時空に架かる橋…:錦帯橋(2018.11.25)

↓大きく弧を描いて、真ん中が盛り上がった橋が組み合わさる…「五橋」と呼ばれる場合も在るらしい錦帯橋…
Iwakuni on 25-11-2018 (23)
↑日が高くなり始めたような時間帯に現地に至った…「光り輝くような世界へ架けられた橋」というようなことを思い浮かべた…

現在の場所の辺りに1673年に初めて橋が架かり、洪水で流失してしまったので1674年に再建された…それが「錦帯橋」として知られるようになり、1950年まで276年間も威容を保った…1953年に再建され、2002年と2004年に劣化した部分を修復している…

古式な木造の橋梁が、何世代にも渡って受け継がれている…時空を超えて川の両岸を結び続けている錦帯橋だ…

↓少し引くと、「連なるアーチ」という感じが判り易い…
Iwakuni on 25-11-2018 (27)

↓朝早くの風情が好かった…
Iwakuni on 25-11-2018 (15)

↓去り際に…逆側から眺めた…少し日が高くなった…
Iwakuni on 25-11-2018 (29)

岩国駅・錦帯橋間のバスは、整理券を手に乗車すると…運転席脇の料金表に出る料金が最初の120円から細かく上がる…片道300円だった…

この錦帯橋が何となく頭に浮かび、「視に行くなら…広島辺りに陣取って…」と考え、ウラジオストクから成田に着いた直後に広島を目指したのだった…

<トワイライトエクスプレス瑞風>:広島駅(2018.11.25)

「始発」と目される列車で岩国駅を目指そうと…駅前の“指定休憩所”を引揚げて広島駅に入った…

IC乗車券の<ICOCA>を利用して改札口を潜り、目指すホームへ向かえば、ホームに車輛が視えた…「既に列車が待機中?」と思いながら近寄ったが…何か見知った山陽線の普通列車で運用されている車輛と様子が違う…

↓停車中であったのはコレだった…
Hiroshima Station in early morning on 25-11-2018 (1)
↑遠い国の車輛を思わせる個性的なデザイン…<トワイライトエクスプレス瑞風>だ…

JR九州で“クルーズトレイン”というモノを成功させ、それに触発を受けるようにJR東日本やJR西日本も同種のモノの運行を始めた…<トワイライトエクスプレス瑞風>はJR西日本のモノだ…京都・大阪を起点に山陽・山陰を走り回る“クルーズトレイン”である…

2015年に計画が発表され、2017年から運行を始めている<トワイライトエクスプレス瑞風>…何処の線区にも入り込める―非電化区間を含む…―ようにディーゼルカー―「JR西日本87系」と呼ばれるようだ…―となっていて、マダマダ真新しい感じだ…

↓「団体列車が発車します」のアナウンスが流れ、静かな日曜日早朝の広島駅を<トワイライトエクスプレス瑞風>は出発した…
Hiroshima Station in early morning on 25-11-2018 (4)

この種の列車…「駅で眺めるだけ…」に留まってしまっているが…「何時か乗車したい!!」というような気になる…

列車名の「瑞風」とは「瑞々しい風」のことで、「吉兆を現す風」という意味を併せ持つとされているらしいが…これを視られて「地域に歓迎されている!!」という嬉しい気分になった…
posted by Charlie at 03:47Comment(0)広島県