「鶏飯」と書いて「とりめし」と読むのではない…<鶏飯(=けいはん)>である…:<かごっまふるさと屋台村>(2018.11.26)

鶏肉を使った料理…概して好みである…

鹿児島の屋台村では「何かを少し摘み、好みの酒を一杯頂いて…」という感じで、ドンドンといろいろな店を渡り歩くというのが面白い…「鹿児島にまで至った!!」と「安着祝い!!」というような気分で、そういう具合に方々で料理や酒を頂いていた…

そして辿り着いた店で…「鶏飯」というモノに出くわした…

「鶏飯」という文字を見て…「とりめし」と言ってしまったが…これは「けいはん」が正しいのだという…

↓これがその<鶏飯(=けいはん)>である…
Kagoshima on 26-11-2018 (26)
↑錦糸卵が乗っていて、一瞬「“麺”ではなく“飯”な筈で…」と見えたが…出汁の中に米飯とタップリの具材が入っているのだ…

温かい出汁と米飯や鶏肉を含む様々な具材が絡み合い、実に美味い!!

聞けば…これは奄美の流儀という料理らしい…「鹿児島県の…」と一口に言っても、県内には様々な異なる伝統を積み重ねた地域が寄り集まっている訳で、「他所ではあまり出くわさない?」という感じなモノも多々在る。そんなモノに出会えるというのは楽しい!!

宇佐神宮の猫(2018.11.26)

↓広壮な敷地の入口辺りで…行き交う大勢の人達とは「別な時間」というのか、「別次元」に生きているような雰囲気が漂う猫だった…
Usa, Oita pref. on 26-11-2018 (37)
↑その「本能」の導くように、猫は辺りを慎重に伺いながら動き回っていた…

特段に、猫に関する挿話のようなモノは聞かないが…有名な社寺で猫を見ると「何か特別?」という気がしないでもない…

霧島神宮(2018.11.27)

少し時間を置いて撮った写真を視る時、「“写真”として??」と思う場合も在るのだが、「撮った時の思い出」の故に「推したい写真!!」という位に思う場合が在る…

↓これは「“写真”として??」と思わないでもないが…深い森の中に広壮な境内を擁する、古くからの由緒を誇る神社のムードは何となく出ている…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (8)
↑が、この写真に関しては、撮影地の霧島神宮を訪ねた時の「思い出」が深い…

鹿児島中央駅近隣に滞在し、早朝の日豊本線の普通列車に乗り込み、未だ薄暗い間に霧島神宮駅に着いた…霧島神宮へ向かうバスは、殆ど1時間半も待つような状況だった…で…歩いた…1時間15分程度を要し、何とか辿り着いた霧島神宮…画は、その本殿へと続く道である…

↓18世紀の造営であるという華麗な本殿…貸し切りバスで方々を巡るグループの皆さん等がやって来る少し前の時間帯…こうして静かに向き合った時間が好かった…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (9)

「天孫降臨」という神話に関連し、古くから多くの人達の篤い信心の対象となった社…ここもまた「渦巻く天地の力」というようなモノが感じられる場所だ…

手水鉢の吐水口:霧島神宮(2018.11.27)

↓龍を象った吐水口…神社の手水鉢ではよく視掛けるモノとは思うが、古い由緒を誇り、18世紀の建築という壮麗な社殿を擁する霧島神宮のモノは一味違う…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (10)

↓これは社殿とは別な時期に造られたモノだという…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (11)

鹿児島では「五大橋」と呼ばれる石橋が知られている。かの調所広郷の“改革”で捻出した巨額の資金を投じて架橋工事を推進したらしい…肥後の石工の棟梁である岩永三五郎(1793-1851)を招聘して石橋を架けたと伝えられるが、この霧島神宮でその岩永三五郎が手水鉢と吐水口の龍を造ったと伝えられているという…

↓独特な趣の龍に、少し惹かれて暫し眺め入ってしまった…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (25)

薩摩と大隅の領主であった島津家に招聘され、島津家も篤く信仰していたという霧島神宮の仕事を依頼され、岩永三五郎も豊かな才能を発揮してこの龍を造ったのであろうが…この社の持つ独特な雰囲気が、何か特別なインスピレーションを与えたのか?少し個性的に見える龍だと思った…

817系電車:早朝の鹿児島中央駅(2018.11.27)

「駅の傍!!」という宿に陣取ると…始発の列車であろうとも、寝坊さえしなければ気楽に乗車出来るというものだ…

そんな理由で鹿児島中央駅の傍に宿を取り…早朝から行動開始ということにした…

↓日豊本線を北上する始発の列車が、未だ暗い鹿児島中央駅に現れた…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (9)
↑過去の九州旅行で何度も乗車していて、視ると「九州の列車…」と懐かしいような感を覚える817系電車だ…鹿児島県内の他、宮崎県内、佐賀県内等でよく視掛ける型だ…

↓車内に入るとこういう感じだ…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (11)

↓扉の周辺の吊手の辺りが、少し独特な形状になっている…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (12)

↓以前にも利用した思い出が在る列車だ…鹿児島県側では、通学の高校生などが入れ替わりに乗車、下車しているような様子が見受けられる…県境を越え、都城辺りでは、宮崎市内への通勤通学の乗客で賑わう…そういう列車だ…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (8)

こういうような列車を利用して方々を巡ってみる…そういうのが愉しい!今般は、この列車で霧島神宮を訪ねたのだった…

夜の原爆ドーム(2018.11.24)

夜の広島駅から路面電車に乗車して訪ねてみた場所…

↓ここだ…
Hiroshima on 24-11-2018 (18)
↑辺りの芝生に、適当に落葉も散らばっている…夜間も照明に浮かび上がっている…あの原爆ドームだ…

路面電車の停留所は<原爆ドーム前>と言うのだが…本当に「前」である…

古くは、路面電車の停留所は「相生橋」と、辺りの橋の名前に因んだ呼称だったそうだが…頻繁に「あの原爆ドームは?」と尋ねられることから、停留所名を<原爆ドーム前>としてしまったと聞く…

↓停留所の古い呼称の起こりということになっているという相生橋に足を運ぶと、灯りに照らされた原爆ドームが川面に揺らいでいる様子も視える…
Hiroshima on 24-11-2018 (24)

原爆ドームがこういう姿になった「事態」は朝に発生したというが…恐らくその当日辺りは、夜になっても灯りが然程在るでもない中で、辺りは大変な惨状が続いていたのであろう…そして現在、夜でも煌々と明るい大都市広島が在り、酷い戦禍から出発した経過を伝える史跡の原爆ドームも灯りに浮かび上がっている訳だ…

この夜の様子は、カメラを確りと手で持って撮影しているが…ISO1600ということで、意外に巧く撮影は出来る…大きな用紙にプリントするでもないので、ISOはもっと上げても、然程不自然にはならないのかもしれないが…

<KIRISHIMA>=霧島(2018.11.29)

飛行機に乗ると…とりあえず座席の辺りの“機内誌”に眼を通す…

その“機内誌”に「機内での販売」という紹介が在って…「おっ!?」と眼を留めたモノが…思わず客室乗務員に声を掛け…

↓求めてしまった…100円だった…
29-11-2018 'SKY771' vol02 (27)

<KIRISHIMA>…これは「霧島」に他ならない!

今般、霧島神宮を訪ねた…早朝の駅に着いて、延々と1時間15分程度も歩いて辿り着いた、「天孫降臨」の謂われが在る古くからの社…思い出深い…彼の地は「銘水の地」でもある…

航空会社で、地元業者に発注して、オリジナルラベルを付けた機内販売用のモノを用意したのであろう…一寸、素敵である…

↓「霧島の水には神が宿る」とは…大袈裟な感じもするが…彼の地には「独特な雰囲気」は確かに在り、そこの水は銘水とされているようだ…
29-11-2018 'SKY771' vol02 (29)

思い出の霧島からやって来たという水を上空で…一寸、嬉しい!そして、飛行機の中で適当に冷えた水は意外に有難い…

<閻魔>のハイボール(2018.11.25)

↓別府の居酒屋で頂いた…
Beppu, Oita pref. on 25-11-2018 (20)
↑大分の麦焼酎で作るハイボールである!

麦焼酎…「度数がやや低いウィスキー」という感がする場合も在る代物だが…氷と炭酸を合わせてグラスに注ぐ“ハイボール”が酷く合う!

麦焼酎に関しては…個人的には、専らストレートやロックという感じで…“ハイボール”というのは酷く新鮮だった!序に、この<閻魔>のグラスが好い…“ハイボール”を酒造会社でも「推奨!」で、「販売強化に向けて、地元の大分県内の飲食店等にグラスを…」ということでもやっているのであろう…

↓こんなチラシも在った…
Beppu, Oita pref. on 25-11-2018 (16)

「麦焼酎のハイボール」というモノ…「大分県の流儀」ということであるが…方々でもっと流行っても好いのかもしれない…

別府駅傍の宿に近い居酒屋で、これを頂いて若干の料理を摘まんだが…忘れ難い…

<さくら>=800系:鹿児島中央駅(2018.11.28)

↓「鹿児島中央駅を発つ新幹線の列車」としては始発の<さくら>…駅の改札が開き始めて、ホームに出てみれば既に待機していた…
28-11-2018 Kagoshima-Chuo Station (1)
↑恐らく、前夜遅くに到着した列車がそのまま停車し続けて、準備を整えて朝一番で出発するということなのであろう…

↓車両側面のマークも美しい…
28-11-2018 Kagoshima-Chuo Station (4)

↓進行方向を照らすライトが点く…もう直ぐ乗車出来る…
28-11-2018 Kagoshima-Chuo Station (7)

↓車内の座席はこういう具合だ…
28-11-2018 Kagoshima-Chuo Station (10)

今般、博多・鹿児島中央間、鹿児島中央・新鳥栖間と、この800系による<さくら>に2回乗車することが出来た。

↓美しいデザインの車輛の登場に関して、以前に下記のような本を読んでいた…なかなかに興味深い…
>>『水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン』
>>『電車のデザイン(カラー版)』

この800系…九州の博多・鹿児島中央間の新幹線だけで視られる車輛だ…また乗車する機会が設けられると好い…

<5009>:広島の路面電車(2018.11.24)

成田空港に到着した直後…ターミナル地下の駅で切符を求め、<成田エクスプレス>で品川駅に出て、新幹線の<のぞみ>に乗換えて広島駅に至った…

「三連休の真ん中」という状況だった夜の広島…駅前に出て最初に向かったのは…路面電車の停留所だ…

↓発車前の待機中だった路面電車…
Hiroshima on 24-11-2018 (9)
↑特徴的なデザインの車輛だ…「低床型」である…<5000形>と呼ばれ、ドイツ製だという…連接型で「編成」と呼ぶべきな形の車輛で、1999年から2002年に12編成が順次導入されたそうだ…

過去にも乗車したことが在ったが、その時に視ていた限りでは、運転士と車掌の2名が乗務するのが通例となっていると見受けられる…

↓暫し眺めてしまったが…これに乗車してみたのだった…
Hiroshima on 24-11-2018 (10)
↑広島駅前から各所の停留所を経て、宮島口とを結ぶ路線に入って行く電車だった…様子を視れば、実際に運転士と車掌の2名が乗務していた…

エゾシカが居る朝の通…:稚内(2018.12.02)

↓午前8時になる少し前…稚内の街中…駐車場を備えた店が在る辺り…駐車場の隅の空き地…
02-12-2018 in morning (15)
↑「堂々たる…」という感のエゾシカの雄…立派な角…「顎鬚?」とも見えるような毛が生えていて、何か「年齢を重ねた雄」という感じがする。

通り掛って立止り「エゾシカが…最近の稚内“らしい”眺めだ…」と視ていたが、このエゾシカは動揺するような素振りも見せず、「そこの人間…如何した?」とでも言い出しそうな雰囲気でこちらを凝視していた。

↓間もなく、エゾシカは移動を開始した…
02-12-2018 in morning (16)

↓「おい!行くぞ!」という感じに、居合わせたもう1頭のエゾシカ―こちらは少し若いかもしれないが、十分に大きな雄だった―
02-12-2018 in morning (17)

↓実に堂々と通を進みながら、エゾシカは何処へともなく去って行った…
02-12-2018 in morning (18)

最近の稚内の、「やや見慣れた?」という感と同時に、「それでも驚く…」という光景である…

<しろくま>…(2018.11.27)

鹿児島中央駅の駅ビル…地下のフロアに飲食店街が在り、「少しだけ遅い昼食」を愉しむこととした…霧島神宮を訪ねようと始発の普通列車に乗り、1時間15分程も歩いて霧島神宮を訪ね、鹿児島中央駅へ引揚げる途次に鹿児島神宮にも立ち寄った日であった。色々と飲物は頂いたが、前夜から食事らしい食事も摂っていなかった…

そういう訳で食事を摂っていた時に…「この並びに“アレ”を出す店が…デザートに頂こう…」と思い付いた…食後に寄り道…

↓「上から視ると“顔”になっていますから…」と店員さんの口上…これが思い付いた“アレ”である…
27-11-2018 Kagoshima vol02 (7)
↑鹿児島の少し知られたデザート…かき氷の<しろくま>である…

<しろくま>は練乳等を使ったシロップをたっぷりと点けたかき氷で、フルーツ等も入るというモノだ…命名の由来には諸説在るようだが…立寄った店では「上から視ると“顔”」という説を採用している様子だ…

こういうようなモノ…非常に好い!!

福岡空港(2018.11.29)

「今般の旅は…九州上陸へ!!」という想いも込め、「北海道へ引揚げる交通の確保」という段階で「福岡・新千歳(札幌)の航空券」というモノを、価格が安価であったということも在って、確りと確保していた…

福岡市内よりも「一段階は安価?」と思えた料金に惹かれ、鳥栖駅傍に宿を取った…鳥栖駅から快速列車で40分程…博多駅に着き、地下鉄で空港へ向かう…地下鉄の乗車時間よりも、博多駅で「JRから地下鉄へ乗換える」という動きの方が、余程時間が掛かる…福岡空港は「日本一便利!!」と言っても過言でもないような気がする…

その福岡空港で…何やらボーディングブリッジが無い場所に搭乗機が駐機ということで、空港の搭乗口と言うよりも「バスターミナルの待合所」のやや規模が大き目な場所のような感じの場所に入り、バスに乗って搭乗機に向かって乗り込んだ…

↓機体後方の窓側…最近気に入っている辺りに陣取ってみれば、こんな様子が視えた…
29-11-2018 'SKY771' vol01 (3)
↑滑走路での発着機…滑走路を使う順番待ちで移動中の飛行機…何やら「行列」の様相だ…

↓やがて搭乗機も動き、「行列」に加わる…窓から視える様子も変わる…
29-11-2018 'SKY771' vol01 (15)

↓視えていた飛行機が離陸した…
29-11-2018 'SKY771' vol01 (18)

↓程無く、搭乗機も滑走路へ近付き…「FUKUOKA」という看板を掲げたターミナルも視えた…
29-11-2018 'SKY771' vol01 (27)

そして好天な空へ搭乗機は上がって行った…

何時も…「もう1日や2日…」と思いながら旅先から引揚げる…或いはそういう程度が「丁度好い」のか?空港を利用するか否かはどちらでも構わないが…何れまた九州上陸は果たしたい…