青葉横丁…<静岡おでん>…:静岡(2019.03.30)

ユジノサハリンスク空港からウラジオストク空港での乗換を経て成田空港へ上陸…安価で居心地の好さそうな一夜の宿を求め…何気なく「例えば静岡?」と調べると…週末、月末、年度末でありながら…希望していた感じの場所が見付かった…

というだけのことで静岡に辿り着いた…着いた時点で、小雨が交じったが、曇天の夕べという感で静岡である…列車での移動に際して通り過ぎてばかりいた静岡駅で初めて下車し、街に出た訳だ…

↓こういう場所が在る…
30-03-2019 at Shizuoka (10)
↑青葉横丁と称する…小ぶりな感じの、おでんの店ばかりが集まっている。静岡では「一寸した、立寄りたいスポット」になっているようだ…

↓満席または混み合っている店が目立った中、とりあえず座れる感じだったので御邪魔した店だ…
30-03-2019 at Shizuoka (14)
↑何処もこういうような感じの入口で、カウンターが設えられていて、おでん等を頂く…

↓静岡県内で醸されているという<正雪>という清酒を一杯頂きながら、おでんを摘んだ…
30-03-2019 at Shizuoka (11)

こういう場所は好い…地元の方達…店主氏や居合わせた方と色々とお話しをしながら、一人で立寄っても存外に愉しく過ごすことが叶うのだ。

↓見た目が「黒!!」という出汁で煮るおでん…店主氏によれば、静岡の流儀では「出汁を啜る」ということはせず、串に刺した具を皿に盛ってドンドン頂くということなのだ…
30-03-2019 at Shizuoka (13)
↑“牛すじ”、“しのだ巻き”、“しらやき(しろ)”、“ちくわ”…色々と在る<静岡おでん>から…“出汁粉”と呼ばれている調味料をやや多めに振掛けるのが静岡の流儀らしい…(他にも色々頂いたが…居合わせた方と話しが弾んでドンドン頂いていたので、写真は撮っていない…)

「黒!!」という出汁の見た目だが…色々な具材の内容物の味が混ざり合った、存外にマイルドな感じの味わいで、ドンドン頂くことが出来てしまう…

静岡県内でも「富士川と大井川の間」という位、静岡市を中心とするエリアで普及していて親しまれているモノで、年中愉しむモノなのだそうだ…青葉横丁の各店は冷暖房完備で、夏も冷房を利かせて、中でおでんを肴に飲むのが普通らしい…そしてこれは「駄菓子屋の定番」だったという経過も在るという「おやつの替り」で子ども達も頂くモノだというのだ…

ここへ寄る前に道草した店で流れていたテレビに県内の天気予報が流れていた。東部、中部、西部、伊豆というように地方を分けていたが、静岡県は東西にかなり広く、加えて伊豆半島も在って地域毎に天候等も違う…そして東京電力のエリアと中部電力のエリアが県内に混在しているというように「東京圏寄り」なエリアも「名古屋圏寄り」なエリアも在る。旧国名で言えば駿河、遠江、伊豆と3国が合わさっている…伝統や文物も、人々の嗜好や性格も、その他色々も多様な県なのだという…

↓それにしても、この<静岡おでん>は好かった!!
30-03-2019 at Shizuoka (12)
↑「一寸…」と一定頻度で立寄って愉しむことが叶うような、手頃な感じのモノでもある…

折角に設けてみた“時間”を過ごそうとしている「初日の夕べ」…なかなかに好い感じで、縁がやや薄かった静岡県と出会ったという感である…

レーニン広場(2019.03.29)

雪、吹雪、雨、霧、晴天、曇天…暑い、寒い、酷く寒い…色々な状況が在るが、広場の巨大なレーニンと背後の空は通り掛る都度に異なる表情を見せてくれた…そしてそういう様子を時々愛でていた…

↓そういう…勝手に縁のようなモノを感じていた光景…「2019年3月19日の夕刻」…“当然”とも言い得るが、「少し似た感じ」にはまた何時か出くわすかもしれないが、「全く同じ感じ」は多分二度とは無い…
29-03-2019 in evening (4)
↑少しばかり見入ってしまった…

「単焦点レンズで写真…」という、自身にとっての“原点回帰”で「写真が更に愉しい」という思いを呼び覚ましてくれた<X100F>を取り出して、この光景を撮った…

どういう場所にも、各々の景観に各々の好さが在る訳で…「最も好いのは?」とでも問われれば回答に窮してしまう…が…ユジノサハリンスクの都心で「最も気に入っている様子の一つ」としてここを挙げることは出来ると思う…

↓そのユジノサハリンスクの都心で「最も気に入っている様子の一つ」を更に<X-Pro2>でも撮った…
29-03-2019 in evening (7)

“原点回帰”で写真を撮る中、このレーニン広場の画も随分と撮った…当分…この場所の様子を眺める機会も減ってしまう…そうした中…この場所の天空の様子を掌る何らかの力が、「また来てくれ!!」と大きく手を振って見送ってくれていたのかもしれない…そんなことを思った…

<プロスタブルゲル>にハンバーグ1枚追加…(2019.03.27)

↓御近所の一寸気に入っている店で…
27-03-2019 evening (11)
↑どのメニューも悪くはないのだが…結局この「<プロスタブルゲル>にハンバーグ1枚追加…」が酷く気に入っている…

暫し…こういうモノとも御無沙汰する羽目に陥ってしまうのが残念…

“真冬”の後に“早春”?:レーニン広場(2019.03.27)

3月下旬に至り、「今更?」というように「シーズンで最も酷い吹雪模様?」というような朝を迎え…昼までに降雪や風が落ち着くと…穏やかで陽射しが心地好い感じになり…いきなり積もった雪も融け始めている状況だった…

↓穏やかな晴天の日に見受けられるような夕暮れの空模様…足元に残雪が目立っている箇所が見受けられ、朝の雪の痕跡を伝えてはいる…
27-03-2019 evening (15)

↓ベチャベチャと雪が融け、変に大きな水溜まりが見受けられた…更に、多少低めな気温の故に「融けた箇所の水や、雪が水気を多く含んで緩んでしまった箇所が凍り付く」という「嫌な感じ…」も見受けられた…
27-03-2019 evening (14)

それにしても…目まぐるしく変わる天候の中…着実に「明るい時間帯」は長めになっている昨今だ…

“ブハンカ”の在る風景:吹雪のレーニン広場…(2019.03.27)

“時季”としては…雪でも降れば「名残雪」というような表現も思い浮かぶが…それにしては「激しい!」という感じの雪に驚かされる…

↓大きなレーニン像が吹雪に霞むような中、街を行く車輛は普通に行き交う…レーニン通がコムニスチーチェスキー通と交差する辺りで、車輛が信号停止している…
27-03-2019 morning (9)
↑手前のワンボックスな車輛…ソ連時代以来のデザインを未だに留め、“ブハンカ”(「パンの塊」という意味の語だそうだ…)と呼び習わされる車輛…視る都度に何となく注目だが…思わず写真に収めてしまった…

「防滴」を謳う<X-Pro2>と<XF35㎜F2>との組み合わせを持っていたので撮ることが出来た画でもあるように思うが…大変に気に入った画となった…

<本願寺伝道院>(2019.02.26)

大きな建物が多い“西本願寺”の門前に在る道路を一寸横断してみる…

↓こういうような眺めの場所が在る…
26-02-2019 Kyoto (11)
↑少しずつ空も明るくなって来ている…小路の様になっている場所…何やら古い歴史を受継いでいそうな店舗(兼住宅?)らしき建物が集まっている…その奥に、少し眼を引く建物が在る…

↓なかなかに趣きが在る建築だ…
26-02-2019 Kyoto (13)
↑これは<本願寺伝道院>というモノだそうだ…

1895(明治28)年に竣工している建物で、東京帝国大学の教授が設計したという。浄土真宗関係の会社社屋として登場し、研究所や診療所等の色々な用途に供された時期が在り、現在は「僧侶の教化育成の道場」となっているそうだ…恐らく、各地から“西本願寺”を中心とする「浄土真宗本願寺派」の僧侶が集まって研修を行っているという場所なのであろう…

静かな早朝、「他地域の人が思い浮かべる京都の街らしいような小路」の奥に明治時代の洋館という情景…一寸面白い…

それでも街は「動いている」という感…(2019.03.27)

アムールスカヤ通から…カール・マルクス通を一寸だけ通り、レーニン通に出てみた…

↓こういうように「視えた」と言うべきか、「視えなかった」というべきか?広場のレーニン像が吹雪に霞む…
27-03-2019 morning (5)
↑手前では雪をダンプカーに積み込んで運び出そうとしている様子が見受けられる…奥には普通に車輛が行き交っている…

本当に吹雪が酷くなってしまえば、道路の通行止めというようなことになるが…ユジノサハリンスクの街中では、そういう理由での通行止めは寧ろ稀かもしれない…

吹雪でも…街は「動いている」のだ…

アムールスカヤ通(2019.03.27)

吹雪で視界が悪く、足元も不規則な積雪―降る雪と風に舞う雪が混在し、積雪した地面の様子が複雑だ…―の中、慎重な足取りで歩道を進む…一部に「雪を漕ぐ」という状況も生じる…

↓歩道に柵が設けられている辺り…学校の前で、柵が途切れる辺りに、児童生徒等も利用する横断歩道が在る…
27-03-2019 morning (4)
↑この画では「吹雪に霞む」という感で視悪いが…横断歩道を懸命に除雪している作業員が見受けられた…

雪が降れば…何処かで誰かが一仕事である…労い、感謝という念を忘れずに居たい感だ…

少し時季が遅め?吹雪模様な朝…(2019.03.27)

居室の窓から戸外を伺った…白かった…

↓戸外に出てみた…
27-03-2019 morning (3)
↑存外な量の積雪…粒子がやや細かい雪が、若干の強風に舞うような感…

朝、言葉を交わした人が言った…「眠っていた“冬”が、今更のように起き出したのかもしれない…」とである…面白い!

こういう中…さり気なく、首から提げたカメラを上着で覆うようにして、歩きながら思いついた時に写真を撮った…「防滴」を謳う<X-Pro2>と<XF35㎜F2>との組み合わせなので、「大丈夫であろう…」と試みることでもある…

攻防…:<ヴォストーク65>VS<ノヴォシビルスク>(2019.03.24)

↓ゴール下で座ってしまうような形になった#41 のソロヴィヨフが在る…もつれた状態からボールが抜け出して<ノヴォシビルスク>の選手の手に…一投、シュートを狙う瞬間…
Vostok-65 24-03-2019 (129)
↑「邪魔はさせないから行け!」と<ノヴォシビルスク>の他選手が#6 グドゥマークと牽制し合う動きを見せている…#3 ミッチェルがシュートに割って入るかのような態勢だ…

こうやって互いのチャンスを「停めよう!」と競り合い、「停められない!」と抜け出して得点を狙い続けるのがバスケットボールだ…試合観戦は何時も愉しい!!

もつれ合う…:<ヴォストーク65>VS<ノヴォシビルスク>(2019.03.24)

↓浮いているボールの行方を各選手が眼で追いながら…何となくもつれ合っている感じ…
Vostok-65 24-03-2019 (140)
↑酷く「バスケットボールらしい」という感じがする場面…

観戦しながら何気なく撮ってしまった画だが…後から写真を視て、「試合らしい雰囲気」と気に入った画である…

してやられた…:<ヴォストーク65>VS<ノヴォシビルスク>(2019.03.24)

↓突進した<ノヴォシビルスク>の選手が豪快にダンク…
Vostok-65 24-03-2019 (109)
↑停め損なった<ヴォストーク65>の各選手…飛び上がっている#12 セミョーン・シャシコフの悔しそうな表情…

この画のゴールが見え易い辺りに陣取って観戦している…前半は35mmを、後半は50mmを着けたカメラを持っているというのが定番だ…これは後半の様子である…

何やら…:<ヴォストーク65>VS<ノヴォシビルスク>(2019.03.24)

↓多少もつれ合ったプレイの後…<ヴォストーク65>の選手達の中で“兄貴分”的な存在感を示し、主将を務めることになった#63 アレクセイ・ゴリャホフが審判員と何やら話していた…
Vostok-65 24-03-2019 (95)
↑試合観戦では時々視掛ける場面だ…

フリースロー…:<ヴォストーク65>VS<ノヴォシビルスク>(2019.03.24)

↓#12 セミョーン・シャシコフがフリースローを与えられて試投…
Vostok-65 24-03-2019 (88)
↑このフリースローの場面も「バスケットボールらしい」という感じがする…

競り合う展開になると、このフリースローの1点を重ねて行くことが勝敗の鍵のようになる場合も在る…

サイドから…:<ヴォストーク65>VS<ノヴォシビルスク>(2019.03.24)

↓コートのコーナーに近い辺りからのシュート…バスケットボールの試合では視掛ける機会も多い場面だ…
Vostok-65 24-03-2019 (55)
↑#6 アレクサンドル・グドゥマークもこのプレーを多用するように見受けられる…

#6 グドゥマーク…攻守に大活躍の頼もしい選手だ!!個人的には…“6”という背番号も好い!

ダンク!!:<ヴォストーク65>VS<ノヴォシビルスク>(2019.03.24)

<スーパーリーグ>のプレイオフが始まった!

↓#25 イーゴリ・カヌィギンが豪快にダンク!!
Vostok-65 24-03-2019 (39)
↑「バスケットボール!!」という感じの場面だ…

序盤は得点が伸び悩んだ<ヴォストーク65>…好プレーを重ねて、次第に競り合いから抜け出して点差を奪った…

灯り…:レーニン広場(2019.03.23)

↓灯りが点くのが、午後8時過ぎというような頃になった…
23-02-2019 (24)
↑未だ「夕暮れの雰囲気」が些か残るような中、灯りが刻々と輝きを増して行くような感である…

暗くなって行く時間帯が着実に遅くなり、画のような雰囲気に出くわす時間帯も遅めになって行っている…他方…こういう感じは、少し「眼に馴染んだ」という雰囲気でもある…

レーニン通の犬…(2019.03.24)

日曜日の朝…レーニン通を歩いた…

↓「何やってんだ?」と足を停めて眺めた…
24-03-2019 morning (7)
↑心地好い陽射しを受けるような感じ…ぐっすりとお休み中な感じ…

↓こういう按配で…バス停辺りのベンチを占拠…
24-03-2019 morning (8)
↑バス停辺りに居合わせた人達は、別段にこの犬を気に掛けるでもなく、放置している…

朝から…長閑な光景だ…

排雪作業:夜のアムールスカヤ通(2019.03.23)

夜…居室の東寄りな窓の側…アムールスカヤ通側から、何やら物音が続けて聞こえていることに気付いた…

↓こんな様子が視えた…
23-03-2019 in night (1)
↑前方に凸型が着いて回転する機構の装置を備えた車輛が、通の真ん中辺りに集めた雪の辺りを進む…回転する機構の装置で雪を巻き込み、後方のベルトコンベア状のモノに雪を流し込む。雪は後方に待機のダンプカーに順次積まれる。ダンプカーは前方の作業車輛をゆっくり追尾して、雪を受け続けているのだ…

↓ダンプカーは何台か待機していて、先のモノの荷台が満載状態になると、次のモノが進み出て、また雪を受け始める…
23-03-2019 in night (3)

こういうような感じ…北海道内でも見受けられる…

↓こうした冬季の道路での作業…ユジノサハリンスクでは、以前に比べてかなり盛んに行われるようになったと言われている…
23-03-2019 in night (6)
↑ところで…雪を巻き込んで集めている作業車輛…北海道内では余り視掛けないような型だと思った…

大きなイチゴの乗ったチーズケーキ…(2019.03.23)

↓珈琲を頂こうと立寄った店で見付けて…思わず頂いてみることにした…
23-02-2019 (12)
↑頼んだ珈琲は1杯が150ルーブルで…ケーキは220ルーブルだった…が!大きなイチゴが乗っているというのは、「危険な誘惑」めいている…

↓暫し眺め入って、写真まで撮ってしまう見栄えのケーキだ…
23-02-2019 (11)
↑或る程度定評が在るようなチーズケーキに、大きく甘酸っぱいイチゴ…なかなかに悪くない組み合わせだと思った…

<SUBWAY>:雪の朝に…(2019.03.22)

↓24時間営業のカフェは…降雪や積雪にも負けずに営業中だ…
22-03-2019 morning (5)
↑積もる降雪や若干の吹溜りが見受けられる中、店舗辺りの清掃や除雪をする係の方が出て作業に勤しんでいる様子も見受けられた…

雪が降り積もれば…「何処かの誰かの一仕事」というようなモノが必ず生じる…労いや感謝の念を忘れないようにしたいものだ…

↓こういう中…店に入って朝食…
22-03-2019 morning (7)
↑気に入っている、ソーセージが入った<アルピースキー・サブ>をゆっくり頂いた…

<スフェーラ・ツェントル>:雪の朝に…(2019.03.22)

↓辺りの目印になるような、やや変わった形状で硝子張りな部分を有する<スフェーラ・ツェントル>が視える…
22-03-2019 morning (4)
↑遠景が降雪でやや霞む中、降り頻る雪と共に街の灯りに浮かび上がる風情が面白い…

カメラをバッグから取り出し、首から提げて、さり気なく着ていた上着で覆いながら移動し、素早く写真を撮る…この程度の雪であればやることだが…「防滴・防塵・耐低温」を謳う<X-Pro2>と<XF35㎜F2>なので、殆ど躊躇せずにそういうことをするという側面も在る…

早朝の本願寺…(2019.02.26)

所謂“西本願寺”…奈良から京都に出て過ごした一日の後、辿り着いた宿から近いということに気付いた…宿に入って「辺りの地図」を頂き、「西本願寺?!」と口にすれば、宿の方も「直ぐ近くですね…」と応じる…

「サハリン時間」(日本時間+2時間)に身体が馴染んでいることや、朝から元気に動いている旅の途上で早めに休んでしまったことを受け、宿では早めに眼を開けた…

↓本当に宿から近く、直ぐに至ってしまった“西本願寺”である…
26-02-2019 Kyoto (2)
↑ここの建物は、とりあえず「他所より大きい」という感なのだ…早朝6時頃から何やら催しが在るらしかった…それ以前の時間帯に辿り着いた…未だ暗い中で人の出入りが見受けられた…

↓境内の銀杏は完全に葉が落ちてしまっている…
26-02-2019 Kyoto (4)

↓月が非常に明るいように感じられた…
26-02-2019 Kyoto (5)

↓とにかく大きな建物だが、何やら物音が聞こえ始めた…時計に眼を落とせば6時になっていた…
26-02-2019 Kyoto (10)

所謂“西本願寺”だが、寺の側での自称は<本願寺>である…豊臣政権の時期から江戸幕府の時代の最初の方に色々と経過が在って、京都に<本願寺>を名乗る寺院が複数となってしまい、ここが“西本願寺”と呼び習わされるようになった訳だ…

幕末期…かの<新選組>の隊員が増え、壬生に構えた屯所が手狭になった“後期”というような時期、彼らはこの“西本願寺”の一部を利用したのだという…歩き廻った境内で…誰かが剣の稽古にでも勤しんでいたという場面でも在ったか?そんな様を何となく想像してしまった…

階段のキリン…:大阪メトロ 動物園前駅(2019.02.26)

↓少し離れた辺りから「階段に画?」と思っていたが…少し近付くと、階段の長さと首の長さとが重なるイメージでキリンの画が描かれていた…
26-02-2019 Osaka (5)

動物園前駅…天王寺公園の広い敷地の北寄りに在る駅で、動物園に近い…という訳で、色々と「動物園に居る動物」というイメージの飾りが見受けられる…

この動物園前駅は<新世界>にも近い駅だ…今般、この動物園前駅が最寄り駅という宿を利用したのだった…

このキリンの階段に出くわした時は、「方々を動き回って、行程の最後に泊まることにした大阪に漸く至った…」と小さな感慨が沸き起こっていたのだった…

ポポヴィチ通の歩道:雪の朝に…(2019.03.22)

↓積雪が多くなる前に除雪作業を行った痕跡が認められる…そんな歩道だ…
22-03-2019 morning (3)
↑が…除雪作業後にも雪は降り積もっている様子である…

今季は積雪が少なかったので、こういう「シーズン終盤(?!)」な雪で、歩道脇に堆い雪が見受けられない…

何か「積雪期が始まる頃」を繰り返しているかのような、変な気分である…

ゴミ収集車:雪の朝に…(2019.03.22)

「どうやって歩こうか?」という程度に雪が積もっていた朝…既に通り過ぎた車輛が残した轍を歩くという具合に進んだ…

何やら灯りが目立ったので様子を伺った…

↓大き目なトラックが現れ、ゴミの収集作業を行っていた…
22-03-2019 morning (2)

回収の時間帯や曜日が明示されているのでもないが…このトラックに出くわすのは朝が多い…

雪が降っていても、生活に必要な様々な作業は滞りなく行われている…それにしても…写真に撮ってハッキリ判る程度の量の降雪だった訳だ…「吹雪いている」という程に酷いのでもなく、特段に問題無く作業を進めているように見えた…

雪の朝…(2019.03.22)

朝に戸外へ出て…ふと佇み…「どうやって歩こうか?」と考える…

↓久し振りにその「どうやって歩こうか?」と考える程度の積雪だ…
22-03-2019 morning (1)
↑恐らく、夜遅くから降り続いたのであろう…朝に至っても未だ雪が交じり続けている…

今季は雪が少なく、3月20日の早朝までは「積雪期がもう直ぐ終わる?」という雰囲気だったが…3月20日の1日を通じて雪が断続して積雪が俄かに増え、低温で積雪が残って、更に降雪で積雪が増えた…

何となく「積雪で景色が一変して行く時季」を「アンコール!」という雰囲気で不思議だ…日本国内で「桜の開花」が話題になっているらしいので、何か「酷く遠い“北国”」に在るような、妙な気分も沸き起こる…

<浅茅生>(あさぢを)(2019.02.26)

日吉大社を訪ね、何となく参道のベンチに腰を下ろして一息入れていると、土産や飲物を売っている店を見付けた。店内で一寸飲物を頂いて一息入れられるようになっていた…好天に恵まれ、戸外のベンチも悪くなかったが、少々飲物も頂きたかった…

店に近寄れば…「近江地酒」と掲出されていて、土産にする四合瓶が主体ながら、もう少し容量の少ない酒も売られていた。店のおばちゃんに「ここの酒…買い求めて、そこに座って頂くというのは…」と尋ねると「構いませんよ!」ということだった…

↓そして選んで求め、店内で頂くことにしたのがこれである…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (49)

「近江地酒」ということで、滋賀県内の色々な地域の住所が各々の酒の“製造業者”を示すような箇所に見受けられた…この<浅茅生>(あさぢを)は、「大津市」という住所であったのを眼に留めた。居合わせた日吉大社の参道から「最も近く」で醸していることになる…

店のおばちゃんに「大津市内で造っている酒ですね?」と問えば、「大津の街中、賑やかな商店街の辺りに在る、かなり古くから酒造業をやっているという会社ですよ」と教えてくれた…

↓開けると…清酒らしい芳香が立ち上る…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (50)
↑ラベルに「酒造り 三百三拾年」というように在る…調べると、この<浅茅生>(あさぢを)を手掛ける平井商店という会社は、1658(万治元)年に起こった酒造業者の後裔なのだという…

1658年から起算すると…既に330年以上経っていて…2018年で360年な筈だが…330年の時にこのラベルにしたということなのだろう…大津は古くから物流の要になる商業の盛んな街であったらしいから、酒造業者も色々と在ったことであろう…そういう業者の後裔が、大津の街中で頑張っているのだということだ…

この酒…味わいは?多少「濃い…」というように思えて、甘過ぎず、辛過ぎない、バランスが好いように思える酒だった…

それにしても…午前中からカップで清酒…何か非常に好い気分だった…この酒を常温で啜り、店のおばちゃんと一寸雑談に興じ、「さぁ!次へ!」と元気よく歩き出した…

最近は方々で、「土地の酒造会社による酒」をカップ等の少量で販売している例が多いように思う。そういうモノを見付けて、一寸頂いてみるというのが、旅の際には嬉しいものだ…

淀屋橋駅:大阪メトロ(2019.02.26)

近年、「時間を設けて他所で過ごそう」という場合、大阪に拠点となる宿を確保して、市町村や府県の境目を度外視して鉄道利用でフラフラとするということが少し多いような気がする…直接的な契機は、2016年4月に大阪に宿を取って方々を巡ってみたのが好かったということだったような気もしているが…その以前から、大阪に関しては、何となく居心地が悪くないと思っている…

名古屋、奈良、京都と渡り歩き、大津や八幡市に道草しながら京阪の列車で大阪の淀屋橋に至った…大阪では「地下鉄の1日乗車券」が酷く気に入っていて、それを求めて利用しながら移動する…

↓地下鉄の淀屋橋駅だ…
26-02-2019 Osaka (4)
↑何か広々とした感じがする…10輛編成の列車が忙しそうに行き交っているが、大阪の地下鉄の売上について、相当な割合をこの御堂筋線が稼ぎ出しているようだ…

1930年代にこの淀屋橋駅を含む、最古参の地下鉄駅が登場した頃…運行されていた列車は1輛や2輛の電車だったらしいが…ホームの広さは現在と然程変わらない程度で、「無駄!?」に視える程で評判も芳しくなかったらしい…が、地下鉄建設を推進した指導者達は「輸送の主力になって行く筈で、何十年か掛かるかもしれないが、もっともっと長い編成の列車がここを行き交う日がやって来る」としていたそうだ…そういうことで、列車の編成が長くなって行く中、然程大袈裟な工事をせずとも駅は対応可能なようになって行って現在に至っている…ということらしい…

何処かで読んだこういう話しを思い出すのも…20年足らず以前に開業した地下駅で、車輛を増結して輸送力を増強しようとしても、ホームの延長が現行の列車で目一杯なため、増結ということが考え悪い…という事例が在ると聞くからである…

大阪の地下鉄…「大大阪」と呼ばれていたような時代の偉大な遺産かもしれない…

<808>:浜大津駅へ…(2019.02.26)

京都の地下鉄東西線の駅で列車を待っていると、6輛編成の列車と4輛編成の列車とが概ね交互に現れる。各々の列車の行先も異なる…

6輛編成の列車は純粋に京都の地下鉄で、「東西線」の部分だけを往来している…4輛編成の列車は、途中から京阪の軌道に乗入れ、琵琶湖に近い浜大津駅に至る…

4輛編成の列車は、車輛も京阪のモノである。寧ろ「京阪の<京津線>の列車が京都の地下鉄に直通運転している」ということなのかもしれない…

4輛編成の列車は、大津を目指す軌道に出て、浜大津駅の近隣では道路上に敷かれている軌道…併用軌道を走行し、“路面電車”の様相を見せる箇所も在る…

↓乗車した際…乗務員(運転士)の直ぐ後ろ辺りに陣取ったので、何となく前方を眺めたが、一寸興味深い…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (1)
↑浜大津駅から北に延びる<石山坂本線>の軌道の一部も併用軌道になっている。その併用軌道の箇所を走行する電車が視える状態で浜大津駅へ接近していた…

↓浜大津駅の手前に大きなカーブ区間が在る…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (2)

↓カーブを曲がって、屋根が据えられたホームの辺りへ列車が滑り込む…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (4)

↓ゆっくりとホームに入って列車は停止する…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (6)

↓<808>…これは京都の地下鉄に乗入れる<京津線>で専ら走っている型だ…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (7)
↑こういう具合に駅で停車中な場面では「普通…」だが…「4輛編成」の状態で併用軌道を行く様子は独特だ…

この大津の京阪の列車が行き交っている辺り…なかなかに好い風情でもある…