稚内港北防波堤ドーム:中央埠頭から望む…(2018.12.10)

↓朝…中央埠頭から稚内港北防波堤ドームを望んだ…
10-12-2018 (6)
↑風雪がやや強い…ここへ辿り着くまでに手が酷く悴んだ…氷点下6℃程度の気温だったようだが、“体感”としては更に厳しい…

「画で判る」という程度に、降雪が風に舞っている…沖の風浪がやや強く、船の航行が些か困難であったと聞いた…

酷く「時季らしい」というムードではある…

神馬(しんめ):長崎 <諏訪神社>(2018.11.28)

↓少し惹かれる彫刻だ…
28-11-2018 Nagasaki vol02 (18)
↑青銅の馬…「神馬」である…

<諏訪神社>には、明治時代に寄進―戦艦<武蔵>も建造している三菱重工長崎造船所の前身である<長崎製鉄所>が寄進したそうだ…―を受けた青銅の神馬が在ったという。しかし、これは戦時の「金属供出」で無くなってしまった…

↓1985(昭和60)年に至り、<平和祈念像>を手掛けている彫刻家の北村西望(きたむらせいぼう)(1884-1987)の手になる<神馬像>が奉納された…
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↑「神馬」という存在の尊さと、力強さとが感じられる彫刻だと思う…

境内で見掛けたさりげない像にも、何らかの「物語」が在る…そういう事柄と出会うのが、何処かへ出掛ける場面での大きな楽しみでもある…
posted by Charlie at 06:40Comment(0)長崎県

885系電車の<かもめ>:長崎駅(2018.11.28)

博多・長崎間を運行する<かもめ>に関しては、787系電車による運行と、885系電車による運行とが見受けられる…

↓長崎駅から鳥栖駅を目指そうとした際、885系電車による<かもめ>に乗車する機会が在った…
28-11-2018 Nagasaki vol02 (97)
↑何か「欧州諸国の特急列車?」というような雰囲気のデザインが好い…

当初、この885系電車は博多・長崎間の<かもめ>で運用する編成と、博多・大分間の<ソニック>で運用する編成とに明確に分けられていたようだ…現在では、両者は混ざり合っているように見受けられる。

↓この編成は、初登場時には「<ソニック>で運用」だったと見受けられる。運転台の下の辺りに“S”というマークが付いている。
28-11-2018 Nagasaki vol02 (95)
↑初登場時には「<かもめ>で運用」だったと見受けられる方の編成は、少し潰れた“V”に見える「鴎の翼」をイメージしたマークだった筈だ…

↓今般は「ラッピング」の編成に乗車することとなった…
28-11-2018 Nagasaki vol02 (98)
↑向かおうとしていた鳥栖駅の近隣にホームスタジアムを構えるサッカーJリーグのチーム<サガン鳥栖>の応援という「ラッピング」だった…

この885系電車の特急列車…カーブ区間での減速を抑える「振り子式」の構造を持った、時速130㎞までの運行が可能な「在来線最速」という仕様になっている車輌だ。内装も立派なシートが並んでいる感じで、出くわして乗車機会が生じると嬉しくなる車輌だ…
posted by Charlie at 06:35Comment(0)長崎県

<諏訪神社>:長崎(2018.11.28)

「鎮西大社」と称えられる長崎の総氏神様…<諏訪神社>である…

↓坂道と平地が複雑に絡み合って独特な街並みを形成する長崎…そんな長崎の「総氏神様」は、幾つかの坂道が組み合わさった辺りの高台に鎮座する…
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↑長く大きな石段を幾つも上がり、入口前の最後の石段に漸く至る…

↓門の真下で注連縄を見上げた…
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↑以前、年末にこの場所に立ち寄った際、この注連縄を替える作業をしていた記憶も在る…

↓本殿を望む…
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↑雨が交じっていたので、屋根が在った辺りに佇んで様子を伺ってみた…

多少の雨ながら、「時季」ということで「七五三参り」の親子連れが散見した。保護者の方がお子さんの手を引いて、長い石段を上がっている様子も視た…そういう様子を見掛けると「地域の人達に愛されている社」ということを強く感じる。

長崎は戦国時代にイエズス会に領地が贈られるというような経過も在って、神社は少々廃れていたようで、諏訪・森崎・住吉の三社を1625年に改めて祀ったのが<諏訪神社>の起こりとされているのだという。

1648年に幕府の朱印を得て社殿を建築したものの、1857年に火災で焼失してしまった…それを約10年掛けて、以前以上に立派な形で再建し、1829年に登場したというのが現在のモノの基礎となっているようだ。

諏訪・森崎・住吉を祀り、厄除け・縁結び・海上守護の神社として親しまれているのだという…何となく「地元の皆さんの愛着」のようなものが感じられ、訪ねて心地好い場所であると思う…
posted by Charlie at 06:31Comment(0)長崎県