<Слава>(スラーヴァ)の腕時計(2018.11.10)

↓“3”の辺りに「曜日+日付」のカレンダーが埋め込まれた腕時計はよく在ると思うが…曜日が「ロシア語」になっている…
10-11-2018 my watch (2)
↑少し「昔風…」というのか「クラシカル…」な感じの腕時計…ロシアのモノだ!

昨年、それまで少し永く使っていた腕時計が不具合を来たしてしまって「不便…」ということになった時に求めた腕時計が健在で、新しいモノを入手しなければならない必然性は高くは無かったと思う…が…曜日が「ロシア語」になっているカレンダーが付いているというのに魅せられてしまい…入手に至った…

時々「手でネジを巻く」ということをしなければならないタイプの、本気で「昔風」または「クラシカル」な腕時計である…

<ЗИЛ-41047>(ジル-41407):<レトロミュージアム>(2018.11.05)

<レトロミュージアム>には、ソ連時代のモノを中心とした民間、軍用等の各種車輛、各国製の往年の車輛、その他が展示されている。

↓展示棟の一つに「高級乗用車展示室」というのが在り…「どんな車輛が?」と眺めて、思わず「おぉ!!」と足を停めた展示がこれである…
05-11-2018 vol01 (111)
↑本来はトラックを造る工場で限定生産されていたという、ソ連の高官の公用車になっていたリムジン…幾つか型が在ったようだが、その一つである…

この種の「ソ連の高官の公用車になっていたリムジン」という“ジル”…1990年代にモスクワで、街の中に普通に走行中、または駐車中であった様子を視ている…車輛は1990年代以降、ロシア時代にも製造されて使用されているようだが…

私が滞在していたような頃―1993年や1994年…―のモスクワは、新旧様々で製造国も色々な車輛が街に溢れていたが、そんな中で“ジル”が何やら目立ち、「何の車輛だろう?」と思えば「ソ連の高官の公用車になっていたリムジン」で、当時のエリツィン大統領を筆頭とする政府高官も使っていた車輛だったというのだ…言われてみれば、この車輛を視掛けて周りを視ると、クレムリンへの道筋だったり、官公署の近くだったりという状況だったのだ…

<レトロミュージアム>に在った<ЗИЛ-41047>(ジル-41407)は、1985年から2000年に架けて製造されていた車輛だという。この車輛を常用していた人物?どんな人だったのか?ウラジオストクに在った車だとすれば?沿海地方のレベルの高官か?中央に相当に顔が利いたような共産党の古参幹部か?軍港のウラジオストクでは、ソ連時代にはかなり幅が利いた筈である海軍の将官か?或いは、コレクションに加えようと<レトロミュージアム>の関係者が力を尽くしてモスクワ辺りから持ち込んだか?色々と想像してしまった…

現在となっては、「1980年代の車輛」と言っても“貴重品”だと思うのだが、「ソ連の高官の公用車になっていたリムジン」ということで限定生産の車輛なので、これは「殊更に“貴重品”」だと思った…

コルサコフ港:機窓から…(2018.11.06)

「ウラジオストクを早朝に経ってユジノサハリンスクへ…」というのが“パターン”のようになっているのだが…今回は、ウラジオストクから離陸する際に「夜?」とか「日没の少し後?」というような暗い感じで、「如実に夜明けが遅くなっている…」と少々驚いた…

些かの居眠りも交えながらのフライトで、何時の間にか「眼下に海…」となってサハリン島に乗機が向かっていることを自覚する…やがて陸地も判るようになる…

↓サハリン島南西部の陸地を横切ってアニワ湾の上空に差し掛かると、ユジノサハリンスク空港に向けて飛行機が旋回する…そんな頃合いになると、窓からコルサコフが視える…
06-11-2018 VVO-UUS 'S7 3209' (45)
↑2本の桟橋が突き出すような具合になっているコルサコフ港…丘陵の間の市街に朝の光が溢れている…向こうにLNG船が繋留されているプリゴロドノエも判る…そして雲が劇的だ…

↓前回、同じ便を利用した時にも上空からコルサコフを望んでいた…
>>コルサコフ港:機窓から…(2018.10.01)

「ユジノサハリンスクへ向かうフライト」で「眼下にコルサコフ」というのも、「一寸“定番”なお楽しみ」になって来た感だ…