雨上がりの桜…:<東寺 五重塔>(2019.04.03)

「俄雨」とは不思議なモノだ…雨が落ちている他方で遠くが明るく、「何やら雲が勢い良く流れているのでは?」と感じられる風も顔や身体に多少触れる…やがて「明るい空から降雨」という訳が判らない感じになる…そのうちに…雨が気にならなくなり、陽光が「相対的な状況」も手伝って、殊更に眩しく感じられる…

↓殊更に陽光が眩しいと思えるようになった状況だ…
03-04-2019 Kyoto (99)
↑「散水して塵や埃を洗い流した」というような空気感だ…

↓やや冷えた空気感の中に、春の陽光が舞っている…というように感じた…
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「未だ静かな平日の朝」に訪ねてみた東寺…なかなかに好かった!!

俄雨と桜と…:<東寺 五重塔>(2019.04.03)

関西は概ね好天ではあるのだが…やや冷えた空気が入り込み、俄雨が散発するような天候となっている…

拝観受付が始まる前に東寺へ至った…「京都駅から徒歩」も可能だが…近鉄の列車をりようした…京都・奈良間を行き交う近鉄の列車は、京都の地下鉄との相互乗り入れも行っているのだが、京都駅を発着する「相互乗り入れしていない列車」の方は、京都駅の大きなビルの上階から発着で高架線を進み、東寺駅に発着しているのだ…

東寺駅に至って、通勤や通学で混み合っている中「恐れ入ります…下ります…」と乗客をかき分けて、たった一駅でホームに下り、高架から地上の道路に下りて東寺境内に至った頃は晴れていたが、俄かに雲が増えていた…

拝観の受付が始まり、有料拝観の場所に足を踏み入れて程無く…雨が降った…

↓咲き誇る桜が、微風と雨に揺れる…
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↑多少濡れることも厭わず…様子を眺めながら写真を撮った…

「雨避け」と称してベースボールキャップを持ち歩いているが…神戸で求めた<大阪近鉄バファローズ>の紺色のモノだった…球団は“合併”してしまっていて、往時のデザインのユニフォームをファンサービスで試合に着用することやグッズ販売を行っている…そのキャップを被り…「嘗ての親会社の鉄道を、今般は色々と利用している…」と苦笑いが漏れた…

降る雨と「この種のモノで日本一高い」とされる五重塔を眺めていたが、遠くの空が明るかった…俄雨だったのだ…

「俄雨に煙る…」という風情…好い場面に出くわせたかもしれない…
posted by Charlie at 07:48Comment(0)京都府

<祇園枝垂桜>(2019.04.03)

京都については…「何時でも多くの来訪者で過ぎる程度に賑わっている…」というように思う…私自身も、何となく訪ねればその「過ぎる程の賑わい」の一部に化してしまう訳だが…

この数年に京都に立寄った中で思ったのは…「ゆっくり写真でも撮りたいなら、明るくなり始める早朝が…好いかもしれない…」というようなことだ…

JR奈良駅からJR京都駅へ向かう始発列車に乗ると…早朝の6時過ぎには「京都に在る」ということになる…早起き出来たので、それを試してみた…JR奈良駅からJR東福寺駅に向かい、京阪に乗換えて祇園四条駅に至る…そして丸山公園へ…

↓<祇園枝垂桜>だ…
03-04-2019 Kyoto (9)
↑桜が咲く季節には大変に賑わう場所…私と似たような考えで朝からカメラを持参して足を運んでいる皆さんが見受けられたが…静かなもので、やや冷えた朝の空気に若干手が冷たくなった…

桜開花の方がもたらされて以降、やや低温傾向と強めな俄雨が交じる不安定な天候が続く様子だ…今般の滞在中にも雨に降られた場面は何度も在った…桜に関しても「やや…遅い?」という傾向になっている様子、または同じ場所でも日当たり加減等で咲き具合が不揃いな傾向を帯びてしまっている様子だ…

↓一度観ている<祇園枝垂桜>だが…今般はまた趣が異なった…
>>祇園枝垂桜(2016.04.06)

↓今回は「冷えた空気の中で健気に…」というような感、更に「午前6時台の淡い光」という中で観た姿ということになった…
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こういうモノを眺めに出てみるというのも好いものだ…
posted by Charlie at 06:41Comment(0)京都府