手水鉢の吐水口:霧島神宮(2018.11.27)

↓龍を象った吐水口…神社の手水鉢ではよく視掛けるモノとは思うが、古い由緒を誇り、18世紀の建築という壮麗な社殿を擁する霧島神宮のモノは一味違う…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (10)

↓これは社殿とは別な時期に造られたモノだという…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (11)

鹿児島では「五大橋」と呼ばれる石橋が知られている。かの調所広郷の“改革”で捻出した巨額の資金を投じて架橋工事を推進したらしい…肥後の石工の棟梁である岩永三五郎(1793-1851)を招聘して石橋を架けたと伝えられるが、この霧島神宮でその岩永三五郎が手水鉢と吐水口の龍を造ったと伝えられているという…

↓独特な趣の龍に、少し惹かれて暫し眺め入ってしまった…
27-11-2018 Kashima-Jingu vol02 (25)

薩摩と大隅の領主であった島津家に招聘され、島津家も篤く信仰していたという霧島神宮の仕事を依頼され、岩永三五郎も豊かな才能を発揮してこの龍を造ったのであろうが…この社の持つ独特な雰囲気が、何か特別なインスピレーションを与えたのか?少し個性的に見える龍だと思った…

817系電車:早朝の鹿児島中央駅(2018.11.27)

「駅の傍!!」という宿に陣取ると…始発の列車であろうとも、寝坊さえしなければ気楽に乗車出来るというものだ…

そんな理由で鹿児島中央駅の傍に宿を取り…早朝から行動開始ということにした…

↓日豊本線を北上する始発の列車が、未だ暗い鹿児島中央駅に現れた…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (9)
↑過去の九州旅行で何度も乗車していて、視ると「九州の列車…」と懐かしいような感を覚える817系電車だ…鹿児島県内の他、宮崎県内、佐賀県内等でよく視掛ける型だ…

↓車内に入るとこういう感じだ…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (11)

↓扉の周辺の吊手の辺りが、少し独特な形状になっている…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (12)

↓以前にも利用した思い出が在る列車だ…鹿児島県側では、通学の高校生などが入れ替わりに乗車、下車しているような様子が見受けられる…県境を越え、都城辺りでは、宮崎市内への通勤通学の乗客で賑わう…そういう列車だ…
27-11-2018 Kagoshima vol01 (8)

こういうような列車を利用して方々を巡ってみる…そういうのが愉しい!今般は、この列車で霧島神宮を訪ねたのだった…

夜の原爆ドーム(2018.11.24)

夜の広島駅から路面電車に乗車して訪ねてみた場所…

↓ここだ…
Hiroshima on 24-11-2018 (18)
↑辺りの芝生に、適当に落葉も散らばっている…夜間も照明に浮かび上がっている…あの原爆ドームだ…

路面電車の停留所は<原爆ドーム前>と言うのだが…本当に「前」である…

古くは、路面電車の停留所は「相生橋」と、辺りの橋の名前に因んだ呼称だったそうだが…頻繁に「あの原爆ドームは?」と尋ねられることから、停留所名を<原爆ドーム前>としてしまったと聞く…

↓停留所の古い呼称の起こりということになっているという相生橋に足を運ぶと、灯りに照らされた原爆ドームが川面に揺らいでいる様子も視える…
Hiroshima on 24-11-2018 (24)

原爆ドームがこういう姿になった「事態」は朝に発生したというが…恐らくその当日辺りは、夜になっても灯りが然程在るでもない中で、辺りは大変な惨状が続いていたのであろう…そして現在、夜でも煌々と明るい大都市広島が在り、酷い戦禍から出発した経過を伝える史跡の原爆ドームも灯りに浮かび上がっている訳だ…

この夜の様子は、カメラを確りと手で持って撮影しているが…ISO1600ということで、意外に巧く撮影は出来る…大きな用紙にプリントするでもないので、ISOはもっと上げても、然程不自然にはならないのかもしれないが…
posted by Charlie at 07:23Comment(0)広島県

<KIRISHIMA>=霧島(2018.11.29)

飛行機に乗ると…とりあえず座席の辺りの“機内誌”に眼を通す…

その“機内誌”に「機内での販売」という紹介が在って…「おっ!?」と眼を留めたモノが…思わず客室乗務員に声を掛け…

↓求めてしまった…100円だった…
29-11-2018 'SKY771' vol02 (27)

<KIRISHIMA>…これは「霧島」に他ならない!

今般、霧島神宮を訪ねた…早朝の駅に着いて、延々と1時間15分程度も歩いて辿り着いた、「天孫降臨」の謂われが在る古くからの社…思い出深い…彼の地は「銘水の地」でもある…

航空会社で、地元業者に発注して、オリジナルラベルを付けた機内販売用のモノを用意したのであろう…一寸、素敵である…

↓「霧島の水には神が宿る」とは…大袈裟な感じもするが…彼の地には「独特な雰囲気」は確かに在り、そこの水は銘水とされているようだ…
29-11-2018 'SKY771' vol02 (29)

思い出の霧島からやって来たという水を上空で…一寸、嬉しい!そして、飛行機の中で適当に冷えた水は意外に有難い…
posted by Charlie at 07:20Comment(0)福岡県