<ЗИЛ-41047>(ジル-41407):<レトロミュージアム>(2018.11.05)

<レトロミュージアム>には、ソ連時代のモノを中心とした民間、軍用等の各種車輛、各国製の往年の車輛、その他が展示されている。

↓展示棟の一つに「高級乗用車展示室」というのが在り…「どんな車輛が?」と眺めて、思わず「おぉ!!」と足を停めた展示がこれである…
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↑本来はトラックを造る工場で限定生産されていたという、ソ連の高官の公用車になっていたリムジン…幾つか型が在ったようだが、その一つである…

この種の「ソ連の高官の公用車になっていたリムジン」という“ジル”…1990年代にモスクワで、街の中に普通に走行中、または駐車中であった様子を視ている…車輛は1990年代以降、ロシア時代にも製造されて使用されているようだが…

私が滞在していたような頃―1993年や1994年…―のモスクワは、新旧様々で製造国も色々な車輛が街に溢れていたが、そんな中で“ジル”が何やら目立ち、「何の車輛だろう?」と思えば「ソ連の高官の公用車になっていたリムジン」で、当時のエリツィン大統領を筆頭とする政府高官も使っていた車輛だったというのだ…言われてみれば、この車輛を視掛けて周りを視ると、クレムリンへの道筋だったり、官公署の近くだったりという状況だったのだ…

<レトロミュージアム>に在った<ЗИЛ-41047>(ジル-41407)は、1985年から2000年に架けて製造されていた車輛だという。この車輛を常用していた人物?どんな人だったのか?ウラジオストクに在った車だとすれば?沿海地方のレベルの高官か?中央に相当に顔が利いたような共産党の古参幹部か?軍港のウラジオストクでは、ソ連時代にはかなり幅が利いた筈である海軍の将官か?或いは、コレクションに加えようと<レトロミュージアム>の関係者が力を尽くしてモスクワ辺りから持ち込んだか?色々と想像してしまった…

現在となっては、「1980年代の車輛」と言っても“貴重品”だと思うのだが、「ソ連の高官の公用車になっていたリムジン」ということで限定生産の車輛なので、これは「殊更に“貴重品”」だと思った…

コルサコフ港:機窓から…(2018.11.06)

「ウラジオストクを早朝に経ってユジノサハリンスクへ…」というのが“パターン”のようになっているのだが…今回は、ウラジオストクから離陸する際に「夜?」とか「日没の少し後?」というような暗い感じで、「如実に夜明けが遅くなっている…」と少々驚いた…

些かの居眠りも交えながらのフライトで、何時の間にか「眼下に海…」となってサハリン島に乗機が向かっていることを自覚する…やがて陸地も判るようになる…

↓サハリン島南西部の陸地を横切ってアニワ湾の上空に差し掛かると、ユジノサハリンスク空港に向けて飛行機が旋回する…そんな頃合いになると、窓からコルサコフが視える…
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↑2本の桟橋が突き出すような具合になっているコルサコフ港…丘陵の間の市街に朝の光が溢れている…向こうにLNG船が繋留されているプリゴロドノエも判る…そして雲が劇的だ…

↓前回、同じ便を利用した時にも上空からコルサコフを望んでいた…
>>コルサコフ港:機窓から…(2018.10.01)

「ユジノサハリンスクへ向かうフライト」で「眼下にコルサコフ」というのも、「一寸“定番”なお楽しみ」になって来た感だ…

倒立…片手…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓試合中、タイムアウトになると現れるダンスチーム…<ヴォストーク65>のダンスチームは男女混成で、時にアクロバティックな動きも入り、ダイナミックで愉しい!!
12-11-2018 VOSTOK-65 (20)
↑倒立…それも片手!?これは凄い!!

彼らはこうやって楽しげにパフォーマンスを披露し、「盛り上がって行こう!!」と客席にもアピールする…チームを支える不可欠な存在かもしれない…

毎度「黒に黄色のライン」という揃いのウェアだが、最近は試合開始前に「黄色のチームTシャツ」という場合も在る…

思い切って…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓ゴール下を「固める…」かのような布陣の<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側に対し、「であれば…」と<ヴォストーク65>側は距離の在るシュートを多用した…
12-11-2018 VOSTOK-65 (102)
↑そして「トリィッ ァチキィ!!」(スリーポイントォ!!)という、力が籠った独特な抑揚のアナウンスが耳に残る展開の試合となった…

決まった!!:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓#12 セミョーン・シャシコフが、奪ったボールをドリブルでゴール周辺に持込み、跳躍してダンクシュートを決め、着地した瞬間だ…
12-11-2018 VOSTOK-65 (98)
↑「イメージどおりにビタッと…」という具合なことを思いながらの姿勢と見受けられ、何となく面白い…

<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側選手は「してやられた…」とゆっくり動いている感に視える…

脅威…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓<ウニヴェルシチェート・ユグラ>側は#23 パーヴェル・ポドコリズィンを起点に反撃の機会を伺ったが…
12-11-2018 VOSTOK-65 (87)
↑「ひょい!!」と腕を伸ばし、身体を少し伸ばすかのような動きでリングにボールを掴み入れることが出来てしまうような、ポドコリズィンは脅威だ…が、「百発百中」で得点出来るでもなく、存外にボールが弾かれる…弾けたボールを<ヴォストーク65>側が広い、素早く反転攻勢へ…

脅威を退け、<ヴォストーク65>は掴んでしまった“流れ”を離さず、鮮やかに勝利した!!

奪い合い…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓上背の在る選手達が、リングに弾かれたボールを空中で奪い合う…「バスケットボールらしい」という感じの展開である…
12-11-2018 VOSTOK-65 (58)
↑ボールを廻って競り合う2選手の他、両陣営各々2選手が直ぐ近くに在って、他の選手はやや離れた位置で様子を視ながら飛び出せるようにしている…

こういう競り合いが限りなく繰り返される…そんな様子を観るのが面白い!!

速攻!!:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓#10 ヴャチェスラフ・グラチョフがボールを手に素早くゴールに駆け寄ってシュート!
12-11-2018 VOSTOK-65 (40)
↑後半に入ると、<ヴォストーク65>側がボールを奪って、素早く得点を重ねる展開が続いた…

第3クォータで<ヴォストーク65>が抜け出した…

手強い…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓#23 パーヴェル・ポドコリズィンは体躯の大きさを利して、リングに弾かれたボールをがっちりと大きな手で掴んだ…
12-11-2018 VOSTOK-65 (13)
↑ボールを出す味方を見回して探るポドコリズィンの脇に、隙を視てボールを奪うかパスを妨げようと#41 ダニール・ソロヴィヨフが在るのだが…210cmのソロヴィヨフが「小さく?!」視えてしまう…

試合の序盤は、一進一退だった…

牽制…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

↓ゴール下に“山脈”のように立ちはだかる<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の#23 パーヴェル・ポドコリズィンの前に、「210cm」が小さく視えてしまう#41 ダニール・ソロヴィヨフが割り込んで牽制する…
12-11-2018 VOSTOK-65 (4)
↑横から放ったシュートがリングを潜り抜けた!

試合の序盤は、やや単調な攻撃の仕掛け合いというような具合だった…

ティップオフ…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.12)

<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の試合が11月10日に続いて「中1日」で開催された。リーグ戦ではなく、カップ戦の試合…規定により、外国人選手は出場しないので、両チームはそれを除く10人の選手で試合に臨んでいる…

↓試合開始のティップオフである…
12-11-2018 VOSTOK-65 (1)
↑どうでもいいが…<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の#23 パーヴェル・ポドコリズィンが大きくて目立つ…この選手は身長が226cmということで、「<スーパーリーグ>で最も背が高い選手」というのを通り越し、「存命ロシア人男性で最も身長が高い」という話しさえ在る…

観戦に出掛けて、何か気持ちが弾むのがこのティップオフの場面だ…

<СЫРБУРГЕР>(スィルブルゲル)=チーズバーガー(2018.11.10)

↓「半ば溢れている…!?」という程度のチーズが入ったハンバーガー…これが好い!!
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「これを食べて腹ごしらえ…」ということでバスケットボール観戦に出掛けると…応援している<ヴォストーク65>が勝った!縁起が好いメニューかもしれない…「だから、どうした?」と言われそうな話しの最たるものではあると思うが…

因みに…こういうテーブルの写真がやや撮り悪い感の、「75㎜相当画角」という50㎜レンズ装着の<X-Pro2>で撮ってみた画だ…

<ダットサン15T>:<レトロミュージアム>(2018.11.05)

<レトロミュージアム>には、ソ連時代のモノを中心とした民間、軍用等の各種車輛、各国製の往年の車輛、その他が展示されている。

↓幾つか在る“展示棟”を廻っていて眼に留めた…何となく惹かれる感じの旧い車輛だった…
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↑旧い車輛の中には、本来は乗用車であるモノの後部を改装してトラックのように使用するモノが見受けられる…「そういうタイプ?」と思わせた…

↓「乗用車であるモノの後部を改装してトラックのように使用」と思った通りだった…が!それ以上に驚いた…
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↑この車輛!!<ダットサン>…<日産自動車>の前身…日本の車輛だ!!1936年から1938年製造…私事だが“親父殿”よりも年長ということになる車輛だ…

↓こういう年代の車輛を全く視たことがないのでもない。各種の資料館で色々と視ているが…正直、こんな年代の<ダットサン>は、個人的には初めて視た!!
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「ウラジオストクで往年の日本車に」というのも…街には多少旧めな日本車も走っているが…そういう次元よりも更に古い、「産業の歴史を伝えるモノ」という次元の日本車を視る…何か変な感慨が湧き起こった…

スヴェトランスカヤ通:中央広場前(2018.11.05)

↓日中から夕刻は何時も賑やかなバス停の辺り…静かな休日の朝で雪交じり…それでも路線バスは律儀に運行を始めていて、何台か通り過ぎた…
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↑雪でやや強めに濡れている路面には、街の灯りが跳ね返り、色々なモノも路面に映り込む感じだ…

↓ベンチや、花壇を囲っているモノの上には確り雪が被っている…
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「(結果的に自身にとって)今季初となった雪の朝」の「らしい…」と思える様子だった…

各年代のソ連戦車…:<レトロミュージアム>(2018.11.05)

<レトロミュージアム>には、ソ連時代のモノを中心とした民間、軍用等の各種車輛、各国製の往年の車輛、その他が展示されている。

↓これは一寸“壮観”だった…
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↑第2次大戦期のT-34から、少し前のT-72やT-80まで、歴代のソ連戦車がずらりと並んでいた…

↓T-34は、戦車砲の形状、大きさから初期型であることが判る…
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↑車輛の脇に、戦車兵のような服装の等身大人形が置かれていた…大きさを判り易く見せたいのであろう…

↓丸みを帯びた砲塔はT-54だ…
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↑1956年の<ハンガリー動乱>で現れたのが、初めての実戦参加と言われている…ベトナム戦争でも使用されていた…色々な国でのライセンス生産も行われた型だ…

↓これがT-72で、現在のロシア軍が使用している戦車の基礎になっているような型だ…
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↑所謂「ワルシャワ条約機構」の各国陸軍で主力戦車として使用されていた…かなり広く使われている車輛である…

こういう具合に、特定の分野のモノの“発展史”や経過を「一堂に会した展示」で知ることが出来るというのも、この種の施設の面白さだ…

ジャンプシュート…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.10)

↓非常に「バスケットボールらしい」という感じがする場面だ…
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↑“ショットクロック”も残り時間が少なくなり、ボールを手にした選手がシュートを放ち、それを阻もうとする選手が在って、他の選手達が互いを牽制しながら“場所取り”をして、同時にボールの行方を追う…

この試合では、副将格の大ベテランである#63 アレクセイ・ゴリャホフが後半途中に「5つ目のファウル」で退出してしまい、画でジャンプシュートを打っている#3 カーマイン・ミッチェルがかなり奮戦して23得点を挙げた…が、終盤に少し点差が開き、勝てる展開となったことからミッチェルは下がった…

試合は92対76で<ヴォストーク65>が勝った…8戦で6勝2敗である。

飛翔!!:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.10)

↓相手の護りの間隙を突いてドリブルで斬り込んだ#3 カーマイン・ミッチェルは跳んだ!!そして豪快にボールをリングへ放り込んだ!
10-11-2018 VOSTOK-65 (53)
↑画の奥、<ヴォストーク65>のベンチが沸き上がっている。場内も大喝采…ゴール下の両チーム選手…<ヴォストーク65>は巧く得点出来たと、淡々とした感じ…<ウニヴェルシチェート・ユグラ>は「巧くやられてしまったな…」という、少々の悔しさが何となく感じられる…

躍動する選手の動きや、選手達の表情というようなものを、綺麗に写真に残すとすれば「速いシャッター速度」と考え、カメラは何時もの“絞り優先AE”ということにしながら、感度をISO1250に固定して速めなシャッター速度になるようにしてみた。それが奏功したように思う。「おぉ!!」と感嘆し、「好いぞぉ!凄いぞ!有難う、ミッチェル!!」と声が出るような場面が巧く記録出来た…

<ヴォストーク65>はこういう「凄いぞ!!」というプレイが散見するようになり、次第に“勢い”を得て来た。そして、点差が少々開き、<ヴォストーク65>は2選手が病欠という不利を跳ね返し始めたのである…

ところで…「飛翔」しているかのようなミッチェル…身長は183㎝!?試合終了後、「一緒に写真を撮って下さい!」というようなファンに囲まれている場面を視たが、一般男性で然程変わらない身長の人が幾らでも居るのである…私は…畏れ多い感じで、「一緒に写真を撮って下さい!」というようなことは出来ない…特段に制限が無いので、カメラを持ち込んで、選手達の勇姿を撮って記憶に留めるという位で丁度好い…

攻撃を創る…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.10)

↓ポイントガードの#3 カーマイン・ミッチェルがドリブルでボールを運んでいる…ミッチェルを追う選手が居るが…他の選手達はゴールの辺りで、互いを牽制しながら“場所”を取り合っている…
10-11-2018 VOSTOK-65 (38)
↑ここから…素早いパスが廻るか?誰かがドリブルでゴールに迫るか?3点シュートを狙うか?様々な形の攻撃が「創られる」という場面だ…

こういう場面…「さぁ、どうするんだ?」とじっと見守りたいのが半分と「行け!!」と声が出てしまうのが半分という感じだ…

ダンク直後…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.10)

↓#21 二コラ・エフティチは204㎝の大きな身体で跳躍し、ボールを勢い良くリングに叩き込んだ…豪快なダンクシュート!
10-11-2018 VOSTOK-65 (17)
↑エフティチの身体は空中に残るが、ボールは床に…エフティチはゴールリング近くからコート全般を視ている感…対して「やられたな…」と床のボールに目線を落とす<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の選手…

試合の序盤は、こういう豪快なプレーも交えながら、一進一退の攻防で、何れも大きく抜け出すには至らなかった感であった…

巨躯…:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.10)

↓放たれたボールの行方を眼で追いながら、互いに牽制しながら動く…「ゴール下の競り合い」という、バスケットボールにはよく在る場面…
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↑明るい色のユニフォーム、<ヴォストーク65>の#41 ダニール・ソロヴィヨフ…彼は身長が210㎝だが…左側の<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の選手が「余りにも大きい」ので、「やや小さい?」かのとうに錯覚してしまう…

私が陣取った席の周辺でも、観衆が口々に「あの相手チームの23番…とんでもなく大きい!?」と噂をしていた…「大柄な男性」というものが眼に馴染んでいる筈な観衆が口々に囁くのだから、相当な大きさというものだ…そんな中、スポーツ観戦歴が永いという風な“事情通”のおっちゃんが周りの人達に説く…「あのパーヴェル・ポドコリジンという選手は223㎝で、ロシアの現役バスケットボール選手では一番大きいらしい…」とである。

「ロシアの現役バスケットボール選手で一番大きいらしい」というのが気になり、<ウニヴェルシチェート・ユグラ>のウェブサイトに在る選手名簿を視ると、「223cm 140kg」と在った…日本で言えば「大相撲の“大型”と言われる力士にも居ないような巨躯」という感か?或いは、プロレスの世界に居そうな巨漢という感もしないでもない…

このポドコリジンの脇に居る<ヴォストーク65>のソロヴィヨフは、試合前のウォーミングアップでは「チームの中で最も長身」ということで目立つ…そしてこれまでの試合で、彼と競い合った各チームのセンター等の“大型”という感の選手達は「似たような身長」だった…その彼が「小さい?」という感じに視えてしまうのだ…

実はFIBA2006の予選リーグが行われた札幌で、選手宿舎に利用されたホテルの前のコンビニに220㎝級のバスケットボール選手が居合わせた時に入ったことが在った。そういう人が「日常」の中に何気なく居ると「辺りの何もかもが、1割か2割も小さく縮んでしまった?!」というように見えてしまう…本当にとんでもない…

凄い存在感のポドコリジンだが…数字に残る活躍というのは余り見受けられなかった…

ティップオフ!!:<ヴォストーク65>VS<ウニヴェルシチェート・ユグラ>(2018.11.10)

↓華やかなオープニングの後の試合開始という場面…
10-11-2018 VOSTOK-65 (5)
↑ティップオフである…

オープニングの中で両チームの登録選手が紹介される…<ウニヴェルシチェート・ユグラ>は12名だったが…<ヴォストーク65>は10名だった…2名欠場である…後から聞けば、2名は高熱で寝込んでしまったのだそうだ…

<ヴォストーク65>は万全でもない状況だったが…「休日開催」で観衆も多目である中、大声援を受けて奮戦した…

雪交じりな朝…:レーニン…駅…橋梁…(2018.11.05)

「変な凍結箇所?」を暗い中で慎重に見定めるようにして慎重に歩いた朝だった…昨シーズン、“痛い目”に遭ってしまっているのだから、どうしてもそうなる…

↓慎重な足取りで緑地内を進み、目に馴染んだ光景に雪が交じるような様子を眺めた…
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↑雪で濡れている地面に灯りが跳ね返っていて、駅の「ВЛАДИВОСТОК」(ウラジオストク)という電光表示も未だ輝いているが…遠くの橋の巨大な柱が雪に霞んでしまっている感だ…橋の道路脇に並ぶ街灯が少し視えている…

同じ場所でも、時間帯毎に、そして天候条件で視た感じが異なる…こういうのを見付けるのが好きなのだ…

トロリーバス…:<レトロミュージアム>(2018.11.05)

<レトロミュージアム>には、ソ連時代のモノを中心とした民間、軍用等の各種車輛、各国製の往年の車輛、その他が展示されている。展示品は独自に修復、或いはメンテナンスが行われている様子だ…

↓“展示”なのか、修復を待つ旧い車輛ということなのか…少々、判然としなかったのだが…多少「懐かしい…」という印象を抱きながら眺めた…
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↑これはトロリーバスだ!車輛の天井、画では左に向かってポールが延びている…このポールを道路の高い場所に張り巡らされた架線に引掛けて電気を引き込み、車内のモーターで車輪を駆動させて走行する…「道路を走るバス」のようでいて、「路面電車のように架線から電気を受けてモーターを回して走行」なのである。道路に軌道は敷設されないが、架線は必要だ…

こういうような型のトロリーバス…1990年代にモスクワで時々利用していた…バスの外観だが、バスのようなエンジン音が聞こえるのでもない…不思議な乗り心地だった…架線が在る場所だけを走るので、普通のバスのように小回りが利くのでもない…

この種のトロリーバス…かつてはウラジオストクでも方々に走っていたらしい…現在は?殆ど無い筈だ…

こうしたミュージアム…走り回る姿が視られなくなったモノの姿を伝える訳で、存外に有意義な施設かもしれない…

アレウツカヤ通とスヴェトランスカヤ通との交差点(2018.11.04)

↓夕食を摂って、宿へ引揚げようとした時に、何気なく足を停めて眺めた様子だ…
04-11-2018 Vladivostok vol02 (69)
↑右側手前の沿海地方政府本庁舎ビル、画ではやや左に中央広場の銅像が一寸視えて、奥に建設中の大聖堂が建ち、更に奥は<黄金橋>だ。行き交う車輛の灯りを視ると、スヴェトランスカヤ通は東寄りへ向けて少し上り坂になっているのが判る…

この場所に関しては…本当の深夜早朝、或いは何らかの規制が行われているということでもなければ、「とりあえず賑やか」という感である…最近は、広角ズームの御蔭で、こういう場所を歩き廻って何となく写真を撮るのが非常に愉しい…

修復を待つ旧い車輛…:<レトロミュージアム>(2018.11.05)

ソ連時代のモノを中心とした古い自動車、更に各国の古いオートバイのコレクションが展示されている「アンティークカー&オートバイ館 <アフトモトスタリーナ>」という場所を5月に訪ねている。「サハリンスカヤ通」という、何となく親しみが湧く住所に在る場所なのだが…ウラジオストクにはこの「アンティークカー&オートバイ館 <アフトモトスタリーナ>」の他にも、往年の車輛等を展示している場所が在るという…今般はそこを訪ねてみた…

直訳すると「沿海地方―20世紀の機器館」というような感じになるのであろうが、<レトロミュージアム>というのを通称にしているようだ。とりあえずその<レトロミュージアム>を使う…「沿海地方―20世紀の機器館」であれ、<レトロミュージアム>であれ、然程の知名度でもないように見受けられる…サドゴーラド…ウラジオストク都心部から空港へ向かう方角へ進んで行った、ウラジオストクの市域の端側になるような場所に在る…往路はタクシーで訪ね、復路は路線バスを乗り継いで都心部へ引揚げて来た…

5月に訪ねた<アフトモトスタリーナ>は「都心部を少し外れた辺りの、一寸した資料館」という趣きの場所だったが…<レトロミュージアム>は「郊外の資材を置く場所や倉庫、または何かの工場」という感じがする場所だった。

何となく「工場の敷地に入る出入口」という風な感じの場所を通り、300ルーブルの入場券を求める場所に進むが…コンテナを改造した物置のような場所が券を売る窓口になっていた…そこで券を求める…

券を売る係の方が敷地内のことを「あちらが…そしてそれが…更にその向こうが…」という調子で一通り話してくれた…屋根が付いた屋外に車輛等を並べて展示してある場所と、展示品を納めた何棟かの建物が組み合わさっているということなのだ…

↓最初に視たのが…ここだった…
05-11-2018 vol01 (67)
↑この<レトロミュージアム>に辿り着いた頃、降雪は落ち着いていたが…何やら雪が少し積もり、寂寥感が漂うような景色だった…

<レトロミュージアム>は、旧い車輛をレストアする有志団体が基礎となって開設しているミュージアムと見受けられた…こうやって、旧い車輛を集めて、外観を綺麗に仕上げたり走行可能なように修理を行うのであろう…

↓少しだけ近付いた…
05-11-2018 vol01 (68)

ここは…一寸、興味深い場所だった…

スヴェトランスカヤ通:<GUM>前(2018.11.05)

↓「上り坂」であることが少し強めに意識出来る箇所に、百貨店の<GUM>が建っている…19世紀末の建物…照明に浮かび上がる感じが好い…
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↑スッカリと雪で濡れてしまっている路面…飛沫を上げながら車輛が行き交っていたが、マダマダ静かな時間帯だ…

↓正面から建物を眺めてみた…
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多少濡れながら…暗い路をドンドン歩いてしまった朝だった…

ダンスチーム…:<ヴォストーク65>VS<ウラル>(2018.11.07)

↓<ヴォストーク65>の試合を観戦に行くと、この時にアクロバティックな動きも見せる、男女混成のダンスチームがなかなかに愉しい…
07-11-2018 Vostok-65  (57)
↑この日の試合は「僅差の競り合い」で、「“流れ”をコントロール」というように、両チーム共にタイムアウトを多用していた…そうなると…このダンスチームの出番も多くなる…

前の試合で、やや出番が少ない感じだったが…今般は「その分」も出番が在った感だった…

攻防…:<ヴォストーク65>VS<ウラル>(2018.11.07)

第2クォータで<ヴォストーク65>が、第3クォータで<ウラル>が「抜け出した…」というように見えなくもなかったが…互いに「追い付け!追い越せ!」と攻め合い、終盤まで熱い競り合いが演じられた試合だった…

↓攻めている<ウラル>…それを阻む<ヴォストーク65>…
07-11-2018 Vostok-65  (53)
↑ボールを手にした<ウラル>側選手の前に<ヴォストーク65>側が立ちはだかる。その背後、<ウラル>の#8の選手は「おい!俺はこっちだ!ボールを廻せ!」とでも言いそうな表情で様子を見ている…少し離れて、ゴールに近い側と、ゴールから遠い側で<ヴォストーク65>の選手達が動き、それを警戒するように<ウラル>側選手達も近くに貼り付く…

この日の会場…必死に追う<ヴォストーク65>が攻勢を仕掛ければ「ヴォストーク!!ヴォストーク!!」の大声援!!熱かった…が「2点差」…惜しい!!次の試合が在る…