キハ120:関駅(2019.04.01)

関西線…東側では亀山まで…西側では加茂まで…それぞれが「名古屋圏」、「大阪圏」というような風情を帯びているようなのだが…両者の間に相当する亀山・加茂間は「非電化のローカル線で、列車運行本数も少なめ」という状況のようだ…

この「非電化のローカル線で、列車運行本数も少なめ」という状況の区間に、幾つか「面白そう!」という場所が在ることを知り、関西線の列車に乗車して訪ねてみようかと思い立った…

名古屋を発って桑名に寄り、桑名から更に亀山を目指した。桑名・亀山間は「名古屋の近郊」という風情の他方で、車掌が乗客の運賃の精算を扱うような無人駅らしい箇所も見受けられた。名古屋・桑名・亀山は2輌運行の電車の列車が走っていた。時間帯や曜日によっては、増結した列車が登場する場合も在るのかもしれない…

亀山駅で、加茂へ向かう列車に乗ったが…1輌運行のディーゼルカーで、乗務員は運転士1人だけというワンマン運行だった…

亀山から先…加茂までの区間は駅間距離もやや長い感じだった…

↓亀山の西…関という駅で下車した…跨線橋から軌道と、停車中の車輌を眺めた…
01-04-2019 Seki, Kameyama, Mie pref (2)
↑こういうディーゼルカーが関西線の亀山・加茂間を行きかっている…

キハ120という型だ…1992年に初登場し、3回に亘って順次増備され、89輌がJR西日本の管轄区域各地で活躍中だそうだ…

乗降口の扉が、バスのような形状で内側に開く…これは北海道の鉄道車輌では余り見掛けない…そして中はロングシートだ…そういう細かい違いは在るが…「三重県内で列車に乗っているが、何やら北海道内のような乗り心地」という不思議な感じだった…

この関西線の亀山・加茂間…機会が在れば再訪してみたいものだ…

103系電車:JR奈良駅(2019.04.03)

奈良から京都へ…JRの始発列車は早朝の4時48分に発車する…

「早寝早起き」な性分で、加えて「プラス2時間」な時間帯での暮らしに慣れた身体にとって、「4時半頃に出て、歩いて数分の駅に入って乗車」というのは「6時台に行動開始」というのと大差が無いように感じる…

という訳で早朝の奈良駅に入って、改札口の案内表示を見て「京都行 普通列車」の出るホームへ…

↓「うゎ!懐かしいような感じ…」と少し驚いた車輛がホームで乗客を待っていた…
03-04-2019 Nara in early morning (1)
↑列車の後尾側だったが…最近のJR西日本では比較的多く視掛ける女性の車掌の姿が見えた…

この車輛!!学生時代に東京で視掛け、そして幾度となく乗車していた型だ…凄く懐かしい!

これは103系電車というモノで、1963年から1984年までの21年間に3,447両製造されたそうだ…そしてJR各社(東日本、東海、西日本、九州)に引き継がれ、現在はJR西日本とJR九州に残っているそうだ…

↓中に入れば、他の乗客も眼に付かないので…一寸、中の雰囲気を撮っておいた…
03-04-2019 Nara in early morning (3)
↑天井の扇風機…“JNR”マークではなく“JR西日本”に改められている…或いはプレートを貼っているのか?

↓この「車内に入り込んだ時」の雰囲気…何か独特だ…
03-04-2019 Nara in early morning (4)

↓車輛形式を示すプレートに「クハ103-216」と103系電車の1輛であることが明記されている…
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↑荷物を置く棚の感じ…パイプと金網を組み合わせたような感じで、文字どおりの“網棚”だ…

↓出入口の扉上に見受けられる「停車駅ご案内」の掲示…個人的にはこれが意外に好きである…
03-04-2019 Nara in early morning (6)
↑扉が開いているので、向こうのホームに別な列車が停車中であるのが視えているが…明らかにこの103系とは「産まれた時代が違う…」という感だ…

↓内装は色々と細かく改められているのであろう…“優先席”の座席には、最近よく視掛けるような柄―優先席を利用して頂く人達をイメージしたピクトグラムが入っている―の生地を貼っている…
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↓この103系電車による列車に乗って…京都駅の手前、東福寺駅に向かった…
03-04-2019 Nara in early morning (2)

関西圏は、真新しい車輛の他に、こういう「懐かしい!」という車輛が未だ頑張っている…そんな車輛に出くわすのも一寸面白い…
posted by Charlie at 07:11Comment(0)奈良県

湿った黄昏…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.04.01)

↓雨は…何時の間にか弱まったようだった…傘を使う通行人が視えなくなっている…
01-04-2019 Nara in evening (21)
↑夕陽の光が滲んでいたような状態から刻々と空の様子が変わり、日没時刻を過ぎてしまった頃の様子だ…

濡れた地面に街の灯りが跳ね返っていて、残照というような明るさを残す「夜が始まる頃」という風情の空が視える…

この場所を離れて数日…早くも懐かしく思い出すような光景である…
posted by Charlie at 06:23Comment(0)奈良県

滲む夕陽の光と俄雨と…:<奈良市総合観光案内所>=旧 奈良駅舎(2019.04.01)

奈良に至って…やや強めで冷たい俄雨に見舞われた…

「窓の眺望が好く、場所も便利!」と2月に利用した宿を取っていて、雨に濡れてしまったのでその宿の部屋に入ってゆっくりとしていた…

↓窓辺の明るさの感じが少し不思議な感じになったので、外を覗いてみた…
01-04-2019 Nara in evening (11)
↑鉄道の高架の側、背後は西寄りな空だ…夕陽の光が滲んでいるのだが…傘を使っている通行人が視えるように、俄雨は続いている…

独特な趣の旧駅舎を利用した観光案内所が佇む広場は、雨水で湿っている…

↓暫くこういう眺めを楽しんでいたが…忘れ難い光景だ…
01-04-2019 Nara in evening (13)
posted by Charlie at 06:21Comment(0)奈良県