↓放たれたボールの行方を眼で追いながら、互いに牽制しながら動く…「ゴール下の競り合い」という、バスケットボールにはよく在る場面…

↑明るい色のユニフォーム、<ヴォストーク65>の#41 ダニール・ソロヴィヨフ…彼は身長が210㎝だが…左側の<ウニヴェルシチェート・ユグラ>の選手が「余りにも大きい」ので、「やや小さい?」かのとうに錯覚してしまう…
私が陣取った席の周辺でも、観衆が口々に「あの相手チームの23番…とんでもなく大きい!?」と噂をしていた…「大柄な男性」というものが眼に馴染んでいる筈な観衆が口々に囁くのだから、相当な大きさというものだ…そんな中、スポーツ観戦歴が永いという風な“事情通”のおっちゃんが周りの人達に説く…「あのパーヴェル・ポドコリジンという選手は223㎝で、ロシアの現役バスケットボール選手では一番大きいらしい…」とである。
「ロシアの現役バスケットボール選手で一番大きいらしい」というのが気になり、<ウニヴェルシチェート・ユグラ>のウェブサイトに在る選手名簿を視ると、「223cm 140kg」と在った…日本で言えば「大相撲の“大型”と言われる力士にも居ないような巨躯」という感か?或いは、プロレスの世界に居そうな巨漢という感もしないでもない…
このポドコリジンの脇に居る<ヴォストーク65>のソロヴィヨフは、試合前のウォーミングアップでは「チームの中で最も長身」ということで目立つ…そしてこれまでの試合で、彼と競い合った各チームのセンター等の“大型”という感の選手達は「似たような身長」だった…その彼が「小さい?」という感じに視えてしまうのだ…
実はFIBA2006の予選リーグが行われた札幌で、選手宿舎に利用されたホテルの前のコンビニに220㎝級のバスケットボール選手が居合わせた時に入ったことが在った。そういう人が「日常」の中に何気なく居ると「辺りの何もかもが、1割か2割も小さく縮んでしまった?!」というように見えてしまう…本当にとんでもない…
凄い存在感のポドコリジンだが…数字に残る活躍というのは余り見受けられなかった…