早朝の本願寺…(2019.02.26)

所謂“西本願寺”…奈良から京都に出て過ごした一日の後、辿り着いた宿から近いということに気付いた…宿に入って「辺りの地図」を頂き、「西本願寺?!」と口にすれば、宿の方も「直ぐ近くですね…」と応じる…

「サハリン時間」(日本時間+2時間)に身体が馴染んでいることや、朝から元気に動いている旅の途上で早めに休んでしまったことを受け、宿では早めに眼を開けた…

↓本当に宿から近く、直ぐに至ってしまった“西本願寺”である…
26-02-2019 Kyoto (2)
↑ここの建物は、とりあえず「他所より大きい」という感なのだ…早朝6時頃から何やら催しが在るらしかった…それ以前の時間帯に辿り着いた…未だ暗い中で人の出入りが見受けられた…

↓境内の銀杏は完全に葉が落ちてしまっている…
26-02-2019 Kyoto (4)

↓月が非常に明るいように感じられた…
26-02-2019 Kyoto (5)

↓とにかく大きな建物だが、何やら物音が聞こえ始めた…時計に眼を落とせば6時になっていた…
26-02-2019 Kyoto (10)

所謂“西本願寺”だが、寺の側での自称は<本願寺>である…豊臣政権の時期から江戸幕府の時代の最初の方に色々と経過が在って、京都に<本願寺>を名乗る寺院が複数となってしまい、ここが“西本願寺”と呼び習わされるようになった訳だ…

幕末期…かの<新選組>の隊員が増え、壬生に構えた屯所が手狭になった“後期”というような時期、彼らはこの“西本願寺”の一部を利用したのだという…歩き廻った境内で…誰かが剣の稽古にでも勤しんでいたという場面でも在ったか?そんな様を何となく想像してしまった…
posted by Charlie at 20:25Comment(0)京都府

階段のキリン…:大阪メトロ 動物園前駅(2019.02.26)

↓少し離れた辺りから「階段に画?」と思っていたが…少し近付くと、階段の長さと首の長さとが重なるイメージでキリンの画が描かれていた…
26-02-2019 Osaka (5)

動物園前駅…天王寺公園の広い敷地の北寄りに在る駅で、動物園に近い…という訳で、色々と「動物園に居る動物」というイメージの飾りが見受けられる…

この動物園前駅は<新世界>にも近い駅だ…今般、この動物園前駅が最寄り駅という宿を利用したのだった…

このキリンの階段に出くわした時は、「方々を動き回って、行程の最後に泊まることにした大阪に漸く至った…」と小さな感慨が沸き起こっていたのだった…
posted by Charlie at 20:23Comment(0)大阪府

ポポヴィチ通の歩道:雪の朝に…(2019.03.22)

↓積雪が多くなる前に除雪作業を行った痕跡が認められる…そんな歩道だ…
22-03-2019 morning (3)
↑が…除雪作業後にも雪は降り積もっている様子である…

今季は積雪が少なかったので、こういう「シーズン終盤(?!)」な雪で、歩道脇に堆い雪が見受けられない…

何か「積雪期が始まる頃」を繰り返しているかのような、変な気分である…

ゴミ収集車:雪の朝に…(2019.03.22)

「どうやって歩こうか?」という程度に雪が積もっていた朝…既に通り過ぎた車輛が残した轍を歩くという具合に進んだ…

何やら灯りが目立ったので様子を伺った…

↓大き目なトラックが現れ、ゴミの収集作業を行っていた…
22-03-2019 morning (2)

回収の時間帯や曜日が明示されているのでもないが…このトラックに出くわすのは朝が多い…

雪が降っていても、生活に必要な様々な作業は滞りなく行われている…それにしても…写真に撮ってハッキリ判る程度の量の降雪だった訳だ…「吹雪いている」という程に酷いのでもなく、特段に問題無く作業を進めているように見えた…

雪の朝…(2019.03.22)

朝に戸外へ出て…ふと佇み…「どうやって歩こうか?」と考える…

↓久し振りにその「どうやって歩こうか?」と考える程度の積雪だ…
22-03-2019 morning (1)
↑恐らく、夜遅くから降り続いたのであろう…朝に至っても未だ雪が交じり続けている…

今季は雪が少なく、3月20日の早朝までは「積雪期がもう直ぐ終わる?」という雰囲気だったが…3月20日の1日を通じて雪が断続して積雪が俄かに増え、低温で積雪が残って、更に降雪で積雪が増えた…

何となく「積雪で景色が一変して行く時季」を「アンコール!」という雰囲気で不思議だ…日本国内で「桜の開花」が話題になっているらしいので、何か「酷く遠い“北国”」に在るような、妙な気分も沸き起こる…

<浅茅生>(あさぢを)(2019.02.26)

日吉大社を訪ね、何となく参道のベンチに腰を下ろして一息入れていると、土産や飲物を売っている店を見付けた。店内で一寸飲物を頂いて一息入れられるようになっていた…好天に恵まれ、戸外のベンチも悪くなかったが、少々飲物も頂きたかった…

店に近寄れば…「近江地酒」と掲出されていて、土産にする四合瓶が主体ながら、もう少し容量の少ない酒も売られていた。店のおばちゃんに「ここの酒…買い求めて、そこに座って頂くというのは…」と尋ねると「構いませんよ!」ということだった…

↓そして選んで求め、店内で頂くことにしたのがこれである…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (49)

「近江地酒」ということで、滋賀県内の色々な地域の住所が各々の酒の“製造業者”を示すような箇所に見受けられた…この<浅茅生>(あさぢを)は、「大津市」という住所であったのを眼に留めた。居合わせた日吉大社の参道から「最も近く」で醸していることになる…

店のおばちゃんに「大津市内で造っている酒ですね?」と問えば、「大津の街中、賑やかな商店街の辺りに在る、かなり古くから酒造業をやっているという会社ですよ」と教えてくれた…

↓開けると…清酒らしい芳香が立ち上る…
26-02-2019 at Otsu, Shiga pref (50)
↑ラベルに「酒造り 三百三拾年」というように在る…調べると、この<浅茅生>(あさぢを)を手掛ける平井商店という会社は、1658(万治元)年に起こった酒造業者の後裔なのだという…

1658年から起算すると…既に330年以上経っていて…2018年で360年な筈だが…330年の時にこのラベルにしたということなのだろう…大津は古くから物流の要になる商業の盛んな街であったらしいから、酒造業者も色々と在ったことであろう…そういう業者の後裔が、大津の街中で頑張っているのだということだ…

この酒…味わいは?多少「濃い…」というように思えて、甘過ぎず、辛過ぎない、バランスが好いように思える酒だった…

それにしても…午前中からカップで清酒…何か非常に好い気分だった…この酒を常温で啜り、店のおばちゃんと一寸雑談に興じ、「さぁ!次へ!」と元気よく歩き出した…

最近は方々で、「土地の酒造会社による酒」をカップ等の少量で販売している例が多いように思う。そういうモノを見付けて、一寸頂いてみるというのが、旅の際には嬉しいものだ…
posted by Charlie at 00:41Comment(0)滋賀県