込まれた腕時計はよく在ると思うが…曜日が「ロシア語」になっている…
10-11-2018 my watch (2)
↑少し「昔風…」というのか「クラシカル…」な感じの腕時計…ロシアのモノだ!

昨年、それまで少し永く使っていた腕時計が不具合を来たしてしまって「不便…」ということになった時に求めた腕時計が健在で、新しいモノを入手しなければならない必然性は高くは無かったと思う…が…曜日が「ロシア語」になっているカレンダーが付いているというのに魅せられてしまい…入手に至った…

時々「手でネジを巻く」ということをしなければならないタイプの、本気で「昔風」または「クラシカル」な腕時計である…